select句・とは？初心者でも分かるSQLの基本と使い方共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

はじめに

「select句・とは？」という言葉を見たとき、初めて触れる人は「なんとなく難しそう」と感じるかもしれません。ここでは中学生でもわかるように、select句がどんな役割を担い、どう使えばよいのかを丁寧に解説します。

select句とは何か

SQLというデータベースを使うとき、テーブルにはたくさんの情報が入っています。select句は、その中から「どの情報を取り出すか」を決める部分です。簡単に言えば、データの「列」を指定する命令です。たとえば名前だけ、年齢だけ、あるいは名前と年齢を同時に取り出すことができます。

基本の書き方

基本は次の形です。SELECT 列名1、列名2 FROM テーブル名。

複数の列を取り出す例

例: SELECT name, age FROM students;

すべての列を取り出す例

例: SELECT * FROM students;

条件を付けて絞り込む前提

この段階ではまだ条件はありませんが、WHEREを使うと絞り込みができます。例: SELECT name, age FROM students WHERE age が 18 を超える。

実用的なコツ

エイリアスやDISTINCT、LIMITの使い方など、よく使う機能を紹介します。

エイリアスの使い方

長い列名を短くするには、AS で別名を付けます。例: SELECT name AS student_name FROM students;

よく使う派生機能

別名を付ける、重複を排除する DISTINCT、取得件数を制限する LIMIT など。これらを組み合わせると、必要なデータだけを、見やすく取得できます。

実データを使った例

次の表はサンプルデータです。このデータを使って、SELECT句の動きを見てみましょう。

id	name	age	score
1	太郎	15	82
2	花子	16	91
3	健太	14	76

この表を元に、実際のクエリを考えてみます。

例: SELECT name, score FROM students WHERE age が 16 以上。

この結果は、花子と健太の名前とスコアだけを取り出す、という意味になります。

まとめ

今回は select句 が「何を取り出すか」を決める部分であること、基本的な書き方、複数列やすそ付きの条件の作り方、そしてエイリアスや DISTINCT、LIMIT の基本的な使い方を紹介しました。SQLの他の句と組み合わせると、データベースから欲しい情報を効率よく取得できるようになります。

select句の同意語

SELECT句: SQL文の中で、取得する列を指定する最も基本的な構成要素。クエリの“何を取り出すか”を決める部分です。
SELECT節: SELECT句と同義で、節という語を使う表現。
セレクト句: SELECTをカタカナ表記した呼び方の一つ。実務の資料やスライドで見かけることがあります。
セレクト節: セレクト句の別表現。言い換えとして使われます。
列選択句: 取得したい列を選ぶ役割の句。列の選択を指す表現です。
列指定句: 表示する列をどう指定するかを表す句。列の指定を明確化します。
列抽出句: データベースから特定の列を取り出すことを表す表現。
投影句: 関係代数の“投影/射影”の意味から、列の抽出を指す言い方。
射影句: 投影と同義の語。列の抽出を意味します。
列投影句: 列の投影（表示する列を選ぶこと）を指す表現。

select句の対義語・反対語

挿入 (INSERT): データを新規にテーブルへ追加する操作。SELECT がデータを取り出して参照するのに対し、挿入は新しいデータを作成して保存します。
更新 (UPDATE): 既存データの値を変更する操作。参照しているデータを変更して、結果を上書きします。
削除 (DELETE): データを削除する操作。参照しているデータを消去する点が反対です。
書き込み操作: データベースへ新しいデータを追加・変更・削除する総称。読み取りの SELECT に対する、データの“作る/変える/消す”という反対の動作群です。
DDL操作（ALTER/CREATE/DROP）: テーブルやデータベースの構造を変更する操作。SELECT がデータの参照を指すのに対し、構造変更はデータの扱い方や定義を変えます。