

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
ndpi・とは?初心者にもわかる基礎解説
ndpiはファイル形式のひとつで、特にデジタル病理画像の分野でよく使われます。正式には NanoZoomer Digital Pathology Image の略称として用いられ、高解像度の全標本スライド画像を一つのファイルに格納できる拡張子です。
この ndpi ファイルは病理研究者や医療現場で組織の微細な構造を拡大して観察する際に役立ちます。ただしファイルサイズが非常に大きくなることが多く、保存や共有の際には工夫が必要です。
ndpi を扱うときは読み取りソフトの対応状況を確認しましょう。OpenSlide や QuPath などのツールは ndpi に対応していることが多く、矩形の部分だけを読み出す機能もあります。これにより巨大な画像全体を一度に開く必要がなくなり、パソコンの負荷を抑えられます。
ndpi ファイルの読み方の基本的な流れを紹介します。まずは読み取りソフトを用意します。次に ndpi ファイルを開き、拡大したい部分を選択します。必要に応じてスライド全体をピンポイントで表示することも可能です。最後に結果を保存したり、別形式へ変換して共有したりします。
変換や保存については以下の点に注意しましょう。読み取りツールによってはメモリを多く消費します。大きなファイルを扱う場合はバッチ処理や分割読み出しの機能を使い、必要な範囲だけを抽出すると効率的です。
ndpi の代表的なソフトウェアと用途を表にまとめました。以下を参照して自分に合ったツールを選びましょう。
| 説明 | |
|---|---|
| 拡張子 | ndpi |
| 用途 | デジタル病理画像の全標本スライドの保存・表示 |
| 代表的な対応ソフト | OpenSlide、QuPath、ImageJ など |
| 変換先 | TIFF、PNG、JPEG などの画像形式へ変換可能 |
| 読み取りのコツ | 大きなサイズなので局所拡大機能を活用する |
まとめとして、ndpi はデジタル病理の現場で多用される高解像度画像形式です。適切なソフトを使い、必要な部分だけを閲覧・変換することで、作業の効率を大きく向上させることができます。
ndpiの同意語
- NanoZoomer Digital Pathology Image
- NDPIの正式名称。Hamamatsu社のNanoZoomer機器で用いられる全スライド画像フォーマットを指します。
- NDPI
- NDPIの略称。NanoZoomer Digital Pathology Imageの頭文字をとった最も一般的な呼称です。
- NDPIファイル形式
- NDPIファイル形式そのものを指す名称。NDPI拡張子のファイルを扱う際に使われます。
- Hamamatsu NDPI
- ブランド名を明示した呼び方。Hamamatsu社が提供するNDPIフォーマットを指します。
- NanoZoomer Image Format
- 英語表記の同義語。NanoZoomerのデジタル病理画像を格納するフォーマットを指します。
- 全スライド画像形式
- WSI(全スライド画像)カテゴリの一形式として、NDPIがよく使われることを説明する表現です。
- NDPI拡張子
- ファイル名の拡張子として「.ndpi」が使われることを指します。
- NDPIファイル
- NDPIデータを格納するファイルそのものを指す表現です。
ndpiの対義語・反対語
- 浅いパケット検査
- ディープパケット検査(DPI)に対して検査の深さが浅く、ペイロードまで詳細に分析しない検査のこと。
- 表層パケット検査
- パケットの表層情報だけを検査し、データ部の内容を分析しない検査方式。NDPIの深層分析の対極として位置づけられる概念。
- 非ディープパケット検査
- ディープ検査を行わない、深度を伴わない検査。
- DPIなし
- ディープパケット検査を用いない、深掘り分析を実施しない運用。
- レガシーDPI
- 次世代のNDPIに対して、旧世代のディープパケット検査。
- 旧世代ディープパケット検査
- 最新のNDPIと対になる、古い世代の深層検査。
- 軽量検査
- 検査の深さやリソース消費を抑えた、軽量な検査手法。NDPIより分析能力が低いことを示唆。
- ネットワーク層検査のみ
- アプリケーション層の深い分析を行わず、ネットワーク層情報に限定した検査。
- アプリケーション層検査を行わない
- アプリケーション層までの検査を実施せず、深層分析を避ける運用。
- 暗号化トラフィック検査を前提としない
- 暗号化されたトラフィックの内容を検査対象とせず、NDPIの深層検査を前提にしない運用。
ndpiの共起語
- nDPI
- NTOPが開発・提供しているオープンソースの深層パケット検査(DPI)ライブラリ。パケットのペイロードを解析してアプリケーションやプロトコルを識別します。
- Deep Packet Inspection
- 深層パケット検査。ネットワークトラフィックのデータ部分を解析して、アプリケーションやプロトコルを特定する技術です。
- protocol identification
- プロトコル識別。nDPIの主な機能で、HTTP/HTTPS、DNS、TLSなどのプロトコルを検出します。
- application identification
- アプリケーション識別。どのアプリケーションが通信しているかを判別します。
- ntop
- ntopはネットワーク監視ツールの開発元で、nDPIの開発・保守にも関わっています。
- ntopng
- ntopngはネットワークトラフィックを可視化・分析するツール。nDPIを使ってトラフィックを分類します。
- libpcap
- libpcapはパケットキャプチャのライブラリ。nDPIはこれを入力データとして扱うことが多いです。
- pcap
- パケットキャプチャデータ。nDPIはpcap形式のデータを処理することがあります。
- HTTP
- HTTPプロトコル。ウェブ通信の識別・分類に使われます。
- HTTPS
- HTTPS(TLSで暗号化されたHTTP)。識別の補助やトラフィック分類で扱われることがあります。
- DNS
- DNSトラフィックの識別。名前解決の通信を検出します。
- TLS
- TLS/SSL通信の識別・分析。暗号化通信の特徴をもとに識別します。
- MQTT
- MQTTプロトコルの識別。IoT系の通信でよく検出されます。
- SSH
- SSHプロトコルの識別。リモート管理の通信を検出します。
- FTP
- FTPプロトコルの識別。
- SMTP
- SMTPプロトコルの識別。
- IMAP
- IMAPプロトコルの識別。
- DNS over TLS
- DNS over TLSの識別・分類。DNSトラフィックの暗号化対応。
- Flow-based detection
- フロー単位での検出。パケットをグループ化して識別します。
- signature database
- シグネチャデータベース。既知のパターン(署名)を用いた識別の基礎。
- signature-based detection
- シグネチャベースの検出。既知の署印パターンと照合して識別します。
- heuristic detection
- ヒューリスティック検出。未知のパターンを推測して識別を補助します。
- open-source
- オープンソース。nDPIは公開コードとして誰でも利用・改変できます。
- libndpi
- nDPIの実装で用いられるライブラリ呼称。Cベースのライブラリ名として使われることがあります。
- C
- nDPIは主にC言語で実装されたライブラリです。
- network traffic analysis
- ネットワークトラフィックの分析。トラフィックを分類・可視化するために使われます。
ndpiの関連用語
- ndpi
- Hamamatsu NanoZoomer で使われる全スライド画像データの格納形式の略称。NDPIはピラミッド構造とタイル化、メタデータを含み、WSIの読み出しを効率化します。
- NDPIファイル形式
- NanoZoomer が生成する全スライド画像を格納する専用フォーマット。多段階の解像度(ピラミッド)とタイル化、メタデータを持ちます。
- NanoZoomer
- Hamamatsu社の全スライドデジタル病理スキャナーのブランド名。出力フォーマットとしてNDPIを用いることが多いです。
- Hamamatsu
- 日本の光学機器メーカー。NanoZoomerなどのスキャナーを提供し、NDPI形式の生みの親です。
- Whole Slide Image (WSI)
- スライド全体を高解像で表現した巨大な画像データ。NDPIはWSIを格納する代表的なフォーマットのひとつです。
- ピラミッド構造
- 高解像度から低解像度へ階層的にデータを格納する多解像度構造。ズーム操作を高速に処理できます。
- タイル化
- 画像を小さなブロック(タイル)に分けて格納・読み出しする方式。必要な部分だけを読み込むのに適しています。
- メタデータ
- 画像に付随する情報(拡大倍率、染色、スキャナー情報、日付、識別子など)。NDPIにはスキャナー情報が含まれます。
- 拡大倍率 (Magnification)
- スライドの元の倍率を示します。例: 20x、40x。NDPIのメタデータとして記録されることが多いです。
- カラースペース
- 色を表現する空間のこと。多くはRGB系で格納されます。
- 圧縮方式
- データを小さくする圧縮技術。NDPIでは設定次第で JPEG 系統などの圧縮が用いられることがあります。
- TIFF系 / BigTIFF
- NDPIはTIFFに近い構造を持つ場合が多く、大容量データを扱う BigTIFF のような拡張と関連します。
- OpenSlide
- WSI形式を読み取るオープンソースライブラリ。NDPIを含む多くのフォーマットに対応しています。
- QuPath
- デジタル病理画像の解析・視覚化ソフト。OpenSlide経由でNDPIを開くことができます。
- Bio-Formats
- OMEが提供するフォーマット読取ライブラリ。WSIワークフローの一部としてNDPIのデータを扱える場合があります。
- Aperio SVS
- 別社の全スライド画像フォーマットの代表例。NDPIと同様に全スライドを高解像で保存します。互換性の比較対象として挙げられることが多いです。
- WSI互換性・標準化動向
- WSIフォーマットの標準化が進み、DICOM-WSIや TIFF/WSI などの規格と連携する動きが活発です。
- 変換・読み出しツールの例
- NDPIは OpenSlide 対応ツールや ImageJ/Fiji、QuPath などで開くことができます。



















