endnoteとは？研究ノートを整理する基本ツールの解説共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

endnoteとは？

endnoteは研究者や学生が引用文献を整理し、論文を書くときの引用形式を正しく整えてくれる参考文献管理ソフトです。論文やレポートを書く際には、文中でどの文献を参照したのかを示す引用と、文末に並べる書誌情報を正確に作る必要があります。endnoteを使えばこれらの作業を一つの場所で管理でき、文書作成ソフトと連携して自動で挿入・書式変更を行えます。

主な目的は三つです。まず第一に書誌情報の一元管理です。著者名・タイトル・出版年・出版社などのデータをまとめて保存しておくと、複数の論文で同じ書誌情報を何度も入力する手間が減ります。次に引用の自動挿入です。論文中で文献を引用したい場所に、ワンクリックで指定した書式に沿って引用を挿入できます。最後に書誌リストの自動整形です。論文の規定したスタイル（APA、MLA、Chicagoなど）に合わせて、文末の参考文献リストを自動で作成・更新してくれます。

端的に言えば、endnoteは「文献を探す」「文献情報を覚える」「引用と参考文献を整える」という3つの機能を一括で提供してくれる道具です。研究を進めるうえでの時間節約とミスの防止に役立ちます。

endnoteの主な機能

機能	書誌情報の一元管理、PDFの注釈・ハイライト、グループ分け、キーワード検索、メモ機能
引用の挿入	Wordや他の文書作成ソフトと連携し、本文中に挿入できる
書誌リストの自動整形	指定した引用スタイルに従って、文末の参考文献を自動生成・更新

使い方の流れ

まずはインストールしてライブラリを作成します。次に、Web検索やデータベースから文献情報を取り込み、ライブラリに登録します。取り込んだ情報は自分の用途に合わせてグループ分けや検索で素早く探せる状態にします。論文を書くときは本文中の挿入したい場所にカーソルを置き、引用を挿入します。書式の規定が変わっても、スタイルを切替えるだけで文末のリストが自動的に更新されます。

なお、実務の場ではライセンスや環境依存の違いがあるため、初めは小さなプロジェクトで使い方を確かめると安心です。端末間での同期機能を使う場合は、クラウド同期の設定を確認しておくとよいでしょう。

使うときのポイント

まずは基本のライブラリを作ることから始めましょう。あまりにも多くの文献を登録すると検索性が落ちることがあります。タイトル・著者・出版年などの主要情報が揃っているかを確認しながら、必要なものだけを登録します。次に引用スタイルを統一します。論文の提出先が指定するスタイルに合わせておけば、後の修正が楽になります。

注意点と代替案

endnoteは強力な有料ソフトです。学校や研究機関によっては無料ライセンスが提供されることもありますが、個人で購入する場合は費用を検討してください。また、より無料で使える代替としてZoteroやMendeleyなどがあります。機能は似ていますが、操作感や連携するサービスが異なるため、まずは体験版やデモを試して自分に合うものを選ぶと良いでしょう。

実践のまとめ

Endnoteを使うと、文献の散逸を防ぎつつ、論文作成の効率を大幅に向上させることができます。まずはライブラリを整え、引用スタイルを揃え、文書作成時の挿入作業を自動化する流れを身につけるのが基本です。長期的には研究の質を保ちながら時間を有効活用できるツールとして役立つでしょう。

参考表

ポイント	端的な説明
機能	書誌情報の管理・引用の自動挿入・自動整形
対象	研究者・学生・論文を書かる人
コスト	有料版が中心だが機関提供のケースもある

endnoteの関連サジェスト解説

endnote click とは: endnote click とは、Clarivateが提供するブラウザ拡張機能のことです。研究や学習で役立つツールで、ウェブ上の論文や資料のPDFを一発で見つけて開く手助けをします。以前は Kopernio と呼ばれていましたが現在は EndNote Click に名前が変わりました。使い方はとてもシンプルです。まず Chrome や Firefox などのブラウザに拡張機能を追加します。次に所属する学校や図書館のアカウントと連携させると、契約している全文のアクセス情報を自動で認識してくれます。論文を検索すると画面の上部に最適な版やアクセス可能な版が表示され、クリックするだけでPDFを開くことができます。場合によっては論文の全文をダウンロードしてクラウド上のライブラリに保存でき、後で別の端末からも参照できます。EndNote Click から直接 EndNote や BibTeX などの引用形式で書き出すことも可能で、研究ノートやレポート作成のときに引用管理が楽になります。学習や課題のために信頼できる情報源を素早く手に入れたい中学生にも勧められる道具ですが、使うときは所属機関の利用規約を確認し、公開済みの資料と著作権に注意しましょう。