身頃・とは？初心者のためのやさしい解説ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

身頃・とは何か

身頃は衣服の中心部分の名称です。袖を除いた体の前と背中をつなぐ大きなパネルを指します。日常の服づくりで最も基本的なパーツの一つであり、体のラインを作る重要な役割を持っています。

身頃と前身頃・後身頃の違い

一般的に「身頃」は前身頃と後身頃をまとめて指すことが多い用語ですが、裁縫の現場では前身頃と後身頃を別々のパーツとして作って縫い合わせます。前身頃は体の正面の部分で、開き口やボタン位置を決めるパーツです。後身頃は背中側で、肩のラインやウェストの形を決めるパーツです。ダーツやプリーツを使って体の曲線を表現します。

身頃の部品と役割を表で見る

部品	説明
身頃	衣服の体の中心パネル。前身頃と後身頃を統合する大きなパーツ。
前身頃	体の正面の身頃。開き口の位置やダーツの配置を決めることが多い。
後身頃	体の背面の身頃。背中のラインを整え、肩や腰の形を作る。
ダーツ	体の曲線に合わせて布を内側に絞る技法。バストやウェストの形を作る。

身頃の作り方の基本

実際の作業では原型とパターンを用います。最初に体の寸法を測り、原型（ basic block ）を作ります。次に前身頃と後身頃を描き、バストダーツやウェストダーツを追加します。縫い代は通常 1 cm くらいをとります。縫い代の取り方や仕上げ方は服の種類によって違いますが、基本は同じです。

縫い代の扱い は縫い代を均等に確保することが大切です。ダーツの角度と位置を正しく決めると体のラインが美しく出ます。

身頃と縫製のポイント

縫製の場面では身頃をどの順序で縫うかが大切です。まず前身頃と後身頃を縫い合わせ、肩の部分を縫い、脇の縫い目をとじます。次に袖を取り付ける場合は身頃へ袖ぐりを開き、つなぎます。裏地をつける場合は身頃の内側を丁寧に処理します。

身頃の応用と服の例

シャツやブラウス、ワンピース、ジャケットなど多様な服の基本パーツとして身頃は欠かせません。派手なデザインのものでは身頃にプリーツを取り入れたり、ダメージ風の加工を施して個性的な形を作ることもできます。

このように身頃は衣服の基本を支える重要なパーツです。初めて裁縫を学ぶ人でも、前身頃・後身頃・ダーツの関係を押さえると、服づくりの理解がぐっと深まります。

初心者がつまずきやすい点と解説

身頃の長さの調整や肩幅の取り方、バストラインのずれなどは特に初学者がつまずきやすいポイントです。布の伸びやすさにも注意しましょう。生地が伸縮しない場合はダーツを増やすか縫い代の調整を行います。別の生地を使う場合は同じパターンでも生地の性質で仕上がりが変わることを覚えておきましょう。

パターンづくりのコツとしてはセンターラインと肩線を正確にとり、前身頃と後身頃の縫い合わせ位置を合わせることです。練習用の布で何度か作ってみると体の曲線に沿った形をつくる感覚が身についていきます。

まとめ

身らは衣服の形を作る基本パーツであり、前身頃・後身頃・ダーツの配置が重要です。正しい測定と丁寧な縫製、そして適切な縫い代の管理が、美しいシルエットを生む鍵となります。初めての人はまず身頃の役割と部品の呼び方を覚え、次にダーツの位置や縫い代の扱いを練習すると良いでしょう。

身頃の関連サジェスト解説

服身頃とは: 服身頃とは、服の中心部分で胴体を覆う“本体”のパーツを指します。袖や襟、裾などの別パーツと区別され、シャツやトップス、ワンピースなどの形を作る中心の部分です。読み方は「みごろ」で、前身頃と後身頃という二つのパーツで構成され、縫い合わせて一枚の体の形になります。身頃には、胸元の開き方（ネックライン）、脇の縫い目、腰回りのシェイプ（ダーツやタック）などの工夫が入り、体に沿うように形づくられます。サイズ感は身幅（バスト・ウエスト）と丈（裾の長さ）で決まり、着心地や動きやすさに直結します。布の素材によって伸縮性が異なるため、同じサイズでも感じが変わることを覚えておくと良いでしょう。学習者には「身頃＝胴体部分」と覚えるのがおすすめです。実際の服作りでは、前身頃と後身頃を縫い合わせて袖や襟と組み合わせ、全体のラインを作ります。市販のパターンを見ると、身頃の裁断図には前身頃・後身頃の印があり、組み立て手順が詳しく示されています。
浴衣身頃とは: 浴衣身頃とは、浴衣の胴回りを覆う部分のことです。浴衣は布を縫い合わせて作る和装の服で、身頃は体を包む中心の生地を指します。多くの場合、身頃は前身頃と後身頃の2枚の布を縫い合わせて作られ、衿や袖口、裾とつながっています。前身頃は正面の生地、後身頃は背中の生地です。身頃の幅や丈は体格に合わせて選ぶのが基本で、着心地は動きやすさと見た目の美しさに影響します。浴衣のサイズを選ぶときには、身丈と裄を基準にします。身丈は身長に合わせて長さを決め、裄は肩の位置から手首までの長さに近い感覚で測ります。身頃が大きすぎるとだぶつく見え、窮屈だと動きにくく疲れます。初めて浴衣を買うときは、試着して身頃の長さと幅を確かめるのが最も大切です。縫製を自分で直す場合は、縫い代の取り方や縫い目の処理にも気をつけましょう。

身頃の同意語

胴: 衣服の胴の部分、身頃と同等の意味で、上半身を覆う中心部を指す語。袖や襟、裾などを除いた体に当たる部分を示します。
胴部: 衣服の胴の区域。前身頃・後ろ身頃を含む、体を覆う中心部分を指す表現。技術的な文書や設計図の表現で使われることが多いです。
胴体: 人体の胴の部分を指す語ですが、衣服の胴部を説明する際にも使われることがあります。厳密には解剖用語に近いため文脈次第で使い分けます。
本体: 衣服の中心となる主要部分。身頃を指すことが多いですが、文脈によっては“全体の本体”を意味することもあるため使い分けが必要です。
ボディ: ボディは英語の body のカタカナ表記で、カジュアルに“身頃”を指す表現として使われます。特にカットソーやドレスの説明で見かけることがあります。