高岡智則
年齢：33歳 性別：男性 職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当） 居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地：神奈川県川崎市 身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる） 血液型：A型 誕生日：1992年11月20日 最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分） 家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）
fwrite とは？
ファイルにデータを書き込むときに使う C 言語の標準ライブラリの関数が fwrite です。fwrite はデータを一度にまとめて書き込むことができる便利な機能で、テキストやバイナリデータをファイルへ素早く保存するときに役立ちます。
fwrite は ptr というデータの先頭を指すポインタ、size は 1 要素のサイズ、count は書き込む要素の個数、stream は書き込み先のファイルを指す FILE ポインタを引数に取ります。戻り値は実際に書き込んだ要素の数です。もし期待どおりに動かなかった場合は、ptr の指すデータやファイルの状態をもう一度確認する必要があります。
使い方の流れと注意点
まずファイルを開きます。開けた場合のみ fwrite を呼び出します。書き込みが完了したらファイルを閉じます。基本の流れは以下のとおりですが、実際のプログラムではエラーチェックを必ず行うことが大事です。
1. ファイルを開く 2. fwrite を呼ぶ 3. ファイルを閉じる
パラメータの意味を表で確認
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| ptr | 書き込むデータの先頭を指すポインタ |
| size | 1 要素のバイト数 |
| count | 書き込む要素の個数 |
| stream | ファイルを指す FILE ポインタ |
よくある誤解とコツ
fwrite の戻り値は 実際に書き込んだ要素の数です。もし戻り値が count と違う場合は、ファイルが正しく開けているか、ptr のデータに問題がないか、ファイルが途中で壊れていないかを確認します。バッファの長さと size の積が正しくなるように計算を誤らないことも重要です。
実務では、書き込み前にファイルのオープンモードを wb や ab など必要に応じて設定します。エラーハンドリングとして errno を見たり、 fwrite が 0 を返した場合には適切な対処を行います。
実用的な考え方とシンプルな例のイメージ
fwrite はデータを連続して書くときに便利です。特に大量のデータをファイルへ保存する場合は、1 行ずつ書くよりも一度にまとめて書く方が効率的です。以下はイメージとしての説明です。 ptr には書き込みたいデータの先頭を、 size にはデータの一つ分のバイト数、 count には書き込みたいデータの個数を入れます。stream には開いたファイルを指定します。実際のコードでは文字列や構造体の配列などをこの fwrite でまとめてファイルへ出力します。
もし実際のコードとして例を見たい場合は、プログラム内でのファイルオープンとエラーチェックを忘れずに行い、戻り値を必ず確認する習慣をつけましょう。たとえばデータ量が大きい場合は、書き込みの途中で何かしらの障害が発生する可能性があります。
小さなまとめ
fwrite はデータをファイルへ効率よく書き込むための基本的な関数です。 ptr の指すデータを size と count で指定した分だけ、指定したファイルへ書き込みます。戻り値をよく確認し、エラーハンドリングをきちんと行うことで、安定したファイル操作が可能になります。
fwriteの同意語
- ファイル書き込み関数
- ファイルへデータを書き出す機能を持つ関数全般を指す表現。fwrite はこのカテゴリの代表例です。
- バイナリデータ書き込み関数
- データを生のバイト列としてファイルへ書き出す機能を指す表現。fwrite はバイナリデータの連続書き出しに適しています。
- ストリーム書き込み関数
- FILE* などの出力ストリームへデータを送る関数の総称。fwrite はストリームへバイト列を一括で書き出します。
- バッファからファイルへ書き出す関数
- メモリ上のバッファの内容をファイルへ移す役割を示す説明的な表現。fwrite の機能を端的に示します。
- 標準I/Oの書き出し関数
- C言語の標準入出力ライブラリ stdio.h に含まれる書き出し機能を指す総称。
- 低レベルファイル書き込み
- OSの低レベルAPIを用いてファイルへデータを書き込む操作を指す表現。fwrite は高レベルの I/O コンポーネントの一部です。
- 連続書き出し関数
- 複数バイトを連続してファイルへ出力する性質を持つ関数の総称。
- バイト列書き込み関数
- バイト列をファイルへ出力する機能を表す説明表現。
- fwrite
- C言語の標準ライブラリ stdio.h にある関数。ptr から size×count バイトを FILE* へ書き出し、実際に書き込んだ要素数を返します。
fwriteの対義語・反対語
- fread
- ファイルストリームからデータを読み取る標準的な関数。fwriteがデータを書き込むのに対し、読み取り側の代表的な対義語です。
- fgets
- ファイルやストリームから1行を読み取る関数。読み取り操作を示す代表的な対義語として挙げられます。
- fscanf
- ファイルからフォーマット付きデータを読み取る関数。入力を解析して読み取る点がfwriteの対になる役割を果たします。
- fgetc
- ファイルから1文字を読み取る関数。細かい単位での読み取りを表す対義語です。
- read
- POSIX系の低レベル読み取りシステムコール。ファイルディスクリプタからデータを読み出す基本機能で、fwriteの対義語として機能します。
- readline
- 1行を読み取る操作を指す語。端末入力やライブラリの関数で、広義の読み取りの代表例です。
- read-only
- 読み取り専用の状態を表す用語。書き込みを許さない状態で、fwriteの反対の文脈として使われることがあります。
fwriteの共起語
- fopen
- ファイルを開く関数。読み書き用の FILE* を取得するために使います。モードを指定して開きます。
- fclose
- 開いたファイルを閉じてリソースを解放します。使用後は fclose を呼び出してファイルを閉じます。
- FILE
- ファイルストリームを表す型。fopen の戻り値として得られ、fread/fwrite などと組み合わせて使われます。
- stdin
- 標準入力のファイルストリーム。キーボード入力などを受け取るときに使います。
- stdout
- 標準出力のファイルストリーム。画面へ出力する際に使います。
- fread
- ファイルからデータをバッファへ読み込む関数。サイズと個数を指定します。
- fwrite
- メモリのデータをファイルへ書き込む関数。要素の大きさと個数を指定します。
- fgets
- 1 行を読み込むテキスト用の関数。改行文字までを読み込みます。
- fputs
- 文字列をファイルへ書き込む関数。改行は自動で付けません。
- fgetc
- ファイルから 1 文字を読み取る関数。
- fputc
- 1 文字をファイルへ書き込む関数。
- fprintf
- 書式付きでファイルへ出力する関数。printf と同様のフォーマットを使います。
- fscanf
- 書式に従ってファイルからデータを読み取る関数。
- fseek
- ファイル内の現在位置を移動させる関数。
- ftell
- 現在のファイル位置を取得します。
- rewind
- ファイルの読み書き位置を先頭へ戻します。
- feof
- ファイルの終端に到達しているかを判定します。
- fflush
- 出力バッファを強制的にフラッシュして、ファイルへ書き出します。
- ferror
- ファイルストリームのエラー状態を調べる関数。
- EOF
- ファイル操作で終端を示す特別な値。
- size_t
- データのサイズを表す符号なし整数型。fread/fwrite の引数や戻り値でよく使われます。
- モード
- fopen でファイルを開く際のモード（例: 'r', 'w', 'a', 'b' の組み合わせ）。
- バッファ
- データを一時的に格納する領域。I/O の効率化に使われます。
fwriteの関連用語
- fwrite
- ptr が指すデータを、要素サイズ size、個数 count 分、ストリームへ書き込む関数。実際に書き込まれたアイテム数を返す。
- fread
- ptr にデータを読み込み、size×count 分を格納する。実際に読み込んだアイテム数を返す。
- FILE
- ファイルストリームを表す型。ファイル操作の入口となるポインタで、内部は実装依存の構造体。
- fopen
- ファイルを開いて FILE ポインタを取得する関数。第1引数はファイル名、第2引数はモード文字列（例: r、w、rb、wb など）。
- fclose
- 開いている FILE ポインタを閉じ、リソースを解放する関数。
- fprintf
- フォーマット指定に従ってストリームへ書き出す関数。printf と同じ書式を使える。
- fscanf
- フォーマット指定に従ってストリームからデータを読み取る関数。
- fgetc
- ストリームから1文字を読み取る関数。
- fgets
- ストリームから改行までの文字列を配列へ読み込む関数。改行は含まれることがある。
- fputc
- 1文字をストリームへ書き込む関数。
- fputs
- 文字列をストリームへ書き出す関数。
- fflush
- ストリームのバッファを強制的に出力先へ書き出す関数。
- fseek
- ストリーム内の読み書き位置を移動させる関数。第2引数はオフセット、第3引数は基準位置。
- ftell
- 現在のストリーム位置を取得する関数。
- rewind
- ストリームの位置を先頭に戻す関数。
- setvbuf
- ストリームのバッファ動作を設定する関数。バッファの種類とサイズを指定できる。
- setbuf
- setvbuf の簡易版として、出力ストリームのバッファ設定を行う。
- ferror
- ストリームにエラーが発生しているかを判定する関数。
- feof
- ファイルの終端に達したかを判定する関数。
- size_t
- fwrite や fread の引数・戻り値で使われるサイズを表す型。符号なしの整数型。
- stdin
- 標準入力を表す FILE ポインタ。キーボード入力などに対応。
- stdout
- 標準出力を表す FILE ポインタ。画面表示などに対応。
- stderr
- 標準エラー出力を表す FILE ポインタ。エラーメッセージの出力先として使われる。
- fwrite_s
- fwrite のセキュア版（境界チェック機能を持つ実装）。サイズと個数の検証を追加する場合に使われる。
fwriteのおすすめ参考サイト
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