韻脚・とは？詩のリズムを作る基本用語をやさしく解説共起語・同意語・対義語も併せて解説！

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韻脚とは？基本の解説

韻脚とは、詩や韻文で韻脚と呼ばれる音の部分を指す言葉です。韻脚は各行の末尾に現れる音で、ほかの行と同じか似た音で終わるときに響きが生まれます。

次の2行を見てください。

山の端に月が照る。

夜風が頬を撫でる。

この2行の末尾音はどちらも「る」で終わるため、韻脚が揃って響きが生まれています。

韻脚と押韻の関係

「押韻」は音を合わせて韻を踏む行為そのものを指します。韻脚はその韻を支える音の場所であり、どの音が響くのかを決める部分です。

日常での練習方法

まずは身の回りの言葉を使い、同じ語尾で終わる文を作ってみましょう。

例として短い詩を作るときは、同じ語尾の音で終わる行を並べます。

山の端に月が照る。

夜風が頬を撫でる。

この場合の韻脚は両方の行の最後の音で、共通の音が聴こえます。

練習のコツは以下です：

・身の回りの言葉を使って同じ語尾で終わる文を作る

・朗読して聴覚で確認する

・気に入った韻脚を意識して語彙を増やす

表で見る基本用語

用語	説明
韻脚	詩の各行の末尾で、韻を踏む音の部分。
押韻	音を合わせて韻を踏むこと。
例	山の端に月が照ると夜風が頬を撫でる

韻脚を理解すると創作の幅が広がります。韻脚を意識して言葉を選ぶと、読み手に伝わりやすく、リズムが心地よく感じられます。

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韻脚の同意語

尾韻

詩の各行の末尾で踏まれる韻。行末の語尾音が他の行と韻を揃える現象を指す、詩の基本的な韻づくりの要素。

行末韻

行の末尾の音が他の行の末尾の音と響き合い、韻を作ること。主に行末の音の一致を重視する表現。

句末韻

句の末尾で踏まれる韻。句が終わる箇所で他の句と韻を合わせる構成要素。

終韻

詩の終わり近くで使われる韻。複数行の末尾音をそろえて聴感上の韻を形成する基本概念。

末韻

末尾の音が韻を踏むこと全般を指す総称。行末・句末など末尾位置での韻を指す場合に使われる。

韻尾

韻を決定づける語尾の音（末音・末尾の音）。韻を作る“尾部”の音として捉える用語。

脚韻

韻脚の別表現。韻を踏む『脚』の部分、すなわち行末の音がそろうことを指す表現。

結尾韻

詩の結びの部分で使われる韻。最終行・終末の語尾音が他の行と同じ韻になるよう配置する。

末尾音韻

末尾の音（音節）で韻を踏むこと。語末の音が他の語末と似て聴こえるよう整える。

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韻脚の対義語・反対語

非韻脚

韻脚として機能する末尾音を用いず、同じ句と韻を踏まない終止音・終止形のこと。

無韻

詩や文章全体で韻を踏む性質が全くない状態。

押韻なし

行末の音を他行と合わせて韻を作らない、押韻を避けるスタイル。

末尾非韻

語の末尾音が韻として働かず、韻の対象にならない状態。

韻尾なし

語末の韻尾（韻を結ぶ音）が使われない、終わり方が韻で閉じない状態。

頭韻

語頭の音をそろえる技法で、韻脚（語尾の韻）を使う韻とは別の発想。対義的な響きを持つことがある。

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韻脚の共起語

押韻

詩句の末尾の音をそろえる技法。韻脚を作るための基本となる用語です。

韻律

詩のリズムや拍子の組み方。韻脚は韻律の要素のひとつです。

行末

詩の各行の終わりの音や語の部分。韻脚が現れる位置として重要です。

語尾

語の末尾の音・文字。韻を作るときに合わせる対象になります。

音節

音の最小の拍。韻脚はしばしば音節の末尾音で揃えられます。

音韻学

音の仕組み・韻の規則を研究する学問。韻脚は実例として扱われます。

韻母

韻を構成する母音と、それに付随する子音の組み合わせ。詩の韻を決める要素になることがあります。

母音

音声の基本要素の一つ。韻脚の母音部分を合わせることが多いです。

子音

母音に対して子音。末尾の子音が韻を左右することがあります。

終止韻

句の末尾で現れる韻。韻脚の一種として重要です。

詩句

詩の1行・1句。韻脚は詩句の末尾音と結びつくことが多いです。

詩形

詩の形式や体裁。韻脚の配置は詩形ごとに異なります。

律詩

古典詩の形式の一つ。韻脚の規則が厳格に定められることがあります。

押韻法

押韻を実現するための方法・ルール。

対句

意味と音の対称性を持つ句の並置。韻脚をそろえる場面で使われます。

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韻脚の関連用語

韻脚

詩や韻文（いんぶん）において、各行の語末で響きを合わせる“韻の核”の部分。末尾の音が同じ、或いは近い音になるように設計されます。

韻

詩で音を合わせる仕組みのこと。語末・語中の音を整えることで美しい響きを作ります。

押韻

音を揃える具体的な技法。語末や語中の同じ母音・子音を響かせることを指します。

尾韻

行の末尾に現れる韻のこと。韻脚と同義として使われる場面も多い用語です。

韻律

詩のリズムや拍子、韻の配置といった全体的な音の組み立て。読み心地を決めます。

韻文

韻を踏む詩のこと。散文に対してリズムと音の美しさを重視します。

詩形

詩の形式や構造のこと。五七五調や自由詩など、表現の枠組みを指します。

頭韻

語頭の音をそろえる修辞技法。英語のAlliterationと近い概念です。

強勢

音節の中で特に強く発音される部分。韻の成形やリズムの核になります。

抑揚

音の高低・強弱の変化。詩の表現力を高め、韻の効果を引き立てます。

音節

言語の発音の基本単位。韻を分析・設計するときの基本要素です。

リズム

詩の拍子・リズム感。読みやすさと心地よさを決める要素です。

句末

各行の終わりの部分。韻を踏む位置として重要になることが多いです。

語末音

語の末尾に現れる音。韻を形成する核となる音です。

末尾音

語末の音。韻脚を作る中心的な要素として使われます。

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韻脚のおすすめ参考サイト

• 韻脚(インキャク)とは？ 意味や使い方 - コトバンク
• イアンボスとは？ 意味や使い方 - コトバンク
• 詩脚(しきゃく)とは？ 意味や使い方 - コトバンク
• 韻脚(インキャク)とは？ 意味や使い方 - コトバンク

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