dataviewとは？初心者向けガイド｜Obsidianのデータ表示を簡単に使いこなす方法共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

dataviewとは？データを表示する仕組みを理解する

データを一覧にしたり表にしたりする機能として、dataview があります。データをうまく取り出して表示することで、ノートをただ読むだけでなく「探す・比較する・整理する」力を高めてくれます。特に Obsidian というノートアプリのDataview プラグインとして広く使われており、学習ノートや仕事ノートを効率化するのに役立ちます。

1. dataviewの基本

dataview は英語で「データを表示する」という意味です。ノートには日付・タイトル・タグ・メモのような情報が混ざっています。dataview を使うと、それらの情報を条件に合わせて取り出し、表やリストとして並べることができます。

2. どんな場面で使えるのか

例を挙げると、学校のノートで「今週の課題一覧を作る」「完了済みのタスクだけを表示する」「特定の科目の成績だけを並べる」など、探したい情報をすぐに表示できます。こうすることで、ノートを読み返すときに筋道を見つけやすくなります。

3. 使い方の基本

使い始めには Obsidian に Dataview プラグインを追加します。プラグインを有効にすると、ノート内に特別なコマンドを書けるようになります。基本的な命令の形は次のとおりです。

クエリの形	表示形式の例
TABLE date, subject, score	表形式で表示します
LIST date, subject	リスト形式で表示します
TABLE with filters	条件を絞って表示します

例えば、次のように書くと、条件に合うノートだけを集めて表示できます。クエリの基本を覚えると、いろいろな用途に応用できます。

4. 簡単な実例

以下は、Dataview を使って「科目別の点数一覧」を作るイメージです。実際のノートでは日付・科目・点数・備考などを同じ形式で書くと、dataview が自動で整理してくれます。

ノート内のデータ例	表示の例
date: 2025-01-15, subject: 理科, score: 88	TABLE date, subject, score
date: 2025-01-16, subject: 英語, score: 92	表形式で表示

このように dataview は、条件に合う情報だけを取り出し、見やすく整列してくれます。最初は小さなデータから始め、表示形式を TABLE/ LIST で試していくうちに、ノートをデータベースのように扱える感覚をつかめます。

5. よくある疑問とポイント

Q: dataview は難しく感じる？ A: 初心者には最初は難しく感じるかもしれませんが、基本の「表示形式を TABLE / LIST にする」ことと「条件で絞る」ことだけ覚えれば十分に活用できます。

Q: プラグインが必須？ A: はい。dataview は Obsidian のプラグインとして動作します。公式ストアからインストールして有効化してください。

6. 学習のコツとリソース

はじめは公式ドキュメントとチュートリアルを読み、手元のノートで小さなサンプルを作ってみましょう。自分のノートの構成を決め、どんな情報を一覧表示したいのかを先に決めてからクエリを作ると理解が早くなります。

さらに実践的な例として、次のセクションには「サンプルデータの表示例」を添えています。

例データ	表示例のイメージ
date: 2025-01-23, subject: 数学, score: 95	TABLE date, subject, score

dataview はノートの情報を「データ」として扱う新しい考え方です。うまく活用すれば、ノートは単なるメモの集まりではなく、検索・集計・比較がしやすいデータベースのように使えるようになります。

dataviewの関連サジェスト解説

obsidian dataview とは: obsidian dataview とは、 Obsidian の強力なプラグインで、ノートの中身から特定の情報だけを取り出して一覧にしてくれる機能です。普通のノートはテキストが増えると探すのが大変ですが、Dataviewを使うと、タグがついたノートだけを集める、日付順に並べる、特定の項目だけを表に表示する、といった操作が可能です。データの源は主に YAML Frontmatter やノート内のインラインフィールドです。たとえば frontmatter に date: 2024-12-01, tags: [仕事, 学習], status: 進行中のように書くと、dataview は date や tags を読んで表示できます。基本的な使い方は、ノートに dataview のブロックを作成し、次のようなクエリを書くことです。たとえば table ファイル名をノート名として date と tags を表示する形式を選び、from Projects、where contains(tags, 学習)、sort date desc のように条件を組み立てると、Projects フォルダ内の学習というタグを持つノートが日付の新しい順に表として表示されます。より高度な表示が必要なら、DataviewJS を使って JavaScript 的な処理を行い、動的なリストや集計を作ることもできます。初心者向けには、まずプラグインを有効化し、簡単などのノートに何というタグがあるかを表示するところから始め、徐々に条件を増やして複雑な表を作る練習をおすすめします。

dataviewの同意語

データ表示: データを画面に表示して確認できる状態のこと。表や一覧でデータを視覚化する基本的な機能を指す広い意味の表現。
データ表示機能: データを表示するための機能群や機能そのものを指します。UIの一部としてデータの出力・表示を担当します。
データの表示: データをそのまま画面に出力して示すこと。日常的に使われる自然な表現です。
データビュー: データのビュー、つまりデータを閲覧する画面・見え方を指す英語由来の略称。表形式やカード形式などでデータを視認します。
データビュー機能: データを表示・閲覧する機能の集合。ビューとしてデータを確認できるようにするものです。
データ閲覧: データを閲覧・参照する行為。表示系の総称として使われることが多い表現です。
データ閲覧機能: データを閲覧できる機能。データの参照・確認を容易にする機能群。
データ照会: データを検索・取り出す操作。情報を取り出して見るための問い合わせ作業を指します。
データ参照: データを参照して確認する行為。表示の前提となる閲覧の一部です。
データの参照: データを参照して内容を確認すること。表示の出力前提となる行為。
データ一覧表示: データを一覧形式で表示する表示方法。複数のデータを一度に確認できます。
データの一覧表示ビュー: データを一覧表示するためのビュー。行・列で整理された表示形式です。
データ可視化: データを視覚的に表現すること。グラフや表などを用いてデータを理解しやすくします。
情報表示ビュー: 情報を表示するための表示ビュー。データ以外の情報の表示にも使われる用語です。
Dataview（英語表記）: 英語表記のそのままの名称。特定のツールやプラグイン名として使われることが多い語彙です。
データビューア: データを閲覧するためのビューア・閲覧画面を指します。データを参照する際の表示部の名称として使われます。

dataviewの対義語・反対語

データ非表示: データを表示せず、見えない状態にすること。dataviewの対義語として、データを隠す・表示を抑制する意味で使われます。
データ隠蔽: データを意図的に隠して他者から見えないようにする行為・状態。透明性の反対概念として捉えられます。
データ非公開: データを公開せず、内部限定または非公開の状態にすること。公開性の反対語として使われます。
データ表示抑制: データの表示を抑え、視覚的に見えないようにする設定・状態。
データ削除: データを削除して参照できなくする行為。データの可視化とは別の、データ自体をなくす方向の対義語。
データ非公開設定: データを公開せず、アクセス権・公開範囲を制限する設定の状態。

dataviewの共起語

Dataview: Dataviewプラグイン自体の名称。Obsidianでデータを抽出・表示する機能の総称。
Dataviewプラグイン: Obsidian向けのDataviewプラグインそのもの。ノートのメタデータを集計・表示する機能セット。
Obsidian: Dataviewが動作するノートアプリ。マークダウンベースのノート管理ツール。
DataviewJS: DataviewのJavaScript API。カスタム計算や複雑な表示を作るためのコードインターフェース。
Frontmatter: ノートの先頭に書くYAML形式のメタデータ。Dataviewはここを参照してデータを抽出します。
フロントマター: Frontmatter（前述）の日本語表現。ノートのメタデータ領域のこと。
YAML: Frontmatterで使われるデータ記述形式のひとつ。
インラインクエリ: ノート本文中に直接書くDataviewのクエリ。小さな結果をその場に表示します。
インラインフィールド: 本文中に埋め込むメタデータフィールド。Dataviewが検索・表示対象にします。
クエリ: データを抽出する問い合わせの総称。Dataviewの中心概念。
テーブル表示: データを表形式で表示するDataviewのビュー。
リスト表示: データをリスト形式で表示するDataviewのビュー。
Dataviewブロック: ノート内のブロックとして使うDataview表示要素。
テーブル: 表形式のデータ。テーブル表示と同義として使われることが多い。
タグ: ノートにつけるハッシュタグ。Dataviewで絞り込み対象になります。
タスク: 未完了/完了などのToDo形式の項目。Dataviewでクエリ可能。
フィルター: 条件で絞り込む機能。where相当の役割。
ソート: 結果を並べ替える操作。
グループ化: 属性ごとにデータをまとめる機能。集計に活用される。
集計: データを要約する計算。Sum/Count/Avgなど。
合計: 数値の総和を求める集計の一種。
平均: 数値の平均値を求める集計。
件数: データの総件数を数える集計。
メタデータ: ノートに付随する情報全般。Dataviewが参照する対象になることが多い。
Markdown: DataviewはMarkdownベースのノートを前提に機能します。
Vault: Obsidianのノートを格納するデータの集合。DataviewはこのVault内を横断してデータを集めます。
条件: 絞り込みの条件のこと。
クエリ言語: Dataviewが用いるクエリの言語的側面を指す。

dataviewの関連用語

Dataview: Obsidianのノート内データをクエリで抽出・表示するためのプラグイン。テーブル・リスト・タスク形式でデータを可視化できる。
DataviewJS: DataviewのJavaScript版。dvオブジェクトを使って自由自在にデータを加工・表示するカスタム描画が可能。
dv: DataviewJSで用いられるグローバルオブジェクト。dv.pages() などのメソッドを呼び出してデータを取得する際に使う短縮形。
Obsidian: ノートをリンク・検索・タグ付けして管理するデスクトップノートアプリ。Dataviewはこのアプリのプラグインとして動作する。
YAML Frontmatter: ファイルの冒頭に書くメタデータ領域（--- で挟む）。Dataviewが情報を読み取れる標準的なメタデータの保管場所。
Inline Dataview fields: ノート本文中に Field:: Value の形式でメタ情報を埋め込む方法。Dataviewはこれを参照して集計・表示が可能。
Dataview Query Language (DQL): Dataview専用のクエリ言語。from/where/sort/limit などの句を使ってデータを絞り込み・整列できる。
Dataview block: データを表形式・リスト形式で表示する基本のクエリブロック。ノート内で実行して結果を出力する入口。
Dataview table: クエリ結果を表形式で表示する出力オプション。列を自由に指定できるのが特徴。
Dataview list: クエリ結果をリスト形式で表示する出力オプション。シンプルな一覧表示に向く。
Dataview task: タスクを抽出して表示する出力オプション。完了状況や期限などでフィルタリングできることが多い。
From: データの参照元を指定する句。フォルダ名やコレクションを入力して取得範囲を決定する。
Where: 条件を設定してデータを絞り込む句。例: where contains(tags, '#研究')
Sort: 並べ替えの基準を指定する句。昇順・降順を選べる。
Limit: 表示件数を制限する句。ピーク時の表示量を抑えたり、 paginate の前提に使われることも。
Group by: 指定したフィールドでデータをグルーピングして集計表示する機能。
file.name: ノートファイルの名前。検索・表示の際に便利なフィールド。
file.path: ノートのパス。vault内の場所を一意に示す情報。
file.link: ノートへのリンク。クリックで該当ノートを開くことができるURL形式。
file.ctime: ファイルの作成日時。履歴の追跡や新規ノートの抽出に使われる。
file.mtime: ファイルの最終更新日時。更新順のソートなどに有用。
file.size: ファイルサイズ。データ量の指標として使えることがある。
file.folder: ファイルが格納されているフォルダ。分類・絞り込みに役立つ。
dateformat: 日付を任意の書式に整形する関数。例: dateformat(date, 'yyyy-MM-dd')
length: 配列の長さを取得する関数。例えばタグの数を数えるなどに使用。
sum: 数値の合計を計算する集計関数。
avg: 数値の平均を計算する集計関数。
min: 最小値を取得する集計関数。
max: 最大値を取得する集計関数。
contains: 文字列や配列に特定の要素が含まれるかを判定する関数。
regexmatch: 正規表現で文字列を照合する関数。高度な文字列抽出に有用。
startsWith: 文字列が指定した文字列で始まるかを判定する関数。
endsWith: 文字列が指定した文字列で終わるかを判定する関数。
tags: ノートにつけたタグ。検索・フィルタの主要な対象としてよく使われる。