jdbc・とは?初心者が今すぐ知っておきたい基本と使い方ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説!

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jdbc・とは?初心者が今すぐ知っておきたい基本と使い方ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説!
この記事を書いた人

高岡智則

年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)


jdbc・とは?

jdbc は Java Database Connectivity の略で、Java のアプリケーションとデータベースをつなぐための標準的な仕組みです。データベースとやり取りする時の窓口として機能し、SQL を実行したり結果を受け取ったりします。

この仕組みの底には ドライバ があり、データベースごとに用意された JDBC ドライバを用意することで、同じ JDBC API でさまざまなデータベースに接続できます。

主な部品と役割

Driver … データベースごとに用意された接続ドライバ。Java のコードからはこのドライバを通してデータベースと対話します。

DriverManager … JDBC ドライバを登録し、接続を作る窓口です。接続先の URL や認証情報を受け取り、適切な Connection を返します。

Connection … データベースへの接続を表すオブジェクト。実際の SQL を送る準備が整います。

Statement … SQL を実行するためのオブジェクト。SELECT や UPDATE などの命令をデータベースへ送る役割を果たします。

ResultSet … クエリの結果を行ごとに渡してくれる受け取り口です。次の行へ進めながらデータを取り出します。

使い方の基本ステップ

まずはデータベースに接続する準備をします。データベースごとに用意された JDBC ドライバをプロジェクトに追加し、適切な URL、ユーザー名、パスワードを使って接続を作ります。

次に Connection オブジェクトを使って Statement または PreparedStatement を作成し、SQL を実行します。結果が必要なら ResultSet からデータを読み取り、必要な処理をします。

最後に使用した資源を必ず閉じます。 Connection、Statement、ResultSet の順に close を呼ぶのが基本です。資源を解放しないとメモリが増え、アプリが重くなる原因になります。

簡単な例と URL のイメージ

実際のコードは省略しますが、要点だけ紹介します。まずデータベースのホスト名とデータベース名、認証情報を含む URL を作り、DriverManager の getConnection で接続を得ます。そして SQL を実行して結果を受け取り、必要な処理をします。

表で見る JDBC 徹底ガイド

項目説明
JDBC の役割Java からデータベースへ SQL を送る窓口となる API
主な部品Driver、DriverManager、Connection、Statement、ResultSet
ドライバのタイプType 1 〜 Type 4 の分類。Type 4 が純粋な Java ドライバで最もよく使われる
使い方の流れドライバの追加 → 接続取得 → SQL 実行 → 結果処理 → 資源解放

補足と注意点

補足として、よくある注意点も挙げておきます。SQL injection を防ぐためには PreparedStatement を使い、リソースの解放を忘れず、データベースのバージョンと JDBC ドライバの互換性を確認してください。

エラーが発生した場合は、 SQLException がよく出ます。原因を特定するにはエラーメッセージを読み、ネットワーク接続、認証情報、URL の正しさ、権限の有無を確認します。

よく使われるデータベースとドライバの例

データベースの種類ごとに対応するドライバを用意します。例えば MySQL なら MySQL Connector/J、PostgreSQL なら PostgreSQL JDBC Driver などがあります。これらは公式サイトから jar ファイルを取得してプロジェクトのクラスパスに含め、URL 形式に合わせて接続します。

まとめ

本稿では jdbc が何をする仕組みか、主要部品、基本的な使い方、ドライバの分類、実務での注意点を中学生にも分かる言葉で解説しました。Java アプリとデータベースを安全かつ効率的に結ぶための第一歩として、DriverManager の使い方と PreparedStatement の活用、資源の確実な解放を意識しておくと良いでしょう。


jdbcの関連サジェスト解説

jdbc とは わかりやすく
Java でデータベースを使うときに最初に覚えると良いのが JDBC です。JDBC とは Java Database Connectivity の略で、Java のアプリとデータベースをつなぐ共通の窓口の役割をします。データベースには MySQL や PostgreSQL、Oracle などいろいろありますが、JDBC を使えばどのデータベースとも同じような流れでデータの読み書きができます。もちろんデータベースごとにドライバーと呼ばれる補助ソフトが必要ですが、それを介して Java から SQL を投げて結果を受け取るだけです。基本的な流れとしては、まずドライバーを読み込み、次に DriverManager から接続を作成します。つぎに Connection から Statement または PreparedStatement を用いて SQL を実行します。SELECT のような照会なら ResultSet に結果が入り、ループで一行ずつ取り出して処理します。更新系の SQL なら実行後に影響を受けた行数を確認できます。最後にすべての資源をきちんと閉じることが大切です。古いやり方ではドライバーを読み込む必要があった時代がありましたが、現在は自動読み込みができることが多く、コードは少し楽になります。 try-with-resources を使えば Connection や Statement、ResultSet を自動的に閉じてくれるので、資源の漏れを防げます。これが JDBC の基本的な考え方です。データベースを変えても、URL の形やドライバーの指定を変えるだけで同じコードの多くを再利用できる点が魅力です。初心者は最初に小さなテストデータで練習し、エラーハンドリングの基本と接続の失敗時の対処方法を学ぶと良いでしょう。
jdbc ドライバ とは
「jdbc ドライバ とは」についての基本をざっくり説明します。まずJDBCはJavaでデータベースとやりとりする仕組みで、ドライバはその橋渡し役です。Javaの命令とデータベースの言葉を互いに理解できるよう翻訳し、SQLをデータベースに投げて結果をJavaに返します。ドライバにはType1〜Type4の4種類があり、Type1は古くあまり使われません。Type2はネイティブライブラリを使うタイプ、Type3はサーバー側のミドルウェア経由、Type4は純粋なJava実装で最も一般的です。実務ではType4が主流になることが多い理由は、追加の依存が少なく手軽だからです。使い方は簡単で、データベース用のドライバJARをアプリのクラスパスに入れるだけで開始できます。古い方法ではClass.forNameでドライバを登録しましたが、現在はJDBC4.0以降の仕組みで自動登録されることが多く、通常は特別なコードは不要です。接続はDriverManager.getConnection("jdbc:subprotocol://host:port/database", "user", "password")の形で行います。具体的には、MySQLならjdbc:mysql://、PostgreSQLならjdbc:postgresql://のようにURLの先頭が変わります。ドライバを選ぶときは、使うデータベースに合う正式なJDBCドライバを選ぶこと、そしてJDBCのバージョンとデータベースのバージョンの互換性を確認することが大切です。ビルドツール( Maven や Gradle)を使うと依存関係の管理が楽になり、アプリの配布時にも同じドライバが含まれるため安定します。要点は、jdbc ドライバ とはJavaからデータベースを操作するための“翻訳者”であり、適切なタイプを選び正しく設定することが安定した接続の第一歩だということです。
jdbc url とは
jdbc url とは、Java のプログラムからデータベースへ接続するための特別な文字列のことです。JDBC は Java Database Connectivity の略で、データベースと Java アプリをつなぐ窓口のような役割をします。jdbc url はこの窓口へ行く住所のようなもので、接続するデータベースの種類を示す“サブプロトコル”と、接続先の情報を並べた部分から成り立っています。基本の形は「jdbc:サブプロトコル:接続先情報」です。例えば MySQL なら「jdbc:mysql://host:port/dbname?パラメータ」、PostgreSQL なら「jdbc:postgresql://host:port/dbname」です。接続先情報にはサーバの場所(host)、ポート番号、接続するデータベース名が入り、必要に応じて SSL の有無や時刻設定などのパラメータを URL に追加します。\nこの URL だけでデータベースへ行けるわけではなく、実際にはデータベース用の JDBC ドライバーが必要です。Java 側では DriverManager.getConnection(url, user, password) のように URL とユーザー名・パスワードを渡して接続します。場合によっては URL にユーザー名とパスワードを含めず、Properties オブジェクトで渡すこともあります。依存関係として適切な JDBC ドライバーjarをクラスパスに置くことが前提で、現代の開発環境では Maven や Gradle で自動で管理します。\n実務では、URL を設定ファイルや環境変数で管理し、機密情報はコードに直書きしないのが安全です。間違えやすい点として、ホスト名・ポート番号・データベース名の打ち間違い、jdbc: のプレフィックスの欠落、ドライバーごとに URL の形式が少し異なる点などが挙げられます。\n手元の例として MySQL の場合の URL は「jdbc:mysql://localhost:3306/mydb?useSSL=false&serverTimezone=UTC」です。接続コードは、以下のように書くことが多いです。例: Connection conn = DriverManager.getConnection(url, "user", "pass"); こうした理解は、Spring Boot の設定など、実務のさまざまな場面で役に立ちます。
jdbc thin client とは
jdbc thin client とは、Java のプログラムからデータベースに接続するためのドライバの一種です。正式には Oracle の JDBC Thin Driver と呼ばれ、Type 4 のドライバに分類されます。特徴は、純粋な Java だけで動作する点で、Oracle Client(ネイティブなライブラリやツール)のインストールを別途必要としません。ネットワーク越しに Oracle Net(SQL*Net)という通信プロトコルを使ってデータベースとやり取りします。使い方の基本は、ojdbc8.jar などの JDBC ドライバライブラリをプロジェクトに追加し、接続URLを作ることです。例として jdbc:oracle:thin:@host:port:sid や jdbc:oracle:thin:@//host:port/service_name などがあります。ユーザー名とパスワードを指定して DriverManager.getConnection(url, user, pass) で接続します。接続後は通常の JDBC の手順(ステートメントを作成して SQL を実行など)を行います。OCI ドライバ(または Thick ドライバ)とは異なり、Thin Driver はクライアント環境に Oracle Client を必要としませんが、データベースのバージョンやネットワーク設定によって挙動が変わることがあります。導入の手軽さと移動のしやすさが魅力ですが、適切なバージョンの組み合わせとセキュリティ設定(TLS など)を確認しましょう。クラウドやアプリケーションサーバー、コンテナ環境でのデプロイ時にも役立つ選択肢です。
spring jdbc とは
spring jdbc とは、Spring Framework の一部で、データベースへアクセスする作業を簡単にする仕組みです。もともと JDBC は Java の標準 API で、SQLを使ってデータベースとやり取りしますが、接続の作成・クローズ、例外の変換、結果の受け取りなどが煩雑になります。spring jdbc とは、その煩雑さを JdbcTemplate というテンプレートを使って大幅に減らすライブラリです。 JdbcTemplate は接続の取得やSQLの実行、結果の取得を1行で書けるようにしてくれます。さらに RowMapper で行を自分の作るオブジェクトに簡単に変換でき、PreparedStatement を自動で使ってセキュリティを高めます。例外は Spring の統一されたデータアクセス例外に変換されるので、例外処理が楽になります。データソース(DataSource)の設定を通じて接続先を決め、JdbcTemplate を使って SQL を投げ、結果を RowMapper でオブジェクトに変換するという流れが基本です。トランザクション管理にも連携でき、設定次第でテストもしやすくなります。初心者でも、少ないコードでデータベース操作を学べる点が魅力です。
java jdbc とは
Java JDBC とは、Javaプログラムからデータベースを操作するための仕組みです。要するに、Javaとデータベースの橋渡しをしてくれる窓口のようなものです。JDBCを使うと、データを取り出したり、追加・更新したり、データベースの状態を確認したりすることができます。仕組みの主な部品として、データベースを呼び出すドライバー、接続を作る DriverManager、実際に命令を送る Connection や SQL を組み立てる Statement・PreparedStatement、結果を受け取る ResultSet などがあります。この流れを簡単に説明します。まず、使うデータベースのJDBCドライバーを用意します。次に、URL・ユーザー名・パスワードを使ってデータベースへ接続します。接続が確立したら、SQL文を準備して実行します。結果は ResultSet に入って返ってくるので、1行ずつ取り出して必要な情報を取り出します。最後に使った資源をきちんと閉じることを忘れずに。これが JDBC の基本的な使い方です。JDBC の良い点は、データベースの種類に関係なく、同じ書き方で接続できることです。MySQL や PostgreSQL、Oracle など、ドライバーを変えるだけで対応できます。ただし、データベースごとに細かな違いがあるため、SQL の書き方や機能の使い方には注意が必要です。初心者は小さなデモから始め、段階的に学んでいくと理解が深まります。
oracle jdbc とは
oracle jdbc とは、JavaプログラムとOracleデータベースをつなぐためのドライバです。JDBCという共通の仕組みを使い、データの取得や更新をJavaから行えるようにします。Oracleが提供するojdbc8.jar などのファイルを使うと、JavaからSQLを投げてデータを取得したり更新したりできます。データベースに接続するためには、ドライバをプロジェクトのクラスパスに追加し、接続先の情報を表す接続文字列を用意します。接続文字列にはホスト名、ポート番号、サービス名またはSIDを指定します。接続が成功したら、Statement や PreparedStatement を使ってSQLを実行し、ResultSet から結果を読み取ります。作業が終わったら必ず接続を閉じてリソースを解放します。JDBCのドライバには主に薄いドライバとOCIドライバの二種類があり、薄いドライバ(Type 4)は純粋なJavaだけで動き、サーバーへ直接接続します。OCIドライバはOracleのクライアントライブラリが必要で、古い環境で使われることが多いです。現在は薄いドライバの利用が推奨されます。実務では接続の数を節約するために接続プールを使い、セキュリティの観点ではユーザー名とパスワードの管理、TLS/SSLの利用、最小権限の原則を守ることが重要です。またJavaのバージョンとドライバの互換性を確認することも忘れないでください。
postgresql jdbc とは
postgresql jdbc とは、Java プログラムから PostgreSQL データベースを利用するための標準的な仕組みです。JDBC は Java がデータベースとやり取りするための共通の API で、PostgreSQL 用のドライバを使うと Java から SQL を実行して結果を受け取ることができます。初心者向けには、まずドライバを手に入れ、プロジェクトに組み込み、接続するための URL を作り、認証情報を渡して接続します。接続URLの基本形は jdbc:postgresql://ホスト:ポート/データベース名 です。たとえば localhost の 5432 番ポートで mydb というデータベースに接続する場合の URL は jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb となります。次の流れで使います。ドライバを入手する方法には、Maven や Gradle などのビルドツールを使う方法と、直接 jar ファイルをダウンロードしてクラスパスに加える方法があります。Maven の場合は依存関係に org.postgresql:postgresql を追加します。Gradle なら implementation 'org.postgresql:postgresql:バージョン' と書きます。接続と実行は、Java のコードで DriverManager.getConnection を使い、Connection、Statement、ResultSet の順に用意して SQL を実行します。取得した ResultSet からは列の値を取り出して利用します。データベースの情報は安全に保つため、資格情報はコードに直接埋めず環境変数や設定ファイルから読み込むのが基本です。注意点として、ドライバのバージョンと PostgreSQL のバージョンの互換性があります。また、本番環境では接続プールを使って効率を上げるのがおすすめです。JDBC は Java の標準的なデータベース接続の仕組みなので、別のデータベースへ移る際の学習コストも低く済みます。このように、postgresql jdbc とは Java から PostgreSQL に安全かつ簡単にアクセスするための橋渡しであり、正しく使えばアプリとデータの連携がスムーズになります。

jdbcの同意語

Javaデータベース接続API
Javaでデータベースへ接続するための標準的なAPI。JDBCの日本語表現で、データベース操作の入口となる
Java Database Connectivity
JDBCの正式名称。英語表記で“Java Database Connectivity”の略称。
JDBC API
JDBCが提供するプログラミング用のインターフェース群。アプリからデータベースへ命令を送る窓口
JDBCドライバ
JDBC APIを実際のデータベースとやり取りさせる実装ライブラリ。データベースベンダーごとに用意される
JDBC URL
データベースへ接続するための接続文字列。形式は jdbc:subprotocol:subname のように指定する
JDBC仕様
JDBCの公式仕様。どの機能が利用可能か、挙動はどうなるかを規定した文書
JDBC規格
JDBCの標準仕様の別称。データベース接続のための標準的な方法を定義する
JDBCライブラリ
JDBCを利用する際に必要なライブラリ群。ドライバや関連クラスを含む場合が多い

jdbcの対義語・反対語

非JDBC
JDBCを使わず、他の接続手段や抽象化レイヤーを指す総称。代表例としてODBC、JPA、ORM、REST/GraphQL経由のアクセスなどが挙げられます。
ODBC
Open Database Connectivityの略。プログラミング言語に依存せず、データベースとやり取りする汎用API。JDBCと対比されることが多い別規格です。
JPA
Java Persistence APIの略。JDBCの直接操作を抽象化して、エンティティとしてデータを扱えるようにする高レベルAPI。JDBCの代替ではなく、利用時の抽象化レイヤーの一例。
ORM
Object-Relational Mappingの略。オブジェクトとデータベースのレコードを自動的に対応づけ、手書きSQLを減らす枠組み・ツール。JDBCの低レベル操作を隠蔽する要素です。
NoSQLデータベース
リレーショナルデータベースではないデータストア群。JDBCは主にリレーショナルDBと接続するため、NoSQLは設計思想が異なる対照的な存在として挙げられます。
REST API経由のDBアクセス
データベース機能を直接SQLで操作せず、REST APIを介してデータを取得・更新する方法。JDBCとは別のアーキテクチャです。
GraphQL経由のDBアクセス
GraphQLを用いて必要なデータだけを取得するクエリ手法。JDBCの直接SQL接続とは異なるデータ取得のアプローチです。

jdbcの共起語

JDBC URL
データベース接続先を表す文字列で、jdbc:プロトコルに続く形式。例: jdbc:mysql://localhost:3306/mydb
JDBCドライバ
JDBCを使ってデータベースとやり取りするための実装ライブラリ。データベースベンダーごとに用意されます。
DriverManager
JDBCの接続を取得・管理する標準クラス。getConnectionメソッドで実際に接続を作成します。
DataSource
接続を管理する抽象インタフェース。接続プールと組み合わせて使われることが多いです。
Connection
データベースとの1つの接続を表すオブジェクト。SQLを実行したり、トランザクションを操作します。
Statement
静的なSQL文を実行するためのオブジェクト。SELECTやUPDATEなどを直接実行します。
PreparedStatement
事前にSQLを準備し、後からパラメータを設定して実行するクエリを作るためのオブジェクトです。
ResultSet
SQLの実行結果を行ごとに読み取るためのインタフェース。列の値を取り出せます。
SQL
データベースへ送る命令文の総称。SELECT/INSERT/UPDATE/DELETEなどを含みます。
トランザクション
複数のデータ操作を1つのまとまりとして実行・確定/取り消しする機能です。
自動コミット
デフォルト設定で、各SQL実行後に自動でコミットが行われます。
コミット
変更を確定してデータベースに反映させる操作です。
ロールバック
途中までの変更を取り消して、前の状態に戻す操作です。
接続プール
使い回し可能な接続をプールして、アプリの性能を向上させる仕組みです。
メタデータ
データベースのテーブル構造や列情報など、構造に関する情報を提供します。
ResultSetMetaData
ResultSetの各列の名前や型などの情報を提供する補助情報です。
クエリ
データを検索・取得するための問い合わせ文。SQLの呼び方の一つです。
SQL文
実際にデータベースへ送る具体的な命令文です。
パラメータ
PreparedStatementの ? に埋める値。型に応じて設定します。
レースホルダ
SQL内の ? のような占位記号。後から値を設定します。
Class.forName
JDBCドライバをロードするために、クラスを動的に読み込む昔ながらの方法です。
java.sqlパッケージ
JDBC関連のAPIが含まれる、Java標準ライブラリのパッケージ群です。
データベース
データを保存・管理するストレージ。RDBMSやNoSQLなどがあります。
JNDI
名前付きリソースを探す仕組み。データソースを取得する際に使われます。
データベース接続
データベースと行う通信のための実際のリンク・セッションです。
接続のクローズ
使用後にコネクションを閉じ、リソースを解放する作業です。
SQLエラー
SQLの実行中に発生するエラーの総称です。
SQLException
JDBC操作で起こる例外を表す標準クラスです。
ドライバクラス名
JDBCドライバを表すクラス名(例: com.mysql.cj.jdbc.Driver)です。

jdbcの関連用語

JDBC
Java Database Connectivity。Javaアプリケーションからリレーショナルデータベースと対話するための標準API。
JDBCドライバ
データベースごとに用意される実装クラス群。JDBC APIを介してデータベースと通信する役割を持つ。
DriverManager
JDBCドライバを管理し、データベースへ接続を取得するファクトリ的クラス。
DataSource
接続プールを含むデータベース接続の取得を抽象化するインタフェース。JNDI経由で取得されることが多い。
Connection
データベースとのセッション。SQLを送信したりトランザクションを制御する基本的な単位。
Statement
SQLをデータベースへ送るための基本的な実装。静的なSQLに適する。
PreparedStatement
事前にSQLをプリコンパイルしてパラメータを後からバインドする、セキュリティとパフォーマンスに優れたStatement。
CallableStatement
ストアドプロシージャやファンクションを呼び出すためのStatementの特殊形態。
ResultSet
SQLの実行結果を表すカーソル。行と列の集合を扱う。
ResultSetMetaData
ResultSetの列情報を取得するAPI。列名・型・表示順などを取得できる。
DatabaseMetaData
データベース自体のメタデータを取得するAPI。テーブル情報やサポート機能を取得できる。
SQLException
データベース操作時に発生する例外の基本クラス。ネストされた原因やSQLStateを含む。
Transaction
データベースの原子性を保証する処理の単位。複数操作を一括でコミット/ロールバック。
AutoCommit
自動コミットの有効/無効設定。falseにすると明示的なコミット/ロールバックが必要。
Commit
現在のトランザクションを確定させる操作。
Rollback
現在のトランザクションを取り消す操作。
Savepoint
トランザクション内の任意のポイントに戻せる保存点。
Connectionプール
データベース接続を再利用する仕組み。起動時間の短縮とパフォーマンス改善を目的。
HikariCP
高性能なJDBCコネクションプールの代表例。軽量かつ高速。
Apache DBCP
Apacheが提供するコネクションプールの実装。
C3P0
古典的なコネクションプール実装の1つ。
JNDI
Java Naming and Directory Interface。DataSourceを名前付きリファレンスとして取得する場面で使用。
JPA
Java Persistence API。JDBCを基盤にORMを扱う標準API。
Hibernate
JPAを実装するORMフレームワークの代表。オブジェクトとデータベースの橋渡しを自動化
MyBatis
SQLを直接記述しつつ、マッピングを行うデータアクセスフレームワーク
JDBC URL
データベース接続先を表す文字列。データベースの種類ごとに形式が異なる
JDBC URL形式
データベース種別ごとに異なるURL形式。例: jdbc:mysql://host:port/dbname
MySQL JDBC URL
jdbc:mysql://localhost:3306/mydb?useSSL=false
PostgreSQL JDBC URL
jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb
Oracle JDBC URL
jdbc:oracle:thin:@//host:1521/ORCLCDB
SQL Server JDBC URL
jdbc:sqlserver://host:1433;databaseName=db
ドライバの種類
JDBCドライバにはType1〜Type4の4つの実装形態がある。
Type 1〜Type 4
Type1は古いブリッジ型、Type4は純粋なJava実装でDBへ直接接続する現代的形。
タイプ別のドライバ名
Type 4が最も一般的でパフォーマンスが安定することが多い。
setAutoCommit
自動コミットの有効/無効を設定するメソッド
setFetchSize
ResultSetの1回の取得行数を指定する設定。
setMaxRows
ResultSetの最大行数を制限する設定。
setQueryTimeout
SQLの実行 timeout を秒単位で設定。
executeQuery
SELECTなどの検索系SQLを実行しResultSetを返す。
executeUpdate
INSERT/UPDATE/DELETEなどの更新系SQLを実行し更新件数を返す。
execute
任意のSQLを実行する。返り値は結果セットの有無に依存。
addBatch
複数のSQLをまとめて実行するために、バッチ処理にSQLを追加する。
executeBatch
バッチ処理を一括実行し、各SQLの影響行数を返す。
RETURN_GENERATED_KEYS
自動生成キーを返す指定。 INSERT時に主キーを取得するのに使う。
getGeneratedKeys
自動生成されたキー値を取得する結果セットを返す。
ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
結果セットのカーソルが前方のみ移動可。
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
可変でないスクロール可能な結果セット。
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE
可変でスクロール可能、データベースの変更を反映する可能性。
ResultSet.CONCUR_READ_ONLY
更新不可の結果セット
ResultSet.CONCUR_UPDATABLE
結果セットから直接データを更新可能。
SQLインジェクション対策
PreparedStatementによるパラメータバインディングで回避しやすい。
パラメータバインディング
SQLのプレースホルダーに値を安全に結び付ける手法。
タイムゾーンと日付時刻
JDBCは日付時刻の境界を正しく扱うためのCalendarやTimeZone設定を提供。
SSL接続
データベースとSSLで暗号化通信を行う設定。
getMetaData
データベースのメタデータを取得するメソッド
getTables
DatabaseMetaDataのメソッド。データベース内のテーブル名を取得する。
getColumns
DatabaseMetaDataのメソッド。テーブルのカラム情報を取得する。
パフォーマンス最適化
プリコンパイルされたStatement、バッチ処理、コネクションプールの活用などで改善。

jdbcのおすすめ参考サイト


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