

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
lab値とは病院や診療所で行う検査の結果として出てくる数値のことです。血液検査や尿検査、体のさまざまな機能を調べる検査を通じて得られます。これらの数値は体の状態を客観的に示す指標であり、医師はこれらを見て病気の有無や治療の方針を決めます。
lab値の基本を押さえよう
まず覚えておきたいのは lab値は必ずしも一点の正解を示すものではないということです。数値は検査の方法や機関ごとに基準値が少しずつ異なります。大切なのは「自分の値がどの範囲にあるか」「基準値と比べてどうか」を見ることです。複数の検査を組み合わせて総合的に判断します。
よく使われる検査名と意味
以下は初心者にもわかりやすい代表的な lab値の例です。
- 空腹時血糖:空腹のときの血糖の値。糖尿病の診断や管理に使われます。
- HbA1c:過去数か月の平均的な血糖の状態を表します。糖尿病の長期管理に役立ちます。
- 肝機能:ALT や AST などの値。肝臓の状態を示します。
- 腎機能:クレアチニンやBUN の値。腎臓の働きの目安になります。
- 脂質:総コレステロール、LDL、HDL、トリグリセリドの値。動脈硬化のリスク評価に使われます。
- 電解質:ナトリウム Na、カリウム K など。体の水分バランスや心臓の働きに関係します。
これらの値はそれぞれ正常範囲と異常のサインをもつことがあります。正常範囲は年齢や性別、検査機関によって異なるため、結果を受け取ったら自分の検査報告書に記載されている基準値と見比べましょう。
どんなときに異常と判断されるのか
lab値が基準値を外れているとき、必ず病気があるとは限りません。急性の病気や脱水、薬の影響、妊娠などでも一時的に数値が変動します。大事なのは「値の変動が継続しているか」「他の症状と一致しているか」です。医師は検査結果だけでなく、体の症状や経過、他の検査結果を総合して判断します。
検査結果をどう読み解くかのコツ
まずは自分の結果を全体像として眺めることが大切です。次の点を押さえましょう。
- 単一の数値だけで判断しない:複数の検査を見てトータルで判断します。
- 基準値と比較する:基準値は機関ごとに異なります。同じ検査名でも数値の解釈は機関ごとに変わります。
- 期間を追って見る:同じ検査を数回受けて変化を追うと、体の状態の推移が分かりやすくなります。
もし値が心配ならどうするか
値が高い低いといっても、すぐに慌てる必要はありません。まずは医師に相談し、必要なら再検査や追加検査、生活習慣の改善案を受けましょう。健康は日頃の生活習慣と密接に関係しますので、バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠を心掛けることが大切です。
まとめ
lab値は体の状態を示す大事な数字です。検査結果を正しく理解するには、基準値の意味、複数の検査結果の関係、そして検査の目的を知ることがポイントです。もし分からない点があれば、遠慮せずに医療機関のスタッフに質問しましょう。
lab値の同意語
- 検査値
- 医療機関で実施された検査の結果として得られる個々の数値。血液・尿・その他の検査項目ごとに表され、基準値と比較して評価します。
- 検査結果
- 検査を受けて得られる全体の結論。各項目の数値のほか、異常の有無や傾向などを示します。
- 血液検査値
- 血液検査で測定される各項目の値。例としてヘモグロビン値や肝機能指標などが含まれます。
- 生化学検査値
- 体内の代謝・臓器機能を把握するための生化学的検査で得られる数値。項目ごとに数値が示されます。
- 臨床検査値
- 臨床の現場で用いられる検査項目の数値。医師が診断・治療方針を立てる際の指標となる数値です。
- 測定値
- 検査機器で測定して得られた具体的な数値のこと。検査結果の基本的な単位となります。
- 血清値
- 血清を用いた生化学検査で得られる値。特定のマーカーや機能を示します。
- 分析値
- 検査・分析機器によって得られた分析結果の数値。臨床で用いられる指標として表現されます。
- 検査データ
- 検査で得られたデータ全体の総称。個々の数値だけでなく、検査全体の情報を含みます。
- ラボ値
- ラボ(検査室)で得られた検査値の呼称。現場で日常的に使われる表現の一つです。
lab値の対義語・反対語
- 正常値
- lab値が基準範囲内で、健康的な状態を示す数値。臨床判断の「正常」とされる値。
- 異常値
- 基準範囲を逸脱したlab値。病変・異常を示唆する可能性が高い値。
- 正常範囲
- 検査で許容される数値の範囲。範囲を超えると再検査や追加の検査の目安になる。
- 臨床観察値
- 診察時の所見・患者の訴え・医師の直観など、検査室のlab値とは別に得られる情報の値。
- 現場データ
- 病院・施設の現場で観測・測定されたデータの総称。lab値の対比として用いられることがある。
- 実測値
- 機器で実際に測定して得られた数値。lab値と同義で使われる場合もあるが、測定条件によって差が出ることがある。
- 推定値
- 測定不能・不確定な場合に推定・推論で導く数値。lab値の代替として使われることがあるが信頼性は低いことがある。
- 主観的値
- 機器の測定ではなく、医師・患者の主観的評価に基づく数値的指標。補助情報として使われることがある。
- 代替指標
- lab値の代わりに用いられる、非血液検査・非ラボ由来の指標。健康状態の目安として使われることがある。
lab値の共起語
- 白血球数
- 感染症や炎症の有無を判断する基本的な血液指標。白血球が多いと炎症や感染を、少ないと免疫力低下を示唆します。
- 赤血球数
- 赤血球の数を表す指標。低値は貧血の可能性、高値は脱水などを示唆します。
- ヘモグロビン
- 血液中の酸素運搬量を示す重要な指標。低値は貧血のサインです。
- ヘマトクリット
- 血液中の赤血球が占める割合の指標。脱水や貧血の手掛かりになります。
- 血小板数
- 出血を止める役割を担う血小板の量。低値は出血リスク、増加は炎症や骨髄疾患の可能性を示します。
- 総タンパク
- 血清中のタンパク質の総量。栄養状態や肝機能の目安として使われます。
- アルブミン
- 血清アルブミンの量。栄養状態・肝機能・腎機能の指標として重要です。
- A/G比
- アルブミンとグロブリンの比。栄養状態や免疫状態・肝機能の補足情報になります。
- 総ビリルビン
- 胆汁の排泄機能と肝機能を総合的に見る指標です。
- 直接ビリルビン
- 肝臓で処理済みのビリルビン。胆道障害や肝機能異常のヒントになります。
- 間接ビリルビン
- 未処理のビリルビン。溶血や肝機能障害の情報源になります。
- AST(GOT)
- 肝細胞障害の有無を示す指標。肝疾患のスクリーニングに使われます。
- ALT(GPT)
- 肝細胞の障害を示す主要な指標。ALTが上がると肝障害の可能性が高まります。
- GGT
- 肝胆道系の機能を反映。アルコール性肝障害や胆道の問題を見つける手掛かりになります。
- アルカリ性ホスファターゼ(ALP)
- 肝・胆道・骨の代謝状況を示す指標。高値は肝胆道疾患や骨疾患を示唆します。
- HbA1c
- 過去2〜3か月の平均血糖を示す長期指標。糖尿病の管理状態を評価します。
- 血糖値
- 現在の血糖値。糖代謝の状態を把握する基本項目です。
- 尿素窒素
- 腎機能とタンパク代謝の指標。高値は腎機能低下や脱水を示唆します。
- クレアチニン
- 腎機能の指標。高値は腎機能の低下を示します。
- ナトリウム
- 体液量や浸透圧のバランスを表す主要な電解質です。
- カリウム
- 心臓や筋肉の機能に関わる重要な電解質です。
- クロール
- 体液の酸塩基バランスを維持する役割のある電解質です。
- カルシウム
- 神経・筋・骨の機能に関わるミネラル。値が異常だと神経・筋機能に影響します。
- リン
- 骨代謝やエネルギー代謝に関わる無機質です。
- マグネシウム
- 神経・筋機能と代謝に影響を与える電解質です。
- 総コレステロール
- 脂質代謝の総量を示す指標。高値は動脈硬化リスクの目安になります。
- LDLコレステロール
- 悪玉コレステロール。動脈硬化のリスク評価に重要です。
- HDLコレステロール
- 善玉コレステロール。動脈硬化リスクを抑える目安になります。
- トリグリセリド
- 中性脂肪。脂質代謝の状態を把握する指標です。
- 鉄(血清鉄)
- 鉄の血中量を表します。鉄欠乏性貧血の診断に役立ちます。
- フェリチン
- 体内の鉄貯蔵量の指標。鉄欠乏や過剰を評価します。
- TSH
- 甲状腺刺激ホルモン。甲状腺機能の基本的な指標です。
- 遊離T4
- 体内の遊離甲状腺ホルモンの量。甲状腺機能を補足的に評価します。
- CRP
- 炎症の程度を示す指標。感染症や慢性炎症の目安になります。
- 赤沈(ESR)
- 炎症反応の指標。炎症性疾患の補助診断に使われます。
- 尿蛋白
- 腎機能障害の有無を示す指標。尿中の蛋白の有無を確認します。
- 尿潜血
- 尿中の血液の存在を示す指標。泌尿器系の異常を疑います。
- アミラーゼ
- 膵臓の消化酵素。膵炎の診断や膵機能の評価に使われます。
- ビタミンD
- 体内のビタミンD状態。骨の健康や免疫にも関係します。
- ビタミンB12
- 神経・造血の健康状態を示す栄養素。欠乏は神経症状や貧血の原因になります。
lab値の関連用語
- lab値
- lab値とは、血液・尿・体液などの検査結果のこと。病院や健診で測定され、体の状態を示す指標として利用されます。
- 血液検査
- 血液を採取して血球数や化学成分、酵素などを測定する検査。全身の健康状態を把握する基本的な検査です。
- 尿検査
- 尿の成分を調べる検査。腎機能・泌尿器の異常や糖・タンパクなどの異常をチェックします。
- 採血
- 体から血液を採取する検査の前提となる手技。正確な検査のために準備が必要なことがあります。
- 基準値 / 正常範囲
- 検査ごとに“正常とされる数値の範囲”。年齢・性別・検査機関によって多少異なります。
- 血糖値
- 血液中のブドウ糖の量。糖尿病の診断・管理の指標として用いられます。
- 空腹時血糖
- 食事をとる前の血糖値。糖代謝の基本的な指標として重要です。
- HbA1c
- 過去2〜3か月の平均血糖値を反映する検査。糖尿病の管理指標として使われます。
- 血清総蛋白
- 血清中のタンパク質の総量。栄養状態や肝機能・腎機能の指標となります。
- アルブミン
- 血清中の主要タンパク質の1つ。栄養状態・肝機能・腎機能の目安になります。
- 肝機能検査
- 肝臓の機能や障害の有無を評価する検査群。複数の酵素やビリルビンを測定します。
- ALT(GPT)
- 肝細胞の酵素。肝障害の指標として用いられます。
- AST(GOT)
- 肝機能や筋肉の障害を示す酵素。ALTとともに判断します。
- ALP
- アルカリ性フォスファターゼ。胆道系や骨の状態を示唆します。
- GGT
- グルタミルトランスペプチダーゼ。肝胆道系の障害やアルコール摂取の影響を評価します。
- 総ビリルビン
- 血液中の総ビリルビン量。肝機能・胆道の状態を総合的に示します。
- 直接ビリルビン
- 結合型ビリルビン。胆道系の障害を詳しく見る指標です。
- 総タンパク
- 血清中の総タンパク質量。栄養状態や肝機能の参考になります。
- 鉄
- 血清鉄。鉄分の量を測定します。
- フェリチン
- 貯蔵鉄の指標。鉄欠乏や鉄過剰の目安になります。
- TIBC
- 総鉄結合能。血清鉄の運搬能力を示す指標です。
- LDLコレステロール
- いわゆる“悪玉”コレステロール。動脈硬化のリスク指標として用いられます。
- HDLコレステロール
- いわゆる“善玉”コレステロール。動脈硬化リスクの評価に寄与します。
- 中性脂肪(トリグリセリド)
- 血中脂肪の一種。心血管リスクの評価に使われます。
- 総コレステロール
- 血液中の全コレステロール量の総計です。
- クレアチニン
- 腎機能の指標となる老廃物。腎機能を評価する基本値の一つです。
- eGFR
- 推定糸球体濾過量。腎機能の総合的な指標です。
- BUN(尿素窒素)
- 腎機能・脱水の指標となる血中窒素化合物の値です。
- 白血球数
- 血液中の白血球の数。感染症・炎症・免疫状態の指標になります。
- 赤血球数
- 血液中の赤血球の数。酸素運搬能力の目安です。
- Hb(ヘモグロビン)
- 血色素。酸素を運搬する能力を示します。
- Hct(ヘマトクリット)
- 血液の赤血球容積割合。貧血や脱水の判断材料になります。
- 血小板数
- 血小板の数。出血傾向や凝固機能の目安となります。
- CRP
- C反応性タンパク。急性炎症や感染の指標として用いられます。
- ESR
- 赤血球沈降速度。炎症の目安となる検査値です。
- トロポニン
- 心筋トロポニン。心筋梗塞など心筋ダメージの診断に有用です。
- 尿タンパク
- 尿中のタンパク質。腎臓の障害の早期サインとして用いられます。
- 尿糖
- 尿中のブドウ糖。血糖コントロールの指標として用いられます。
- 微量アルブミン
- 尿中の微量アルブミン。腎臓の初期障害を検出する指標です。



















