usdz・とは？初心者にも分かる使い方と特徴共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

usdzとは何か

usdz は 3D データを一つのファイルにまとめたファイル形式です名前の通り USDZ は Pixar と Apple の共同開発であり USD のシーン情報を圧縮せずに一つのファイルにまとめて扱える特徴を持っています主な目的は AR 表示や 3D モデルの共有を簡単にすることです

特徴と使われ方

usdz の大きな特徴は テクスチャやシェーダー形状の情報 など 3D の情報を一つのファイルに詰め込める点ですこれによりブラウザやアプリで再現性が高くなり別のソフトへ移行する時の手間が少なくなります

使い方の基本

実際の使い方は状況によって異なります iPhone の Safari や AR Quick Look という機能を使えば usdz ファイルを読み込み現実の空間に 3D モデルを表示させることができます作成と表示の大まかな流れは次のようです 1 ファイルを用意する 2 対応アプリで開く 3 AR 表示を選ぶといった簡単な手順です

AR 表示の実例

スマホで usdz ファイルを選ぶと現実の部屋の空間にモデルが現れ指で回したりズームしたりできます 体験の手軽さ が大きな魅力です

作成と互換性

USDZ は USD の拡張形式 であり Apple のツールや Pixar のツール Blender などのプラグインで作成できます現在の主な互換性は Apple 系の機器ですが一部のツールを使えば他のプラットフォームでも閲覧可能です

特徴	単一ファイルにテクスチャや情報を統合
用途	AR 表示説明用の 3D モデルの共有
対応	主に Apple 製品と対応ソフト

注意点

ファイルサイズが大きくなる場合があり高解像度のテクスチャを使うと容量が増えます互換性はツール次第で変わるので作成時には出力形式と対応プラットフォームを確認しましょう 信頼できる出所からダウンロードすることも大切です

usdzの同意語

USDZファイル: 拡張子 .usdz を持つ、AR表示用の3Dモデルファイル。USDZはUniversal Scene Descriptionを1つのアーカイブにまとめたパッケージ形式です。
USDZフォーマット: AR用途の3Dアセットを一つのパッケージにまとめた形式。USD（Universal Scene Description）をZIPのように包んだものです。
USDZアーカイブ: USDデータとテクスチャを含むZIP風のアーカイブ。拡張子は .usdz。
AR用USDZ: 拡張現実アプリで利用されるUSDZ形式のファイル。
AppleのARファイル: AppleデバイスのAR Quick Look等で用いられる、USDZ形式のファイル。
Pixar USDZパッケージ: Pixarが開発したUSDベースのデータをパッケージ化したAR用ファイル形式。
Universal Scene DescriptionのARパッケージ: USDのAR用途パッケージ。複数のUSDアセットを一つのファイルにまとめた形式。
.usdz拡張子ファイル: ファイル名の末尾が .usdz の、AR表示対応の3Dモデルファイル。
3D ARファイル: ARで3Dモデルを表示するためのファイル形式の総称。USDZはその代表格の一つ。
ARコンテンツのパッケージ: AR表示用の3D資産をまとめたパッケージ形式。USDZはこのカテゴリーの代表例。

usdzの対義語・反対語

USDA/USDC（生データUSD）: 非圧縮のUSDデータ形式。USDZがZIPコンテナで一括パッケージ化するのに対し、USDA/USDCは生のUSDデータとして個別ファイルで扱われます。代表例としてUSDA（ASCII）とUSDC（バイナリ）があります。
2D画像ファイル: 2次元の静止画像データ形式（PNG、JPG、TIFFなど）。3Dモデルやテクスチャを含むUSDZとは異なり、平面上の情報だけを表現します。
非圧縮データ: ZIPで圧縮されていない生データ。ファイルサイズが大きくなりやすく、転送時間やストレージの負担が増えることがあります。
ZIP以外のコンテナフォーマット: ZIP以外の圧縮/梱包形式を指します。例：TAR.GZ、7Zなど。USDZはZIPベースのコンテナなので、これらは対照的なコンテナの一例です。
GLTF/GLB（別形式の3Dフォーマット）: USDZと同じく3Dデータを扱いますが、別の標準フォーマット。ZIPパッケージではなく、ファイル群として配布されることが多い点が対照になります。
動画ファイル（MP4/MOV）: 時間軸を持つメディア形式。静的な3DデータのUS DZとは用途が異なり、動的コンテンツとして扱われます。

usdzの共起語

USD: Universal Scene Descriptionの略。Pixarが開発した3Dシーンのデータ構造・表現形式で、ジオメトリ・材質・アニメーションなどを階層的に管理します。
USDZ: USDのデータをZIP形式でひとまとめにしたファイル形式。テクスチャやマテリアル情報を含み、AR/3D表示向けに配布されることが多いです。
AR: Augmented Reality（拡張現実）。現実世界の映像に仮想情報を重ねて表示する技術の総称です。
ARKit: Appleが提供するAR開発用フレームワーク。USDZを読み込んでAR体験を作るのに使われます。
RealityKit: AppleのAR向け3Dレンダリング・物理演算フレームワーク。USDZの読み込み・表示をサポートします。
Reality Composer: ARシーン作成ツール。完成したシーンをUSDZとしてエクスポートして共有できます。
Apple: USDZエコシステムを推進する企業。iOS/macOSデバイスでのAR/3D体験を支えます。
Pixar: Universal Scene Description（USD）の開発元。USDの起源となった企業です。
OpenUSD: USDのオープンソース実装。OpenSourceとして公開され、ツール間の互換性を高めます。
3D: 三次元のデータ全般を指します。USDZは3Dシーンやモデルをパッケージ化します。
3Dモデル: 立体の形状データ（ジオメトリ）を指します。USDZの中身としてよく含まれます。
テクスチャ: 表面の見た目を決める画像データ。色や模様・反射などの情報を提供します。
マテリアル: 物体表面の質感を定義する情報。色・粗さ・反射・透明度などを含みます。
PBR: Physically Based Renderingの略。物理ベースの材質・光の挙動でリアルな見え方を再現します。
glTF: GL Transmission Formatの略。Web向けの汎用3Dフォーマット。USDZと比較・変換の話題でよく出てきます。
ZIP: USDZはZIP形式のアーカイブ。中にUSDデータとテクスチャをまとめて格納します。
Exporter: 他フォーマットからUSDZへ変換する機能・ツールの総称です。
Reality Converter: Appleが提供するUSDZ変換ツール。OBJ/FBXなどをUSDZへ変換可能です。
アセットパイプライン: 3D資産を作成・最適化・パッケージ化してUSDZとして配布する一連の工程を指します。
iOS: AppleのモバイルOS。USDZのAR表示をネイティブにサポートします。
iPhone: iOSデバイスの代表例。AR体験の主な端末として使われます。
iPadOS: iPad向けOS。AR機能とUSDZの利用をサポートします。
macOS: MacのOS。Quick LookやSafariでUSDZを表示・利用できます。
Safari: Webブラウザ。USDZを使ったAR表示をWeb上で実現する場面があります。
Quick Look: ファイルの中身を素早くプ reviewできる機能。USDZの3D/ARプレビューにも使われます。
AR Quick Look: USDZを使って素早くAR体験を起動できる機能群。iOS/macOSで利用されます。
WebAR: ウェブ上で実現するAR体験の総称。USDZを素材として活用するケースが多いです。

usdzの関連用語

USDZ: USDZは、USD（Universal Scene Description）を1つのZIPベースファイルにまとめ、AR表示に最適化した3Dアーカイブ形式です。iOSのAR Quick LookやRealityKit/Reality Composerでの表示に主に使われます。
USD: Universal Scene Descriptionの略で、3Dシーンの構成要素（ジオメトリ、マテリアル、アニメーションなど）を統一的に記述する拡張性の高いデータ形式です。
OpenUSD: OpenUSDは Pixar が推進する USD のオープンソース化プロジェクトで、ツール群とライブラリを提供し、USD の互換性と拡張を促進します。
ARKit: Apple のAR開発用フレームワークで、現実世界と仮想オブジェクトを重ねた体験を簡単に実装できます。
RealityKit: AppleのAR体験構築用フレームワーク。物理演算・ライティング・アニメーションを組み込みやすく、USDZ の読み込みにも対応しています。
Reality Composer: コードを書かずにARシーンを作成・編集できるAppleのビジュアルツールです。
Reality Converter: 3Dアセットを USDZ に変換・最適化する公式ツールで、マテリアルやテクスチャの調整が行えます。
AR Quick Look: iOS/macOS の機能で、USDZ をスマホのカメラ越しに現実空間へ投影して確認できます。
GLTF/GLB: glTF はWeb用の3D交換フォーマット、GLB はそのバイナリ版。USDZ の代替としてWeb上での資産配布に使われます。
OBJ: 古典的なジオメトリフォーマット。シンプルですが材質情報は限定的です。
FBX: Autodesk が広く使う3Dデータ交換フォーマット。ジオメトリ・マテリアル・アニメーションを連携させやすいです。
PBR材質: Physically Based Rendering の材質。現実的な光の挙動を再現するための BaseColor、Metallic、Roughness、Normal などの要素を使います。
BaseColor: 材質の基本色（アルベド）を表すパラメータです。
Metallic: 金属度を表す値で、0（非金属）〜1（高金属感）に設定します。
Roughness: 表面のざらつきや滑らかさを表す値。低いほどツヤ、高いほど拡散的になります。
NormalMap: 法線マップ。凹凸を細かく表現してライティングをリアルにします。
OcclusionMap: Ambient Occlusionマップ。陰影の強弱を追加して立体感を高めます。
EmissiveMap: 自発光テクスチャ。発光部分を光らせる情報を持ちます。
UV座標: テクスチャを3Dモデルのどの位置に貼るかを決める2D座標系です。
Mesh: 3Dモデルの基本要素で、頂点・エッジ・面から成る幾何情報です。
アニメーション: 時間経過に応じてオブジェクトを動かすデータ。USDZにもアニメーション情報を含められます。
USDファイル拡張子: USD のファイル形式には .usd（テキスト/ASCII）、.usda、.usdc（バイナリ）があります。また USDZ は ZIP ベースのパッケージです。
Blender: 無料の3D制作ソフトで、USD/USDA/USDC/USDZへのエクスポートをサポートしています。
Maya: 大手3Dソフト。USD形式への直接エクスポートが可能で、制作フローに組み込みやすいです。
3ds Max: Autodesk の3Dソフトで、USD形式への書き出しをサポートします。
Cinema 4D: Maxon の3Dソフトで、USD出力機能を備えています。
usdcat: Pixar の USD ツールのひとつで、USD ファイルの統合・分割などを行います。
usdview: Pixar の USD ビューア。USD ファイルの閲覧・デバッグに使われます。
usdzconvert: USD ファイルを USDZ や他の形式に変換する公式ツールです。
Three.js: Web ブラウザ上で 3D を描画する JavaScript ライブラリ。GLTF/GLB のサポートが主ですが USDZ の読み込みにも対応する動きが広がっています。
WebXR: Web 上での AR/VR 体験を実現する標準化 API 群。USDZ を用いた AR 表現にも活用されます。