

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
気液平衡とは?
気液平衡とは、液体の表面で起こる蒸発とその液体に含まれる気体の凝縮が、ぴたりと同じ速さで起こっている状態のことを指します。日常の中でこの現象は見えにくいですが、温度や圧力が変わるとすぐに変化します。
ざっくり言うと、液体が蒸発して気体になるのと、気体が液体へ戻る凝縮が同じ速さになると、気液平衡が成り立ちます。これを「平衡点」と呼ぶこともあります。
1. 気液平衡の基礎となる概念
液体には「飽和蒸気圧」という、その温度で液体が出せる蒸気の圧力のことが決まっています。温度が高いほどこの飽和蒸気圧は大きくなり、蒸発が起こりやすくなります。一方、温度が低いと蒸気は戻りにくくなります。つまり、気液平衡は温度と飽和蒸気圧の組み合わせで決まるのです。
2. 温度と圧力の関係
気液平衡は温度だけでなく圧力にも左右されます。密閉された容器の中では、蒸気の圧力を外界が決めることが多く、圧力が高くなると液体の蒸発は抑えられ、凝縮の機会は増えます。逆に圧力が低いと、蒸発が進みやすくなり、平衡が新しい場所へ動くことがあります。
3. 日常生活での観察例
露点に達した場所では結露が発生します。空気中の水蒸気が、温度が下がると液体の水へと変わる現象です。
鍋を火にかけていると水は温度が高くなるほど蒸発します。一方で、蒸気は空気中へと戻ろうとして再び液体へと変わろうとします。温度と圧力の組み合わせが平衡点を決めています。
温室のガラス内部でも温度が変わると結露が発生することがあります。これは気液平衡のとるべき姿が外部環境と合わせて変化するためです。
4. 表で見る「飽和蒸気圧」
| 温度(°C) | 飽和蒸気圧(kPa) |
|---|---|
| 0 | 0.61 |
| 20 | 2.34 |
| 60 | 19.9 |
| 100 | 101.3 |
5. まとめ
気液平衡は「蒸発と凝縮がちょうど同じ速さで進む状態」を示します。温度と圧力が変わると、この平衡点も動きます。日常の中では水が蒸発して蒸気になる様子や、寒い朝に窓にできる結露など、ささやかな現象として感じられます。科学の世界では、気液平衡を利用して蒸留や乾燥、冷却といった技術が作られています。
気液平衡の同意語
- 気液平衡
- 液体と気体の二つの相が同じ温度・圧力で共存し、相変化が打ち消し合い平衡している状態。熱力学的には液相と気相の成分分圧が一定になる条件を指す。
- 液蒸気平衡
- 液体と蒸気の間の平衡。液体が蒸発と凝結を同じ速さで繰り返し、温度を一定に保つと蒸気圧が飽和蒸気圧となる状態。
- 液-蒸気平衡
- 液体と蒸気の間の平衡。温度が一定のとき、液体と蒸気の相量が安定し、相変化が釣り合う状態。
- 気液二相平衡
- 気相と液相の二つの相が同時に存在し、相変化が平衡化している状態。
- 気液相平衡
- 気相と液相の間で、温度・圧力の条件が整い、両相の存在が安定する平衡状態。
- 気-液相平衡
- 気相と液相の平衡。相転換が等しく起こり、全体として安定した状態。
- 液相-気相平衡
- 液相と気相の間の平衡。相の存在量が一定に保たれ、液体と蒸気が共存する状態。
- 液体と蒸気の平衡
- 液体と蒸気が同じ温度・圧力で安定して共存し、蒸発と凝結の速度が等しい状態。
- 飽和蒸気圧平衡
- 一定温度において液体が蒸発と凝結を同じ速さで繰り返し、蒸気圧がその液体の飽和蒸気圧になる状態。
- 気液共存平衡
- 気相と液相が同時に共存して安定している平衡状態。
気液平衡の対義語・反対語
- 非平衡状態
- 気液平衡が成立していない状態。気相と液相の間で熱や物質の交換が平衡値に到達しておらず、蒸発と凝縮の速さが釣り合っていません。
- 単相状態(気相のみ)
- 系に液相が存在せず、全てが気相で構成される状態。気液平衡は成立していません。
- 単相状態(液相のみ)
- 系に気相が存在せず、全てが液相で構成される状態。気液平衡は成立していません。
- 完全蒸発
- 液相が完全に蒸気相へ変化し、液相がなくなる状態。気液平衡は存在しません。
- 完全液化
- 気相が完全に液相へ変化し、気相がなくなる状態。気液平衡は存在しません。
- 過飽和状態
- 通常の平衡を超えた状態で、蒸発と凝縮の平衡が崩れている非平衡状態。平衡へ戻ろうとする動きが起きます。
- 臨界状態付近
- 気液の区別が薄くなる臨界点付近の状態。相分離がなくなる特異点で、平衡の性質が場所によって異なることがあります。
- 相不安定状態
- 相境界が不安定で、界面の形成・崩壊が繰り返されるような状態。気液平衡へ向かう途中の非安定な状態として捉えられます。
気液平衡の共起語
- 相平衡
- 気体と液体、あるいは液体と固体など、異なる相が熱力学的に同じ化学ポテンシャルで結ばれ、転化せずに共存する状態。
- 飽和蒸気圧
- 特定の温度で液体とその蒸気が同じ圧力で平衡しているときの蒸気圧。
- 蒸気圧
- 液体が蒸発して生じる蒸気が外部に及ぼす圧力。気液平衡における基本量。
- 沸点
- 圧力一定の条件で液体が沸騰・気化を始める温度。気液平衡の温度域の目安。
- 相図
- 温度や圧力の関数として、どの相が安定かを示す図表。
- 臨界点
- 液相と気相の差がなくなる点。臨界温度・臨界圧力が定義される。
- 共沸
- 二成分以上の混合物が蒸留時にも一定の組成で沸騰する現象。気液平衡の特殊例。
- 共沸点
- 共沸となる特定の温度・圧力と組成の点。
- 蒸留
- 気液平衡を利用して成分を分離する操作・工程。
- 二成分系
- 2つの成分からなる系で、気液平衡の挙動を学ぶ基本単位。
- 化学ポテンシャル
- 各相における成分のポテンシャル。相平衡はこの値が等しくなることにより成立。
- ギブズ自由エネルギー
- 相平衡を決定づける熱力学的ポテンシャル。低エネルギーの状態が安定になる。
- エンタルピー
- 系の熱エネルギーの指標。相変化時にはエンタルピー変化が現れる。
- エントロピー
- 系の乱雑さの指標。相変化の進行とともに変化する。
- 理想気体
- 分子間力を無視するガスのモデル。気液平衡の理論計算で使われる近似。
- ヘンリーの法則
- 低濃度の気体が溶液に溶けるときの溶解度と分圧の関係を示す法則。ガス-液の平衡に活用。
- ラウールの法則
- 溶液中の成分の蒸気圧はそのモル分率に比例するという法則。気液平衡の基本。
- 溶解平衡
- 溶質が液相中で溶解・析出を繰り返す平衡状態。特に液相・蒸気相の関係と関係する。
- 気液境界
- 相図上の液相と気相の境界線。温度・圧力の組み合わせを示す。
- 相境界
- 相図で相が変わる境界。気液平衡にも直結する概念。
気液平衡の関連用語
- 気液平衡
- 液体と蒸気の二相が同一の温度・圧力・組成条件で安定して共存している状態のこと。蒸発と凝縮が同時に平衡し、相の量は時間とともに変化しません。
- 液相
- 液体の相のこと。分子は比較的緩やかに動き、形状は容器に依存します。
- 気相
- 気体の相のこと。分子が大きく自由に動き、容器内を満たします。
- 蒸気圧
- 液体が蒸発して気相を形成する際に生じる圧力。温度が上がると蒸気圧も大きくなります。
- 飽和蒸気圧
- 特定の温度で液体が気相と平衡にあるときの蒸気の圧力。これが外部圧力に等しくなると沸点になります。
- 沸点
- 外部圧力が一定の条件下で、液体の蒸気圧が外部圧力に等しくなる温度。液体が急速に沸騰します。
- 液相組成 x_i
- 液相中の成分 i のモル分率。x_i が 0〜1 の範囲で表されます。
- 蒸気相組成 y_i
- 蒸気相中の成分 i のモル分率。y_i が 0〜1 の範囲で表されます。
- 飽和蒸気圧曲線
- 温度と飽和蒸気圧の関係を表す曲線。物質ごとに形が異なります。
- 相図
- 温度・圧力・組成の関係から相境界を示す図。気液平衡の領域を視覚化します。
- P-T相図
- 温度と圧力の組み合わせで相がどう変わるかを示す相図。
- T-x-y相図
- 温度を軸に液相組成 x_i と蒸気相組成 y_i の関係を示す相図。混合物の気液平衡を理解するのに用います。
- 臨界点
- 気相と液相の区別がなくなる温度と圧力の点。高温高圧領域へ移ると超臨界流体になります。
- 三相点
- 固相・液相・気相の三相が同時に平衡する点。気液平衡とは直接の常用区分ではなく相図上の重要点です。
- 共沸点
- ある組成で液相と蒸気相の組成が等しくなり、蒸留しても成分を分離できなくなる点。
- 共沸混合物
- 共沸点を持つ混合物のこと。一定の組成で沸点が一定になり、分離が難しくなります。
- 分留
- 気液平衡を利用して混合物の成分を分離する操作。蒸留の基本的な分離法です。
- 蒸留
- 液体を蒸発させて蒸気を分離・凝縮させ、成分を分ける操作。気液平衡を応用します。
- Raoultの法則
- 理想溶液中では各成分の蒸気圧は液相組成 x_i と純物質の蒸気圧 P_i° の積になるという法則。
- Henryの法則
- 希薄な溶液に対して、溶質の溶解度を P = k_H x の形で近似する法則。気液平衡の一部で使われます。
- Daltonの法則
- 混合気体の総圧は各成分の分圧の和になるという法則。
- Clausius-Clapeyron式
- 飽和蒸気圧と温度の関係を近似的に表す熱力学的式。温度が上がると蒸気圧が急激に増加します。
- 蒸発潜熱 / 蒸発熱
- 液体が蒸気になるときに必要となるエネルギー。気液平衡の熱力学的特性を支えます。
- 活量係数
- 液相の非理想性を補正する係数。実在溶液で Raoult の法則を修正するのに使います。
- 活量
- 溶質の「有効濃度」を表す概念。非理想溶液では活量を用いて平衡を記述します。
- Fugacity / Fugacity係数
- 理想気体を補正した、実在気体の有効圧力の概念。気液平衡の計算で用いられます。
- 状態方程式 (EOS)
- 気体・液体の性質を圧力・体積・温度で関係づける式。気液平衡の予測に用いられます。
- Peng-Robinson方程式
- 実際の気体・液体の状態を良く表す代表的な状態方程式の一つ。
- Soave-Redlich-Kwong方程式
- SOCRK、実在気体の性質をより正確に扱う状態方程式の一つ。
- NRTL / UNIQUAC
- 液相の非理想性をモデル化する相互作用モデル。気液平衡の計算で液相の活量係数を求める際に用います。
- エンタルピー変化
- 系の熱エネルギーの変化。蒸発潜熱や凝縮熱はエンタルピーの変化として現れます。
- エンタルピー of vaporization
- 蒸発潜熱と同義。液体が蒸発して蒸気になるときのエンタルピーの変化。
- 液相非理想性
- 液相が理想溶液の仮定から外れる性質。活量係数で補正します。
- 液相組成 x_i / 蒸気相組成 y_i
- それぞれの相における成分のモル分率。気液平衡の定量表現に不可欠です。
気液平衡のおすすめ参考サイト
- 【高校化学】「気液平衡とは」 | 映像授業のTry IT (トライイット)
- 気液平衡とは 東京理科大学教授 大江修造
- 気液平衡とは 東京理科大学教授 大江修造
- 蒸留とは-混合溶液の蒸気圧(気液平衡) - 関西化学機械
- 気液平衡とは 蒸気圧とは 東京理科大学 大江修造
- 気液平衡とは 東京理科大学教授 大江修造
- 化学 定期テスト対策水蒸気の圧力の考え方とは? - ベネッセ教育情報



















