短三度とは？初心者向けにやさしく解説する音楽の基本共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

短三度とはどんな間隔か

音楽には高い音と低い音の距離を表す「間隔」という考え方があります。短三度はその中でもとても基本的な間隔のひとつです。三半音、つまり半音の数が3つでできています。長三度は4つの半音なので、短三度と長三度はよく対をなして比べられます。

具体的には、C から E♭ のように2つの音を並べると、間には3つの半音があります。これが短三度です。別の例として A から C、D から F も同じく短三度の関係になります。

この間隔は音楽の響きにも影響します。短三度が並ぶと悲しげな暗い感じが出やすく、逆に長三度は明るく感じられます。音楽の作曲や和声の基礎として、短三度はとてもよく使われる重要な道具です。

短三度の基礎と使い方

半音や全音の数え方を知っておくと、短三度をすぐに見つけられるようになります。鍵盤を使って数えると理解が深まります。

和音としての短三度は、三和音の構成要素のひとつとして現れます。最も基本的な形は 短三度+完全五度 からなる三和音です。例として C の短三和音は C - E♭ - G となり、根音 C から 短三度、さらに 完全五度 の間隔で音が並びます。

代表的な組み合わせ	間隔	音の例
C から E♭	短三度	3 半音
A から C	短三度	3 半音
D から F	短三度	3 半音
短三度を含む和音	三和音の一部	C - E♭ - G

練習として、次のポイントを押さえるとよいでしょう。同じ音階内で半音の数え方を練習、耳で聴き分ける練習、他の間隔と比べてどう違うかを意識することが大切です。

聴く力を高める練習のコツ

耳で判断する力を高めるには、まずピアノや鍵盤楽器で実際に音を鳴らしてみるのが最も分かりやすい方法です。C から E♭、A から C、D から F のように、音を順番に鳴らしてみて、距離が 3 半音 かどうかを確認します。最初は音を追いかけることを優先し、徐々に秒数を短くしていくのがコツです。

和音としての短三度の役割

短三度は単独でも現れますが、三和音の基本的な組み合わせとして、曲の雰囲気を決める要素にもなります。C の場合、C - E♭ - G のように根音、短三度、完全五度が並ぶことで、曲に暗さや切なさを与える響きを作り出します。

まとめ

短三度は音楽の基礎中の基礎であり、3つの半音でできる小さな距離です。これを理解すると、長三度との違い、和音の作り方、メロディの印象のつくり方など、多くの場面で役立ちます。初めは少し難しく感じるかもしれませんが、例を通して練習を重ねれば、耳も目も自然と慣れてきます。

短三度の同意語

短三度: 音程の名称。2つの音名の間隔が3半音の三度のうち、短い方を指します。例: C–Eb。英語名は minor third。
小三度: 同義語。3半音の三度を指す表現。例: C–Eb。英語名は minor third。
短三度音程: 短三度を指す音程表現。3半音の距離で、例は C–Eb。
小三度音程: 小三度を指す音程表現。3半音の距離、例は C–Eb。
マイナー・サード: 英語名の同義語。minor third。3半音の三度。例: C–Eb。
マイナーサード: 英語名の別表記。minor third。3半音の三度。例: C–Eb。

短三度の対義語・反対語

長三度: 4半音の音程。短三度の対語として最も基本的な反対語です。基音から3度上の音までの間隔が長三度になります。主に長調の基盤を成し、明るく安定した響きを作ります。
増三度: 5半音の音程。短三度よりも大きい第三の音程で、diatonic thirdを半音1つ上げた形です。日常的には頻繁には使われませんが、理論上の対比として挙げられます。
減三度: 2半音の音程。第三度をさらに縮めた珍しい音程で、日常の西洋音楽ではほとんど使われません。理論上は存在します。
長三和音: 根音と長三度、完全五度からなる和音。短三和音の対になる基本的な和音で、明るい響きを生み出します。