

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
strptimeとは?
strptimeは日付や時刻の文字列を「日付データ」へ変換するための関数です。主にPythonの time モジュールで使われ、文字列とフォーマットを組み合わせて解析します。難しそうに見えますが、手順を知ればとても役立つ機能です。日付の入力を文字から分解して、年・月・日・時・分・秒を取り出すことができます。
基本的な使い方
代表的な使い方は time.strptime を使うことです。使い方の形は次のとおりです。
例: time.strptime('2024-12-13', '%Y-%m-%d')
この呼び出しは、文字列を time.struct_time というデータ構造に変換します。time.struct_time には tm_year、tm_mon、tm_mday などの情報が入っています。
注意点として、フォーマットが文字列と合わないと ValueError が起こる場合があります。正しく書くことが大切です。
よく使うフォーマットコード
以下は日付と時刻を分解するための基本コードです。
| コード | 意味 |
|---|---|
| %Y | 西暦年(4桁) |
| %m | 月(01-12) |
| %d | 日(01-31) |
| %H | 時(24時間制、00-23) |
| %M | 分(00-59) |
| %S | 秒(00-59) |
| %a | 曜日(短い名称) |
| %A | 曜日(完全名称) |
| %y | 年の下2桁 |
補足として、%c や %X、%z などのフォーマットも使えますが、 locale によって表現が変わる点に注意しましょう。
time.struct_time とは
strptime の結果は time.struct_time というタプルのようなデータ型になります。主な属性は次のとおりです。
| 属性 | 説明 |
|---|---|
| tm_year | 西暦年 |
| tm_mon | 月 |
| tm_mday | 日 |
| tm_hour | 時 |
| tm_min | 分 |
| tm_sec | 秒 |
このデータを使えば、後で datetime や他の処理に渡すことが簡単です。
datetime.strptime との違いと変換方法
似た名前の関数に datetime.strptime があります。これは datetime オブジェクトを返します。これを使うと時間の扱いが長くなる場面でも柔軟に対応できます。もし time.struct_time が欲しければ、次のように変換します: dt = datetime.strptime('2024-12-13', '%Y-%m-%d') そして dt.tim etuple() のように変換します。
変換例: from datetime import datetime; dt = datetime.strptime('2024-12-13', '%Y-%m-%d') これで dt は datetime オブジェクトになります。もし time.struct_time が欲しければ dt.timetuple() を使います。
実務での注意点と応用例
実務ではログファイルの日付解析や、ユーザー入力の検証に strptime が役立ちます。ロケール や タイムゾーン の扱いには注意が必要です。特に夏時間の切替や地域差がある場合、フォーマットコードだけでは正しく解析できないことがあります。
また、使い方のコツとして、まずは日付だけの例から始め、徐々に時刻やタイムゾーンを加えるとミスを減らせます。
まとめとして、strptime は文字列から日付情報を取り出す強力な道具です。正しいフォーマットを選び、エラーハンドリングを組み合わせることで、データ処理の信頼性を高められます。
初心者の方は、公式ドキュメントの例を真似して、まずは身近な日付文字列から練習してみましょう。
strptimeの同意語
- strptime
- 日付・時刻の文字列を、指定した形式に従って解析し、日付・時刻データへ変換する関数のこと。Python の datetime.strptime や POSIX の strptime などが代表例です。
- 日付文字列のパース
- 日付を表す文字列を、プログラムで扱える日付データへ変換する処理のこと。形式指定が前提です。
- 日付文字列の解析
- 日付を表す文字列を解釈して日付データを取り出す作業。strptime 的な変換を指す場合に使われます。
- 日付文字列を日付データへ変換
- 文字列として表現された日付を、日付型(Date/Time)へ変換する処理の総称です。
- 日付パース
- 日付文字列を解釈して日付データへ変換すること。短く言った表現です。
- 日時文字列パース
- 日付と時刻を含む文字列を解析して日付時刻データへ変換する処理。
- 日時文字列の解析
- 日付と時刻を含む文字列を解釈する作業。
- 時間文字列パース
- 時間情報を含む文字列を解釈して時刻データへ変換する処理。
- 時間文字列の解析
- 時間情報を含む文字列を解釈する作業。
- 文字列日付解析
- 文字列としての日付情報を解釈して日付データへ取り出す作業。
- 文字列から日付へ変換
- 文字列として表された日付を、日付型へ変換する処理の総称。
- 日付/時刻文字列解析
- 日付または時刻を表す文字列を解釈してデータへ変換する処理。
- 日付フォーマットに従った文字列解析
- 日付の形式指定に沿って文字列を日付データへ解析する作業。
strptimeの対義語・反対語
- strftime
- 日付オブジェクトを指定した書式の文字列へ変換する機能。strptimeの対になる基本操作です。
- 日付を文字列化する
- 日付データを人が読める文字列として表現する処理。表示用や保存用に適した文字列を作ることを指します。
- 日付を文字列に整形する
- 日付データを指定のフォーマットで整形して文字列として出力する処理。
- 日付フォーマット化
- 日付データを指定したフォーマットに変換して文字列として出力する処理の総称。
- 文字列化関数
- 日付を文字列にする処理を担う関数のこと。フォーマット指定に従って文字列化を行います。
- Date.toString
- JavaScript などの Date オブジェクトを文字列に変換する代表的なメソッド。
strptimeの共起語
- strftime
- strptimeと対になる関数。日付時刻を文字列へ整形するためのフォーマット機能です。
- datetime
- Pythonのdatetimeモジュールの中心となる日付/時刻を表す型。strptimeの解析結果はこの型に格納されます。
- time
- Pythonのtimeモジュール。現在時刻の取得や時刻の処理と関連します。
- date
- 日付のみを扱うクラス。年・月・日を表現します。
- format文字列
- 日付時刻の書式を指定する文字列。%Yや%mなどの書式コードを含みます。
- 書式コード
- strftime/strptimeで使用するプレースホルダの総称です。
- %Y
- 4桁の西暦年を表す書式コードです。
- %m
- 月を01-12で表す書式コードです。
- %d
- 日を01-31で表す書式コードです。
- %H
- 時を24時間表記で表す書式コードです。
- %M
- 分を00-59で表す書式コードです。
- %S
- 秒を00-59で表す書式コードです。
- %f
- マイクロ秒を0-999999で表す書式コードです。
- %z
- UTCオフセットを表す書式コードです(±HHMM)。
- %Z
- タイムゾーン名を表す書式コードです。
- %a
- 曜日の短縮名を表す書式コードです。
- %A
- 曜日の完全名を表す書式コードです。
- %b
- 月の短縮名を表す書式コードです。
- %B
- 月の完全名を表す書式コードです。
- %I
- 12時間表記の時を表す書式コードです。
- %p
- AM/PMを表す書式コードです。
- locale
- ロケール設定。月名・曜日名などの言語表記を決定します。
- tzinfo
- タイムゾーン情報を格納するオブジェクトの属性。日付時刻の時差を扱います。
- timezone
- タイムゾーン自体の概念。UTCやローカルタイムの切り替えに使われます。
- パースエラー
- 文字列が指定書式に適合しない場合に発生するエラーです。
- 解析
- 文字列を日付時刻へ変換する処理のことです。
- ISO 8601
- 日付と時刻の国際標準規格。ISO 8601形式の文字列にも対応します(実装次第)。
- tm構造体
- C言語のtm構造体。strptimeはこの情報に対応する日付要素を格納します。
- C標準ライブラリ
- strptimeの起源となるC言語の標準ライブラリです。
strptimeの関連用語
- strptime
- 文字列を日付時刻へ解析する関数。指定したフォーマット文字列に従って文字列を解釈し、結果として time.struct_time(time.strptime)または datetime オブジェクト(datetime.strptime)を返す。
- strftime
- 日付時刻を文字列へ変換する関数。フォーマット文字列で出力形式を指定する。
- datetimeモジュール
- Python標準ライブラリの、日付と時刻を扱う主要モジュール。datetime.date、datetime.datetime、datetime.time などのクラスを提供する。
- timeモジュール
- 時刻処理の標準ライブラリ。sleep や time.time などの基本機能を提供。strptime/strftime に近い機能も関連する。
- time.struct_time
- strptime の結果として得られる、年・月・日・時・分・秒などを保持する組み込み型。tm_year, tm_mon, tm_mday, tm_hour などの属性を持つ。
- フォーマット文字列
- strptime/strftime で日付時刻を解釈・生成する際の指示子を含む文字列。%Y, %m, %d などが代表例。
- フォーマット指定子
- 日付時刻の成分を表す記号の総称。各ディレクティブは年・月・日・時・分・秒・タイムゾーンなどを表す。
- ISO 8601
- 日付と時刻を表す国際標準。例: 2024-12-31T23:59:59Z。strptime でこの形式を解析するのに使われることが多い。
- RFC 3339
- インターネット時刻表現の標準の一つ。ISO 8601 のプロファイルとして用いられ、タイムゾーン表記を含む形式。
- タイムゾーン情報
- 時刻を解釈・表示する際の地域差を扱う情報。UTC、ローカルタイム、地域別の夏時間などを含む。
- zoneinfo
- Python 3.9 以降の標準ライブラリで、地域名ベースのタイムゾーンデータベースを提供するモジュール。
- pytz
- タイムゾーンを扱う外部ライブラリ。夏時間の切替などを正しく扱うために広く利用されたが、現在は zoneinfo の利用が推奨される場合が多い。
- dateutil
- 柔軟な日付解析を提供する外部ライブラリ。dateutil.parser を使うと strptime よりも自由度の高い解析が可能。
- NaiveとAware
- datetime の概念。Naive はタイムゾーン情報を持たない、Aware は tzinfo を持つ(例: UTC)ことを指す。
- UNIX時間 / POSIX時間
- 1970-01-01 00:00:00 UTC からの経過秒数。strptime/strftime と組み合わせて時刻の表現や変換を行う。
- UTC / 世界協定時
- 協定世界時。国際的な基準時刻で、タイムゾーンの基準として用いられる。
- ローカライズ / Locale
- 地域設定に依存する日付表示。%x や %c などは locale によって表現が変わる。
- ValueError
- strptime のフォーマットと文字列が一致しない場合に発生するエラー。原因を特定して修正が必要。
- クロス言語の strptime
- C 標準ライブラリの strptime、Ruby の Time.strptime、PHP の strptime など、複数の言語で似た機能が提供される。
- 基本的な使い方のヒント
- 例: datetime.strptime('2024-12-31 23:59:59', '%Y-%m-%d %H:%M:%S') で解析する。
- 注意点と制限
- フォーマット指定子の互換性はプラットフォーム依存で、すべての環境で同じ動作を保証しない場合がある。



















