

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
不静定梁とは何か
この項目では、建物の梁に関わる用語の中でも特に重要な 不静定梁 について、初心者の方にも分かりやすく解説します。そもそも梁は水平の床や屋根を支える部材で、両端の支点の状態により荷重をどう分担するかが変わります。不静定梁 とは、静力学の公式だけでは反力や内力を決定できない梁のことを指します。つまり、追加の条件(変形の制約や材料の柔軟性)を使って解く必要があるのです。
静定梁と不静定梁の違い
静定梁 とは、与えられた支点の配置だけで反力と曲げモーメントが一意に決まる梁のことです。例えば、片持ち梁や単純支点梁は静定またはほぼ静定のケースが多く、力の分布を算出するのが比較的容易です。しかし、不静定梁 は支点の数が変形と連動して決まるため、反力を求めるには変形の条件を考える必要があります。
具体的な例と考え方
最も身近な例として「プロップ梁」と「固定端梁」を挙げることができます。プロップ梁(片端が固定ではなく支点だけで支持される梁)は、端部の反力を見るだけでは決まりません。もう一つの例は両端が支点で、実は端部を固定した梁です。これらはいずれも静力学だけでは解けず、変位の整合条件を使って解く必要があります。
よく使われる解き方のヒント
不静定梁を解く基本的な考え方は三つです。まず一つ目は 反力の補正 を行い、次に三つ目は 変位の条件 を使って整合をとることです。厳密には以下の要素を組み合わせます。
・境界条件の理解: 支点の状態と自由度を確認する。端部の拘束状態を正しく捉えることが解の第一歩です。
・剛性の分配: 材料の柔らかさや断面の形状により、曲げモーメントがどのように分配されるかを考えます。
・変位法とモーメント法の併用: 変位法では変形の等式から未知反力を決め、モーメント法では境界条件を再現します。
簡易な表での整理
| ケース | 静定度 | ポイント |
|---|---|---|
| 片持ち梁に単純支点 | 静定 | 反力が一意に決まる |
| プロップ梁(片端支点、他端自由) | 不静定1 | 変位の整合条件が鍵 |
| 両端固定の梁 | 不静定2以上 | 剛性の分配が重要 |
まとめ
不静定梁は、力の分担を静力学だけで決められないため、 変形と剛性を考える視点が必要です。正しい支点の設定と、変位の整合条件を満たす解を見つけることが、初学者が不静定梁を理解する近道です。
不静定梁の同意語
- 不静定梁
- 静力学の法則だけでは反力・内力を決定できない梁。支点条件が複雑で、補足的な変形条件や連成を考慮する必要がある。
- 不静定の梁
- 同じく、静力学だけでは解けない梁の意味を指す表現。読み替えとして使われるが意味は基本的に同じ。
- 不静定構造の梁
- 梁を含む構造全体が静定条件を超えており、静力学だけで反力・内力を決定できない状態の梁。
- 多支点梁
- 支点が複数あり、静定条件を超えるため不静定梁となるケースを指す表現。実務では不静定梁の一種として扱われることがある。
- 静定梁ではない梁
- 文字通り静定梁ではないことを表す別表現。意味は不静定梁と同じ。
不静定梁の対義語・反対語
- 静定梁
- 不静定梁の対義語。外力の作用下で反力と曲げモーメントを力の平衡だけで一意に求められる梁。冗長な拘束がなく、静力学の式だけで解ける状態を指す。
- 単純支持梁
- 端部がピン支点などで支持され、モーメントが発生しない代表的な静定梁。外力と反力の数が力の平衡式で一致する構造タイプ。
- 完全静定梁
- 外力に対して反力と内力が静力学の方程式だけで決定される梁の状態。冗長性がゼロの状態を強調する言い方。
- 静定構造
- 梁を含む構造全体が静的に決定可能(静定)な状態。力の分布を静力学だけで解析でき、追加の拘束が不要であることを意味する概念。
- 静定系の梁
- 静定性を持つ梁の系統・カテゴリを指す表現。解法が比較的単純で、安定して力を求めやすい性質を示す。
不静定梁の共起語
- 不静定梁
- 静定梁より反力やモーメントを求めるのに追加の条件が必要な梁。複数のスパンまたは過剰な拘束条件により不静定となる。
- 静定梁
- 荷重と支点条件から反力とモーメントを一意に決定できる梁のこと。対になる概念。
- 連続梁
- 複数スパンにまたがって連続して支持される梁。一般に不静定梁の典型例。
- 不静定度
- 梁の静定度を超えた自由度の数を表す指標。1以上が不静定の状態を示す。
- 支点条件
- 梁の支点での拘束条件。反力の発生やモーメントの生じ方に影響する。
- 境界条件
- 梁端部の拘束状態(固定・ピン・ローラーなど)。解析の前提となる条件。
- 支点反力
- 支持点で生じる反力のこと。モーメントを生じる支点と生じない支点がある。
- 反力図
- 荷重に対する反力の分布を表す図。設計時に重要。
- 曲げモーメント
- 梁内部で生じる曲げのモーメント。たわみ・応力設計の中心量。
- せん断力
- 梁内部の剪断力。
- たわみ
- 梁の縦方向の変形量。設計・耐震評価にも影響。
- 変形
- 梁全体の形状変化。応力-変形の関係に関わる。
- モーメント分配法
- モーメントを支点間で分配して解く古典的な解法。
- 剛性法
- 剛性を用いた解析法(剛性マトリクスを使う手法)。
- 柔軟性法
- 梁の柔軟性を用いて反力を求める解析法。
- 荷重ケース
- 複数の荷重条件の組み合わせで解く場合のケース分け。
- 荷重分布
- 分布荷重・連続荷重を指す表現。
- 集中荷重
- 一点に作用する荷重。
- 分布荷重
- 梁全体にわたって作用する荷重。
- 自重
- 梁自身の重さ(自重荷重)。
- スパン長
- 各スパンの長さ。
- 支点距離
- 支点間の距離。
- 内力
- 梁内部で生じる力(曲げ・せん断・軸力など)の総称。
- 断面二次モーメント
- 断面の形状に応じて決まる二次モーメント(I値)。
不静定梁の関連用語
- 不静定梁
- 静定梁より未知反力が多く、力の平衡だけでは荷重の作用点を決定できない梁。たわみの適合条件などの変形条件を用いて解く必要がある。
- 静定梁
- 未知反力の数が3つ以下で、力の平衡だけで解くことができる梁(2Dの場合)。
- 連続梁
- 複数の梁が連結して一体として働く梁。支点条件が連続的で、不静定になることが多い。
- 支点条件
- 梁の端や中間の支持の種類と配置。反力の数と自由度に影響する。
- ピン支点
- 回転は自由だが、垂直・水平反力を受ける支点。主に静定梁・不静定梁で用いられる。
- ローラ支点
- 垂直反力のみ受ける支点。水平反力はほぼ発生しない。2D梁でよく使われる。
- 固定支点(固定端)
- 端部を回転と平行移動の両方で拘束する支点。曲げモーメントが端部に発生する。
- 反力
- 支点が荷重に対して生み出す反対方向の力。反力の分布が梁の内力を決める。
- 反力法
- 冗長反力を導入してから、変形(適合)条件を用いて未知反力を決定する解法。例:力の法、冗長反力を用いる方法。
- 変位法(変位法/変位条件法)
- 梁の変位・たわみを先に求め、変位の条件から反力を決定する解法。
- モーメント分配法
- 連続梁のモーメントを分配・再分配して各部のモーメントを求める手法。主に連続フレームに用いられる。
- 影響線法
- ある荷重の位置が反力・内力に与える影響を影響線で表し、全体の反応を算出する方法。
- 影響係数
- 荷重の位置と大きさが反力や曲げモーメントに与える影響の係数。
- たわみの適合条件
- 連結部でたわみが連続になることを要求する条件。これが不静定の解法で重要。
- たわみ/変形
- 梁の垂直方向の変位(たわみ)と全体の変形状態のこと。
- 曲げモーメント
- 断面に生じる曲げの力のモーメント。内力の中心を表す。
- 剪断力
- 断面に生じる剪断の力。モーメントと並ぶ内力の一つ。
- 荷重条件
- 荷重の種類と配置。集中荷重、等分布荷重、変動荷重など。
- 集中荷重
- 一点に集中して作用する荷重。
- 等分布荷重
- 梁全長または一部にわたり等しい値でかかる荷重。
- 分布荷重
- 範囲にわたって連続的にかかる荷重(連続荷重ともいう)。
- 端部モーメント
- 梁端部に生じるモーメント。固定端梁や連続梁で重要。
- モーメント図
- 梁全体のモーメントの分布を図示した図。設計の目安になる。
- 剪断力図
- 梁全体の剪断力の分布を図示した図。
- 曲げ–ひずみ関係
- 線形弾性材料では M = EI × κ により曲げモーメントと曲率の関係を表す。
- 弾性係数(Young's modulus)
- E。材料の剛性を示す指標。
- 断面二次モーメント(I)
- 断面の曲げに対する剛性を表す指標。形状に依存する。
- 弾性理論
- 小変形・線形材料を前提とした梁の解析理論。
- 不静定度
- 静定梁を超える未知反力の数。2D梁では通常 R - 3 などで表され、次数が大きいほど解法が複雑になる。



















