

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
ntldrとは?
ntldr は Windows の起動時に最初に読み込まれる重要なファイルです。NTLDR は主に Windows XP や Windows 2000/2003 系で使われていました。現在の Windows では bootmgr などが使われますが、古い環境やリカバリ作業ではまだ関係することがあります。
ntldrの役割と仕組み
起動の流れは大まかにこうです。BIOSが最初にハードディスクを探し、NTLDRを読み込みます。NTLDRは続いて NTDETECT.COM を実行してハードウェアを検出し、NTOSKRNL を呼び出してOSを起動します。
この一連の動作はとても初期の Windows の仕組みですが、現在のパソコンでも古いOS を使っている環境で学ぶには良い入口です。
ntldr が関係するエラーと原因
よく見かけるエラーメッセージは「NTLDR is missing」や「NTLDR is installed incorrectly」です。原因はさまざまですが、最も多いのはboot.ini の破損、NTLDR/NTDETECT.COM の欠損、ブート領域の破損、ウイルスや不適切なパーティション操作です。
| ファイル | NTLDR | 役割 | 起動時に読み込まれ、OSの起動を開始する |
|---|---|---|---|
| 関連ファイル | NTDETECT.COM | 役割 | ハードウェアを検出して起動判断を補助する |
| boot.ini | 設定ファイル | 役割 | 起動エントリを管理する |
修復の基本手順
以下の手順は主に古い Windows 系(XP/2000/2003)向けです。表示される画面は環境によって異なることがあります。落ち着いて作業を進めましょう。
1) BIOS の起動順を確認します。起動時の画面で Boot や Boot Order を開き、ハードディスクが最優先になっていることを確認します。外部媒体が優先になっているとNTLDRを読み込めません。
2) リカバリ環境へ移行します。XP/2000 なら Recovery Console、Vista/7 ならシステム回復オプションを使います。CD/DVD から起動し、画面の指示に従います。
3) 修復コマンドを実行します。XP系なら fixmbr、fixboot、必要に応じて bootcfg /rebuild などを試します。これらはブート領域や起動設定を修正します。
4) NTLDR と NTDETECT.COM をコピーします。正常に動作していた別のパソコンから NTLDR と NTDETECT.COM をコピーし、C ドライブの直下へ上書きします。boot.ini の再作成が必要な場合は recovery コンソールで bootcfg /rebuild を実行します。
5) ブートセクターとパーティションの整合性を確認します。必要に応じて chkdsk を実行し、ウイルス対策ソフトで再チェックします。修復後は再起動して正常に起動するかを必ず確認してください。
まとめと予防のポイント
NTLDR は現代の Windows には直接関係が薄いものですが、古い OS を使っているパソコンやデータを救出する際に知っておくと役立ちます。重要なデータのバックアップを取り、焦らず作業すること、そして不安な場合は専門家へ相談することが大切です。
ntldrの同意語
- NTLDR
- Windows NT 系の起動時に読み込まれるブートローダーの略称。実体ファイルは ntldr.exe。
- NT ローダー
- NTLDR の日本語表現。Windows NT 系の起動を担当するブートローダーのこと。
- NT ブートローダー
- Windows NT 系の起動時に使われるブートローダー全般を指す用語。NTLDR を指す場合が多い。
- Windows NT 起動ローダー
- Windows NT 系の起動時に使われる初期のブートローダーのこと。
- NTLDR.exe
- NTLDR の実体ファイル名。ntldr.exe のファイル名を指します。
- NT Loader (NTLDR)
- NTLDR の英語表記・別名。NT Loader は ntldr.exe の役割を示します。
- NTLDR(NT Loader)
- NTLDR の正式名称の解説表現。NT ローダーの一種として Windows NT の起動を担う。
- NT ローダー(NTLDR)
- NTLDR の日本語と英語の混在表現。起動時のブートローダーのこと。
ntldrの対義語・反対語
- 停止
- NTLDR の機能を止め、OS の自動起動を妨げる状態
- アンロード
- ロード済みデータを取り除く、逆の動作のイメージ
- 無効化
- NTLDR のロード機能を無効に設定すること
- バイパス
- NTLDRを経由せず別の経路で起動すること
- ロード拒否
- ロードそのものを拒む状態
- オフライン
- ネットワークや追加のロードを利用せず、ローカルのみで起動すること
- 手動起動
- 自動起動ではなく手動で起動を進めること
- ロード不要
- ロード作業を必要としない状態
- 代替ブートローダー
- NTLDRの代わりに別のブートローダーを使う考え方(例:GRLDR、GRUB4DOS など)
- 直接起動
- NTLDRを経由せずOSを直接起動すること
- BIOS起動
- BIOSの起動ルートを使う表現
- UEFI起動
- UEFIモードで起動する経路
- GRLDR
- GRUB4DOS が Windows を起動する際に使うブートローダー名。NTLDRの対抗例として挙げられることがある
- GRUB4DOS
- GRUB4DOS という代替ブートローダーの名称
- 直接読み込み
- ロードを介さず、直接ファイルを読み込むイメージ
ntldrの共起語
- BOOT.INI
- NTLDRが参照する設定ファイル。OSごとの起動エントリや起動オプションを定義します。特にWindows NT系の起動で重要です。
- NTDETECT.COM
- NTLDRが起動時に実行するハードウェア検出モジュール。デバイス情報をNTLDRへ渡してOS読み込みを準備します。
- BOOTMGR
- Windows Vista以降のブートマネージャ。NTLDRの後継として使われ、起動エントリを管理します。
- Windows XP
- NTLDRが主に使われた代表的なOS。XPの起動にはNTLDRが関与します。
- Windows 2000
- NTLDRが使われた古いWindows系OSの一つ。起動時にNTLDRが読み込まれます。
- Windows Server 2003
- NTLDRが使われたサーバーOSの代表例。起動の際にNTLDRの読み込みが関与します。
- MBR
- Master Boot Record。起動の最初のセクターで、NTLDRが読み込まれる前段階の関連領域です。
- ブートプロセス
- 電源投入からOSが使える状態になるまでの一連の手順。NTLDRはこの過程で重要な役割を果たします。
- 起動エラー
- NTLDR関連のエラーメッセージ(例: NTLDR is missing)として頻出するトピック。解決にはファイルの再配置やブート設定の修正が必要です。
ntldrの関連用語
- NTLDR
- Windows NT系の古い起動ローダー。XP以前のWindowsの起動を担う小さなプログラムで、NTLDRが読み込まれてOS起動を進めます。
- NTDETECT.COM
- NT系の起動時にハードウェアを検出する小さなツール。NTLDRとセットで使われることが多いです。
- boot.ini
- XP以前のWindowsで使われた起動設定ファイル。どのOSを選ぶか、オプションを定義します。
- BOOTMGR
- Windows Vista以降で使われるブートマネージャ。NTLDRの代替として複数OSの起動設定を管理します。
- winload.exe
- Windows Vista以降のOSを起動するロードラー。OS本体の読み込みを指示します(UEFI時は winload.efi が使われます)。
- winresume.exe
- 休止状態(ハイバネーション)からの復帰を行う小さなプログラム。
- BCD
- Boot Configuration Data。Vista以降の起動設定を格納するデータベース。
- bcdedit
- BCDを表示・編集するコマンドラインツール。起動設定の変更に使います。
- MBR
- Master Boot Record。ディスク先頭の512バイトにあり、ブートローダーへの入口情報を提供します。
- Boot sector
- MBRの後に続く領域。OSを読み込むための初期コードと情報を含みます。
- BIOS
- Basic Input/Output System。古い起動方式で、ハードウェアの初期化と起動デバイス選択を担います。
- UEFI
- Unified Extensible Firmware Interface。現代の起動方式で、セキュアブートなどの機能をサポートします。
- ESP
- EFI System Partition。UEFI起動に必須のシステムパーティションに、ブートローダーやBCDを格納します。
- WinRE
- Windows Recovery Environment。起動修復やシステム復元などのトラブルシューティング環境です。
- NTLDR is missing
- NTLDRファイルが見つからないエラー。XP以前の起動でよく発生します。



















