crystaldiskmark・とは？初心者にも分かる使い方と測定結果の読み方共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

crystaldiskmarkとは？基本の解説

crystaldiskmarkはCrystalDiskMarkの略称で、ストレージの性能を数値で簡単に比較できるツールです。HDD や SSD の読み込み速度と書き込み速度を、わかりやすいグラフ風の数値で表示します。公式サイトは Crystal Dew World にあり、日本語にも対応しています。最新のバージョンでは、シーケンシャルリード/ライトとランダムリード/ライトの組み合わせをテストします。

この記事では初心者の方向けに、なぜ crystaldiskmark を使うのか、どう使うのか、そして結果をどう読み解くのかを丁寧に解説します。

crystaldiskmarkの主な特徴

crystaldiskmark の最大の魅力は、使いやすさと測定項目の分かりやすさです。測定項目には主に以下の4項目が含まれます。

測定項目の意味

シーケンシャルリードとシーケンシャルライトは、連続した大きなファイルを読み書きする際の速度を表します。長いファイル転送や大容量のデータ移動を行うときに実用的な数値です。

ランダムリードとランダムライトは、ファイル数が多い小さなデータを扱う場面での速度を表します。OSの起動やプログラムの起動、小さなファイルの頻繁な読み書きに影響します。4KiBという小さなブロック単位で測定され、QD（キュー深さ）と呼ばれる並行処理の程度も指定できます。

設定項目としては テストサイズと回数があります。テストサイズは1GBや4GBなどを選べ、回数を多くすると結果が安定します。初期は 1GB程度、5回程度 から始めると良いでしょう。

使い方の手順

実際の使い方はとてもシンプルです。

1. 公式サイトから crystaldiskmark をダウンロードし、解凍する。

2. 実行ファイルを起動して測定したいドライブを選択する。

3. テストサイズと回数を設定する。初回は 1GB ブロック、5 回程度 が目安です。

4. 「全部のテストを実行」ボタンを押して測定を開始する。

結果の読み方と活用法

測定が終わると、画面にはいくつかの数値が表示されます。数字が大きいほど速いことを意味しますが、実際には使用状況と比較して考えることが大切です。以下のポイントを押さえると読み方が楽になります。

・ シーケンシャルの値が高ければ大容量ファイルの転送が速くなる

・ ランダムの値が高いとOSの起動やアプリの立ち上がりが速く感じる

・設定したテストサイズと回数を同じ条件で他のストレージと比較すると、公平な評価ができます。

サンプルの測定結果

テスト項目	結果の例
シーケンシャルリード	約 550 MB/s
シーケンシャルライト	約 520 MB/s
ランダムリード 4KiB	約 85 MB/s
ランダムライト 4KiB	約 90 MB/s

よくある質問

Q1 crystaldiskmark を使うと実際の体感が変わるの？

→ 実務的には多少の差はありますが、同じ条件同士を比較することで傾向が見えやすくなります。

Q2 どうやって他のドライブと比較すればいい？

→ 同じ設定と同じテストサイズで、複数のドライブの結果を並べて比較します。比較表を作成すると分かりやすいです。

crystaldiskmarkの同意語

CrystalDiskMark: 英語表記の正式名称。HDD/SSDの性能を測る人気のベンチマークソフトで、読み書き速度を測るテストができます。
クリスタルディスクマーク: 日本語表記。CrystalDiskMarkを指す最も一般的な読み方です。
クリスタルディスク・マーク: スペース入りの表記。読み方は同じくCrystalDiskMarkを指します。
Crystal Disk Mark: 英語のスペース入り表記。公式サイトや英語資料で使われることが多い表記です。
CrystalDiskMarkベンチマーク: 機能を説明した表現。「CrystalDiskMarkはディスクのI/O性能を測定するベンチマークソフト」です。
CDM: CrystalDiskMarkの略称。検索時や会話で短く表すときに使われます。
CrystalDiskMark公式: 公式ツール名として使われる表記。公式情報を指すときに用いられます。

crystaldiskmarkの対義語・反対語

低速: CrystalDiskMarkが測定する速度の対義語で、ディスクの読み書き速度が遅く全体的な性能が低い状態を指します。
不正確な測定: 測定結果が正確でない、またはばらつきが大きく信頼性が低い状態を指します。
手動測定: CrystalDiskMarkのような自動測定ツールとは異なり、人の手作業で速度を評価する方法を指します。
理論値のみ: 実測値を使わず、理論上の最大値や推定値だけを用いる状態を指します。
未計測: デバイスの性能を測定していない、測定結果がまだ出ていない状態を指します。
低IOPS: IOPSの観点で見た場合、ランダムアクセスの実効性能が低い状態を指します。
再現性が低い: 同じ条件での測定結果の再現性が乏しく、安定していない状態を指します。
安定性に欠ける測定: 測定結果が一貫せず、安定性が失われた状態を表します。

crystaldiskmarkの共起語

CrystalDiskMark: CrystalDiskMarkという、ストレージの性能を測定する人気のベンチマークソフトの名称。
ベンチマーク: 性能を数値で評価するための測定テストの総称。
測定: 実際の速度やIO性能を数値として計測すること。
転送速度: データの読み書き時のデータ転送の速さ。単位はMB/sなど。
読み込み: データを読み出す動作の速度・性能。
書き込み: データを書き込む動作の速度・性能。
シーケンシャル: 連続データを対象にした、順番通りの読み書き性能。
シーケンシャルリード: 連続データの読み取り性能。
シーケンシャルライト: 連続データの書き込み性能。
4K: 4KB単位のデータの読み書き性能。小さなデータのランダム性を測る際に重要。
4K QD32: 4Kデータをキュー深さ32で測定したテストカテゴリ。
4K QD64: 4Kデータをキュー深さ64で測定したテストカテゴリ。
ランダム: ランダムな大きさ・場所のデータを対象としたテスト。
IOPS: 1秒あたりのIO処理回数を示す指標。
MB/s: メガバイト毎秒。転送速度の単位。
HDD: ハードディスクドライブ。従来型の回転式ストレージ。
SSD: ソリッドステートドライブ。半導体ストレージで高速。
NVMe: NVM Express。PCIe接続の高性能SSDのインターフェース規格。
SATA: SATAインターフェース。従来のHDD/SSDの接続規格。
USB: USB接続の外付けストレージにも対応するテストカテゴリ。
ストレージ: データを保存する記憶装置の総称。
テスト設定: テスト時のデータ量・反復回数・測定カテゴリなどの設定項目。
テストデータ量: テストに使用するデータ量。
CSV出力: テスト結果をCSV形式で保存して後で分析できる機能。
CrystalDiskInfo: CrystalDiskMarkとよく併用される、SMART情報を表示する別ツールの名称。
SMART: Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology。ストレージの自己診断情報の総称。
キュー深さ: IOを同時に処理するためのキューの深さ。
グラフ表示: 結果をグラフとして可視化する機能・表現。
レポート: テスト結果のまとめをレポート形式で示すこと。

crystaldiskmarkの関連用語

CrystalDiskMark: Windows用のストレージ性能を測る無料のベンチマークソフト。SSD、HDD、NVMeなどの読み書き速度を測定し、結果を数値で比較できる。
連続読み出し: データを連続して読み出すときの速度を示す指標。主に大容量ファイルの転送性能を測る際に用いられ、MB/sで表示されることが多い。
連続書き込み: データを連続して書き込むときの速度を示す指標。大きなデータの連続転送能力を評価する。
4Kランダム読み出し: 小さなデータをランダムに読み出す際の速度。実作業の反応性に直結する IO の指標で、IOPSの目安にもなる。
4Kランダム書き込み: 小さなデータをランダムに書き込む際の速度。実使用の応答性を左右する重要な指標。
4K QD32読み出し: 4KiB単位のデータを深さ32のキューでランダム読み出しするテスト。高負荷時の耐性を評価する。
4K QD32書き込み: 4KiB単位のデータを深さ32のキューでランダム書き込みするテスト。
4K QD1読み出し: 4KiBデータをキュー深さ1でランダム読み出しするテスト。低負荷時の挙動を評価。
4K QD1書き込み: 4KiBデータをキュー深さ1でランダム書き込みするテスト。
IOPS: 1秒あたりのI/O回数のこと。特に4Kのランダムテストで重要な指標として用いられる。
MB/s: データ転送速度の単位。読み出し・書き込みのパフォーマンスを示す基本指標。
ブロックサイズ: 転送単位となるデータの大きさ。CDMでは4KB、64KB、1MBなどを切り替えて測定する。
テストデータ量: 測定時に転送するデータ量。大きすぎるとキャッシュの影響を受けやすく、適度な量が推奨される。
キュー深さ: 同時に処理するI/Oの数。深さが大きいほどSSDの並列処理能力を引き出せる場合がある。
キャッシュ効果: OSキャッシュやデバイスキャッシュの影響で実測値が実際の性能とズレること。
ウォームアップ: 正確な測定の前にデバイスを温め、安定した状態に近づける準備作業。
結果の保存形式: 測定結果をCSV、HTML、TXTなどの形式で保存でき、後から比較しやすい。
バージョン: CrystalDiskMarkのリリース版・バージョン番号。測定仕様が変わることがあるので確認。
OS/デバイス対応: 主にWindows向けソフト。対象デバイスはSATA/NVMe/USB接続のSSD/HDDなどが対象。
解釈のコツ: 結果をどう読むかのポイント。キャッシュの影響や温度、測定条件を考慮する。
CrystalDiskInfo: 同じ開発元のSMART情報ツール。ストレージの健康状態を監視するのに使うことが多い。
ダウンロードとインストール: 公式サイトからの入手方法とインストール手順の要約。ポータブル版もある。
出力ファイルの拡張子: 保存時のファイル形式。CSV・HTML・TXTなど、用途に応じて使い分ける。