

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
量指定子とは何か
量指定子は正規表現の世界で前にある文字やグループが何回現れるかを決める機能です。言い換えれば文字列の出現回数を制御する道具であり、短い指定で長い文字列を取り出したり、特定のパターンを効率よく探したりするのに役立ちます。
正規表現を覚え始めたばかりの人にとっては、量指定子は最初の難所の一つかもしれませんが、基本を押さえると文字列の抽出作業がぐんと楽になります。
よく使われる代表的な量指定子
以下は日常的によく使われる量指定子の代表例です。記号だけを見ても意味が分かるようにしています。
| 記号 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| * | 0回以上の繰り返し | a* |
| + | 1回以上の繰り返し | a+ |
| ? | 0回または1回 | ab?c |
| {n} | ちょうどn回 | a{2}b |
| {n,} | n回以上 | a{2,}b |
| {n,m} | n回以上m回以下 | a{2,4}b |
このような量指定子は、前にある文字やグループが何回続くかを決める役割を果たします。実務ではメールアドレスの前後の文字列を取り出すときや、一定の回数だけ繰り返すパターンを検索するときに活躍します。量指定子を適切に使い分けることで正規表現の表現力が大きく広がります。
貪欲と非貪欲の違い
量指定子には貪欲と非貪欲の2つの挙動があり、デフォルトでは「貪欲」と呼ばれる長くできるだけ長いマッチを試みます。実務ではこの挙動を利用して最適なマッチを引き出す場面が多いですが、時には望ましくない長さのマッチになることもあります。そんなときは量指定子の後ろに ? をつけて「非貪欲」とします。例えば a.*b は貪欲マッチで文字列全体を広く拾いますが、a.*?b はより短い区間でマッチします。この性質を理解して使い分けることが正規表現を使いこなすコツです。
実用例として、文章中の最初の数字を取り出す場合を考えます。正規表現として \d+ という量指定子を使えば1つ以上の数字を摘出できます。もし複数の数字が連なっている中から先頭の1つだけを取りたい場合は、おおよそ非貪欲なマッチングを意識して設計します。
量指定子の使い分けのコツ
まずは目的の文字列の構造を観察して、何回現れれば条件を満たすかを決めます。次に必要に応じて {n} や {n,m} のような範囲指定を使い分け、必要なら量指定子の後ろに ? を付けて非貪欲モードを使います。最後に他の要素との組み合わせでグループ化を行い、前後の文字列との関係性を調整します。
覚えておきたいポイントは、量指定子は単一の文字ではなく前にある文字やグループの出現回数を制御する道具である点です。これを理解すれば複雑なパターンも整理して作成できるようになります。
実務での活用例
Webスクレイピングで記事内の特定の見出しだけを抽出したい場合や、ログファイルから日付の形式を揃えて抜き出したい場合など、量指定子は作業の精度と効率を高めます。初歩を固めれば応用はどんどん広がります。
最後に要点をもう一度確認します。量指定子は前の要素の出現回数を決める道具であり、代表的なものには *, +, ?, {n}, {n,}, {n,m} があります。貪欲と非貪欲の違いを理解し、実務でのケースに合わせて使い分けることが成功の鍵です。
この知識があれば正規表現を使う場面で自分の意図を正確に伝えられるようになります。
量指定子の同意語
- 数量詞
- 名詞の数量を表す語の総称。具体的な数を示す語(三つ、五人など)や、漠然とした量を示す語(たくさん、少し、少数など)を含む幅広いカテゴリ。
- 数詞
- 数や順序を表す語。単なる数字(1、2、3など)だけでなく、第一、二番目などの序数詞も含み、数量を示す基本的な語の一種。
- 定量語
- 数量を正確または限定的に示す語。具体的な数値を伴う場合や、範囲を示す場合に用いられる語を指すことが多い。
- 量化語
- 数量を拡張・限定する働きを持つ語。‘すべての’, ‘多くの’, ‘いくらかの’ のように、量を定義・調整する語を指す。
- 量を表す語
- 量そのものを表現する機能を持つ語の総称。具体的な数だけでなく、量の大小や程度を示す語も含む。
量指定子の対義語・反対語
- 不定量
- 数量が具体的に決まっていない。漠然とした量を示す語・表現のこと。例: 不定量の砂糖、いくらかの水
- 無限定
- 数量の限定がなく、範囲や上限が定められていない状態を表す語。例: 無限定の量
- 任意量
- 量を特定せず、任意の量をとれるという意味の語。数学的表現で使われる。例: 任意量の入力
- 零量
- 量がゼロであることを表す語。量の存在が全くない状態を示す
- 不特定数
- 特定の数を指さず、漠然とした数を表す語。例: 不特定数の人が来る
- 不定数
- 数がはっきり決まっていない状態を表す語。量を具体化しないニュアンス
- 非量指定語
- 量を指定しない、または量を表さない語の総称。
量指定子の共起語
- 数量詞
- 名詞の数量を表す語の総称。いくつ・たくさん・少し・全部など、数量の程度や数を直接示す語が含まれる。
- 数詞
- 数量を表す語の総称。基数詞と序数詞を含み、数そのものや順序を示す語を指す。
- 基数詞
- 名詞の数そのものを表す語。例: 一、二、三、十など。
- 序数詞
- 順序を表す語。例: 第一・第二・三番目など。
- 助数詞
- 名詞を数えるときに付く語。冊・本・枚・匹など、名詞の種類ごとに使い分ける。
- 漢数字
- 漢字で書く数字。例: 一・二・三・十・百。
- アラビア数字
- アラビア数字で書く数。例: 1・2・3・10。
- 名詞
- 量指定子が修飾する対象の名詞。数量を指す名詞として共起することが多い。
- 数え方
- 物を数える方法全般。対象物によって適切な量指定子や助数詞が変わる点を説明する語彙。
- 単位
- 数量の大きさを測る単位。例: 個・本・枚・kg など、数え方とセットで使われる。
- 限定詞
- 名詞を限定・特定化する語。数量を示す語と組み合わせて使われることがある。
- 形容詞
- 数量の程度を表す語。多い・少ない・大きい等、量を修飾する形容詞。
- 副詞
- 数量の程度を補足する語。かなり・かなりの・非常に など、量の程度を強調する副詞。
量指定子の関連用語
- 量指定子
- 量の大きさや数を名詞の前で指定する語の総称。いくつ・たくさん・少し・全部などが該当し、文法的には数量を表す機能を持ちます。
- 量詞
- 名詞を数える際に使われる分類語。中国語・日本語を問わず、数量と名詞を結ぶ役割を果たします(例: 本・冊・枚・kg)。
- 助数詞
- 日本語で数を数えるときに名詞と組み合わせる中間語。数え方の種類を示します(例: 一本・二冊・三匹)。
- 数詞
- 数を表す語の総称。数字そのもの(1・2・3)だけでなく、いくつ・いくつかといった数を表す語も含みます。
- 数量詞
- 数量の多さ・少なさを表す語。例: たくさん・少し・全部・全てなど。
- 指示詞
- 対象を指し示す語。この・その・あのなどがあり、数量を伴って名詞を特定する役割も持ちます。
- 限定詞
- 名詞を限定して指し示す語。数量・所有・特定を示す機能を持ち、例として『全ての人』『この本』など。
- 全称量化子
- 論理学で“全ての〜”を表す量化子。記号としては ∀ が用いられます。
- 存在量化子
- 論理学で“少なくとも1つの〜”を表す量化子。記号としては ∃ が用いられます。
- 不定量詞
- 数量が不定の語。例: いくらか・いくつか・多少・ある程度など。
- 数量表現
- 数量を表す言い回しの総称。数詞・数量詞・不定量詞・形容詞などが組み合わさって生まれます。
- 絶対数量
- 他の量と比較せず、純粋な数値で表される数量。例: 3つ・五百人など。
- 相対数量
- 他の量と比較して決まる数量表現。例: 少なくとも5人、私のほうが多い、といった表現。



















