リクエストボディ・とは？初心者がつまずかない基本ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

リクエストボディとは？

リクエストボディは、HTTPリクエストの本文部分です。これはサーバにデータを渡す時に使われ、ユーザーが入力した情報やファイル、APIへ送るデータなどを含みます。普段Webサイトを使っているとき、検索語を送るときは URL の一部にデータが乗ることがありますが、データ量が多い場合はこの「リクエストボディ」に詰めて送られます。

リクエストボディが使われる場面

主に POST や PUT、PATCH といったHTTPメソッドで使われます。これらは「新しいデータを作る」「既存のデータを更新する」といった意味を持ち、送るデータはボディの中に入ります。対して GET は通常ボディを使わず、URL のクエリ文字列でデータを送ることが多いです。

Content-Typeとボディの関係

ボディの中身は Content-Type ヘッダでどう解釈されるかが決まります。以下に代表的な例を示します。

Content-Type	例	説明
application/x-www-form-urlencoded	name=太郎&age=12	古くから使われるフォームデータの形式。
multipart/form-data	ファイルとデータを同時に送る場合	ファイルを含むデータを送る場合に使われる形式。
application/json	{"name":"太郎","age":12}	最近よく使われるAPI向けの形式。

実務でのポイント

データを送る際は HTTPS で暗号化することが基本です。機密情報を送る場合は特に注意し、サーバ側でデータを受け取る準備を整えておくことが大切です。また、送るデータが「何で送られるのか」をサーバ側が正しく理解できるように Content-Type を設定することも重要です。

よくある誤解と注意点

「リクエストボディがないとデータを送れない」というのは誤解です。たとえば GET リクエストではボディを使わず、URL のパラメータでデータを送ることもあります。リクエストボディは、大量のデータや機械的なデータ送信に向く、という特徴を覚えておくと良いでしょう。

身近な例でイメージをつかもう

オンラインでの登録、SNS への投稿、オンラインストアの注文データの送信など、日常のさまざまな場面でリクエストボディは活躍します。API を使うときには、API の仕様に合わせてボディの形式を選ぶことが大切です。

まとめ

リクエストボディとは、サーバへデータを渡すための「本文」です。ほとんどの現代的なWebサービスでは Content-Type を意識し、HTTPS での送信を前提に設計されています。初心者でもこの仕組みを理解すると、APIの利用方法やフォームの送信、ファイルアップロードの理解がぐっと深まります。

リクエストボディの関連サジェスト解説

api リクエストボディとは: api リクエストボディとは、ウェブの世界でクライアントとサーバーがデータを交換する際のデータ本体のことです。HTTPリクエストには通常 URL がありその中に情報が含まれますがデータの量が多い場合や特定の操作を行うときはボディと呼ばれる部分にデータを入れて送ります。主に POST や PUT などのリクエストで使われます。ボディには json 形式やフォームデータ形式などがあり送るデータの種類によって指定します。データ形式を伝えるために Content-Type というヘッダーを付けることが一般的です。たとえば json を送るときは Content-Type を application/json にします。フォームデータなら application/x-www-form-urlencoded や multipart/form-data になることが多いです。ボディを使う理由は URL に収まらない長いデータやまとまったデータを送る必要があるからです。GET リクエストではボディを送らず URL のクエリとしてデータを送ることが一般的ですが POST や PUT ではボディの方が安全で自由度が高い場合が多いです。サーバー側は受け取ったボディを解析して名前や年齢などの情報を取り出し処理します。送信側と受信側でデータの形式をよく合わせることが大切です。セキュリティの観点からは送るデータは HTTPS を使い通信を暗号化しボディの中身をログに残さない配慮をすることが求められます。実践的なコツとしては curl や Postman などのツールを使ってボディを作って送る練習をすると理解が深まります。

リクエストボディの同意語

リクエスト本文: HTTPリクエストの本文。ヘッダを除く、サーバへ送るデータの実体を指します。
リクエストデータ: リクエストとして送信されるデータ全体。ボディに格納されることが多い情報のこと。
リクエストの本文: リクエストのボディそのもの。データの中身を表す表現で、本文と同義です。
リクエスト本体: リクエストの“中身”を指す表現。データ本体とも言い換えられることがあります。
HTTPリクエスト本文: HTTPプロトコルでのリクエストの本文。ヘッダ以外のデータ部分を指します。
HTTPリクエストボディ: HTTPにおけるリクエストのボディ。実際の送信データが格納される部分です。
ペイロード: 送信データの中身。API設計ではデータ本体を指す専門用語として使われます。
送信データ: サーバへ送るデータの総称。リクエストボディに格納されるデータのことを指します。
データ本体: リクエストの中身そのもの。データの本質的な部分を表す言い換えです。
ボディデータ: リクエストのボディ部分に入っているデータ。本文に近い意味合いです。
ボディ: リクエストのボディ、つまり本文の略称。文脈次第で“本文”と同義に使われます。

リクエストボディの対義語・反対語

レスポンスボディ: サーバーがクライアントに返す本文。リクエストボディの反対側にある、通信結果として受け取るデータです。
レスポンス本文: サーバーから返される本文の別名。意味はレスポンスボディと同じです。
空のリクエストボディ: リクエストに本文が全く含まれていない状態。リクエストボディがある状態の反対です。
ボディなしリクエスト: データ本体（本文）を送らず、ヘッダだけで要求を出すリクエストのことです。
クエリパラメータ（URLパラメータ）: URLのクエリ文字列として付与されるデータのこと。本文ボディを使わず、URL上でデータを渡します。
URLクエリ文字列: URLの ? 以降に含まれるデータ。クエリパラメータと同義で、リクエストボディとは別の伝達手段です。
パスパラメータ: URLのパス部分に埋め込んで伝えるデータのこと。本文を使わず、ルーティング情報として渡します。
GETリクエスト: HTTPメソッドの一つ。通常はリクエスト本文を使わず、データをURLやヘッダで送るケースが多いです。リクエストボディを使うPOST/PUTの対比として挙げられます。
ヘッダのみリクエスト: ボディを持たず、ヘッダ情報だけで要求を伝えるリクエストの形態です。
レスポンスヘッダー: サーバーから返されるヘッダ情報。本文（レスポンスボディ）とは別のメタデータ的情報です。

リクエストボディの共起語

リクエストヘッダ: リクエスト全体の情報のうち、ボディとは別に存在するヘッダ領域。Content-TypeやAuthorizationなどを含みます。
Content-Type: ボディのデータ形式を示すヘッダ。例: application/json、application/x-www-form-urlencoded、multipart/form-data
Content-Length: ボディのバイトサイズを示すヘッダ。受信側がデータ量を把握するために使われます。
JSON形式: リクエストボディをJSONという構造化データ形式で送る方法。キーと値のペアで表現します。
XML形式: リクエストボディをXMLで送る形式。タグでデータを階層的に表現します。
フォームデータ: ユーザー入力をボディに含めて送る基本的なデータ形式の総称。
アプリケーション/x-www-form-urlencoded: フォームデータをURLエンコードしてボディに載せる形式。
multipart/form-data: ファイルアップロードを含む複数パートのフォームデータ形式。ファイル本体はバイナリとして送られます。
ペイロード: 送信するデータの本体。リクエストボディそのものを指すことが多い語。
ボディ: HTTPリクエストのデータ本体。ヘッダとは別の領域にデータが格納されます。
リクエストボディ: HTTPリクエストの中心となるデータ本体。データの実体を含みます。
シリアライズ: 内部データを送信可能な文字列やバイト列へ変換して送信する処理。
デシリアライズ: 受信したデータを元のデータ構造へ復元する処理。
パース: ボディの内容をプログラムが扱える形へ分解して解釈する作業。
バリデーション: ボディの値が仕様・制約を満たしているかを確認する検証。
JSON Schema: JSONデータの構造・型・必須項目などを定義する仕様。
OpenAPI/Swagger: APIの仕様を記述・公開する標準。リクエストボディの仕様の定義にも使われます。
REST API: リソース操作をHTTPメソッドで表現するAPI設計の考え方。
GraphQL: 別のAPIアプローチ。リクエストボディにクエリを一本のリクエストとして送る形式。
Postman: APIの開発・テストツール。リクエストボディを簡単に組み立てて送信できます。
curl: コマンドラインツール。-d でボディを付けてリクエストを送ることが多い。
認証情報: APIの認証に使われる情報。通常はヘッダに置くことが多いが、ボディに含めるケースもある。
CSRFトークン: CSRF対策用のトークン。リクエストの正当性を検証するためにボディやヘッダに含めることがあります。
暗号化: ボディのデータを第三者に読まれないよう暗号化して送ること。
Base64エンコード: バイナリデータをテキストとして送るための一般的なエンコード方式。
ファイルアップロード: multipart/form-dataで送信されるファイルデータのこと。
クエリパラメータ: URLのクエリ文字列として送るデータ。ボディとは別にデータを渡すケースが多い。
ボディサイズ制限: サーバーが受け取るボディの最大サイズ。
POST: データを送信して新しいリソースを作成することが多いHTTPメソッド。ボディを含むことが一般的。
PUT: 既存リソースを更新するHTTPメソッド。ボディを含めて新しい状態を送信します。
PATCH: 部分的な更新をリクエストボディで送るHTTPメソッド。

リクエストボディの関連用語

リクエストボディ: HTTPリクエストの本体部分で、ヘッダの後ろに続くデータ。送信する実データが格納される領域。
ペイロード: リクエストボディに含まれる実データのこと。意味はアプリケーションごとに異なるが、送信したい情報を指す用語として使われる。
ボディデータ: リクエストの本体として送られるデータ全般を指す表現。
Content-Typeヘッダ: リクエストボディのデータ形式を宣言する HTTP ヘッダ。例: application/json, multipart/form-data
Content-Type: リクエストボディのメディアタイプを指定するヘッダ。例: application/json、application/x-www-form-urlencoded、multipart/form-data
Content-Length: リクエストボディのバイト数を示すヘッダ。ボディのサイズをサーバーに伝える役割。
Transfer-Encoding: ボディの送信方法を指定するヘッダ。例: chunked はボディを分割して送るときに使う。
Content-Encoding: ボディが圧縮されている場合の圧縮形式を示すヘッダ。例: gzip、deflate、br
charset: Content-Type に含まれる文字エンコーディングの指定。例: charset=utf-8
JSONボディ: Content-Type が application/json の場合のボディ。JavaScript のオブジェクトを文字列化したデータを送る。
XMLボディ: Content-Type が application/xml の場合のボディ。XML 形式でデータを送る。
テキストボディ: Content-Type が text/plain の場合のボディ。プレーンテキストを送る。
フォーマット: application/x-www-form-urlencoded: URL エンコード形式のボディ。名前と値を name=value の組み合わせで連結して送る。
フォームデータ: multipart/form-data: ファイルを含む複数部のデータを送る形式。主にファイルアップロードに使用。
ファイルアップロード: multipart/form-data を用いて、リクエストボディ内にファイルを含めて送信すること。
boundary: multipart/form-data で各パートを区切る識別子。Content-Type ヘッダに boundary が含まれることが多い。
Boundaryパラメータ: Content-Type ヘッダ内の multipart/form-data 部分に含まれる boundary の文字列。
OpenAPI/Swagger: API仕様を記述・共有するツール。リクエストボディのスキーマを定義する。
JSONスキーマ: JSON ボディの構造を検証するための定義。OpenAPI でも利用される。
バリデーション: リクエストボディ検証: 必須フィールド、データ型、範囲、制約などを検証してデータ品質とセキュリティを高める。
ボディパーサ: Body Parser: サーバー側で受け取ったリクエストボディを使える形に解析する処理。例: Express の body-parser
Request.Body API: フロントエンドでリクエストボディを操作・参照する API。Fetch や XHR などの機能。
クライアント側での作成方法: JSON ボディは JSON.stringify、FormData は FormData API で作成して送信する。
GraphQLリクエスト: GraphQL では通常、クエリと変数をリクエストボディとして送る形式をとる。
curlによる送信: curl コマンドでリクエストボディを送る方法。例: curl -X POST -d '{"a":1}' -H 'Content-Type: application/json' http://…
セキュリティ: ボディの機密データ取り扱い: 認証情報や個人情報をボディで送る場合、HTTPS を必須とし、最小限の情報を送るよう設計する。
サイズ制限: 最大リクエストボディ長: サーバー側で受け取るボディの最大サイズを設定して、過負荷やDoSを防ぐ。
ソースコード上の受け取り方: サーバー言語別: Node.js、Python、Go、Java など、言語ごとにリクエストボディを取得・解析する方法が異なる。
キャッチアップ: テストとデバッグツール: Postman、Insomnia、curl などを用いてリクエストボディを検証・デバッグする。
空ボディと空文字列の取り扱い: ボディが空の場合と空文字列の場合は挙動が異なることがあるため、期待する型で処理を分岐する。
プレフライトリクエストとボディ: CORS のプリフライト時には実際のボディは送られず、特定のヘッダ情報が送信される。