pypiとは？初心者にもわかる使い方ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

pypiとは？初心者にもわかる使い方ガイド

pypi は Python Package Index の略で日本語では Python パッケージインデックスと呼ばれます。ここには世界中の開発者が作った便利な部品が集まり公開されています。

このサイトを使うと新しい機能を自分のプログラムに簡単に組み込むことができます。例えばデータ処理のライブラリやウェブ開発の補助ツールなどがあり数字の処理から機械学習まで様々な分野の部品が揃っています。

pypiと pip の関係

まず覚えておきたいのは pypi は部品の倉庫であり pip はその部品を実際にあなたの環境に入れる道具です。pip を使って pypi にあるパッケージを必要な分だけダウンロードしすぐに使える状態にします。

基本的な使い方

準備として最新の Python と pip が動く状態であることを確認します。ターミナルで次のように入力しますが値は自分の環境に合わせてください。

実行例の形だけ示しますのですぐに真似できます

pip install パッケージ名で新しい機能を入れます。例えばデータ処理用のツールを入れたい場合には pip install pandas と打つと pandas が入ります

バージョンの指定とアップデート

特定のバージョンを使いたい場合はパッケージ名の後に等号と数字を付けます例は後述します

またすでに入れているパッケージを最新の状態にするには pip install --upgrade パッケージ名を使います

アンインストール

使わなくなったパッケージは pip uninstall パッケージ名で削除します

安全に使うコツ

公式に公開されているパッケージでも信頼性を必ず確認しましょう。開発者名やダウンロード数レビューなどを確認し怪しいものは避けます。

依存関係にも注意してください。あるパッケージが別の多くの部品を必要とする場合その分だけアップデートの影響が大きくなることがあります

よくある質問

Q どうやってパッケージを探すのか？ A PyPI の公式サイトでキーワード検索を使います

概要とまとめ

ここまでの要点をまとめます pypi はパッケージの公開倉庫で pip はそれを実際に導入する道具です。正しく使えば必要な機能を手早く追加できます。

項目	説明
pypi の役割	Python のパッケージを公開する倉庫でありユーザーが入手する場所
pip の役割	コマンドラインツールでパッケージをダウンロードしてインストールする
基本コマンド	pip install パッケージ名ほかのオプションもある
安全な使い方	公式パッケージを選び依存関係を確認する

パッケージを導入した後は自分のコードを動かしてみましょう。最初は小さな機能から始めて使い方を確かめるのがコツです。学習を進めるうちに PyPI の検索方法やさまざまなパッケージの使い方が自然と身についていきます。

pypiの関連サジェスト解説

pypi.python.org とは: pypi.python.org とは、Python の世界でとても大事な役割を果たすウェブサイトのひとつです。正式には Python Package Index（略して PyPI）と呼ばれ、Python の部品を公開・入手できる場所です。pypi.python.org はこの PyPI を公開している入口のひとつであり、今でも似た目的で使われます。現在は主に https://pypi.org というドメインが使われていますが、古い URL の名残として pypi.python.org にアクセスしても同じ中身を見られることがあります。ここにある部品はライブラリやツールと呼ばれ、教材作りやゲーム開発、データ分析の作業を楽にしてくれます。世界中の開発者が自分の作った部品を PyPI に公開し、他の人はそれを簡単に使えるようにしています。使い方はとてもシンプルです。使い方の基本は次の通りです。まずサイトで欲しい機能の部品を検索してページを開き、説明を読みます。動作条件や依存関係（この部品が動くために必要な別の部品）が書かれていることが多いので注意しましょう。実際の導入は Python の道具である pip を使います。コマンドラインに「pip install 部品名」と打つだけで、PyPI から自動的にダウンロードしてくれます。インストールした部品は自分のプログラム内で import 部品名して使います。自分の作品を公開する方法も案内します。基本の流れは、まず自分のコードをパッケージ化し、アカウントを作って PyPI に登録します。多くの場合 wheel 形式や pyproject.toml という設定ファイルを整え、twine というツールを使ってアップロードします。公開すると世界中の人が pip install で利用できるようになります。公開前にはライセンスや説明、動作環境を分かりやすく整え、セキュリティや信頼性にも注意しましょう。初めての人には pypi.python.org とは何かを知ることが学習の第一歩です。ウェブサイトの使い方を覚え、他の人の作った部品を使って自分の学習を進めると、プログラミングの楽しさが広がります。公式のドキュメントは用語の意味や使い方が詳しく書かれているので、最初は難しく感じても少しずつ読めるようになります。

pypiの同意語

PyPI: Python Package Index（Pythonの公式パッケージリポジトリ）
Python Package Index: PyPIの正式名称で、Pythonの公式パッケージリポジトリを指します。
Pythonパッケージインデックス: Pythonの公式パッケージリポジトリを日本語で表現した表現です。
Pythonパッケージリポジトリ: Pythonのパッケージが公開・取得される公式リポジトリ。
PyPI公式リポジトリ: PyPIの公式リポジトリを指す表現です。
Python公式パッケージリポジトリ: Python公式のパッケージリポジトリ、つまりPyPIを意味します。

pypiの対義語・反対語

非公開リポジトリ: 公開されていない組織内専用のパッケージリポジトリ。PyPIは公開型ですが、対義語として非公開を挙げられます。
ローカルリポジトリ: ネットワークを介さず、ローカル環境だけで完結するパッケージ保管場所。
プライベートパッケージ: 企業や個人が限定的に利用する私的パッケージ。
オフラインインストール: インターネット接続なしでパッケージを導入する方法。
手動インストール: pipの自動解決を使わず、ソースをダウンロードして自分で配置する方法。
非公式パッケージインデックス: 公式の PyPI 以外に存在する、個人・団体が作成するパッケージリスト。
ソースコードのみの配布: バイナリパッケージを提供せず、ソースコードだけを配布するケース。
ミラー/代替インデックス: PyPIの鏡として機能する別のリポジトリ。
未検証パッケージ: 公式検証を経ていない、信頼性が低いパッケージ。
公開停止済みパッケージ: PyPI上で公開が停止・削除されたパッケージ。

pypiの共起語

pip: Pythonのパッケージ管理ツール。PyPIからパッケージをインストールしたり、依存関係を解決するツールです。
PyPI: Python Package Indexの略。Python向けの公開パッケージを検索・公開できる公式リポジトリです。
Python: 高水準の汎用プログラミング言語。pypiに公開されるパッケージはPythonで作られています。
twine: PythonパッケージをPyPIへ安全にアップロードするためのツールです。
wheel: 事前にビルドされたバイナリ形式のパッケージ。pipでのインストールが速く安定します。
setuptools: パッケージを作成・配布するための主要なツール。PyPIへのアップロードにも使われます。
sdist: ソースディストリビューション。ソースコードを含む配布形式で、pipでビルドされます。
pyproject.toml: 現代のパッケージ設定ファイル。ビルドシステムの情報を記述します。
setup.py: 古い形式のパッケージ設定ファイル。現在はpyproject.tomlが推奨されます。
requirements.txt: プロジェクトの依存関係を列挙したファイル。pipで一括インストールに使われます。
dependency: 他のパッケージに依存して動く仕組み。pypiのパッケージも依存関係を持つことが多いです。
version: バージョン情報。パッケージの更新履歴を管理します。
SemVer: セマンティックバージョニングの略。依存関係の解決に重要な規則です。
packaging: パッケージの作成・配布を扱うライブラリ/概念。PyPAが推奨しています。
PyPA: Python Packaging Authority。Pythonパッケージングの標準化を推進する団体です。
metadata: パッケージに関する名前・バージョン・著者・依存関係などの情報です。
upload: パッケージをPyPIにアップロードして公開する行為。

pypiの関連用語

PyPI: Pythonの公式パッケージリポジトリ。公開済みのPythonパッケージを検索・ダウンロード・公開するための中心的なプラットフォームです。
Warehouse: PyPIのバックエンド（実装コード）として使われてきた名称。現在のPyPIの動作を支える中核技術です。
pypi.org: PyPIの公式サイトのドメイン。パッケージの閲覧・公開・検索の入口です。
pip: Pythonのパッケージをインストール・更新・アンインストールする標準ツール。多くはPyPIから取得します。
wheel: ビルド済みのバイナリパッケージ形式（.whl）。インストールを速く安定させる目的で使われます。
sdist: Source Distribution。パッケージのソースコードを含む配布形式。環境に依存せずビルド可能な形です。
bdist_wheel: bdist_wheelはwheel形式の配布物を作成するビルドコマンド。実際の配布はwheelファイルとして行われます。
pyproject.toml: 現代のパッケージ構成ファイル。ビルドバックエンドや依存関係、メタデータを定義します。
setup.py: 従来のパッケージ定義ファイル。setuptoolsと連携して配布物を作る役割を担います。
setuptools: Pythonパッケージの作成・配布を支援するツール。setup.pyとセットで使われます。
twine: PyPIへ安全にパッケージをアップロードするツール。トークン認証を用いるのが一般的です。
API token: PyPIへの認証に使われるアクセストークン。パスワードより安全な認証方法として推奨されます。
PyPA: Python Packaging Authority。パッケージングの標準化とツールの開発を推進する組織です。
PEP 517/518: ビルドバックエンドの標準仕様。どうやってパッケージをビルドするかを決めるルールです。
PEP 621: pyproject.tomlでパッケージメタデータを定義する規格。名前・バージョン・作者などを統一します。
PEP 440: パッケージのバージョニング規約。バージョン番号の形式と比較ルールを定めます。
Poetry: 依存関係の解決・パッケージ化・公開を一元管理するツール。PyPIへの公開にも対応します。
bandersnatch: PyPIミラーを自動生成するツール。大規模なミラー運用で使われます。
Devpi: プライベートなPyPIサーバーとキャッシュ機能を提供するツール。社内でのパッケージ運用に使われます。
PyPI JSON API: パッケージの詳細情報をJSON形式で取得できるAPI。例: /pypi/{package}/json
PyPI Simple API: PyPIのシンプルインデックスAPI。パッケージ名とURLを返す、最小限のインターフェースです。
Classifiers: パッケージのカテゴリ・属性を示すメタデータ。検索・フィルタリングに役立ちます。
Mirror: 公式PyPIの鏡となるサーバー。公開パッケージを別の場所から提供します。
Requirements.txt: 依存関係を列挙したテキストファイル。pip install -r requirements.txt のように複数パッケージを同時にインストールします。
venv: 仮想環境。Pythonの依存関係を他のプロジェクトと分離して管理するための仕組みです。
Index URL: pipが参照するPyPIインデックスのURL。--index-url オプションで指定します。