

高岡智則
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rowversionとは何か
rowversionはデータベースの世界でよく使われる概念です。特に Microsoft SQL Server で導入されたもので、各行に自動的に付与される 8 バイトの識別子 のことを指します。この値は行が更新されるたびに新しい値へと更新され、データの「いつ」変わったかを表すのではなく「その行の現在の状態を一意に識別するための識別子」です。
つまり rowversion とは 日付時刻ではなく、行の変更状態を追跡するための番号 のようなものです。データを複数人で同時に編集する場面で、競合を検出するのに役立ちます。
rowversion の役割と仕組み
複数の利用者が同じデータを同時に編集すると、更新がぶつかることがあります。このとき rowversion を使うと「取得時の rowversion」と「現在の rowversion」を比較できます。もし別の人がすでに変更して rowversion が変わっていた場合、更新は失敗させるか ユーザーへ競合の解決を促すことが可能です。
仕組みのポイントは次の通りです。rowversion は自動で更新される8バイトの二進数列で、行が挿入されたときと更新されたときに新しい値が割り当てられます。時間を示す日時データではない点に注意しましょう。
SQL での基本的な使い方
実務ではテーブル定義に rowversion 列を追加して利用します。以下は代表的な例です。
| 説明 | |
|---|---|
| データ型 | rv は rowversion あるいは timestamp と宣言します(8 バイトの二進数列)。 |
| 挿入時の動作 | 新規行には自動的に一意の rowversion が割り当てられます。 |
| 更新時の動作 | 行が更新されると rv は自動的に新しい値へ更新されます。 |
実務的な使い方の基本は、更新時の条件に rowversion を含めることです。例えば次のような UPDATE 文を使います。
UPDATE の例 では Id が 1 で、現在の rv が @rv と等しい場合にのみ更新を行います。これにより、他の人が先にデータを変更していた場合には競合を検出できます。
UPDATE PRODUCTS SET Name = '新しい名前' WHERE Id = 1 AND rv = @rv
読み取り時には現在の rowversion の値を取得して保存しておくことが大切です。次に更新する際にはその値を使います。
アプリケーション側での扱い方
プログラムから rowversion を扱う場合、データベース側の値は通常 8 バイトのバイナリです。C# などの言語で扱うときはバイト配列として保持したり、文字列に変換して保存します。データを取得したタイミングで rowversion を覚えておき、更新時の条件として使うことで楽に楽観的同時実行制御を実現できます。
注意点とよくある誤解
rowversion は日時の代替として使ってはいけません。ロジックとしては 変更の履歴を比較する識別子 であり、順序そのものを保証するわけではありません。また rowversion はデータベース内でのみ一意です。別のデータベース間での比較には意味がありません。最後に TIMESTAMP という名前は古い別名であり、現場では ROWVERSION のほうが推奨されます。基本的には同じデータ型を指している場合が多いですが、命名の慣習として覚えておくと便利です。
EF などの ORM での使い方のヒント
エンティティフレームワークなどの ORM を使う場合、rowversion を“Concurrency Token”として設定することが多いです。これにより、更新時に自動的に現在の RowVersion が条件に組み込まれ、競合が発生した場合に例外が投げられる設計になります。設計時には列名を統一すると理解が早くなります。
まとめと実践のコツ
rowversion はデータの変更状態を識別するための強力なツールです。日付時刻の代替ではなく変更の「識別子」として使い、競合検出のための条件として活用します。実務では rv の列名を頻繁に使うことになりますので、行ごとの識別子としての役割を明確に理解することが大切です。適切に使えば、データ整合性を保ちながらユーザー体験を向上させることができます。
実践の要点の要約
rowversion は 8 バイトの自動更新識別子、更新時の競合検出に用いる、日付時刻ではないこと、TIMESTAMP は古い別名で ROWVERSION が現場での推奨名である、という点を覚えておくとよいでしょう。
rowversionの同意語
- ROWVERSION
- SQL Server の ROWVERSION データ型。8 バイトの自動生成の値を持ち、行が更新されるたびにこの値が変化します。主に楽観的排他制御(オプティミスティック・ロック)に使用され、データの衝突を検知します。TIMESTAMP の別名としても機能します。
- TIMESTAMP
- ROWVERSION の別名。SQL Server で長年使われてきたデータ型名ですが、現在は ROWVERSION の使用が推奨され、TIMESTAMP という名称は非推奨とされることがあります。同じ機能を指します。
- タイムスタンプ
- データベースで“更新時刻”を表す一般用語。ROWVERSION/TIMESTAMP の機能を指すことがあり、行のバージョンを識別するための概念として使われます。
- 行バージョン
- 各行に割り当てられる変化する識別子(8 バイトのバイナリ値)。行の更新を追跡し、衝突を検出する目的で使用されます。
- RowVersion
- ROWVERSION の英語表記の別形。機能は ROWVERSION と同じです。
- Rowversion
- ROWVERSION の別形表記の一つ。機能は同じです。
rowversionの対義語・反対語
- 静的
- データや値が時間とともに変化しない状態。rowversion のように更新で値が変化する性質の反対語として使われます。
- 不変
- 一度設定された値が原則として変更されない性質。更新により新しいバージョンが生成されない状態を指す場合に使われます。
- 可変
- 値が自由に変更され得る性質。rowversion が更新で変わるのに対して、こちらは頻繁に変化するニュアンスです。
- 固定値
- 時間や操作によって変わらない、固定された値のこと。更新されても新しいバージョンが生成されないイメージ。
- 非バージョン化
- データに対してバージョン管理を行わない、versioning を適用しない状態を指します。
- バージョンなし
- その列に対してバージョン情報を持たない状態。rowversion が存在するのとは対照的です。
rowversionの共起語
- TIMESTAMP
- SQL Server でROWVERSIONの旧名。8バイトの固定長バイナリデータ型で、行が更新されるたびに新しい値が割り当てられます。
- SQL Server
- Microsoft製のリレーショナルデータベース管理システム。ROWVERSIONはこの環境で用いられる“行の版本”を表す機能の一部です。
- T-SQL
- SQL Server用の拡張SQL。ROWVERSIONの定義や更新と関連する操作を記述します。
- MVCC
- Multi-Version Concurrency Control の略。ROWVERSION はこの概念を用いて楽観的な同時実行制御を実現する手段の一つです。
- binary(8)
- ROWVERSIONを格納するデータ型。長さ8の固定長の二進データです。
- Not NULL
- ROWVERSION列は通常NULLを許容せず、挿入時に自動で値が設定されます。
- ROWVERSION カラム
- ROWVERSION の値を格納する列のこと。テーブルに1つ以上定義します。
- 自動更新
- 行が更新されるとROWVERSIONの値が自動的に新しくなります。
- 楽観的ロック
- ROWVERSIONを使い、更新前後の値を比較して競合を検知・回避する方法。
- TIMESTAMPとの違い
- TIMESTAMPはROWVERSIONの旧名。現在はROWVERSIONを推奨して使います。
- Entity Framework
- C# などのORMで、ROWVERSIONを楽観的ロック用のトークンとして扱います。
- EF Core
- EF Core でも ROWVERSION を競合検知のためのトークンとして活用します。
- ADO.NET
- ADO.NETのデータアクセスでROWVERSIONの値をバイト配列として扱い、競合判定に使えます。
- 行バージョン
- 日本語でROWVERSIONを指す表現。行のバージョン情報のこと。
- カラム/列
- ROWVERSIONはテーブルの列(カラム)として定義します。
- データ型
- ROWVERSIONは rowversion(または TIMESTAMP)というデータ型の一つです。
- 変更検知
- ROWVERSIONの値の変化を検知して、データの更新が有効かを判断します。
- 更新競合
- 複数トランザクションが同じ行を同時に更新しようとしたときの衝突をROWVERSIONで検知します。
rowversionの関連用語
- ROWVERSION
- SQL Server のデータ型。8バイトの二進データで、行が更新されるたびに自動的に新しい値に変わる。並行更新の衝突検知に使われ、行の版を管理する主要な手段。
- TIMESTAMP
- ROWVERSION の旧名。現在は ROWVERSION が推奨される呼称だが、古いコードでは TIMESTAMP のまま使われていることがある。
- バージョン列
- 各行の更新回数や版を表す列。ROWVERSION のような自動更新機能を使うことが多い。
- MVCC
- Multi-Version Concurrency Control の略。同時実行制御の設計思想で、過去のデータ版を保持して読み取りと更新を分離して処理する考え方。
- 同時実行制御
- 複数の処理が同じデータへ同時にアクセスしても整合性を保つための仕組み。ROWVERSION は衝突検知の一手段。
- 楽観的同時実行制御
- 更新時に衝突が起きる可能性を前提として、更新時に版を比較して衝突を検知・解決する方式。
- 悲観的同時実行制御
- 更新中は他の処理をブロックして衝突を未然に防ぐ方式。ROWVERSION 自体は直接ロック機構ではなく、ロックと組み合わせて使われることが多い。
- 競合検知
- 更新時に他のトランザクションとの衝突を検知する仕組み。ROWVERSION などの版値を比較して判断する。
- ETag
- Web API でリソースの版を識別する識別子。ROWVERSION やタイムスタンプと同様に更新衝突を検知・管理するために使われることがある。
- ロック
- データへの同時アクセスを一時的に制限する機構。悲観的同時実行制御の実現手段として用いられることが多い。
- binary(8)
- ROWVERSION は内部的に 8 バイトの二進数表現。データ型としては binary(8) に相当することが多い。
- SQL Server
- ROWVERSION データ型を提供する Microsoft のデータベース。ROWVERSION/TIMESTAMP の主な実装先。
- SNAPSHOT
- SQL Server の分離レベルのひとつで、読み取り時に過去のデータの状態を参照できる。MVCC 的な挙動と関係が深い。
- トランザクション分離レベル
- READ COMMITTED、SERIALIZABLE、SNAPSHOT など、トランザクション同士の分離挙動を規定する設定。ROWVERSION は衝突検知の信頼性を高める補助として機能することが多い。
- 旧称 TIMESTAMPデータ型
- TIMESTAMP は ROWVERSION の旧称。名称が混在する点に注意が必要。
- 版管理 / バージョン管理
- データの版を管理する考え方。ROWVERSION はデータの更新履歴・衝突検知を実現する要素として使われる。



















