

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
rohs準拠とは
rohs準拠とは、電気・電子機器の部品に含まれる特定有害物質の使用を制限するEUの指令 RoHSの要件に適合していることを指します。正式には RoHS指令(Restriction of Hazardous Substances Directive)と呼ばれ、鉛(Pb)水銀(Hg)カドミウム(Cd)六価クロム(CrVI)および難燃剤の一部であるPBBおよびPBDEの使用を制限します。
この規制は、機器の小さな部品だけでなく、素材そのものにも適用されます。0.1%未満の含有を基本ルールとするのが基本です。対象となるのは「均一な材料」と呼ばれる材料です。製品の中の一つの部品だけを切り出しても、0.1%を超える有害物質が含まれていれば違反になる可能性があります。
対象となる製品
RoHSは家電・パソコン・スマートフォン・照明機器・電子部品など、私たちが日常で使う多くの機器に適用されます。製品のデータシートやラベルに RoHS準拠と記載されていれば、規制に適合している可能性が高いです。
規制される物質と基準
| 物質 | 最大許容濃度 |
|---|---|
| 鉛 Pb | 0.1% |
| 水銀 Hg | 0.1% |
| カドミウム Cd | 0.1% |
| 六価クロム Cr VI | 0.1% |
| PBB | 0.1% |
| PBDE | 0.1% |
このように6つの物質の使用が厳しく制限され、均一材料の中で0.1%を超える場合には RoHS準拠とはみなされません。
RoHS準拠の見分け方
製品のデータシートや公式サイトに RoHS準拠と明記されていることが多いです。また、製品ラベルや認証機関のロゴがある場合もあります。購入時にはデータシートを確認し、第三者機関の検査証明があれば信頼性が高まります。
実生活でのポイント
日常の家電を選ぶときは、RoHS準拠の表示があるかをチェックしましょう。特に輸入品や海外製の機器は RoHSに類似した規制を採用していることが多く、同じ表示がない製品は要注意です。
まとめ
RoHS準拠は電気・電子機器の特定有害物質を低減する国際的な規制です。6つの物質の使用を抑え、環境と人の健康を守る役割を果たします。製品を選ぶときはデータシートやラベルの RoHS準拠表示を確認し、必要に応じて公式な証明書を確認すると安心です。
rohs準拠の同意語
- RoHS準拠
- RoHS(有害物質規制指令)の規定に適合している状態。製品が指定の有害物質を適用外または制限量以下で使用していることを示します。
- RoHS適合
- RoHSの要求事項を満たしていること。対象となる有害物質の含有量が規制範囲内であることを意味します。
- RoHS適合品
- RoHSに適合している製品。規制をクリアした部品や仕上げを用いています。
- RoHS準拠品
- RoHS規定に準拠している製品。適合性を満たした製品として販売されます。
- RoHS適合表示
- RoHS適合を示す表示・ラベルが製品やパッケージに付されている状態。
- RoHS適合認証
- 第三者機関などによるRoHS適合の認証を取得していることを示します。
- RoHS指令準拠
- RoHS指令(欧州連合の規制)に準拠していることを示します。
- RoHS指令適合
- RoHS指令の要求を満たしている状態。輸出入時の適合証明にも使われます。
- 欧州RoHS適合
- 欧州連合のRoHS規制に適合していることを表す表現。海外市場向けの表示でよく使われます。
- EU RoHS適合
- EU RoHS(欧州連合の RoHS規制)に適合していることを示す表現。
- RoHS準拠表示済み
- RoHS準拠を示す表示がすでに製品情報やパッケージに表記されている状態。
- 環境規格RoHS適合
- 環境規格のひとつであるRoHSに適合していることを示す表現。
- 鉛フリーRoHS対応
- RoHSの有害物質削減要件に対応しており、鉛を含まない設計・製造になっていることを示します。
rohs準拠の対義語・反対語
- RoHS非準拠
- RoHSの規制に適合していない状態。製品が有害物質の使用制限を満たしていないことを指します。
- RoHS不適合
- RoHSの基準・要求を満たしていない状態。対象物がRoHSの制限対象物質の使用を控えていないことを意味します。
- RoHS未適合
- RoHSの適合基準をまだ満たしていない状態。現時点では非適合だが、将来的に改善可能性があることを含意します。
- RoHS準拠外
- RoHSの準拠範囲外にある状態。実質的には非準拠とみなされるケースが多い表現です。
- RoHS非適合品
- RoHSの要件を満たしていないことが明示された製品。
- RoHS違反品
- RoHSの規制に違反していると判断される製品。法的・規制的リスクが伴います。
- 有害物質を含む製品
- RoHSの制限対象有害物質を含み、RoHS準拠を満たしていない状態を表す表現。具体的には鉛・水銀・カドミウム等を含む可能性があります。
rohs準拠の共起語
- RoHS指令
- EUの法規制で、電気・電子機器に特定有害物質の使用を制限する規制。
- RoHS準拠
- RoHSの要件を満たしている状態。製品がRoHSに適合していることを示す。
- RoHS2
- RoHS指令の改正版。主に2011/65/EUとして実施されている規制。
- RoHS3
- RoHS指令の追加改正(2015/863/EU)を含む総称。
- EU RoHS
- 欧州連合のRoHS規制の総称。
- 2011/65/EU
- RoHS2の正式指令番号。
- 2015/863/EU
- RoHS3の正式改正番号。
- EN 50581
- RoHS適合性評価の技術文書の国際標準。適合証明の作成に用いられる。
- 限定物質
- RoHSで規制対象となる6物質の総称。Pb, Hg, Cd, Cr(VI), PBB, PBDEなど。
- 禁止物質
- RoHSで使用を禁じられている有害物質のこと。
- Pb(鉛)含有
- RoHSで含有を厳しく制限される主要物質のひとつ。
- Hg(水銀)含有
- RoHSで含有が規制される物質。
- Cd(カドミウム)含有
- RoHS対象の有害金属のひとつ。
- Cr(VI) 六価クロム含有
- RoHSで制限される六価クロムのこと。
- PBB
- ポリブロミネートビフェニル。 RoHSで規制対象となるハロゲン系難燃剤の一種。
- PBDE
- ポリブロ化ジフェニルエーテル。 RoHSで規制対象となるハロゲン系難燃剤の一種。
- Pbフリー
- 鉛を含まない設計・製品のこと。
- 鉛フリーはんだ
- 鉛を含まないはんだ材料。Sn-Ag-Cu等の代替材が用いられる。
- Halogen-free
- ハロゲンを含まない設計・材料。PBB/PBDEを排除する含有設計。
- 電気・電子機器
- RoHSの適用対象となる製品カテゴリ(電子機器全般を含む)。
- 家電製品
- 日常的に使用する家電にもRoHS適用が適用されることが多い。
- 適合宣言
- RoHS適合性を公的に示す宣言文書。
- EC適合宣言
- 欧州連合向けの適合宣言(EC declaration of conformity)
- 試験・検査
- RoHS適合性を確認するための試験・検査作業。
- 試験報告書
- RoHS試験の結果を記載した公式文書。
- 試験所
- RoHS検査を実施する認定試験機関・ラボ。
- 部品表(BOM)
- 製品の構成部品リスト。含有物質情報の管理にも使われる。
- 材料規制
- 原材料レベルでの有害物質規制のこと。
- 供給網管理
- サプライヤーがRoHSを遵守しているかを管理・監督する仕組み。
- コンプライアンス
- 法令・規制の遵守を意味する一般用語。
- 環境規制
- 環境保護のための法的規制の総称。RoHSはその一つ。
- 設計段階でのRoHS対策
- 設計初期からRoHS順守を考慮する設計思想。
- XRF分析
- X線蛍光分析で含有量のスクリーニングを行う非破壊検査法。
- ICP-OES/ICP-MS
- 詳細分析法。微量有害物質の定量分析に用いられる。
- グリーン調達
- 環境規制に適合した調達・購買活動。
- 環境負荷低減
- 製品ライフサイクルでの環境影響を低減する取り組み。
rohs準拠の関連用語
- rohs準拠
- 欧州連合のRoHS規制(RoHS指令とその改正)に適合している状態。製品が有害物質の上限値を満たすことを意味する。
- RoHS指令
- 欧州連合が定めた有害物質規制指令。対象機器に含まれる特定物質の使用を制限する法的枠組み。
- RoHS 2
- RoHS指令の改正版( directive 2011/65/EU の改正を含む、適用地域拡大と手続きの強化)。
- RoHS 3
- 追加4種のフタル酸エステルの禁止を含む、RoHSのさらなる改正(DEHP, BBP, DBP, DIBP)。
- 適用地域
- 欧州連合(EU)および欧州経済領域(EEA)で適用される規制。
- 対象機器カテゴリ
- 家電、IT機器、通信機器、オーディオ・ビジュアル機器、照明機器など、カテゴリごとに適用の有無が定められている。
- 対象物質
- RoHSで規制対象となる全10物質。6原則物質と4種のフタル酸エステルを含む。
- 6原則物質
- 鉛(Pb)、水銀(Hg)、カドミウム(Cd)、六価クロム(Cr(VI))、PBB、PBDE。
- 鉛(Pb)
- 用途および部材によって0.1%未満(1000ppm)を上限として制限される、特にはんだ材料や接点材料の使用を規制。
- 水銀(Hg)
- 0.1%未満が原則。表示・部材・素材の含有を制限。
- カドミウム(Cd)
- 0.01%未満(100ppm)という厳格な上限。カラー材・光学部品等の使用にも適用。
- 六価クロム(Cr(VI))
- 0.1%未満。錆止め・防食コーティング材料などの使用を規制。
- PBB
- ポリブロミンビフェニルの略。0.1%未満の制限。
- PBDE
- ポリブロジフェニルエーテルの略。0.1%未満の制限。
- DEHP
- フタル酸エステルの一種。0.1%未満。
- BBP
- フタル酸エステルの一種。0.1%未満。
- DBP
- フタル酸エステルの一種。0.1%未満。
- DIBP
- フタル酸エステルの一種。0.1%未満。
- 均質材料
- RoHSは均質材料(部品内の最小材料単位)ごとに制限を適用。部品全体ではなく、材料レベルでの適合を判定する考え方。
- 適合宣言/DoC
- 製造者がRoHS適合を示すDeclaration of Conformityを発行して、法的適合性を証明する文書。
- CEマーキング
- EU市場向けの製品に義務付けられる表示の一部で、RoHS適合が前提となるケースが多い。
- 試験方法
- 有害物質の含有量を検証するための検査。XRFを用いたスクリーニング、ICP-OES/ICP-MSを用いた定量が一般的。
- XRF試験
- 非破壊で元素を概算するスクリーニング手法。コストが低いが検出限界に注意。
- ICP-OES/ICP-MS
- より精度の高い定量分析。RoHSの法的数値を満たす根拠として用いられる。
- Exemption/例外
- 特定の用途・部材には例外規定が適用される場合があり、Annexで個別に定められている。
- 適用除外例
- 例外対象として認められるケースの具体例。例外は随時更新されるため最新情報の確認が必要。
- サプライチェーン管理
- 部品や素材の有害物質情報を追跡・共有し、RoHS遵守を維持するための取り組み。
- 材料表/BoM
- 構成部品の材料情報を一覧化したリスト。RoHS適合性確認の基礎データ。
- 材料規制対応表
- 製品ごとに対象物質と限界値、検査方法を整理した文書。内部監査・外部監査で使用。
- 中国RoHS
- 中国版の有害物質規制。国内市場向けには別途対応が必要。
- 中国RoHS対応
- 中国RoHSに適合するための証憑・データの整備。
- 韓国RoHS
- 韓国向けの有害物質規制。韓国市場での販売には別途適合が必要。
- 韓国RoHS対応
- 韓国RoHS関連の適合証明・データ管理。
- 更新・監査
- 規制は改正や追加の例外があるため、定期的な更新と監査が重要。
- 環境規制の文脈
- RoHSは環境保全と公衆衛生を目的とした国際的な規制群の一部。
- 代替材料/代替検討
- 有害物質を含まない材料へ置換する設計方針を推進。
- 適合証明機関
- 第三者機関によるRoHS適合性の検証・証明を受ける場合もある。
rohs準拠のおすすめ参考サイト
- RoHS指令(ローズ指令)とは?誰でも分かるRoHS【2025年最新版】
- RoHS(ローズ)指令とは?規制対象となる10物質を詳しく解説
- RoHS2とは?RoHS1との違いから改定の変遷まで徹底紹介
- RoHS(ローズ)指令とは?規制対象となる10物質を詳しく解説
- RoHS(ローズ)指令とは?基礎から実務までわかりやすく徹底解説
- RoHS指令とは?該当する物質を中心にわかりやすく解説 - 三協化学
- RoHSとは?日本に関係があるの?対象物質も一覧で紹介



















