

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
パスデータとは?
パスデータとは、図形の“道順”を数字と文字の組み合わせで表すデータのことです。特にベクター画像の世界で使われ、線や曲線の描画手順を1つの文字列としてまとめたものを指します。
SVGとパスデータの関係
ウェブ上でよく使われるSVGは、パスデータを使って複雑な形を描きます。パスデータはコマンドと座標の並びで構成され、どこから描き始め、どの点へ動き、どのような曲線になるかを指示します。
基本の仕組み
基本となるのは「コマンド」と「座標」のセットです。コマンドは一文字で表され、文字の大文字・小文字で座標の絶対位置か相対位置かを示します。
| 意味 | 例 | |
|---|---|---|
| M | 描画を開始する場所へ移動 | M 10 10 |
| L | 直線を引く | L 50 10 |
| C | キュービックベジェ曲線 | C 20 20, 40 40, 50 10 |
| Q | 二次ベジェ曲線 | Q 25 25, 40 40 |
| A | 楕円弧 | A rx ry x-axis-rotation large-arc-flag sweep-flag x y |
| Z | パスを閉じる | Z |
| H | 水平線への移動 | H 60 |
| V | 垂直線への移動 | V 30 |
| S | スムーズキュービック曲線 | S 25 25, 40 40 |
| T | スムーズ二次曲線 | T 30 50 |
実際には、複数のコマンドを組み合わせて複雑な形を作ります。パスデータは1つの文字列として表現され、描画エンジンが解釈して形を描きます。
簡単な例
次のパスデータは、左上の点から一直線で右へ進み、最後に図形を閉じます。<span>例: M 10 10 L 50 10 L 50 50 Z
使いどころとポイント
ウェブデザインではアイコン作成、図形の地図描画、アニメーションの基礎など、さまざまな場面で活躍します。初心者はまず基本のコマンドと座標の意味を覚え、簡単な図形から練習するとよいでしょう。
覚えておきたいコツ
絶対座標と相対座標の違いを理解することが、せっかくのパスデータを思いどおりに制御するコツです。大文字は常に原点からの位置、
小文字は前の点を起点にして新しい位置を表します。
まとめ
パスデータは、文字列として描画指示をまとめる仕組みです。SVGを学ぶ基礎として押さえておくと、アイコン作成や地図描画、アニメーションの設計など、Webデザインの幅が広がります。
パスデータの同意語
- パスデータ
- パスの座標と描画指示をまとめたデータ。SVGのPath要素で使われる、M・L・Cなどの命令と座標の並びを指します。
- パス情報
- パスを構成する座標と指示の情報の総称。描画や形状再現に使われる基本データです。
- 経路データ
- 地図上の経路や描くべき道筋など“経路”そのものを表すデータ。パスデータの意味を広く言い換えた表現です。
- 座標データ
- 点の座標の羅列として表現されるデータ。パスデータの中核で、X座標・Y座標の組み合わせが並びます。
- パス座標データ
- パスを構成する座標情報を特化して指す表現。M・L・Cなどの命令と座標のセットとして使われます。
- パス文字列
- パスを文字列形式で表したもの。例えば「M10 10 L20 20」のような命令と座標をつなげた文字列です。
- SVGパスデータ
- SVGのPath要素に用いられるパスのデータ形式。ベジェ曲線や直線を組み合わせて形状を描画します。
- パス命令
- パスを描く手順を表す命令の集合。移動・直線・曲線などの描画指示を含みます。
- ベジェ曲線データ
- ベジェ曲線の情報を表すデータ。曲線の制御点や終点の座標が含まれ、滑らかな曲線を描く際に使われます。
- 描画パス
- 画面上に描く線・形の輪郭を表すデータ。デザインやグラフィック制作で重要な要素です。
- 形状データ
- 形状を表すデータの総称。パスデータを含み、SVGやCanvasなどで使われます。
- パス定義
- パスの仕様・表現方法を定義した情報。どの座標でどの命令を実行するかを示す説明書のような役割です。
パスデータの対義語・反対語
- ラスタデータ(ビットマップデータ)
- パスデータはベクター形式で、座標と描画命令で形状を表します。一方、ラスタデータはピクセルの集合からなる描画形式で、拡大すると画質が劣化します。
- 点データ(離散的データ)
- パスデータは連続した線の軌跡を記述しますが、点データは個々の点の集合のみを表します。パスの連結・曲線制御を持たない点データを対比として挙げられます。
- 座標データのみ(コマンドなしの座標表現)
- パスデータには座標と描画コマンドの組み合わせで形を描きますが、座標データのみはコマンド情報を含まず、単純な座標値の羅列に過ぎません。
- 直線データ(直線のみを表現)
- パスデータは曲線や複雑な形状も含めて記述できますが、直線データは直線だけを表現するデータです。
- テキストデータ(文字情報データ)
- パスデータは図形描画のための座標情報・命令を含みますが、テキストデータは文字情報そのものを表現します。用途が異なる“描画データ”の対比として挙げられます。
パスデータの共起語
- SVG
- スケーラブル・ベクター・グラフィックスの略。パスデータはd属性で表現され、線や曲線を描く座標情報の集合です。
- d属性
- SVGのパスデータを表す属性名。コマンドと座標を並べてパスを定義します。
- 座標
- パスを形成する点の位置情報。x座標とy座標の組み合わせで表されます。
- 座標データ
- 複数の座標の並び。パスデータでは座標列として使われます。
- ベジェ曲線
- C(シー)やSコマンドで描く滑らかな曲線の基本要素です。
- コマンド
- パスデータで使われる命令文字(M, L, C, Q, Z など)。
- ポリライン
- 複数の直線区間でつながる線。パスデータの一形態として現れます。
- 相対パス
- 現在の座標を起点に相対的な座標を使ってパスを描く表現です。
- 絶対パス
- 基準点を原点や固定の座標系として絶対的な座標でパスを描く表現です。
- ファイルパス
- ファイルシステム上の場所を表す道筋。OSやプログラムで使われます。
- URLパス
- ウェブのURLに含まれる階層的な経路部分。リクエストの対象を指します。
- ルーティング
- ウェブアプリでURLと処理を結びつける設計方法。パスデータはルーティングの要素です。
- 経路データ
- 地理情報や道路・線路などの経路情報を指す総称です。
- 座標系
- パスデータの座標を解釈するための参照系。
- 地理データ
- 位置情報を含むデータの総称で、パスデータはその一部になることがあります。
- GeoJSON
- 地理データをJSON形式で表現する標準。パスや線分のデータ表現にも用いられます。
- 投影
- 地理座標を地図上の位置に対応させるための座標変換の工程です。
- パース
- パスデータを解析・分解して座標・コマンドを取り出す作業のことです。
パスデータの関連用語
- パスデータ
- SVGで図形の道筋を表す文字列。座標とコマンドを並べ、d属性として用いる。
- d属性
- path要素におく、実際のパスデータ文字列を格納する属性。
- path要素
- SVGの要素の一つで、パスデータを用いて線や曲線を描く。決まった形を表す。
- SVG
- スケーラブル・ベクター・グラフィックスの略。拡大しても品質が崩れないベクター画像形式。
- Mコマンド(Move to)
- 現在点を新しい絶対座標へ移動させ、パスの開始点を設定する。
- mコマンド
- 現在点からの相対座標へ移動して、新しい現在点を設定する。
- Lコマンド(Line to)
- 現在点から直線で新しい点へ結ぶコマンド。絶対座標で指定する場合はL、相対はl。
- lコマンド
- 現在点から相対座標へ直線を引くコマンド。
- Hコマンド(Horizontal line to)
- 水平直線で横方向だけ新しい点へ移動するコマンド。
- hコマンド
- 現在点を基準に相対的に水平に移動するコマンド。
- Vコマンド(Vertical line to)
- 垂直直線で縦方向だけ新しい点へ移動するコマンド。
- vコマンド
- 現在点を基準に相対的に垂直に移動するコマンド。
- Cコマンド(Cubic Bézier)
- 3次ベジェ曲線を描くコマンド。2つの制御点と終点を指定する。
- cコマンド
- 現在点を起点に相対的な3次ベジェ曲線を描くコマンド。
- Sコマンド(Smooth cubic)
- 前の制御点を踏まえ、2つ目の制御点を省略して終点へ曲線を描く。
- sコマンド
- 前の制御点を踏まえた相対的な3次ベジェ曲線を描くコマンド。
- Qコマンド(Quadratic Bézier)
- 2次ベジェ曲線を描くコマンド。1つの制御点と終点を指定。
- qコマンド
- 相対的な2次ベジェ曲線を描くコマンド。
- Tコマンド(Smooth quadratic)
- 前の制御点を踏まえ、制御点を省略して終点へ2次ベジェ曲線を描く。
- tコマンド
- 相対的な平滑な2次ベジェ曲線を描くコマンド。
- Aコマンド(Arc)
- 楕円弧を描くコマンド。半径、回転角、大・小弧フラグ、終点を指定。
- aコマンド
- 相対的な楕円弧を描くコマンド。
- Z / zコマンド(Close Path)
- 現在の点と開始点を結んでパスを閉じ、形を閉じる。
- 相対パスと絶対パス
- 座標の指定が小文字(相対)か大文字(絶対)かで、同じ形でも位置の解釈が変わる。
- 3次ベジェ曲線
- Cコマンドで描く、2つの制御点を使う滑らかな曲線。
- 2次ベジェ曲線
- Qコマンドで描く、1つの制御点を使う曲線。
- 楕円弧(Arc)
- Aコマンドで描く、楕円形の弧。
- パスデータの最適化
- 使わないコマンドの削除や、短い表現へ変更してデータを軽くする作業。
- SVGパスの最適化ツール
- SVGOMGやSVGOなど、パスを含むSVGファイルを自動的に最適化するツール。
- パスデータの長さとデバッグ
- パス文字列の長さや、どのコマンドが何をするかを検証する作業。
パスデータのおすすめ参考サイト
- イラストレーターデータとは?パスデータと画像の違いについて
- パスデータとは何ですか? - オリジナルプリント.jp よくあるご質問
- 【初心者向け】Illustratorのパスデータと画像データの違い - Esolab
- パスデータとは何ですか? - オリジナルプリント.jp よくあるご質問
- 【初心者向け】Illustratorのパスデータと画像データの違い - Esolab



















