

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
共役酸塩基対とは?
化学には「酸」と「塩基」という言葉が出てきます。高校や大学で学ぶ内容ですが、ここでは初心者にもとても分かりやすく説明します。特に「共役酸塩基対」という言葉は、酸と塩基が互いに関係しあう場面でよく登場します。
共役酸塩基対の基本
ブレンスト・ローリ―の定義では、酸はプロトン(H+)を他の物質に渡すことができます。塩基はそのプロトンを受け取ることができます。これにより、物質は別の物質へと変化します。このとき、一方の物質が酸になると、それに対応するもう一方は「共役酸塩基対」の関係を作ります。つまり ある物質が酸としてプロトンを渡すと、もう一方は塩基としてそのプロトンを受け取り、結果として新しい酸・塩基の組み合わせが生まれます。
こんな関係の例として、水と水素イオンのやりとりが挙げられます。水は酸としてH+を渡すとOH−が残り、水は塩基としてH+を受け取るとH3O+になります。実際には、H3O+とH2Oの組み合わせ、またH2OとOH−の組み合わせが「共役酸塩基対」です。これらの関係を覚えると、酸塩基の反応の予測がしやすくなります。
代表的な共役酸塩基対の例
以下は学校の授業でよく出てくる代表的な例です。
| 酸側の物質 | 塩基側の物質 | 関係の説明 | |
|---|---|---|---|
| H3O+ / H2O | H3O+ | H2O | H3O+は酸としてH+を渡し、H2Oは受け取ってH3O+になって安定します。 |
| H2O / OH− | H2O | OH− | H2Oは酸としてOH−にH+を渡してOH−になる。一方OH−は塩基としてH+を受け取りH2Oに戻ります。 |
| NH4+ / NH3 | NH4+ | NH3 | NH4+は酸としてH+を渡しNH3になる。NH3は塩基としてH+を受け取りNH4+になる。 |
| HSO4− / SO4^2− | HSO4− | SO4^2− | 過硫酸水素イオンは酸としてH+を渡しSO4^2−になる。SO4^2−は塩基としてH+を受け取りHSO4−になる。 |
このように、共役酸塩基対は「相手へプロトンを渡す/受け取る」という関係で成り立っています。表を見ると、同じ反応でも前後どちらの物質が酸でどちらが塩基かが分かれて表現されていることに気づくでしょう。
日常生活でのイメージ
実際の反応は学校の実験でときどき見られます。例としてレモンなど酸性の食べ物を水に溶かすと、pHが変化します。酸性の分子が水と反応して新しい物質が生まれると、溶液の酸性度が変わります。こうした変化は、共役酸塩基対の働きによって説明できるのです。
重要ポイントとよくある誤解
ポイントは次のとおりです。まず、共役酸塩基対は「一組の物質が互いにプロトンを渡し合う関係」です。次に、酸の強さが変わると、対応する共役塩基の「安定さ」も変わります。最後に、pHが変わると反応の進み方が変わることを理解しましょう。初心者は最初は混乱しますが、例をひとつずつ覚えると理解が深まります。
練習問題のヒント
反応式を頭の中で追うのが難しいときは、まず「どの物質が酸として働けるか」を考え、次に「その酸がどんな共役塩基を生むか」を考えましょう。反応の前後で、関係する物質の組み合わせがどのように変化するかを追うと、結局は同じパターンにたどり着きます。
共役酸塩基対の同意語
- 共役酸塩基対
- プロトンを1個移動させることで互いに変換できる2種の化学種の対を指します。酸とその共役塩基、または塩基とその共役酸の組で、例としてHCl/Cl−、NH4+/NH3、H2CO3/HCO3−などがあります。
- 酸塩基共役対
- 同じ概念の別表現です。1つの酸とその共役塩基、あるいは1つの塩基とその共役酸の対を指します。ブレンステッド・ローリ―理論で用いられる基本的な用語です。
- 酸塩基共役ペア
- 酸とその共役塩基、または塩基とその共役酸の対のことを指します。溶液中のプロトン移動を説明する際に頻繁に使われます。
- 共役酸と共役塩基の対
- 共役酸(例 NH4+)と共役塩基(例 NH3)のように、1プロトン差で結びつく対のことです。
- 酸とその共役塩基の対
- 酸HAとその共役塩基A−の対を指します。例: HCl/Cl−、H2CO3/HCO3− など。
- 共役酸・共役塩基ペア
- 共役酸と共役塩基が対になっているペアを指します。ブレンステッド・ローリ―の酸塩基変換の基本単位として使われます。
- ブレンステッド・ローリ―酸塩基対
- ブレンステッド・ローリ―理論に基づく、1つのプロトン移動で互いに変換可能な2種の種の組です。例: H3O+/H2O、NH4+/NH3。
- ブレンステッド–ローリ―酸塩基対
- 同じ概念の別表現で、ブレンステッド–ローリ―酸塩基対とも呼ばれます。対を成す2種はプロトン移動で相互変換します。
- ブレンステッド酸塩基対
- ブレンステッド・ローリ―理論に基づく酸塩基対を指す別表現です。
共役酸塩基対の対義語・反対語
- 非共役酸塩基対
- 共役関係を持たない酸と塩基の組み合わせ。プロトン移動で一方が他方の共役酸・共役塩基になる関係を作らないペアのこと。
- 酸と塩基の独立組み合わせ
- 酸分子と塩基分子が、互いにプロトンを渡して共役酸・共役塩基を生み出す関係を形成しない、独立した組み合わせ。
- 共役性なしの酸塩基対
- 酸と塩基の間に共役関係が成立しない、性質上の組み合わせ。
- 非共役ペア
- 共役関係を欠く酸と塩基の呼び方。
- 酸塩基の分離状態
- 酸と塩基が反応して共役対を作らず、別個の状態のまま存在している状態。
- 酸と塩基の反対関係
- 共役関係の反対概念として、プロトン移動による相互変換が起こらない組み合わせ。
- 反共役的酸塩基対
- 共役という性質の対義語として使われる表現。酸と塩基が互いの共役形に変換しない組み合わせを指すと解釈されることがある。
共役酸塩基対の共起語
- 共役酸
- ブレンステッド酸塩基説において、ある塩基がプロトンを受けてできる酸のこと。例として、塩基BがH+を受けてBH+となる場合のBH+が共役酸。
- 共役塩基
- ブレンステッド酸塩基説において、酸がプロトンを失ってできる塩基のこと。例として、酸HAがH+を失ってA-となる場合のA-が共役塩基。
- 酸
- 水素イオン(プロトン)を放出しやすい物質の総称。共役酸塩基対では、酸はプロトンを渡す側の種。
- 塩基
- プロトンを受け取る性質を持つ物質。共役酸塩基対では、塩基はプロトンを受け取る側の種。
- 弱酸
- Kaが小さく、部分的にしか解離しない酸のこと。共役塩基は比較的強くなる傾向。
- 強酸
- Kaが大きく、ほとんど完全に解離する酸のこと。共役塩基は弱くなる傾向。
- 弱塩基
- Kbが小さい塩基のこと。共役酸は比較的強くなる傾向。
- 強塩基
- Kbが大きい塩基のこと。共役酸は弱くなる傾向。
- ブレンステッド酸塩基説
- 酸はプロトンを渡す種、塩基はプロトンを受け取る種という定義の理論。
- HendersonHasselbalch式
- pH = pKa + log([共役塩基]/[共役酸]) の式。バッファの設計や評価に使われる。
- pKa
- 酸の強さを表す指標。小さいほど強い酸。共役酸–共役塩基対の関係を定量化する値。
- pKb
- 塩基の強さを表す指標。小さいほど強い塩基。
- Ka
- 酸解離定数。酸がどれだけ解離しやすいかを示す定数。
- Kb
- 塩基解離定数。塩基がどれだけ水中で解離して水酸化物などを生むかを示す定数。
- 緩衝液
- 共役酸塩基対を含む溶液で、少量の酸・塩基を加えてもpHが大きく変化しにくい性質の溶液。
- 緩衝作用
- pH変化を抑える性質や能力のこと。
- 緩衝容量
- pHを一定に保てる、酸や塩基の追加に対する耐性の指標。
- バッファー
- 緩衝液の別名。日常的には酸とその共役塩基の対を指すことが多い。
- 共役酸塩基対
- 酸とその共役塩基、または塩基とその共役酸の対のこと。HA/ A- や B/ HB+ の組が典型例。
- 酸塩基平衡
- 酸と共役塩基の間でプロトンの移動による平衡反応のこと。
- 平衡常数
- 反応の平衡の程度を表す指標。KaやKbなど、酸塩基反応に特有の定数を含む。
- アミン
- 窒素を含む有機塩基の総称。多くは共役酸としてNH4+を持つ。
- アミンの共役酸
- アミンがプロトンを受けてできる共役酸、例: NH4+。
- カルボン酸
- カルボン酸基 −COOH を有する有機酸の総称。共役塩基はカルボネート・カルボン酸塩となる。
- カルボン酸の共役塩基
- カルボン酸がプロトンを失ってできる共役塩基、例: CH3COO−(アセテート)。
- プロトン転移
- 酸と塩基の間でプロトンが移動する反応の基本。本概念が共役酸塩基対の核となる。
- 水溶液
- 水の中での溶液。酸塩基反応はほとんど水溶液で起こることが多い。
- pH
- 溶液の酸性・アルカリ性を表す指標。共役酸塩基対の挙動と密接に関連する。
- 指示薬
- pHの変化を色の変化で示す試薬。緩衝溶液のpH範囲を観察する際に使われる。
- ルイス酸塩基説
- 電子対の受容・供与に基づく酸塩基の理論。Brønsted-Lowry説の補完的視点として用いられることがある。
- 水の自己解離
- 水分子が自己解離してH3O+とOH−を生み出す現象。酸塩基反応の背景として重要な水の基本概念。
共役酸塩基対の関連用語
- 共役酸
- 共役酸は、ある塩基にプロトンが付加して生じる酸性の種。例: NH4+ は NH3 の共役酸。
- 共役塩基
- 共役塩基は、酸がプロトンを失って生じる塩基性種。例: NH3 は NH4+ の共役塩基、HCO3- は H2CO3 の共役塩基。
- 酸
- ブロンステッド・ローリの定義における酸。プロトンを供与する物質。
- 塩基
- ブロンステッド・ローリの定義における塩基。プロトンを受け取る物質。
- ブロンステッド・ローリ酸塩基説
- 酸はプロトンを供与し、塩基はプロトンを受容するという酸塩基の基本定義。
- 酸塩基平衡
- 酸と共役塩基の間で起こる反応が平衡状態にあること。水溶液では Ka と Kb の関係が関与。
- pKa
- 酸の強さを示す指標。一般に pKa が小さいほど強い酸。対数を取った解離定数の値。
- pKb
- 塩基の強さを示す指標。pKb が小さいほど強い塩基。
- pH
- 水溶液の酸性度を表す指標。7が中性、低いほど酸性、高いほど塩基性。
- 緩衝液
- 弱酸とその共役塩基、または弱塩基とその共役酸の組み合わせで、pHをほぼ一定に保つ液体。
- 緩衝容量
- 緩衝液が酸・塩基を加えた際に、pH変化を抑える能力。
- ヘンダーソン・ヘッシュの式
- pH = pKa + log10([A-]/[HA]); バッファーのpHを予測・調整する際に使われる式。
- 水の自己イオン化
- 水分子が互いにプロトンを移動して H3O+ と OH- を生み出す現象(水の自己イオン化)
- 水の両性
- 水は酸としても塩基としても振る舞える性質を持つ、 amphoteric。
- 両性体
- 酸性・塩基性の性質を示す物質の総称。水は典型的な両性体。
- 強酸と弱酸
- 強酸はほぼ完全に解離、弱酸は部分的に解離する。例: HCl は強酸、CH3COOH は弱酸。
- 強塩基と弱塩基
- 強塩基は水中で完全に解離、弱塩基は部分的に解離。例: NaOH は強塩基、NH3 は弱塩基。
- 共役対の関係
- 酸とその共役塩基、塩基とその共役酸はプロトン移動の前後で組となる関係。
- Ka × Kb = Kw
- 同じ酸塩基対の Ka と Kb の積は水のイオン積 Kw(25°Cで約1.0e-14)に等しいこと。
- HCl/Cl- の共役酸塩基対
- HCl は強酸で、Cl- はその共役塩基。Cl- はほぼ弱い塩基として振る舞う。
- NH4+/NH3 の共役酸塩基対
- NH4+ は NH3 の共役酸、NH3 は NH4+ の共役塩基。
- H2CO3/HCO3- の共役酸塩基対
- 炭酸水素イオンの形成と平衡を担う、H2CO3 は弱酸、HCO3- はその共役塩基。
- HCO3-/CO3^2- の共役酸塩基対
- 重炭酸イオンと炭酸イオンの共役ペア。
- 緩衝対の実用例
- 血液の炭酸緩衝系など、体液のpHを安定させる役割を果たす。



















