接地端子とは？初心者にも分かる安全な使い方ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

接地端子とは？

接地端子とは、電気機器の金属部分を地面（アース）と同じ電位に合わせるための部品です。電気を扱う道具や家電には、万が一のときに体や周囲の金属と電位差が生じるのを防ぐための、安全装置として使われます。

接地端子の基本的な役割

主な役割は、感電のリスクを低減し、雷や異常電流が発生したときに金属外装へ流れる電流を地面へ逃がす経路を作ることです。これにより、人が機器に触れてしまっても電気が体内を流れにくくなります。

具体的には、故障時に発生する高い電流を地面へと導き、電気機器の筐体が電圧の高い状態になるのを防ぐ役割があります。

現場での使い方

電気機器を組み立てたり設置したりするとき、筐体の金属部分を地絡端子につなげるだけで準備完了です。接続には、適切な導体の太さと耐久性が必要です。素手で触れず、電源を切って作業すること、そして絶縁工具を使うことを徹底しましょう。

タイプと用途の目安

タイプ	概要	主な用途
筐体接地端子	機器の外装金属部分を地面と結ぶ端子	家電製品、電動工具の筐体
内部接地端子	内部配線の接点を安定させる端子	プリント基板や内部配線の安定化

安全な取り扱いのポイント

安全ポイント 1: 作業前には必ず電源を切る。

安全ポイント 2: アース線の断線や腐食がないか確認する。

安全ポイント 3: 正しい導体サイズと規格の端子を使用する。

測定・検査のコツ

接地が適切かを確かめる基本的な方法は、導通の確認です。電源を切った状態でマルチメーターの導通モードを使い、接地端子と地面（アース）との間に低い抵抗値が現れるかを調べます。抵抗値が長い距離でも数オーム以下なら良好と判断できます。ただし配線の長さや機器の種類で許容値は変わるため、機器の取扱説明書にある指示を必ず参照してください。

現場でのテストは、感電防止のため適切な絶縁対策を行ったうえで、必ず機器の電源を切ってから行います。測定時には金属部分に触れないよう注意します。