

高岡智則
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msdpとは?
msdp は Multicast Source Discovery Protocol の略で、マルチキャストのソース情報を交換する仕組みです。複数のネットワーク領域をまたいで、どのホストがどのマルチキャストグループに対して送信しているかを知る手助けをします。MSDP がなぜ必要なのかを知ると、マルチキャストの仕組みへの理解がぐんと深まります。
なぜMSDPが必要なのか
インターネットのマルチキャストは 複数の自治体や組織のネットワークをまたぐ動作を前提としています。各ドメインのルータは独自に経路を決めますが、他のドメインにもソース情報を伝えなければ、受信側のルータが正しい経路を選ぶことが難しくなります。そこで MSDP が SA Source Active メッセージを使い、現在アクティブなソースの情報を隣接するルータへ伝え合います。
どう動くのか
MSDP は PIM-SM というマルチキャストの動作モードの下で動きます。PIM-SM 自体はマルチキャスト経路を作る仕組みですが、跨ぐドメイン間の情報をやり取りする役割は MSDP に任されます。主な流れは次のとおりです。
1) ソースがマルチキャストグループへ送信を開始すると、そのソースの情報が SA メッセージとして出現します。
2) SA メッセージは MSDP ピア(隣接ルータ)へ伝えられ、別のドメインのルータへと伝搬します。
3) 受け取ったルータは自分のドメイン内の受信者へ適切な経路を作成します。これにより、跨ぐドメイン間でソース情報が共有され、受信者は最適な経路でデータを受け取れるようになります。
実際の仕組みを表で見る
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| MSDP | Multicast Source Discovery Protocol の略。跨ドメインでソース情報を共有する仕組み。 |
| SA | Source Active メッセージ。現在アクティブなソースの情報を伝える。 |
| RP | Rendezvous Point。初期のマルチキャストセッションの中心点となる場所。 |
| PIM-SM | Sparse Mode のマルチキャスト経路制御。MSDPと組み合わせて動作することが多い。 |
| SSM | Source-Specific Multicast。ソースを限定してマルチキャストを実施する方式。 |
注意点と現代の選択肢
MSDP は強力な情報伝搬を行う反面、設定ミスやセキュリティの問題、過剰な情報流通のリスクがあります。現代のネットワーク設計では SSM を選ぶケースが増えており、跨ドメイン全体の情報共有を必要としない構成が多く見られます。MSDP の使用が必須というわけではなく、組織のニーズやセキュリティポリシーに合わせて選択されます。
実務でのポイントとまとめ
実務では MSDP のピア設定を正しく行い、信頼できる経路を確保することが重要です。不要なSAメッセージの伝搬を避ける設定も検討します。SSM への移行を検討する場合は、ソースを明確に指定する形に設計を変更していくとスムーズです。
まとめ
msdp は跨ドメインのマルチキャスト情報を交換するための基本的な仕組みとして長く使われてきました。現在は代替案の登場やセキュリティの観点から使用範囲が限定される場面もありますが、MSDP の考え方を知っておくとネットワークのしくみ全体を理解する助けになります。
msdpの同意語
- Multicast Source Discovery Protocol
- MSDPの正式名称。異なるAS間でマルチキャストの送信源を通知・共有するためのプロトコルで、PIMなどのマルチキャストルーティングと組み合わせて使用される。
- マルチキャストソース発見プロトコル
- MSDPを日本語に直訳した表現。ネットワーク内のマルチキャストの送信元(ソース)を発見して知らせ合う仕組みのプロトコル。
- マルチキャストソースディスカバリプロトコル
- MSDPのカタカナ表記。ソースの発見(ディスカバリ)を目的とするプロトコルという意味。
- マルチキャストソース検出プロトコル
- 同義語の一つ。送信元ソースを検出して、受け手へ情報を伝える機能を強調した表現。
- MSDP
- MSDPの略称。Multicast Source Discovery Protocol の頭文字をとった名称。
- MSDPプロトコル
- MSDPを指す口語的表現。マルチキャストソース発見を目的とするネットワークプロトコルという意味。
msdpの対義語・反対語
- ユニキャスト
- 一対一の通信で、送信者が特定の1つの宛先にだけデータを送る方式。MSDPはマルチキャストソースの発見を行い、複数宛先へ配布することを前提にするのに対し、ユニキャストは対象が1名のみの伝送です。
- ブロードキャスト
- ネットワーク上の全端末に対して同時にデータを送る方式。MSDPが扱うマルチキャストの概念とは異なり、ブロードキャストはセグメント内のすべてに拡散します。
- ディスカバリなし
- ソース情報の発見や共有を行わない、発見機能を持たない状態。MSDPの核となるソースの発見と共有という役割の対極です。
- ソース非公開
- ソース情報を他のルータと共有せず、公開しない設計。MSDPでは複数ルータ間でソース情報を共有することが一般的なので、対照的です。
- 同一ドメイン限定
- ドメイン間のソース情報共有を行わず、同一ドメイン内だけで完結する運用。MSDPは異なるドメイン間の情報交換を支援する性質があるため対比的です。
msdpの共起語
- MSDP
- Multicast Source Discovery Protocol の略で、異なるAS間でマルチキャストソース情報を共有するためのプロトコルです。
- マルチキャスト
- 一度に複数の受信者へ同時にデータを送る通信方式のこと。
- IPマルチキャスト
- IPv4/IPv6ネットワークで利用されるマルチキャスト通信の総称です。
- PIM-SM
- Protocol Independent Multicast - Sparse Mode の略。受信者が少ない場合のマルチキャスト効率化を狙う動作モードです。
- PIM-DM
- Protocol Independent Multicast - Dense Mode の略。受信者が多い前提で、広く一気に配信するモードです。
- S,G
- ソース(送信元)とグループ(受信グループ)の組み合わせ。マルチキャストの基本表現です。
- ソースアクティブ(SA)
- 現在アクティブな送信ソースの情報のことを指します。
- SA-NT
- Source Active Notification Table の略で、MSDPで伝達されるソース情報のテーブルです。
- SA-Query
- Source Active Query の略で、SA情報を問い合わせるMSDPのメッセージです。
- RP
- Rendezvous Point の略。PIM-SMで初期の受信経路を確立するポイントです。
- MSDPピア
- MSDPのピアリング相手となるルータのこと。TCPで接続します。
- 自律システム(AS)
- 異なる管理領域を持つネットワークの集まり。MSDPはASを跨いだ情報交換を行います。
- Inter-domain multicast
- 異なるAS間で行われるマルチキャストルーティングのことです。
- IGMP
- Internet Group Management Protocol。ホストがマルチキャストグループへ参加・脱退を通知します。
- MLD
- Multicast Listener Discovery。IPv6版の同等機能です。
- TCPポート639
- MSDPピアリングのデフォルト通信ポートです。
- Cisco
- MSDPの主要実装を提供する代表的なベンダーの一つです。
- Juniper
- MSDPの実装を提供する別の主要ベンダーです。
msdpの関連用語
- MSDP
- マルチキャスト・ソース発見プロトコル。異なるマルチキャストドメイン間でアクティブなソース情報を交換するためのプロトコルで、域を跨ぐマルチキャストのリーチを可能にします。
- PIM-SM
- プロトコル非依存マルチキャスト・スパースモード。受信者が最初に受信する経路を最適化するモードで、RPを中心にルーティングを構築します。
- Source Active (SA)
- 現在アクティブなマルチキャストソースの情報。どの送信元がどのグループへ送信しているかを示すデータで、MSDPで共有されます。
- SA-Advertise
- 特定のグループに対してアクティブなソース情報をMSDPピアへ通知するメッセージ。
- SA-Query
- 他のMSDPピアへ、特定のソース/グループのSA情報を照会するメッセージ。
- SA-Reply
- SA-Queryに対する応答として、要求されたSA情報を返すメッセージ。
- MSDPピア
- MSDPを用いて情報を交換する相手。ドメイン間のソース情報の伝達を担います。
- ソース情報キャッシュ
- 受信したSA情報を一定期間保持するキャッシュ。新情報が来ると更新され、検索の効率化に寄与します。
- ドメイン間マルチキャスト
- 複数の管理ドメインをまたいでマルチキャストを実現する仕組み。MSDPがその核心となることが多いです。
- RP(Rendezvous Point)
- PIM-SMにおける会合点。送信側と受信側の初期経路を作る中心点で、SA情報の伝播にも関与します。
- IGMP
- Internet Group Management Protocol。ホストがどのマルチキャストグループを受信するかを近隣ルータに通知します。
- ソース情報の範囲/スコープ
- MSDPで交換されるソース情報の有効範囲や適用範囲を示す概念。



















