

高岡智則
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はじめに
smi-s とは Storage Management Initiative - Specification の略で、複数のストレージ機器を統一的に管理するための標準規格です。データセンターにはさまざまなメーカーの機器が混在しますが、smi-s はそれらを同じように操作できる共通の道具を提供します。
仕組みと役割
smi-s は管理ソフトウェアとストレージ機器の両方に関係します。主な考え方は統一されたインターフェースを使って、機器の状態を取得したり設定を変更したりすることです。
構成要素
重要な要素としては smi-s プロバイダ、CIM という共通情報モデル、WBEM という通信方式、そして管理ソフトウェアの組み合わせがあります。
表で見る要点
| 名称 | smi-s Storage Management Initiative - Specification の略です。 |
|---|---|
| 目的 | 異なるベンダーのストレージを同じ方法で監視・制御できるようにすること。 |
| メリット | 操作の一貫性が増え、運用コストが抑えられ、機器間の連携が向上します。 |
| デメリット | すべての機器が対応しているわけではなく、導入時には環境の整備が必要です。 |
実務での使い方
データセンターの例を挙げると、管理者は一つの管理ツールで複数メーカーのストレージの健康状態や容量増設、ファームウェアの更新状況を確認できます。smi-s の標準APIを通じて情報を取得するので、個々の機器ごとに異なる操作方法を覚える必要が減ります。
現状と注意点
最新の機器やクラウドの世界では RESTful API や独自の管理API が増えています。smi-s は依然として重要な基盤ですが、導入時には各ベンダーのサポート状況を確認し、他の管理方法との併用を検討してください。
まとめ
smi-s はストレージ管理を標準化する仕組みとして、複数の機器を一元的に扱える強力な手段です。初心者の方はまず基本の考え方と構成要素を理解し、実機で小さく試してみると良いでしょう。
smi-sの同意語
- SMI-S
- Storage Management Initiative Specification の略。SNIAが提唱するストレージ管理の標準仕様で、異なるストレージ製品間の管理互換性を向上させることを目的としています。
- Storage Management Initiative Specification
- SMI-Sの正式名称。ストレージ管理イニシアティブ仕様とも呼ばれ、ストレージ機器の管理を共通化するための標準仕様です。
- Storage Management Initiative - Specification
- 同じ正式名称の表記揺れ。ハイフン付きの表記パターンです。
- ストレージ管理イニシアティブ仕様
- 日本語表現の一つ。SMI-Sを指す正式名称の訳語として使われます。
- ストレージ管理イニシアティブ規格
- 日本語表現の別表現。仕様と規格は近い意味で用いられることがありますが、文脈により使い分けられます。
- ストレージ管理標準
- SMI-Sの概念を指すカジュアルな表現。標準化されたストレージ管理の枠組みを指す際に用いられることがあります。
- SNIA SMI-S
- Storage Networking Industry Association が推進するストレージ管理規格の略称表現。背景にはSNIAによる標準化活動があります。
smi-sの対義語・反対語
- 非SMI-S
- SMI-S規格に対応していない、または適用されていない状態。
- 手動管理
- 自動化されたSMI-Sの機能に対して、人の手で行うストレージ管理。
- 標準外
- SMI-Sの標準規格から外れた方法・仕様。
- 自動化なし
- 自動化機能がなく、手動や半自動での管理に留まる状態。
- ローカル限定実装
- 広く普及するSMI-S準拠の実装ではなく、特定の環境・地域に限定された実装。
- 非統一
- 環境ごとに仕様が異なり、統一された運用がされていない状態。
- レガシー
- 古い世代のストレージ管理実装で、SMI-S準拠でない/サポートが終了している状態。
smi-sの共起語
- SMI-S
- Storage Management Initiative Specificationの略称。ストレージ機器の管理を共通化する標準仕様です。
- SNIA
- Storage Networking Industry Associationの略称。SMI-Sを標準化・普及させる業界団体です。
- CIM
- Common Information Modelの略称。管理情報を標準的に表現するモデルです。SMI-SはCIMクラスを使ってストレージを表現します。
- CIMクラス
- CIMで定義される管理対象の設計要素。SMI-Sではストレージの各要素をこのクラスで表します。
- CIMインスタンス
- CIMクラスの具体的なデータ。実データはこの形で表現されます。
- CIMOM
- CIM Object Managerの略称。CIM/WBEM環境の司令塔的存在です。
- CIM-XML
- CIMデータをXML形式でやり取りする表現方法の一つです。
- WBEM
- Web-Based Enterprise Management。CIMを実装する技術体系の総称です。
- MOF
- Managed Object Formatの略。CIMクラスなどを定義する記述フォーマットです。
- SMI-Sプロバイダ
- ストレージ機器の機能をCIM経由で提供する実装(プロバイダ)です。
- SMI-Sベンダー
- SMI-S準拠の機器やソフトウェアを提供する企業のことです。
- ストレージアレイ
- 複数のディスクをまとめて管理するストレージ機器です。
- ストレージ管理
- ストレージ資源の監視・制御・配置などを行う活動です。
- LUN
- Logical Unit Numberの略。ストレージの論理的割り当て単位です。
- ボリューム
- データを格納する論理的領域で、ファイルシステムが割り当てられる単位です。
- ディスク
- 物理ディスクメディア。ストレージの基本要素です。
- コントローラー
- ストレージアレイの動作を制御する装置です。
- RAID
- Redundant Array of Independent Disksの略。複数ディスクを冗長化して性能・耐障害性を向上させる構成です。
- SCSI
- Small Computer System Interface。ストレージ機器とホストを接続する規格です。
- SAN
- Storage Area Network。ストレージ専用のネットワークです。
- スナップショット
- データの時点コピーを作成する機能です。
- レプリケーション
- データを別の場所へ複製する機能です。
- ストレージプール
- 容量を束ねて管理する抽象領域です。
- 相互運用性
- 異なるベンダーの機器やソフトウェアが組み合わせて動作する特性です。
- 標準化
- 業界全体で共通仕様を作り、互換性を高めることです。
- ベンダー固有
- 各社が独自に追加した機能や実装のことです。
smi-sの関連用語
- SMI-S
- Storage Management Initiative Specificationの略。ストレージ機器を標準的に管理するための規格で、CIM/WBEMを用いて共通の管理モデルを提供します。
- SNIA
- Storage Networking Industry Association。SMI-Sの規格化・普及を推進する業界団体。
- DMTF
- Distributed Management Task Force。CIM・WBEMなどの標準を策定する業界団体。
- CIM
- Common Information Model。管理対象の情報を統一的なモデルで表現する規格。
- WBEM
- Web-Based Enterprise Management。CIMをベースにした管理フレームワークの総称。
- CIMOM
- CIM Object Manager。CIM/WBEMのリクエストを受け取り処理する中核的なミドルウェア。
- MOF
- Managed Object Format。CIMのオブジェクト定義を表すファイル形式。
- CIM-XML
- CIMデータをXML形式で表現する表現形式。SMI-Sの通信などで用いられることがある。
- SMI-S Provider
- SMI-S準拠のプロバイダ。ストレージ製品をCIMのオブジェクトとして公開し、管理ツールから操作可能にします.
- SMI-S Client
- SMI-Sに対応した管理ツールやアプリケーション。CIMを介してストレージを操作します。
- OpenPegasus
- CIM/WBEMのオープンソース実装の一つ。学習・検証・小規模環境で用いられることが多いです。
- SRM
- Storage Resource Management。ストレージ資源の監視・運用を一元的に行う考え方・機能群。
- Storage Array
- ストレージアレイ(複数のディスクをまとめて提供する機器)。SMI-Sの主な対象の一つ。
- iSCSI
- IPネットワーク経由でストレージを接続する通信プロトコル。SANでよく使われます。
- Fibre Channel
- 高性能なストレージネットワークの接続技術。大規模環境で使われることが多い。
- SAS
- Serial Attached SCSI。内部ストレージの接続や拡張に使われる規格。
- 相互運用性
- 異なるベンダーの製品をSMI-Sを介して同じ方法・データ形式で管理できる能力。
- ベンダー固有API vs SMI-S
- ベンダー固有APIは製品ごとに異なることが多いが、SMI-Sは標準化された共通の操作で多くの製品を統一的に管理できます。



















