

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
azureadconnectとは何か
azureadconnectとは、オンプレミスのActive DirectoryとAzure Active Directoryをつなぐ橋渡しのツールです。企業内の人のアカウント情報を、サーバールームのADとクラウドのAzure ADの両方で使えるようにするために使われます。これにより、クラウドのサービス(Office 365/Microsoft 365 など)と社内のPCを、同じユーザー名・同じパスワードで扱えるようになります。
このツールの核となるのが「ディレクトリ同期」です。オンプレミスのActive Directoryの変更を定期的または常時Azure ADに反映させることで、アカウントの一元管理が可能になります。Azure AD Connectを使う場合、以下の主な機能を組み合わせて使うことが多いです。
以下は導入時に知っておくと役立つポイントです。
主な機能
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| ディレクトリ同期 | オンプレミスのADとAzure ADのユーザー/グループ情報を同期します。 |
| パスワードハッシュ同期 | ユーザーのパスワードのハッシュをAzure ADへ転送します(オプトイン)。 |
| パススルー認証 | クラウド側での認証時に、オンプレミスのActive Directoryを参照して認証します。 |
| シングルサインオン | 一度のログインで複数のクラウドサービスへ自動ログインします。 |
| 自動メンテナンス | 同期の監視やスケジュール設定を行い、継続的な同期を実現します。 |
導入のざっくり手順
1. 事前準備として、オンプレのADサーバーとWindows Server、インターネット接続、Azureのテナント情報が必要です。
2. AzureポータルでAzure AD Connectをダウンロードします。ダウンロード後、セットアップウィザードが案内してくれます。
3. ウィザード内で、オンプレのADのOUフィルタリングや、同期する属性、パスワードハッシュ同期かパススルー認証のいずれを使用するかを選びます。
4. 初回同期を実行します。初回同期には少し時間がかかることがあります。
5. 運用中は、同期スケジュールを設定し、監視を行います。問題が起きた時はAzureポータルのサポートツールを参照します。
注意点として、セキュリティや権限、時間の同期、ネットワークの要件を満たしているかを確認してください。Azure AD ConnectはハイブリッドIDの中核的ツールであり、適切に設定することで、クラウドとオンプレミスの境界をまたぐ運用を安定させることができます。
まとめ
azureadconnectを使うことで、社内のIDをクラウドへ安全に移行し、SSOを活用した便利な環境を作ることができます。ただし、設定ミスはセキュリティのリスクや認証の失敗につながるため、事前に要件を整理し、テスト環境で検証してから本番運用に移すことをおすすめします。
azureadconnectの同意語
- Azure AD Connect
- オンプレミスのActive DirectoryとAzure Active Directoryを同期する、公式の同期ツール。現在の標準名称として広く使われています。
- Azure Active Directory Connect
- Azure AD Connectの正式名称を日本語表現にした別称。意味は同じく、オンプレADとAzureADの同期ツール。
- AAD Connect
- Azure AD Connectの略称。技術文書や設定画面、コマンドでよく見かける短縮形。
- AD Connect
- Azure AD Connectの短縮表現。口頭やメモで頻繁に使用される略称。
- DirSync
- Azure AD Connectの前身ツール、旧来の同期ソリューション。現在は更新対象として扱われることが多い。
- AADSync
- Azure Active Directory Syncの略称。旧称の表現で、Azure AD Connectへ移行された背景を示す際に出ることがある。
- Azure AD Sync
- Azure ADとオンプレミスADの同期を指すカジュアルな言い方。一般的な文脈で使われることがある。
- Azure Active Directory Sync
- 同様に、Azure ADとオンプレミスADの同期を指す別表現。
- Microsoft Entra ID Connect
- Microsoftのブランド名変更に伴う、新しい呼称。実務では“Azure AD Connect”の同等機能を指す場合に使われることがある。
- Entra ID Connect
- Entraブランドの新名称に合わせた表現。将来的な名称変更を含意する場合に使われることがある。
- Azure AD Connect同期ツール
- ツールとしての役割を明示した表現。公式名称と同義の説明として使われることがある。
- Azure AD Connectツール
- 同様に、Azure AD Connectを指すツールとしての表現。
azureadconnectの対義語・反対語
- Azure AD Connectなし
- Azure AD Connectを使わず、オンプレミスのActive DirectoryとAzure Active Directoryの自動同期を行わない状態。
- クラウド専用
- オンプレミスADと連携せず、Azure ADのみでユーザーやグループを管理する運用。
- 同期停止
- オンプレミスADとAzure AD間の同期機能を停止した状態。新規更新は同期されない。
- 手動同期のみ
- 自動同期を使わず、更新を手動でAzure ADに反映させる運用。
- 同期なし
- オンプレミスADとAzure ADの自動・手動ともに同期を行わない状態。
- オンプレミス管理のみ
- 認証・アカウントの管理をオンプレミスのADに限定し、Azure AD側の自動管理を行わない。
- Azure AD Connectの無効化
- Azure AD Connectサービスを停止・無効化して機能を使わない状態。
- クラウド連携を停止
- オンプレミスとAzure ADの連携を遮断する設定・運用。
- 代替の同期手段を使用
- Azure AD Connect以外の同期手段(例: Azure AD Cloud Sync)を使うことで、AADCと同等の機能を別ツールで提供する状態。
- クラウド前提の認証設計
- クラウドのアイデンティティを前提とした設計で、オンプレミスのAD連携を前提としない構成。
azureadconnectの共起語
- Azure AD Connect
- オンプレミスの Active Directory とクラウドの Azure Active Directory を連携させる Microsoft のツール。主にユーザーやグループなどの属性を同期します。
- オンプレミス Active Directory
- 企業内に設置されるディレクトリサービス。Azure AD Connect がこの AD と Azure AD を結びつけます。
- Azure Active Directory
- クラウド上のディレクトリサービス。クラウドアプリの認証基盤として機能します。
- ハイブリッドアイデンティティ
- オンプレミスとクラウドのアイデンティティを同時に管理する考え方。同期と認証を統合します。
- 同期
- オンプレミス AD と Azure AD の属性を同じ状態に保つ処理のことです。
- 同期サーバー
- Azure AD Connect を実行する Windows サーバーのことです。
- 同期サービス
- 同期処理を実現する Azure AD Connect のサービス群です。
- 同期ルール
- AD の属性を Azure AD の属性へどう写すかを決めるルールです。
- 属性マッピング
- AD の属性と Azure AD の属性を対応づける設定です。
- OUフィルター
- 同期対象の組織単位(OU)を絞り込む設定です。
- スキーマ同期
- Active Directory のスキーマを Azure AD に合わせて同期する作業です。
- パスワードハッシュ同期
- ユーザーのパスワードをハッシュ化して Azure AD に同期する機能です。
- パススルー認証
- 認証をオンプレミスの AD で行う認証方式です。
- フェデレーション
- 認証の信頼関係を別のアイデンティティプロバイダに委ねる方式です。
- AD FS
- Active Directory Federation Services。オンプレ AD と Azure AD のフェデレーションを実現するサービスです。
- シームレスSSO
- サインインの際に再入力を求めず自動的に認証を行う機能です。
- デバイス書き戻し
- Azure AD のデバイス情報をオンプレミス AD へ戻す機能です。
- パスワード書き戻し
- Azure AD で変更されたパスワードをオンプレミス AD へ反映する機能です。
- Azure AD Connect Health
- Azure AD Connect の監視・健全性を提供するサービスです。
- ステージングモード
- 本番環境へ影響を与えず設定を検証できるモードです。
- Express Settings
- 導入を素早く進める初期設定オプションです。
- Custom Settings
- 詳細な設定を行うカスタム設定オプションです。
- Microsoft Entra ID
- 新しい名称。旧称は Azure Active Directory。現代には Microsoft Entra ID と呼ばれることが多いです。
- Azure AD Connect Cloud Sync
- クラウド寄りの軽量な同期ソリューションで、Azure AD Connect とは別のサービスです。
- Hybrid Azure AD Join
- デバイスがオンプレミスの AD と Azure AD の両方に参加する構成です。
- Synchronization Rules Editor
- 同期ルールを作成・編集するツールです。
- 前提条件
- 導入前に満たすべき要件(OS、権限、ネットワーク設定など)です。
- 監視
- 同期の状態やエラーを監視する機能です。
- Windows Server 要件
- 導入に必要な Windows Server のバージョン・構成条件です。
- .NET Framework 要件
- 動作に必要な .NET Framework のバージョン要件です。
- バージョン管理
- Azure AD Connect のバージョンと更新履歴を管理します。
azureadconnectの関連用語
- Azure AD Connect
- オンプレミスのActive DirectoryとクラウドのAzure Active Directoryを連携させ、ハイブリッドアイデンティティを実現するWindows Serverベースの同期ツールです。
- On-Premises Active Directory (AD DS)
- 企業内ネットワークにあるディレクトリサービス。Azure AD Connectの同期元として使われます。
- Azure Active Directory (Azure AD)
- クラウド上のアイデンティティサービス。SSO、多要素認証、デバイス管理などを提供します。
- Microsoft Entra ID
- Azure ADの新名称。現在はAzure ADと同義で使われます(ブランド変更に伴う表現)。
- Hybrid Identity
- オンプレミスのADとAzure ADを統合して、統一されたユーザーアカウントと認証を実現する考え方です。
- Synchronization
- AD DSとAzure ADの間でユーザー、グループ、連絡先といったディレクトリ情報を自動で反映させる仕組みです。
- Synchronization Service
- Azure AD Connectの同期処理を動かす中核となるサービス/コンポーネントです。
- Connectors
- 同期対象のディレクトリを接続する設定。オンプレAD、Azure ADなどそれぞれに対応します。
- Metaverse
- 同期処理の中間データモデル。オンプレミスとクラウドの属性をマッピングする仮想的なデータ層です。
- Delta Sync
- 差分だけを転送して同期を高速化する機能。初回同期後の変更分を反映します。
- Initial Sync
- 最初の完全同期。オンプレとクラウドの初期データを一括で反映します。
- Password Hash Synchronization (PHS)
- ユーザーのパスワードハッシュをクラウドへ同期し、Azure ADでの認証を可能にします。
- Pass-Through Authentication (PTA)
- パススルー認証。オンプレの認証機構を介してAzure ADの認証を実現します。
- Federation with ADFS
- オンプレのActive Directory Federation Servicesを使い、クラウドでSSOを提供します。
- Single Sign-On (SSO)
- 一度サインインするだけで、複数のクラウドサービスへ自動的にログインできる仕組みです。
- OU Filtering
- 同期対象をOU単位で絞り込む機能。特定の組織単位だけをクラウドへ反映します。
- Domain Filtering
- 同期するドメインを制限する設定。ドメイン単位で対象を絞り込みます。
- Attribute Filtering
- 同期する属性を制限し、不要なデータをクラウドへ送らないようにする設定です。
- Group Writeback
- クラウドのグループをオンプレのADへ書き戻す機能。ハイブリッドグループ運用を支援します。
- Staging Mode
- ステージング(検証用)モード。実運用前に設定を検証するためのモードです。
- Express Settings
- 導入を簡易化するプリセット設定。初期導入を迅速に行えます。
- Device Writeback
- Azure ADのデバイス情報をオンプレのAD DSへ書き戻す機能。Windows Hello for Business等で使われます。
- Password Writeback
- Azure ADで変更したパスワードをオンプレのADへ書き戻す機能です。
- Azure AD Connect Health
- 同期の健全性を監視するサービス。エージェントを介して状態を可視化します。
- Synchronization Service Manager
- 同期ジョブの状態や履歴を確認・管理する管理ツールです。
- Azure AD Connect Cloud Sync
- クラウドベースの同期ソリューション。オンプレディレクトリを簡易にクラウドへ同期します。
azureadconnectのおすすめ参考サイト
- Azure AD Connectとは - IT用語辞典 e-Words
- Azure AD Connectとは - IT用語辞典 e-Words
- Microsoft Entra Connect と Connect Health とは - Microsoft Learn
- Azure AD Connectとは?特徴やメリット・注意点を解説 - BOLT
- Microsoft Entra Connect とは(旧:Azure AD Connect) - Qiita
- 【AzureAD】「Azure AD Connect」とは?? - Zenn



















