

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
当量比とは?基本を抑えよう
当量比とは、燃料と酸化剤が完全に反応するために必要な比率を表す考え方です。化学の世界では、反応が起こるには燃料の分子と酸化剤の分子の「適切な割合」が必要です。その割合を示すのが当量比、英語では φ(エフ・ファイ)と呼ばれます。
ここでのポイントは「質量やモルの比率を、実際の混合状態と理論上の完全燃焼状態とで比べること」です。φ が 1 に近いほど混合は完全燃焼に近い状態、φ > 1 なら酸化剤が不足せずに空気過剰で、φ < 1 なら燃料が過剰で燃焼が不完全になりやすくなります。
計算の考え方
当量比 φ の定義は簡単です。φ = (実際の空気と燃料の比率) ÷ (理論上の空気と燃料の比率) と表せます。実際の混合比は実測値、理論上の比は反応式から求めます。反応式を見れば、燃料1モルに対して何モルの酸化剤が必要かが分かります。
身近な例でイメージをつかもう
以下の例はガソリンのような有機燃料を想定した簡略モデルです。実際の混合は空気中の酸素だけでなく窒素などの気体も含みますが、当量比 φ の考え方自体は同じです。
例: メタン (CH4) を完全燃焼させるには酸素が 2 モル必要です。空気はおよそ 21% が酸素なので、メタン1モルあたりの理想的な空気量は約 9.5 モルになります。これを基準に、実際に混ぜる空気量を変えると φ は次のように変わります。
具体的な計算
・理想の空気/燃料比 (stoichiometric) ≈ 9.5:1
・実際の空気/燃料比が 9.5:1 のとき φ = 9.5/9.5
・実際が 10:1 のとき φ ≈ 10/9.5 ≈ 1.05(ややリーン、酸素が多い)
・実際が 12:1 のとき φ ≈ 12/9.5 ≈ 1.26(かなりリーン)
・実際が 8:1 のとき φ ≈ 8/9.5 ≈ 0.84(ややリッチ、燃料が多い)
表で比を押さえよう
| ケース | 実際の空気/燃料比 | φ の計算式 | φ の値 | 状態の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 理想の混合 | 9.5:1 | φ = 9.5/9.5 | 1.0 | 完全燃焼に近い |
| ややリーン | 10:1 | φ = 10/9.5 | 約1.05 | 酸素が多め |
| リーン過多 | 12:1 | φ = 12/9.5 | 約1.26 | 燃焼が進みにくい |
| リッチ混合 | 8:1 | φ = 8/9.5 | 約0.84 | 燃料が多い |
よくある誤解とポイント
当量比 φ は「空気の量」だけでなく「燃料の量」との関係を表す指標 です。つまり φ が 1 だからといって、必ずしも全ての燃焼が同じように進むわけではありません。温度や圧力、触媒の有無、燃焼室の形状などでも結果は変わります。実験やエンジン設計では、φ の値だけでなく、実際の混合から得られる出力や排出ガスの組成も合わせて評価します。
まとめ
当量比とは、 燃料と酸化剤の混合が完全燃焼に近いかどうかを示す指標 です。φ が 1 に近いほど理論上の完全燃焼に近く、φ が大きくなるとリーン、 φ が小さくなるとリッチになります。身近な例としてガソリンエンジンや暖房機器の燃焼、さらには化学反応の研究など、様々な場面でこの考え方が役立ちます。
補足
実際の機械的な燃焼設計では、空気中の窒素やその他の成分による影響も考慮して、理論値と実測値の差を埋めます。学習の最初は φ の意味と計算の考え方を押さえ、慣れてきたら具体的な反応式や実験データにも挑戦してみましょう。
当量比の同意語
- 化学量論比
- 実際の燃料-空気比を、反応が完全に進むと仮定した理論上の燃料-空気比で割った比。混合が理論当量かどうかを判断する指標で、φ=1のとき理論当量、φ>1は過当量、φ<1は欠当量を表す。
- ストイキオメトリック比
- stoichiometric ratio の日本語表現。実際の燃料-空気比を、理論上の燃料-空気比で割った値。理想的な完全燃焼に対応する基準値として用いられる。
- 理論当量比
- 理論上の当量比。実際の混合比が理論的な完全燃焼の条件と一致するときの比で、φ=1に対応する概念。
- 化学当量比
- 化学的な当量を基準にした比。実際の燃料-空気比を理論上の燃料-空気比で割って求める値。
- 等量比
- 等しい量に着目した比の意味を含む語で、当量比の類義語として使われることもあるが、文献によってニュアンスが異なる場合がある。
当量比の対義語・反対語
- 過当量比
- φが1より大きい状態。燃料が過剰で空気に対して燃料比が高い混合気。リッチな混合気とも呼ばれ、火炎温度が高くなる一方で未燃ガスやCOなどの排出が増えることがある。
- 欠当量比
- φが1より小さい状態。燃料が不足して空気に対して燃料比が低い混合気。リーンな混合気とも呼ばれ、燃焼は安定することが多いが着火性や熱効率に影響が出ることがある。
- 希薄混合比
- Lean混合気の別表現。φが1未満で空燃比が大きい状態。排出は比較的きれいになる場合が多いが、燃焼が不安定になることがある。
当量比の共起語
- φ(ファイ)
- 当量比を表す記号。実際の空燃比を理論空燃比で割った値で、1に近いほど理想的な混合を示します。
- 空燃比(AFR)
- 空気と燃料の比。燃焼に投入される空気量と燃料量の関係を示す基本指標。
- 理論空燃比
- 完全燃焼を達成するのに必要な空気量と燃料量の比。反応式に基づく理論値。
- 実際の空燃比
- 実際に供給される空気と燃料の比。φと比較して過不足を判断します。
- モル比
- 物質のモル数の比。反応物・生成物の量関係を表す基本指標。
- 係数
- 反応式中の係数。モル数の比を決定し、反応の進行に影響します。
- 反応式
- 化学反応の左辺と右辺の物質量の関係を表す式。
- 反応物
- 反応の左辺に現れる物質(スタートとなる物質)。
- 生成物
- 反応の右辺に現れる物質(反応の結果として得られる物質)。
- 制限反応物
- 反応を完全には進行させられない原因となる、最も不足している反応物。
- 過剰反応物
- 反応が余って残る反応物。
- 過剰空気
- 理論空燃比より多く空気を供給した状態。燃焼が希薄になることが多い。
- 燃焼効率
- 燃焼がどれだけ完全に進むかを示す指標。空燃比と混合条件に影響される。
- 理論量
- 反応における理論上の生成物量や必要量。
- 実測値
- 実験・測定で得られる値。現場での評価指標として用いられる。
当量比の関連用語
- 当量比
- 燃焼で用いられる混合気の比率を示す指標。実際の燃料と酸化剤の量を、完全燃焼に必要な理論空燃比と比較して表します。値が1に近いほど理論に近く、1より大きいとリッチ(燃料過剰)、1未満だとリーン(酸化剤過剰)です。
- φ(当量比の表記)
- 当量比 φ は実際の燃料対酸化剤の割合を、理論的に完全燃焼に必要な割合と比較した指標。一般には φ = (F/A)_actual / (F/A)_stoich または φ = AFR_stoich / AFR_actual のいずれかの形で定義されます。1 が基準値です。
- λ(ラムダ)
- ラムダ λ は実際の空燃比を理論空燃比で割った値。λ = AFR_actual / AFR_stoich。λ=1 が理論空燃比、λ>1 がリーン、λ<1 がリッチを意味します。φ = 1/λ となることが多いです。
- 空燃比(AFR)
- 空気と燃料の質量比のこと。典型的な完全燃焼の目安は AFR_stoich で示され、実際の値はエンジンの運転状態により変化します。
- 理論空燃比
- 完全燃焼を起こすのに必要な空気量と燃料量の理想的な比。これを基準として実際の混合比を評価します。
- 実空燃比
- 現在の混合気の実際の空気量と燃料量の比。エンジンの開度、負荷、回転数などで変動します。
- リーン混合気
- 空気が多い、燃料が少ない混合気。酸化剤が過剰な状態で、燃焼温度が低下しやすい。λ > 1、φ < 1 の状況を指すことが多いです。
- リッチ混合気
- 燃料が多く、空気が不足している混合気。燃焼温度が高くなる一方、未燃焼やノッキングのリスクが増します。λ < 1、φ > 1 の状況を指します。
- 過剰空気量
- 理論空燃比よりも実際の空気量が多い状態。リーン混合気の一形態で、燃焼効率や排出に影響します。
- 過剰空気比
- 過剰空気量を理論空気量で割った比。大きいほどリーン、1に近いほど理想的です。
- 理論点(stoichiometric point)
- 完全燃焼を達成するための最適な混合比が現れる点。φ=1、λ=1 に対応します。



















