

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
軸組・とは?木造建築の骨組みをやさしく解説する入門ガイド
木造建築の世界には専門用語がたくさんあります。その中の一つが「軸組(じくくみ)」です。軸組は家の“骨格”となる部分で、垂直方向の柱と水平方向の梁、これらを結ぶ継手や筋交いが組み合わさって作られます。
まず押さえるポイントはこの3つです。
1. 軸組とは柱・梁・桁の集合体。柱は地面から家を支える垂直の部材、梁は柱と天井を結ぶ水平の部材、桁は梁を支え、長さ方向の荷を伝える大きな横方向の部材です。これらが連結されることで、家全体の荷重を地盤へ伝える道筋ができあがります。
2. 継手・仕口が命を左右する接合部。軸組の強さは、木材同士をどうつなぐかにかかっています。日本の伝統的な継手(つぎて)や仕口の技術は、金物を使わず木と木をかみ合わせることで強さと柔軟性を生み出します。
軸組がしっかりしていれば、地震の揺れにも耐えやすくなります。地震大国の日本では、軸組の設計と施工がとても重要です。
軸組の基本構成を知ろう
以下の表は、軸組を構成する主要な部材と役割をわかりやすく並べたものです。
| 部材名 | 役割 | よく使われる場所 |
|---|---|---|
| 柱 | 荷重を縦方向に伝える | 建物の主要な垂直部分 |
| 梁 | 天井と上部荷を受ける水平部材 | 床・天井の上下をつなぐ |
| 桁 | 梁を支え、長さ方向の荷を伝える | 大きな間取りをつなぐ |
| 筋交い | 水平や斜めの力を抑える斜材 | 耐震性を高める |
| 継手(仕口) | 木材同士を結ぶ伝統的な接合 | 柱と梁の接点 |
この表のように、それぞれの部材には役割が決まっています。特に柱と梁の連結部は建物の“強さの要”です。木の性質上、ねじや釘だけに頼るとひずみが大きくなりやすいので、継手の工夫が重要になります。
次に「軸組工法」と「在来工法」の違いについて簡単に触えておきます。軸組工法は伝統的な木組みの方法で、継手を中心に組み立てる技術です。対して在来工法は地域ごとに異なる工法名で呼ばれることが多く、近年は木材の規格化や金物の補強が進んでいます。現代の住宅では、軸組工法と金物補強を組み合わせた「現代軸組工法」が一般的です。
最後に、初心者が知っておくべきポイントをまとめます。
1) 軸組は家の呼吸を支える骨格。荷重の伝達経路を意識して設計します。
2) 継手と筋交いは地震対策の要。強い軸組を作るには正しい施工が不可欠です。
3) 実務的には、現場での測定と木材の品質が結果を左右します。木は生き物だから、乾燥・含水率にも注意します。
このように、軸組・とは何かを知ると、建物の骨格がどのように作られているかが分かります。住宅の安全性や快適さは、この軸組の質に深く関係しています。
軸組の関連サジェスト解説
- 建築 軸組 とは
- 建築 軸組 とは建物の骨格をつくる基本的な構造のことです。日本語では木造の軸組工法を指すことが多く、柱と梁を組み合わせて建物を支える骨組みを指します。柱は地面から荷重を支え、梁は柱をつないで水平・垂直方向の力を受け止めます。軸組工法では柱と梁を組みによって結合し、筋交いや金物を使って強度を高めることが多いです。地震の揺れに対しては、軸組がしなやかに動くことで建物全体の耐震性を高めます。建物の大きさに応じて基礎と柱・梁の配置を決め、柱間の距離や梁の大きさを設計します。現代の木造住宅では耐力壁と組み合わせることが多く、軸組だけで支える純木造から、壁で荷重を受けるパネル工法との混在までさまざまです。軸組工法の長所は設計の自由度が高く、内部の間取りを変えやすい点や、修理・リフォームが比較的しやすい点です。一方で、耐震性を高めるためには筋交いや金物、耐力壁の配置が重要になります。初心者には、柱と梁が建物の骨となり、床・天井・壁がその骨格に沿って配置されると理解するとよいでしょう。
軸組の同意語
- 木組み
- 木材を組み合わせて建物の骨格をつくる、伝統的な木造の枠組みを指す。軸組と同じく柱と梁で構成される構造を表します。
- 木造軸組
- 木材を用いた軸組構造(柱と梁の組み合わせ)を指す表現。軸組の一種で、木造建築の骨組を意味します。
- 軸組構法
- 柱と梁を組み合わせて建物の骨格を形成する構法の総称。軸組という語の同義語として用いられます。
- 骨組み
- 建物の骨格となる部分を指す一般用語。柱・梁などの構造材を組んで全体の強度を担保する点で軸組と同義に使われます。
- 木造骨組
- 木材で構成された骨組みのこと。木造建築の骨格を表す言い換え表現です。
- 枠組み
- 建物の外周を囲む枠を組んで作る構造の総称。木造の骨格を表す場合に軸組の代替語として使われることがあります。
- 枠組
- 枠組みの略語的表現。建築の骨格を作る枠組みを指します。
- 柱梁構法
- 柱と梁を主要構成材として組み上げる工法のこと。軸組の中心的な構成要素を表す言葉として使われます。
軸組の対義語・反対語
- 枠組壁工法
- 軸組工法(柱と梁を中心とした木造の工法)に対する対比として、柱と梁の代わりに壁パネルを主要構造とする工法。壁パネルで荷重を分担するため、現場での組み立て方や施工の流れが大きく異なり、工期短縮や規格化のメリットが挙げられます。
- 壁式構造
- 柱・梁を最小限に抑え、建物の荷重を主に壁で受ける構造。そのため耐力壁の配置が設計の要となり、軸組工法とは地震時の挙動が異なる設計思想になります。
- パネル工法
- 壁パネルを現場で組み立てて建物を構成する工法。工場で製作されたパネルを現場で組み立てるため、品質の均一化と施工期間の短縮を狙います。軸組工法と対照的な組み上げ方です。
- 鉄骨造
- 鉄骨を骨格として用いる構造。木造の軸組工法とは材料・工法が異なり、大型建築や高層化に適した選択肢として用いられます。
- RC造
- 鉄筋コンクリート造(RC造)で建てる構造。重量が大きく、耐火・耐久性に優れる一方、施工コストが高くなることがあります。
軸組の共起語
- 軸組工法
- 木造住宅の主要構造を柱・梁・桁・貫などの軸組で組み立てる工法。
- 木造
- 木材を主体に用いる建築の形式・技法。木材の柱や梁で構造を成す。
- 木材
- 柱・梁・桁・貫といった軸組を作る材料となる資材。
- 柱
- 垂直方向の構造部材で、軸組の核となる縦材。
- 梁
- 水平荷重を受け止める水平部材で、軸組の主要な水平要素。
- 桁
- 梁のうち特に長さ・大径の横架材で、荷重を分散させる。
- 貫
- 軸組を横方向に連結する横架材の一種。構造の横剛性を高める。
- 仕口
- ホゾ・溝など、木材同士を組み合わせる伝統的接合加工。
- 継手
- 木材同士を接合する技法の総称。
- 金物
- 金属製の接合部材(金物プレート、釘・ビスなど)で軸組を補強・固定する。
- プレカット
- 工場で木材を所定寸法に加工して現場へ搬入する方式。
- 大工
- 木造建築の現場作業を担当する職人。軸組の組立を担う。
- 現場
- 建築工事が進行する施工場所のこと。
- 在来工法
- 伝統的な木造軸組工法の別称として用いられることがある。
- 枠組壁工法
- 枠組みと耐力壁で構成する現代の木造工法。
- 耐力壁
- 横荷重を壁で受け止め、地震力を分散させる構造要素。
- 集成材
- 複数の木材を積層・接着して作る強度の高い材。
- 免震
- 基礎と建物の間に滑り・揺れを緩和する装置・構法。
- 耐震
- 地震に対する耐性・安全性を指す概念。
- 設計
- 建物の機能・安全性・美観を決定する基本作業。
- 構造計算
- 荷重や材料強度を数値で検証する設計工程。
- 施工図
- 現場で使用する図面・指示を示す図面類。
- 接合部
- 部材同士が接続される部位・箇所。
- 断面
- 材料の断面寸法・形状、設計時の要素。
軸組の関連用語
- 軸組
- 木造住宅の基本骨格。柱と梁を組み合わせて荷重を地盤へ伝える枠組み。
- 木造軸組工法
- 柱・梁で骨格を作る工法。筋交いや金物で補強して地震や荷重に耐える。
- 在来工法
- 伝統的な木造軸組工法の別称。地域ごとに異なる手法で木組みを組み上げる。
- 枠組壁工法
- 枠組みと耐力壁で荷重を分散する現代的な木造工法。
- 柱
- 垂直方向の主要部材。荷重を基礎へ伝える。
- 梁
- 水平に荷重を支える横向きの部材。柱と組み合わせて構造を支える。
- 桁
- 梁より長く深い水平材。荷重を広い範囲へ伝える役割。
- 大引
- 床を支える水平材。床荷重を下の構造へ伝える。
- 床束
- 床を縦方向に支える垂直部材。床組を安定させる。
- 束
- 柱の下部を基礎と結ぶ垂直材。基礎と柱をつなぐ役割。
- 通し柱
- 複数階を貫通して立つ柱。耐震性を高める重要な部材。
- 筋交い
- 斜め材で横方向のねじれ・水平力に抵抗する補強部材。
- 仕口
- 木材同士を組み合わせる接合方法の総称。
- ほぞ
- 他の材へ差し込んで結合する継手の一種(tenon)。
- ほぞ継ぎ
- ほぞと孔を組み合わせる伝統的継手の一種。
- 金物
- 接合部を補強する金属部品。現代の軸組工法で重要。
- ホールダウン金物
- 基礎と柱を固定して地震時の荷重を地盤へ伝える部品。
- 耐震等級
- 建物の耐震性能を示す指標。1〜3等級などで評価。
- 構造計算
- 荷重・材料強度を数値で検証する設計作業。
- 耐力壁
- 水平荷重を壁で受け止める壁。枠組壁工法で重要。
- 垂木
- 屋根を支える斜材。屋根の下地材の一部。
- 母屋
- 屋根を支える水平材の一部。垂木を支え、荷重を伝える。
- 棟
- 屋根の頂点付近の水平要素。棟梁の語源にもつながる。
- 棟梁
- 木造建築の施工責任者。木組みの技術を統括する職人。
- 構造用合板
- 耐力壁の下地などに使われる合板。構造強度を高める。
- 集成材
- 複数の木材を接着して作る強度の高い構造材。
- 基礎
- 建物を地盤へ伝える最下部。荷重を安定させる土台の基礎部分。
- 土台
- 柱の下部を支える水平部材。基礎の上に置かれる。
- 地盤
- 建物を支える地面。性質次第で基礎設計が決まる。
軸組のおすすめ参考サイト
- 軸組とは - リフォーム用語集|工法・構造|木造 - LIXIL
- 軸組とは - リフォーム用語集|工法・構造|木造 - LIXIL
- 木造軸組工法とは|ツーバイフォー工法との違いやメリットを解説
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- 木造軸組工法とは?メリット・デメリット|大空間への応用
- 軸組とは | 用語集 - レフトハウジング



















