

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
リンクローカルアドレスとは
リンクローカルアドレスは、同じネットワークの中だけで有効なIPアドレスのことです。ルータや他のネットワーク機器を越えては使えないという特性があります。リンクは物理的な接続がある範囲を指します。
IPv4とIPv6の違い
IPv4の場合は通常 169.254.0.0/16 の範囲を指します。このアドレスは、DHCPサーバーが見つからないときに自動設定され、同じローカルネットワーク内のデバイス同士が通信できるようになります。
IPv6の場合は fe80::/10 の範囲で、各リンク内で自動設定されます。ルーティングは行われず、隣接機器の発見や設定情報の取得などに使われます。
利用シーンと設定
家庭や学校のネットワークで、機器が初期起動時にIPアドレスを取得できない場合、リンクローカルアドレスで通信を確立することがあります。例えばプリンタがDHCP機能を持たず、設定を自動取得できないときなどです。
重要なポイント
リンクローカルアドレスは外部のインターネットには到達できません。また、同じリンク内の機器だけがこのアドレスで通信します。
比較
| 種類 | 範囲 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| IPv4のリンクローカル | 169.254.0.0/16 | DHCPが見つからないときに自動設定される | 近隣デバイス同士の簡易通信 |
| IPv6のリンクローカル | fe80::/10 | 各リンク内で自動設定され、ルータ探索にも使われる | 隣接機器の検出、設定情報の取得 |
まとめ
リンクローカルアドレスは、同じネットワークの範囲内でのみ機器を通信させるための特別なアドレスです。使い方を理解すると、トラブル時のネットワーク復旧がスムーズになり、IPアドレスの自動設定の仕組みが見えてきます。
リンクローカルアドレスの関連サジェスト解説
- ipv6 リンクローカルアドレス とは
- IPv6はIPv4の後継となる新しいインターネット規格で、アドレスは128ビットの長さを持ち、表現はコロンで区切られた16進数の組み合わせです。IPv6にはいろいろな種類のアドレスがありますが、その中でも「リンクローカルアドレス」は特別な役割を持っています。リンクローカルアドレスとは、同じ物理的なネットワークリンク、つまり家庭のLANや学校の教室の無線LANなどの限られた範囲内でのみ有効なアドレスのことです。つまり、別のネットワークやインターネット側には届かず、ルータを経由して外部へ到達することはありません。この種類のプレフィックスは fe80::/10 で始まるアドレス群です。リンクローカルは、多くの場合、端末が起動したときに自動的に生成・設定され、ネットワーク機器同士の初期の通信を可能にします。例えば同じ LAN 内のPCとプリンタ、あるいはスマホとルーターの間で、設定を自動で見つけたり接続を確立したりするのに役立ちます。リンクローカルアドレスはグローバルに到達可能なアドレスではなく、あくまで隣接するリンク内の通信専用です。これがあるおかげで、インターネットに出られなくても、同じネットワーク内の機器同士が協力して動作する基盤ができます。日常のネットワーク作業でエンジニアがこのアドレスを確認することも多く、トラブルシューティングにも役立ちます。Windowsなら ipconfig、LinuxやmacOSなら ip addr や ifconfig などのコマンドで fe80:: から始まるアドレスを確認できます。さらに、同じ端末に複数のインターフェイスがある場合には、%eth0 のようなゾーンIDを付けて使うことが多いです。初期設定の段階やネットワークの状態を把握する際、リンクローカルアドレスの理解は非常に重要な第一歩です。
リンクローカルアドレスの同意語
- リンクローカルアドレス
- 同一リンク内でのみ有効なアドレスの総称。IPv6では fe80::/10、IPv4では 169.254.0.0/16 が該当します。
- IPv6リンクローカルアドレス
- IPv6ネットワークで、同一リンク上の通信に限定されるアドレス。通常 fe80::/10 の範囲が使われ、ルータを介さず自己設定されます。
- fe80::/10 アドレス
- IPv6のリンクローカルアドレスの代表的な範囲。デバイスが自動で割り当て、同一リンク上での通信に限定されます。
- IPv4リンクローカルアドレス
- IPv4で、同じ物理リンク内のみ通信するための自動設定アドレス。代表的には 169.254.0.0/16。
- 169.254.0.0/16 アドレス
- IPv4のリンクローカルアドレスの範囲。DHCPが利用できない場合に自動で割り当てられることが多いです。
- APIPA
- Automatic Private IP Addressing の略。IPv4で、DHCPサーバーが利用できないとき自動的に 169.254.x.x を割り当てる機能。
- Automatic Private IP Addressing
- APIPA の英語表記。IPv4の自動プライベートIPアドレス割り当て機能を指します。
- APIPAアドレス
- 169.254.x.x の形式のIPv4アドレスを指す表現です。
リンクローカルアドレスの対義語・反対語
- グローバルユニキャストアドレス
- インターネット全体で到達可能なユニキャストアドレス。リンクローカルアドレスが同一リンク内のみ通信可能なのに対し、世界中のルータ経路でルーティングされます。
- グローバルアドレス
- 世界中のどこからでも到達できるアドレスの総称。IPv6ではグローバルユニキャストアドレスを指すことが多いです。
- パブリックアドレス
- 公開されていて、インターネット上でルーティングされるアドレス。NATを使うケースでよく耳にしますが、IPv6ではグローバルアドレスとほぼ同義です。
- サイトローカルアドレス
- IPv6の歴史的な用語で、サイト内の限られた範囲で使われるアドレス。現在は非推奨で、リンクローカルの対局的な位置づけとして挙げられることがあります。
- プライベートアドレス
- 組織内ネットワーク内部でのみ使用され、インターネット上では通常ルーティングされません。IPv4のプライベートアドレスやIPv6のULAを含む概念です。
リンクローカルアドレスの共起語
- IPv6
- 次世代のIP規格。128ビット長のアドレス空間を持ち、グローバル/リンクローカルなどのアドレス種別がある
- FE80::/10
- リンクローカルアドレスの典型的なプレフィックス。実際にはFE80から始まる範囲で、各インターフェースに自動設定される
- リンクローカルスコープ
- リンクローカルアドレスが有効な通信の範囲。同じ物理/論理リンク内でのみ通信可能
- ユニキャストアドレス
- 1つの宛先を指すアドレス。リンクローカルアドレスはユニキャストとして使われる
- SLAAC
- Router AdvertisementをもとにIPv6アドレスを自動設定する仕組みの一つ
- 自動アドレス設定
- 手動で設定せずにアドレスを自動的に割り当てる機能
- EUI-64
- インターフェース識別子をMACアドレスなどから生成する方法。IPv6のアドレス生成にも使われる場合がある
- DAD
- Duplicate Address Detection。アドレスの衝突を検出する手続き
- NDP
- 隣接発見プロトコル。リンク上のノード検出・アドレス解決・ルータ検出などを担う
- ND
- Neighbor Discoveryの略。IPv6の基本メカニズム
- RFC4291
- IPv6アドレスの構造・命名規則を定めたRFC。リンクローカルの扱いも定義される
- アドレス解決
- リンク上の相手のMACアドレスを特定する仕組み(ND/NDPを通じて行われる)
- IPv4リンクローカル
- IPv4におけるリンクローカルアドレス。169.254.0.0/16
- ルータ広告
- ルータから送られる広告パケット。SLAACを促す情報を提供
- RS
- Router Solicitation。ホストがルータに対して広告を促す初期メッセージ
- RA
- Router Advertisement。ルータが広告情報を送信
- ゾーン識別子
- リンクローカルアドレスのスコープを示す識別子。OS設定で利用される
- スコープID
- 同様に、ネットワークデバイスに対してスコープを識別する番号
- アドレス種別
- リンクローカル、グローバル、ユニークローカルなどの分類
- 局所通信
- リンク内の通信に限定され、他リンクへはルータを介さず届かない
リンクローカルアドレスの関連用語
- リンクローカルアドレス
- 同一リンク(同じ物理/無線ネットワークセグメント)内でのみ有効なIPアドレス。ルータを越えた通信には使えず、初期接続や隣接機器との通信に利用されます。
- IPv4リンクローカルアドレス(APIPA)
- DHCPサーバが見つからない場合に自動的に割り当てられるIPv4アドレス。範囲は169.254.0.0/16。
- APIPA(Automatic Private IP Addressing)
- 自動プライベートIPアドレス割り当て。IPv4でリンクローカルアドレスを指す略称。
- IPv6リンクローカルアドレス
- fe80::/10の範囲を用い、デバイスが同一リンク上にある限り通信するためのアドレス。グローバルな通信には使われません。
- fe80::/10
- IPv6のリンクローカルアドレス空間の識別子。fe80からfebfまでの範囲を含みます。
- リンクローカルスコープ
- アドレスが有効になる範囲の概念。リンクローカルはそのリンク上だけで有効です。
- リンクローカルマルチキャストアドレス
- IPv6のリンク上のマルチキャストアドレス。特定のグループ(例: 全ノードや全ルータ)へ同時通知します。
- FF02::1(リンク上の全ノードマルチキャスト)
- リンク上のすべてのノードを対象とするマルチキャストアドレスの代表例。
- FF02::2(リンク上の全ルータマルチキャスト)
- リンク上のすべてのルータを対象とするマルチキャストアドレスの代表例。
- NDP(Neighbor Discovery Protocol)
- IPv6で隣接ノードの検出・アドレス解決・経路情報の取得などを行うプロトコル。ICMPv6を利用します。
- ARP(Address Resolution Protocol)
- IPv4でIPアドレスからMACアドレスを解決するためのプロトコル。リンクローカルIPv4でも使用されます。
- インタフェースID(Interface Identifier)
- IPv6アドレスの下位64ビット。MACから生成することが多く、privacyの観点からランダム化される場合もあります。
- EUI-64
- MACアドレスからIPv6のインターフェースIDを自動生成する方法の一つ。プライバシーにも影響します。
- SLAAC(Stateless Address Autoconfiguration)
- ルータのアドバタイズ情報を元に、グローバルアドレスを含むIPv6アドレスを自動設定する仕組み。
- DHCPv6
- IPv6でアドレスや設定を割り当てる仕組み。状態を保持する場合はDHCPv6が使われます。
- ゼロコンフィギュレーション(zeroconf)
- DHCPサーバなしで自動設定を行う一連の仕組み。APIPAやSLAAC、mDNS/DNS-SDなどを含みます。
- mDNS(Multicast DNS)
- ローカルネットワーク内で名前解決を行う仕組み。zeroconfの一部として使われます。
- DNS-SD(DNS Service Discovery)
- DNSを使ったサービスの自動発見機能。zeroconfの一部として利用されます。
- スコープID
- IPv6アドレスのスコープを識別する識別子。複数のインターフェースがある場合に、リンクローカルアドレスを特定のインターフェースに関連づけるために使われます。
- ルーティングとリンクローカル
- リンクローカルアドレスはルーティングされず、同一リンク内の機器同士の通信に限定されます。
リンクローカルアドレスのおすすめ参考サイト
- リンクローカルアドレス(169.254.xxx.xxx / fe80::/64)とは - IT
- リンクローカルアドレスとは何?【ネットワーク用語】
- リンクローカルアドレス(169.254.xxx.xxx / fe80::/64)とは - IT
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- IT業界の基礎知識:ローカル(プライベート)IPアドレスとは?



















