config.yaml・とは？初心者のためのやさしい解説ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

config.yamlとは

config.yamlとは設定情報を保存するためのファイル名です。ソフトウェアが動くときの設定を外部のファイルに分けておくと、コードを変更せずに設定だけを変更できます。config.yaml は YAML 形式のファイルとして保存されることが多く、多くのアプリやサービスで使われています。

YAML とは人が読みやすく書けるデータ記述言語です。読みやすさの理由は、インデントとコロンの組み合わせによる階層表現にあります。JSON のように波かっこや角かっことは使いませんが、同じようにデータを表現できます。

なぜ config.yaml が重要なのか というと、設定をいじるだけでアプリの動きを変えられるからです。開発環境と本番環境で設定を分けることも簡単です。

構造の基本を押さえましょう。YAML ではキーと値の組をコロンで結び、その下にネストした情報をインデントで表現します。例えば次のような構造です。

<th>説明

キーと値のペア
例	config: host: localhost
インデント	ネストは半角スペースで階層を作る

YAML の重要なポイント

インデント が構造を決める

コロンの後 に値を置く

コメント は行の先頭に # を付ける

実際の config.yaml の例として次のような内容をイメージしてください。

キー	config
host	localhost
port	8080
features	- login - analytics

このように config.yaml には機能の有効化や動作の調整をまとまって記述します。重要な点 は編集時の注意です。タブではなく半角スペースを用い、エンコーディングは UTF-8 を選ぶと良いでしょう。

config.yamlの同意語

設定ファイル（YAML形式）: YAML 形式で書かれたアプリの設定を格納するファイルのこと。拡張子は通常 .yaml または .yml。
YAML設定ファイル: YAML 形式で設定情報を保存したファイル。階層的なデータを表現できるのが特徴です。
YAML コンフィグファイル: 設定（コンフィグ）を YAML 形式で保存したファイルのこと。コンフィグは設定の意味。
settings.yaml: アプリの設定を YAML 形式で記述したファイル。config.yaml の別名として使われることがあります。
config.yml: YAML 設定ファイルの拡張子 .yml の場合の名前。config.yaml と同じ意味です。
application.yaml: アプリケーション全体の設定をまとめた YAML ファイル。Spring Boot などでよく使われます。
設定ファイル: 設定情報を格納するファイルの総称。YAML 形式に限らず使われますが、ここでは YAML の設定ファイルを指します。
構成ファイル（YAML）: システムやアプリの構成情報を YAML 形式で記述したファイルのこと。
YAML設定: YAML 形式の設定そのもの。ファイル名にかかわらず使われる総称です。
configファイル: 設定情報を格納するファイルの総称。拡張子が YAML である場合も多いです。
設定定義ファイル（YAML）: 設定の定義を YAML 形式で記述したファイルのこと。

config.yamlの対義語・反対語

未設定: まだ設定が適用されていない状態。config.yamlを用いず、設定が入力されていない状態のイメージ。
設定なし: このファイルに設定情報が含まれていない状態。
デフォルト設定: 個別の設定を行わず、システムが用意した既定の設定の状態。
空ファイル: ファイルは存在するが、中身が空で設定項目がない状態。
テンプレートだけの設定ファイル: 中身がプレースホルダのままの、実運用には未適用の設定ファイル。
自動設定済み: 手動の編集なしに、システムが自動で設定を適用した状態のファイル。
設定ファイルではない: config.yamlと同じ用途を持たない、別の用途のファイル。
データファイル: 設定情報ではなくデータを格納するファイルとして扱われる場合の対義的イメージ。
実行時設定: 起動時ではなく、実行時に適用・変更される設定を指す状態の対義語的概念。
廃止・無効な設定ファイル: 現在は推奨されず、使用されていない・無効化された設定ファイルという意味。

config.yamlの共起語

YAML: 設定ファイルの記述形式のひとつ。階層はインデントで表現します。
拡張子.yaml: YAML形式の設定ファイルを示すファイル拡張子。ファイル名の末尾は .yaml または .yml です。
拡張子.yml: YAMLファイルのもう一つの拡張子。
設定ファイル: ソフトウェアの動作を決める設定を格納するファイル。
設定項目: 個々の設定の名称と値のペアを指します。
キーと値: YAMLではコロンで区切る、キーと値の組の表現を指します。
インデント: 階層を示す空白の数。YAMLではスペースを使いタブは通常避けます。
スペース: YAMLの階層を作るための空白。通常は2～4スペースを用います。
コロン: キーと値を区切る記号。
マップ: キーと値の組をまとめたデータ構造の一種。
リスト: ハイフンで表現される要素の並び。
コメント: 行頭の # で始まる補足説明。
テンプレート: config.yaml.sample や config.yaml.example のような雛形ファイル。
環境変数: 設定ファイル内で外部の環境値を参照することがあります。
Kubernetes: Kubernetes の設定で使われる YAML ファイルの関連概念。config.yaml が使われるケースもあります。
Docker Compose: 複数のサービスを YAML で定義するファイル。config.yaml は補助的に使われることがあります。
values.yaml: Kubernetes の Helm の値ファイル。YAML 形式で設定を管理します。
バージョン管理: 設定ファイルは通常 Git などのバージョン管理で管理します。
検証: YAML の形式が正しいかを検証します。
バリデーションツール: YAML の正当性をチェックするツール。
ネスト: 階層化された設定の入れ子構造を指します。
デフォルト値: 設定が未指定の時の初期値を示す項目。
環境: 開発・本番などの実行環境を表すキー。
セキュリティ: 秘密情報は別ファイルや機密ストアに格納するなど慎重に扱います。
パーサー: YAML の文法を解釈するプログラム。

config.yamlの関連用語

YAML: YAMLは人が読みやすいデータ形式です。インデントで階層を表現し、キーと値のペアで設定を記述します。
config.yaml: 特定のアプリケーションやサイトの設定を格納するファイル名で、設定は YAML 形式で1つのファイルにまとめます。
拡張子 (yaml/yml): YAMLファイルの拡張子は .yaml または .yml のどちらかで、機能は同じです。
インデント: YAMLでは階層を表現するのにスペースを使います。タブは避け、同じ深さは同じ数のスペースで揃えます。
キーと値 (Key-value): 設定は 'キー: 値' の形式で表現します。複数のペアを並べてマッピングを作ります。
マッピング (Mapping): キーと値の組の集合で、階層化の基本要素です。
シーケンス (Sequence): リストを表し、要素は '-' で始まる行として列挙します。
ネスティング (Nest/嵌合): マッピングとシーケンスを入れ子にして、複雑なデータを階層的に表現します。
アンカーとエイリアス (Anchors and aliases): 同じ値を複数箇所で使うとき、 '&' でアンカー、 '*' でエイリアスを用います。
データ型 (Data types): 文字列、数値、真偽値、null、日付など、値の型を表現します。
コメント (Comments): '#' から始まる行で設定の説明を書き添えることができます。
フロントマター (Front matter): 静的サイト生成ツールでページ固有のメタデータを YAML 形式で記述するブロックのことです。
マルチドキュメント (Multi-document): 1つのファイル内で複数の YAML 文書を '---' で区切って格納できます。
バリデーションとリント (Validation and linting): yamllint などを使って構文エラーやスタイルの整合性を検証します。
用途例: サイト設定 (Site configuration): baseURL、title、languageCode、params など、サイト全体の基本設定を格納します。
GitHub Actions の設定 (GitHub Actions configuration): CI/CD のワークフローを定義するファイルで、jobs、steps、uses などを指定します。
GitLab CI/CD の設定 (GitLab CI configuration): GitLab の CI/CD パイプラインを YAML で定義します。
Kubernetes の設定 (Kubernetes manifests): Deployment、Service、ConfigMap などのリソースを YAML で表現します。
Docker Compose の設定 (Docker Compose configuration): 複数のコンテナの起動と連携を YAML で記述します。
SEO設定の管理 (SEO configuration): サイトマップの有効化、 robots.txt、メタタグ、canonical URL などの SEO 関連設定を1つの config.yaml で管理します。
機密情報の取り扱い (Secrets and security): 機密情報を直接 config.yaml に書かず、環境変数や外部シークレットを利用するのが推奨されます。