wiresharkとは?初心者でも分かるネットワーク解析ツールの使い方共起語・同意語・対義語も併せて解説!

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wiresharkとは?初心者でも分かるネットワーク解析ツールの使い方共起語・同意語・対義語も併せて解説!
この記事を書いた人

高岡智則

年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)


wiresharkとは?初心者が知っておくべきネットワーク解析ツールの使い方

wiresharkは、ネットワーク上を流れるパケットと呼ばれる小さなデータのかたまりを集め、どんな内容が送受信されているかを詳しく表示してくれる無料のツールです。パソコンやスマートフォンを取り巻く通信の仕組みを、目に見える形で理解できるため、初心者にも理解の手助けになります。ITの学習を始めたばかりの人には特に役立つ道具です。

以下に、wiresharkを初めて使う人向けのポイントを分かりやすく整理します。まず覚えておきたいのはパケットを「見ること」と「分析すること」は別物だという考え方です。見るだけなら難しくありませんが、意味を読み解く力を身につけるとより深く理解できます。

wiresharkの基本的な仕組み

wiresharkはネットワークカードを通るデータをリアルタイムで捕まえます。パケットには送信元や宛先、通信プロトコル名、送られてきたデータの一部などが含まれています。wiresharkはこの情報を階層的に表示します。左側にはパケットのリスト、右側にはそのパケットの詳しい解説が表示され、どんな情報が含まれているのか、どういう意味かを順番に見ていけます。

インストールと準備

インストールは公式サイトからソフトウェアをダウンロードして案内に従うだけです。Windows・macOS・Linuxのいずれの環境でも動作します。初期設定としては、キャプチャを実行するための権限が必要になる場合があります。インストール後は、表示言語や表示単位など自分の理解に合わせて見やすい設定にしましょう。初めてのときは「簡易モード」から始めると混乱を避けられます。

パケットをキャプチャする基本操作

Wiresharkを起動したら、まず捕捉するネットワークインタフェースを選びます。家庭のルーターを使っている場合、Wi-Fiか有線LANかを選択します。インタフェースを選んだらStartボタンを押してキャプチャを開始します。数秒後にパケットの列が現れます。初心者のコツは最初は短い時間だけキャプチャして、意味のあるトラフィックを探すことです。次に、気になるパケットをクリックすると、下部のパネルで内容を詳しく確認できます。

キャプチャと表示の基本用語

よく出てくる用語をいくつか覚えておくと理解が進みます。例えば「プロトコル」は通信の種類のこと、「ソース」は送信元、「デスティネーション」は受信先を意味します。DNSの問合せ、HTTPのリクエスト、TLSの暗号化されたやり取りなど、実際の画面にはさまざまな情報が並びます。wiresharkは生データを表示しますが、表示フィルタという機能を使えば自分が知りたい通信だけを絞り込むことができます。

実務的な活用例と注意点

学習の場面では、例えば自分のPCからウェブサイトへアクセスしたとき、HTTPリクエストはどう送られてくるか、DNSルックアップはどのように解決されるかを追跡します。現場で使う場合は必ず許可を得た環境でのみ使いましょう。未許可のネットワークを監視すると法的な問題が生じることがあります。倫理と法を守ることが第一です。

よく使うフィルタとコツ

wiresharkには表示フィルタと呼ばれる検索機能があり、文字列だけでなく条件を組み合わせて絞り込みができます。例えば http というプロトコルだけを表示したい場合は表示フィルタに http を入力します。TCPのポート80を使う通信だけを見たい場合は tcp.port == 80 という形で指定します。これらの基本を身につけると、複雑な通信の中から重要なやり取りをすぐに見つけられるようになります。

実践の道筋

1) wiresharkをインストールする。2) 捕捉するインタフェースを選ぶ。3) 簡単なウェブアクセスを行い、パケットを記録する。4) 表示フィルタを使って興味のある通信だけを抽出する。5) 得られたパケットの内容を読み解く。これを繰り返すことで、ネットワークの仕組みを段階的に理解できるようになります

表: wiresharkの基本用語と意

用語意味
パケットネットワーク上を流れる小さなデータの単位
プロトコル通信の方式や規則のこと。例: HTTP, DNS, TCP
フィルタ表示するパケットを絞り込む機能
キャプチャネットワークのデータを取り出して保存する操作

最後に、wiresharkは強力なツールですが、正しく使うことが大切です。基本を押さえれば、ネットワークの仕組みが見えるようになります。困ったときは公式ドキュメントや初心者向けの解説記事を読み、段階的に実践していくとよいでしょう。


wiresharkの関連サジェスト解説

wireshark application data とは
Wireshark は、ネットワーク上を流れる「パケット」という小さなデータの固まりを観察できるソフトです。ここで使われる用語の一つに「wireshark application data とは」という表現があります。これは、パケットの中でアプリケーション層に渡される実データの部分を指します。通信は下位のヘッダ情報(Ethernet、IP、TCP/UDP など)と上位のデータ本体(アプリケーションデータ)に分かれており、Wireshark のパケット表示でもまずはヘッダ情報が並び、その後に「Application Data(アプリケーションデータ)」と呼ばれる領域が現れます。ここに入るのは、実際に使われるアプリケーションの内容です。例えば、ウェブページを閲覧する場合は HTTP のリクエストやレスポンスがこのアプリケーションデータとして見えることがあります。一方、暗号化された通信、たとえば HTTPS の場合はアプリケーションデータが暗号化されているため、中身をそのまま読むことはできません。Wireshark でアプリケーションデータを確認するコツとしては、Follow TCP Stream(TCP ストリームの追跡)機能を使って一つの通信の流れを追い、デコードされるプロトコルを確認する方法があります。HTTP や DNS のような比較的平文のプロトコルは、アプリケーションデータを読み取りやすいですが、TLS/SSL のように暗号化されると中身は読めません。初心者の方は、実際の例として HTTP の通信から始め、どの部分がアプリケーションデータか、どの部分がヘッダ情報かを分けて考える練習をすると理解が深まります。最後に覚えておきたいのは、 wireshark application data とはデータの「どの階層のデータか」を示す概念であり、セキュリティやプライバシーの観点から他人の通信を勝手に読み解くべきではないという点です。
wireshark tcp retransmission とは
wireshark tcp retransmission とは、TCP通信で送ったデータの一部が相手に届かず、同じデータがもう一度送られることを指します。Wiresharkはネットワークの通信を観察できる道具で、この再送の現象を画面上で見つけやすくしてくれます。TCPは送信側と受信側がデータを順番に受け取る仕組みであり、途中で何か問題があると送信側は再送します。再送にはいくつかのタイプがありますが、代表的なのは再送そのものと高速再送(ファストリトランスミッション)です。Wiresharkでは tcp.analysis.retransmission という表示フィルタを使うと、再送されたパケットだけを絞り込んで表示できます。表示される行の Info カラムには TCP Retransmission という文字が現れます。時には Duplicate ACK の数が増えることで高速再送が発生します。再送が多いとネットワークの遅延やパケット紛失、経路の問題などが原因かもしれません。問題を減らすには、リンクの混雑を減らす、MTUの影響を確認する、経路上の機器の設定を見直す、などの対策をとります。初心者はまずフィルタの使い方と再送の意味を理解することから始めましょう。
wireshark length とは
Wiresharkは、ネットワークでやりとりされる“パケット”を詳しく見る道具です。パケットにはさまざまな情報の長さがあり、これを表す言葉がLengthです。ここでは大きく分けて3つの“長さ”を覚えると理解が進みます。1つ目はフレームの長さ(frame length)。Wiresharkの画面には『Frame length: 66 bytes on wire』などと表示されます。on wireは実際の通信路で流れたデータの長さを意味します。もうひとつは『Captured: 66 bytes』など、Wiresharkが実際に取り込んだデータの長さです。時々、設定やファイルの制限でCapturedがFrameより少なくなることがあります。PCAP形式ではincl_lenとorig_lenという言葉でも同じ意味です。2つ目はプロトコル内部の長さです。IPv4パケットのTotal Lengthフィールドは、IPヘッダを含むパケット全体の長さを表します。TCPやUDPでは、それぞれのセグメント・データの長さを示すLengthフィールドがあります。TCPではヘッダ分を除いた“ペイロード”の長さ、UDPではヘッダ+データの長さです。3つ目の注意点として、Ethernetの種類にも関係します。EthernetフレームにはTypeとLengthのどちらかが使われます。反対にTypeが表示される場合は上位層のプロトコル(IPなど)がその後に来ます。Wiresharkはこの差を自動で表示しますが、場面に応じて“長さ”の意味が少し変わることを知っておくと混乱を避けられます。実務的には、フレームの長さが極端に大きい・小さい場合は断片化や欠損、MTUサイズの問題などを疑います。パケットの長さ情報を正しく理解することで、ネットワークのトラブル解決や性能の目安をつける助けになります。
wireshark malformed packet とは
wireshark はネットワーク上を流れるパケットを表示・解析するソフトです。その中で表示される「malformed packet(形が崩れたパケット)」は、通常の規格どおりに作られていないパケットを意味します。たとえばIPヘッダの長さが不正、チェックサムが壊れている、フレームが途中で終わっている、あるいはプロトコルの仕様にそぐわないデータが入っている場合などです。Wireshark がこのようなパケットを捕まえると、パケットリストに「Malformed」や「This frame has no data」などの表示が出ることがあり、細部を開くとどこが正しくないのかが分かります。原因はさまざまです。物理的な回線のノイズや機器の故障、キャプチャ時の設定ミス、あるいはネットワーク機器のミスレポートなど。特にハードウェアオフロードの機能を使っていると、キャプチャ時に実際のパケットと受信側で解釈されるデータがズレ、Malformed と表示されることがあります。キャプチャ長(スナップショット長)が短いとフレームが途中で切れてしまい、Malformed になることもあります。対処法としては、まずキャプチャの設定を見直すことです。適切なリンク層タイプを選び、可能ならハードウェアオフロードを無効化して再度キャプチャしてみてください。eth0 などのNIC設定で offload をオフにする、snapshot length を十分大きく取る、Wireshark の「Decode As」機能で誤って解釈されていないか確認する、などが有効です。場合によっては別のキャプチャツールで同じ通信を取得して比較すると原因が見つかりやすいです。なお、すべての malformed が重大な問題を意味するわけではありません。環境や設定によって一時的に発生することがあり、実際の通信には影響しないことも多いです。
wireshark usbpcap とは
Wireshark は有名なネットワーク解析ツールですが、Windows 環境で USB の通信をそのまま見るには追加のソフトが必要です。wireshark usbpcap とは、Windows 用の USB パケットを捕まえる仕組みのことです。USBPcap は USB のデータをキャプチャし、Wireshark が読み取れる pcap 形式で保存できるようにするソフトウェアとドライバのセットです。これを入れると、Wireshark 側に USBPcap1 などの捕捉インターフェースが表示され、そこを選んで捕捉を開始するだけで、USB の制御転送やデータ転送の流れを観察できます。使い方の要点は次のとおりです。まず Wireshark をインストールし、その際に USBPcap のコンポーネントを選択して一緒に入れます。インストール後 Wireshark を起動し、捕捉インターフェースの一覧から USBPcap の名前を選択します。捕捉を開始すると、USB デバイスと PC の間で送られるパケットがリアルタイムで表示されます。表示フィルタには usb を使って絞り込むことが多く、デバイスの名前や識別情報を確認しながら目的のデータを追います。データは必要に応じて保存して後で解析することもできます。注意点として、USBPcap は管理者権限が必要になることがあり、環境によっては全ての USB 通信を捕まえられない場合があります。大量のデータになることがあるので、初めは小さなキャプチャから練習しましょう。また、USB の仕様や個人情報の取り扱いには注意してください。
wireshark プロミスキャスモード とは
wireshark はネットワーク上の通信を観察・解析するソフトです。プロミスキャスモードとは、ネットワークカード(NIC)を「受信したすべてのパケットを OS に渡す状態」に切り替える機能のことです。通常は自分宛てのデータだけが届きますが、プロミスキャスモードを有効にすると、同じネットワーク上を流れる他の機器のデータも Wireshark が読み取れる可能性があります。これにより、通信の流れやプロトコルの使い方を学ぶことができます。しかし、現代の家庭用ルータやスイッチでは、スイッチが自分宛のデータだけを送るようになっていることが多く、プロミスキャスモードを有効にしても見えるパケットが限定される場合があります。無線LANの場合はさらに状況が複雑で、モニタモードを使わないと管理フレームなどは見えにくいことがあります。安全に使うコツは、必ず自分が管理するネットワークや明示的な許可を得た環境でのみ行うこと、個人情報を扱う場合は法や規約を守ることです。Wireshark の画面では、インターフェースを選択し、キャプチャオプションの「Promiscuous mode」を有効にします。自動で有効になることも多いですが、OS や NIC によっては管理者権限が必要なことがあります。キャプチャを開始したら、フィルタ機能を使い、見たいプロトコル(TCP、HTTP、ARP など)だけを表示するようにすると見やすくなります。
wireshark portable とは
wireshark portable とは、インストール不要で使えるネットワーク解析ソフトの一種、Wiresharkのポータブル版のことです。通常のWiresharkはパソコンにインストールして使いますが、ポータブル版はUSBメモリなどに入れて持ち歩けます。Windows向けのパッケージとして提供されることが多く、起動すればそのままネットワークのパケットを捕まえ、内容を解析します。使い方は基本的に同じで、ネットワークインターフェースを選び、キャプチャを開始します。表示フィルタやプロトコルの色付け、統計情報など、初心者にも分かりやすい機能がそろっています。ポータブル版のメリットは、特定のパソコンにソフトをインストールせずに持ち運べる点です。出張先のPCや自宅以外のマシンでも、同じ設定で解析を続けられます。反面デメリットとして、定期的な更新を自分で管理する必要があること、USB上の容量を使う、管理者権限が必要な場合がある点などが挙げられます。キャプチャしたデータはpcap形式で保存でき、後で別の環境で再生・解析することも可能です。注意点として、他人のネットワークを無断で解析することは法律や倫理に反します。自分の管理下にあるネットワーク、あるいは明示的な許可を得たネットワークで使うようにしましょう。初心者はまず公式ドキュメントの基礎を読み、簡単なフィルタの使い方を覚えると、学習のスピードが上がります。
npcap とは wireshark
この解説は、ネットワークの仕組みを学び始めた初心者のために、npcap とは wireshark の関係と使い方をやさしく説明します。Npcap は Windows 向けのパケットキャプチャライブラリとドライバで、Wireshark がネットワーク上のデータを取り出して解析するための土台となります。Npcap は WinPcap の後継として開発され、64 ビット対応や高速なキャプチャ機能、ループバックの捕捉、WinPcap 互換モードなどを特徴とします。Wireshark は無料で利用できるネットワークプロトコル解析ツールで、リアルタイムの通信を表示し、どのプロトコルが使われているか、どの機器がどんなデータを送っているかを視覚的に示します。実務では Wireshark を Windows で使うには Npcap のインストールが前提になることが多く、公式サイトのインストーラーはこの組み合わせを案内します。インストール後は Wireshark を起動し、キャプチャしたいネットワークインターフェースを選んで Start ボタンを押してデータの取得を開始します。初級者には表示フィルタの使い方が特に有効で、tcp や http などの語を組み合わせて関心のある通信だけを絞り込みましょう。またループバックのキャプチャを有効にすると自分のパソコン同士の通信も観察できます。倫理面にも配慮し、他人のネットワークを無断で観察するのは避け、自分の機材や許可を得たネットワークで練習してください。Npcap と Wireshark を組み合わせると、実際の画面で通信の流れやプロトコルの動作を詳しく確認でき、ネットワークの仕組みを直感的に理解する強力な手段になります。
ncap とは wireshark
ncap とは wireshark について知るとき、まず覚えておきたいのはNpcapというWindows向けのパケットキャプチャドライバのことです。Wireshークはネットワークのパケットを解析するソフトですが、パケットを取り出すにはOSの低レベル機能にアクセスするドライバが必要です。Npcapはその役割を果たす道具で、Windows向けの標準的な選択肢として使われます。NpcapはWinPcapの後継として作られており、以前のWinPcapよりも安定性とパフォーマンスが向上しています。さらにループバックキャプチャ(自分のPCと回線の間の通信)を捕まえる機能や、Windows Filtering Platformを使ったセキュアな取り込みなどの追加機能があります。インストール時には、Wiresharkと一緒に使いやすいよう『WinPcap互換モード』を有効にすると良いです。使い方は簡単です。Npcapを公式サイトからダウンロードしてインストールし、終わったらWiresharkを開いて、キャプチャしたいネットワークインターフェースを選び、キャプチャを開始します。Windowsでは管理者権限が必要になることがありますが、Npcapは通常その点をうまく対応しています。最後に、ncap という表記は時々見かけますが、正式にはNpcapと書くのが正しいです。Npcapを使えば、Wiresharkを Windows でスムーズに動かせ、ネットワークを学ぶ際の強力な味方になります。

wiresharkの同意語

パケットキャプチャツール
ネットワーク上を流れるパケットを捕まえ、内容を解析するツールの総称。Wiresharkはこのカテゴリの代表例で、パケットを実際に捕まえたり、pcapファイルを開いて詳しく見ることができます。
パケットキャプチャソフト
パケットを捕捉して解析するソフトウェアのこと。初心者にはWiresharkがよく使われます。
パケットスニファ
ネットワークを流れるパケットを“監視・記録”する機能・ツールの総称。初心者向けには“スニファ”はパケットを観察する意味です。
パケットスニファー
パケットスニファと同義。ネットワークのパケットを拾い、内容を解析します。
ネットワーク解析ツール
ネットワークのトラフィックを詳しく調べるための道具の総称。Wiresharkはこのカテゴリの代表例です。
トラフィック解析ツール
通信の流れ(トラフィック)を解析するためのソフト。パケットレベルでの解析に強いです。
ネットワークモニタリングツール
ネットワークの状態・トラフィックを監視して可視化するツール。Wiresharkを含む解析機能を提供します。
PCAPリーダー
パケットキャプチャファイル(PCAP)を読み込んで表示する機能を持つツール。WiresharkはPCAP対応です。
PCAPビューア
PCAP形式のファイルを開いて、パケットの詳細を表示する視覚的ツール。Wiresharkの基本機能の一つです。
パケット解析ソフトウェア
パケットレベルでデータを解析する目的のソフトウェア。
オープンソースのネットワーク解析ツール
ソースコードが公開された、自由に利用・改変できるネットワーク解析ツールの総称。Wiresharkはこの例です。
Wireshark
オープンソースの、使いやすいパケットキャプチャ・解析ツール。Windows/Mac/Linuxなど複数のOSで動作します。
ネットワーク診断ツール
ネットワークの問題箇所を特定するための検査ツール。パケット解析を伴うことが多いです。

wiresharkの対義語・反対語

暗号化
Wiresharkの対義語として、ネットワーク通信の内容を第三者が読み取れるようにする技術・状態ではなく、むしろ内容を読み取れなくすることを指します。暗号化通信が主な例で、Wiresharkでの解析を困難にします。
匿名化
個人を特定できる情報を削除・置換して識別不能にする処理。分析時には識別情報が伏せられ、プライバシー保護の観点で対義的とされます。
プライバシー保護
個人情報の流出を防ぐための方針・技術。Wiresharkによるデータの露出を抑える、反対概念として捉えられます。
監視回避
ネットワーク監視を回避する行為・技術。倫理・法的問題を含む場合がありますが、Wiresharkの対義的な概念として挙げます。
暗号通信
通信内容が暗号化されている状態。復号鍵なしには内容を読み取れないため、Wiresharkの解析対象が限定されます。
データ隠蔽
データの可読性を低下させる、または隠すこと。分析を難しくする対義語として挙げられます。

wiresharkの共起語

パケットキャプチャ
ネットワーク上を流れるパケットを捕捉して記録・解析する機能・作業のこと
PCAP
パケットキャプチャのデータを保存する標準的なファイル形式(拡張子 .pcap)
PCAPNG
PCAPの拡張形式で、複数のセッションやメタ情報を含めて保存できるファイル形式
表示フィルタ
Wiresharkで表示対象を絞り込む条件式。検索のようにパケットを絞り込む機能
ディスプレイフィルタ
表示フィルタと同義。パケット表示の条件設定
キャプチャフィルタ
ライブキャプチャ時にパケットを捕捉する際の条件設定(pcapフィルタ)
tshark
Wiresharkのコマンドライン版。CLIで解析・抽出を実行できるツール
GUI
グラフィカルユーザーインターフェース。画面上で操作する操作系
ライブキャプチャ
実時間でパケットを捕捉して表示・解析する機能
オフライン解析
保存したpcapファイルを後から解析する作業
プロトコル解読
Wiresharkが各プロトコルを自動的に解析して表示する機能
TCP
信頼性の高い接続型のトランスポート層プロトコル
UDP
接続レスのデータグラム伝送を行うトランスポート層プロトコル
HTTP
ウェブ通信の基本となるアプリケーション層プロトコル
HTTPS
TLS/SSLで暗号化されたHTTP通信
DNS
ドメイン名をIPアドレスに変換する名前解決プロトコル
TLS
暗号化通信を提供するトランスポート層セキュリティプロトコル
TLS握手
TLS接続を確立する際の鍵交換と認証のやり取り
ARP
アドレス解決プロトコル。IPとMACアドレスを結びつける局内プロトコル
ICMP
ネットワーク機器間でのエラーメッセージや診断用のプロトコル
DHCP
IPアドレスなどの設定を自動的に配布するプロトコル
SSH
安全なリモートログインを提供するセキュアな通信プロトコル
SSL
SSLは古い暗号化プロトコルの呼称。現在はTLSが主流
I/Oグラフ
トラフィック量の時間的な推移を可視化するグラフ機能
統計情報
プロトコル別の割合・パケット数・帯域などの集計情報を表示
プロトコル階層
各プロトコルがどの階層・関係で構成されているかを示すビュー
ヘッダ解析
パケットヘッダ情報を詳細に解析して表示
ペイロード表示
パケットのデータ部(アプリケーション層の内容)を表示
エクスポート
解析結果やパケットデータをCSV/JSONなどに出力する機能
フローグラフ
パケット会話の流れを視覚的に表示するグラフ

wiresharkの関連用語

Wireshark
ネットワークパケットをキャプチャして解析するGUIベースの代表的なネットワーク解析ツールです。
パケットキャプチャ
ネットワーク上を流れるデータをパケット単位で取得する作業で、Wiresharkはこのデータを解析します。
キャプチャフィルタ
キャプチャ時に取り込むパケットを限定する条件。libpcap/WinPcap/Npcapの機能を利用します。
表示フィルタ
キャプチャ済みデータを表示時に絞り込む条件。プロトコル名やフィールド名で指定します。
PCAPファイル
パケットキャプチャデータを保存するファイル形式。拡張子は .pcap が一般的です。
PCAPNG
PCAPの後継フォーマット。複数のセグメントやメタ情報を扱える拡張形式です。
TShark
Wiresharkのコマンドライン版。自動化やリモート解析に適しています。
Npcap
Windows向けの高機能キャプチャドライバ。WinPcapの後継としてWiresharkと相性が良いです。
プロミスキャスモード
ネットワークインターフェースが全パケットを受信できる設定。監視目的で利用されます。
ライブキャプチャ
実時間でパケットを取り込みながら解析すること。リアルタイムの観察に使います。
オフラインキャプチャ
保存済みの pcap ファイルを解析する方法。事前にデータを取得してから分析します。
TCP再構成
分割されたTCPセグメントを組み合わせて元のデータを再現する機能です。
TCPストリーム追跡
同じTCPセッションの送受信データを連結して表示する機能です。
HTTP
Web通信で使われるアプリケーション層のプロトコル。リクエストとレスポンスを観察できます。
DNS
ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組み。名前解決の通信を解析します。
TLS復号
暗号化されたTLS/SSL通信を鍵を用いて内容を読み取れるように復号する機能(鍵が必要)です。
TLS/SSL
暗号化通信の総称。復号設定を行えば中身を観察できます。
TCP
信頼性のある通信を提供する代表的なトランスポート層プロトコル。
UDP
コネクションレス型の、低オーバーヘッドなトランスポート層プロトコル。
ICMP
ネットワークのエラーメッセージや情報を伝える制御プロトコル。
ARP
IPアドレスとMACアドレスの対応付けを行うプロトコル。ローカルネットワークで頻繁に見られます。
ディスプレイフィルター構文
表示フィルターの書き方。フィールド名・演算子・値を組み合わせて条件を作成します。
フィールド名 ip.src
パケット内の特定データ(例: 送信元IPアドレス)を指す識別子。フィルターや解析に使います。
カラーリングルール
パケットの表示を色分けして視認性を高める設定。異なるパターンを一目で識別できます。
統計情報
プロトコル階層、会話、エンドポイント、IOグラフなど、データの傾向を集計表示する機能です。
プロトコル階層
パケット内で使用されているプロトコルの階層構造を表示する統計機能です。
エンドポイント
通信の端点となるIPアドレスやMACアドレスなどの組み合わせを指します。
エクスポート機能
解析結果をCSV/JSON/PCAPなど別形式で出力する機能です。

wiresharkのおすすめ参考サイト


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