タブ補完・とは？初心者にもわかる使い方と基礎解説共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

タブ補完とは何か

タブ補完とは、入力の途中でキーボードのタブキーを押すだけで、次に来る文字を候補の中から自動で表示し、入力を短く楽にしてくれる機能です。主にコマンドライン（ターミナル）やテキストエディタ、統合開発環境（IDE）で使われます。長いファイル名やコマンド名を全部打つ手間を減らせるので、初心者の方でもミスが減り、作業がスムーズになります。

どこで使えるのか

代表的な場所は以下の通りです。

シェル：bash、zsh、fish などのコマンドライン
テキストエディタ・IDE：Visual Studio Code、Sublime Text、Atom など

基本的な使い方

基本はとても簡単です。入力を途中まで進めてから タブキーを押すだけです。候補が表示され、次に来る文字を選ぶか、さらにタブを押して追加の候補を絞り込みます。もし候補が複数ある場合、矢印キーで選択して Enter で確定します。

具体的な例

例1: コマンド名の補完git sta と打つと git status が候補として現れ、Enter で確定できます。

例2: ファイル名の補完<code>cd Doc と打つと Documents/ など、近い候補が表示されます。スペースを含む名前はエスケープが必要な場合があります。

設定の基本

補完は多くの環境でデフォルトで有効になっていますが、設定を変えるとより便利になります。以下は代表的な設定の概要です。

bash：Readline が補完を担い、特別な設定をしなくても動作します。必要に応じて bash-completion パッケージを追加することで、追加の補完機能を利用できます。
zsh：補完機能が強力で、compinit の初期化で有効になります。設定ファイル（.zshrc）で補完のオプションを細かく調整できます。
fish：デフォルトで高度な補完が組み込まれており、すぐに使い始められます。

また、エディタやIDEでも補完は強力です。キーワードを途中まで打って Tab キーを押すと、クラス名や変数名、ファイルパスなどを提案してくれます。

補完を上手に使うコツ

補完を最大限活用するコツをいくつか紹介します。

候補を限定して見る：最初の数文字だけで絞り込み、候補が少なくなるようにします。
スペースを含む名前の扱い：ディレクトリ名やファイル名に空白がある場合、エスケープまたは引用符の利用を覚えておくと混乱しません。
補完後の編集を活用：補完後に追加の文字を入力して再度 Tab を押すと、さらに絞り込みや別の候補を出せます。
設定の最適化：自分の作業に合わせて補完の優先候補を変えるなど、環境ごとに設定しておくと便利です。

よくある質問

Q1. タブ補完が動かない時はどうするの？ A1. 制御文字が正しく有効になっていない場合があります。シェルの設定ファイルを確認し、補完機能を有効化してください。必要なら再起動します。

Q2. ネットワークやクラウド環境でも使えるの？ A2. はい。多くのクラウドIDEやオンライン端末でも補完は利用可能です。ただし、環境によってはオフになっている場合があるので、設定を確認してください。

まとめ

タブ補完は作業を速く、正確に進めるための強力なツールです。最初は慣れが必要ですが、慣れてくると長いコマンドや複雑なファイル名を手打ちする機会がぐんと減ります。初心者の方も、この記事のポイントを押さえて使い始めてみてください。タブ補完を日常的に活用することで、作業のミスを減らし、学習スピードを上げることができます。

タブ補完の同意語

自動補完: 入力中の文字列を元に、次に入力される語を自動で補完してくれる機能。エディタやシェル、フォーム入力などで広く使われる。
オートコンプリート: 英語由来の表現で、自動的に入力を補完して候補を表示する機能のこと。
自動補完機能: 自動で補完を提供する機能そのものを指す表現。
補完機能: 入力文字列を候補に基づいて自動で補う機能の総称。
タブキー補完: Tabキーを押すと候補を表示して自動補完を実行する機能。
タブ補完機能: タブキーを使って補完を行う機能のこと。
補完候補の表示: 入力している文字列に対して、候補となる補完を画面に表示する動作。
補完候補の提示: 補完候補を視覚的に提示すること。
補完提案: 補完候補を提案して表示する機能。
オートサジェスト: 自動的に補完候補を提案する機能の別称。
入力補完: 入力文字列を所定の語で補完する機能。
自動補完候補: 自動で候補を提示して補完する仕組み。

タブ補完の対義語・反対語

手動入力: タブ補完の対義語。自動で候補を補完せず、ユーザーが一語ずつ自分で入力する状態のこと。
補完機能なし: 補完機能そのものが無い状態。入力中に自動で候補を表示・補完しない状況。
自動補完オフ: 自動補完を無効化した設定・挙動。Tabを押しても補完が起きない状態。
候補表示なし: 入力中に候補を表示せず、補完を促さない状態のこと。
完全入力モード: 補完を介さず、最初から完全な語を入力するモードのこと。
手動候補選択: 候補リストを表示して自分で選択する方式。補完は自動ではなく、決定的な選択を自分で行う形態。

タブ補完の共起語

オートコンプリート: 入力中に適切な候補を自動で提示する機能。エディタやシェル、検索バーなどで使われ、補完候補を選ぶだけで入力を完成させられる。
自動補完: 同義語。入力を自動的に補完する機能全般を指す表現。
補完候補: 表示される候補の集合。ユーザーが選択して入力を確定できる候補のこと。
補完エンジン: 補完候補を生成・提案する仕組み。辞書データやアルゴリズムを含む。
補完辞書: 補完に使われる語彙のリストやデータベース。ファイル名・コマンド名・語彙などを含む。
タブキー: 補完をトリガーする主なキー。キーボードのTabキーを押すことで候補が表示・選択される。
タブ補完機能: タブキーを使って補完を行う機能そのもの。
ファイル名補完: ファイル名の候補を提示する補完。パスの補完にも連携することが多い。
パス補完: ディレクトリパスの補完。長いパスを素早く入力できるよう支援する機能。
コマンド補完: コマンド名の補完。シェルや一部のIDEで利用される。
シェル補完: bash, zsh, fish などのシェルで提供される補完機能全般。
ディレクトリ補完: ディレクトリ名の候補を提示する補完。ナビゲーションの補助として使われる。
引数補完: コマンドの引数候補を補完する機能。オプションやファイル・ディレクトリなどを提案する。
コード補完: IDEやエディタにおける関数名・変数名・クラス名などの補完機能。
補完候補リスト: 表示される補完候補の一覧。カーソル移動や選択で確定する。
キーバインド: 補完をトリガーするキーの割り当て。TabやCtrl+Spaceなどが一般的。

タブ補完の関連用語

タブ補完: 入力中の文字列を補完候補に自動的に変換する機能。主にコマンドラインやコードエディタ、Webフォームなどで Tab キーを押すと候補が表示される。
オートコンプリート: ユーザーが入力を始めると、続きの候補を自動で提案・補完する仕組み。
自動補完: 入力に応じて補完を自動で完了させる機能。
コード補完: プログラミング中に、変数名・関数名・シンタックス情報などの補完候補を表示する機能。
IntelliSense: マイクロソフトのコード補完機能の総称。変数・関数の型・ドキュメントを表示することが多い。
統合開発環境（IDE）: 補完機能を標準で備える開発用ソフト。例: VS Code、IntelliJ など。
シェル補完: ターミナルのコマンド補完機能。コマンド名・ファイル名・パスなどを補完候補として提示。
Bash補完: Bash シェルでの補完機能。補完スクリプトや bash_completion で拡張可能。
Zsh補完: Zsh シェルの高度な補完機構。
Fish補完: Fish shell の自動補完機能。
補完候補: 補完機能が提示する候補の集合。
補完辞書/補完データ: 補完候補を導出するための辞書・データベース。
ファイル名補完: ファイル名やディレクトリ名を補完する機能。
ディレクトリ補完: ディレクトリ名の補完。
パス補完: ファイルパスを補完する機能。
コマンド補完: コマンド名の補完。
コンテキスト補完: 現在の文脈に応じて適切な補完候補を提示する機能。
予測入力: 入力の続きを予測して候補を表示するタイプの補完。
補完表示/ドロップダウン: 補完候補をドロップダウン形式で表示するUI。
補完アルゴリズム: 補完候補を選択・提示するために用いられるロジック。
学習型補完: 過去の入力・履歴を学習して精度を高める補完。
スニペット補完: よく使うコード片を補完候補として挿入する機能。
補完プラグイン/拡張機能: 補完機能を拡張するプラグイン。