

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
es2015・とは?
es2015 とは ECMAScript 2015 のことを指します。ECMAScript は JavaScript の標準仕様で、Web ブラウザやサーバー上の JavaScript がどのように動くかを決めるルールです。2015 年に正式なバージョンとして決まり、多くの新機能が追加されました。古いブラウザでは対応していないこともあるため、実務では段階的な導入やトランスパイラの活用が大切です。
まずは es2015 の意味や歴史を知るところから始めましょう。ここでは初心者向けに要点を丁寧に解説します。
ES2015 の主な新機能
let と const は変数と定数を宣言する新しいキーワードです。var とはスコープの取り扱いが違い、ブロックごとに有効になるのでバグを減らす助けになります。
アロー関数 は短い書き方で関数を作れ、this の扱いが従来より予測しやすくなります。
クラス は従来のプロトタイプ継承を見やすく書くための新しい構文です。
モジュール は import と export を使いコードを分割して整理できます。大きなアプリを作るときに役立つ機能です。
destructuring デフォルト値 スプレッドとレスト
Destructuring は配列やオブジェクトの中身を取り出す新しい書き方です。必要な値だけを取り出すのが簡単になります。
デフォルト引数 引数が渡されなかったときの値を用意できます。これにより関数の使い勝手が良くなります。
スプレッド演算子 ... を使って配列を結合したり、オブジェクトを展開したりできます。複数のデータをまとめるときに便利です。
ループと新しいデータ構造
for of は配列の要素を順番に取り出す新しいループです。従来の for より読みやすいことが多いです。
Map や Set は新しいコレクションです。データの重複を防いだり、キーと値の組み合わせを効率よく扱えます。
実務での使い方と注意点
ES2015 のすべてを一度に導入する必要はありません。まずは let const アロー関数から始め、徐々にモジュールやクラスに慣れていくと良いです。
実務での注意点とトランスパイル
旧ブラウザでは ES2015 が動作しない場合があります。その場合は Babel などのツールを使い事前にコードを ES5 に変換します。これにより modern な機能を安全に使え、古い環境でも動作させることができます。
実用例
例 1 変数宣言とアロー関数の組み合わせ
let nums = [1,2,3]; const doubles = nums.map(function(n){ return n * 2; });
例 2 デフォルト引数と簡単な関数
function greet(name){ if(name === undefined){ name = 友達; } return こんにちは, + name + さん; }
ES2015 の実用的な比較表
| 機能 | ES5 の例 | ES2015 の例 |
|---|---|---|
| 変数宣言 | var x = 1; | let x = 1; |
| 関数の書き方 | function sum(a,b){ return a + b; } | const sum = (a,b) => a + b; |
| クラス | function Person(name){ this.name = name; } | class Person { constructor(name){ this.name = name; } } |
| モジュール | var a = require(a); | import a from a; |
まとめ
es2015 は JavaScript の書き方を大きく改善する転機となりました。新しい機能を少しずつ取り入れることで、コードが読みやすく、保守しやすくなります。まずは基本の let const アロー関数から始め、必要に応じて module や class を使うようにすると良いでしょう。ブラウザの違いに注意しつつ、 Babel などのツールを活用することで現代的な JavaScript を安全に運用できます。
es2015の同意語
- ECMAScript 2015
- JavaScriptの公式標準の2015年版。通称 ES6。
- ES6
- ECMAScript 2015 の最も広く使われる略称。
- ES2015
- ECMAScript 2015 の略称。ES6と同義。
- ECMAScript 6
- ECMAScript の第6版の表記。ES2015と同義。
- ECMAScript 2015 Language Specification
- ECMAScript 2015 の言語仕様(公式仕様書)のこと。
- ECMAScript 2015規格
- 2015年版のECMAScript規格を指す表現。
- ECMAScript 2015標準
- 2015年版の標準規格を指す表現。
- JavaScript ES6
- JavaScript の ES6 呼び名。教材・実務で広く使われる。
- JavaScript ES2015
- JavaScript の 2015 年版を指す表現。
- ES2015 Edition
- ES2015 の edition(版)という英語表現。
- ES2015仕様
- ES2015 の仕様書を指す表現。
- ES6仕様
- ES6(同じく ES2015)の仕様書を指す表現。
es2015の対義語・反対語
- ES5以前のECMAScript
- ES2015より前のECMAScript仕様。主に var 宣言中心で、ブロックレベルのスコープやモダン機能がまだ導入されていなかった時代を指します。
- ES3
- 最も古い主流だったECMAScript仕様。現代の新機能はほとんどなく、互換性重視のコードや環境を指します。
- レガシーJavaScript
- 新しい機能を使わず、旧来の書き方・設計に依存しているコードや環境のこと。
- 従来型JavaScript
- モダン機能を使わない伝統的な書き方・設計スタイルの総称。
- 非ES2015コード
- ES2015の新機能を使っていないコード(例: let/const、アロー関数、クラス、モジュール、Promise などを使わない)。
- 旧仕様のECMAScript
- ES2015以前の仕様を指す表現。
- 古いECMAScript
- 新しい機能が導入されていない、古いECMAScriptの総称。
- 古典的JavaScript
- 長く使われてきた古い書き方・設計、モダン機能を避けた手法。
- 前時代のJavaScript
- 現代の標準に対する対極として、より古いJavaScriptの在り方を表す語。
es2015の共起語
- ECMAScript 2015
- ECMAScriptの2015年版。ES6とも呼ばれ、let/const、クラス、モジュール、アロー関数、テンプレートリテラル、デストラクチャリング、デフォルト引数、セット/マップ、イテレーター/ジェネレーターなど多くの新機能を導入した世代。
- ES2015
- ECMAScript 2015 の略称。ES6とも呼ばれ、現代的なJavaScriptの基盤となる機能群をまとめて追加した版。
- ES6
- ES2015 の別称。日常的にはこの名称で広く知られる。
- ES6/ES2015 alias
- ECMAScript 2015 の別名・略称の総称。
- Babel
- ES2015以降の新機能を、古いブラウザ環境でも動作するようにコードを変換するトランスパイラ。
- Transpilation
- 新機能を別の構文や旧環境向けのコードに変換する過程。互換性を確保する手法の一つ。
- Transpiler
- コードを別の言語・形式へ変換するツールの総称(例: Babel)。
- Polyfill
- 環境が新機能に対応していない場合、同じ API を実装する追加コードを提供する手法。
- Core-js
- 代表的なポリフィルライブラリの一つ。配列・オブジェクト・コレクションの新機能を後方互換で提供。
- Regenerator-runtime
- generator や async/await の実行をサポートするランタイム。
- Promise
- 非同期処理を扱う基本的なオブジェクト。ES2015で標準化された重要機能。
- Map
- キーと値をペアで格納する新しいコレクション。オブジェクトより柔軟なキー利用が可能。
- Set
- 重複を許さない値のコレクション。
- WeakMap
- 弱参照を使ったキー→値の連想データ構造。ガベージコレクションと連携。
- WeakSet
- 弱参照の要素を格納するセット。ガベージコレクションと連携。
- Symbol
- 一意のプリミティブ値。オブジェクトのプロパティキーとして衝突を避ける目的で使われる。
- Let
- ブロックスコープを持つ変数宣言。varより厳格なスコープ管理を提供。
- Const
- 再代入不可の変数宣言。定数に近い使い方ができる。
- Arrow functions
- => 記法の短い関数表現。記述がスッキリする。
- Template literals
- バッククォートで囲む文字列。埋め込み式 ${} が使える。
- Destructuring
- オブジェクトや配列から値を取り出して変数に代入する構文。
- Destructuring assignment
- Destructuring の別称。オブジェクト/配列分解代入の表現を指す。
- Default parameters
- 関数の引数にデフォルト値を設定できる機能。
- Rest parameters
- 関数の可変長引数を受け取る構文 (...args)。
- Spread operator
- 配列やオブジェクトを展開して他の場所に挿入する構文 (...).
- Spread syntax
- Spread operator の別称。
- Computed property names
- オブジェクトリテラルのキーに式を使える機能。
- Classes
- クラス構文の導入。オブジェクト指向の書き方を現代化。
- Extends / Inheritance / Super
- クラスの継承・親クラスの参照と呼び出しを可能にする機能。
- Import / Export / Export default
- モジュール機構。別ファイルからの取り込み・公開を実現。
- Module
- ECMAScript Modules(ESM)と呼ばれるモジュール機構。
- Module syntax
- モジュールの文法。import/export の総称。
- For...of
- 配列やイテラブルを順番に回すループ構文。
- Iterators
- 反復子。データ構造を一つずつ取り出す仕組み。
- Generators
- function* と yield で、実行を一時停止・再開できる関数。
- Array.from
- 類似配列オブジェクトを配列に変換する関数。
- Array.of
- 複数の値を要素とする新しい配列を生成する関数。
- Array.prototype.find
- 条件に合う最初の要素を返すメソッド。
- Array.prototype.findIndex
- 条件に合う最初の要素のインデックスを返すメソッド。
- Object.assign
- 複数のオブジェクトを結合・コピーするユーティリティ関数。
es2015の関連用語
- ECMAScript
- JavaScriptの標準仕様。ECMAScriptとして毎年更新され、新機能の規格を定める基盤です。
- ES2015 (ES6)
- JavaScriptの2015年版。クラス・モジュール・Promise・let/const・アロー関数などが導入されました。
- ES6
- ES2015の別名。ほぼ同義で用いられます。
- ブロックスコープ
- ブロック{ }内の範囲を指し、varとは異なりブロック単位でスコープが決まります。
- let
- ブロックレベルの変数宣言。再宣言は不可、再代入は可能です。
- const
- 再代入不可のブロックレベル変数宣言。宣言時に初期値が必要です。
- アロー関数
- 関数を短く書ける表記。thisの束縛が静的になり、文脈依存を抑えやすいです。
- テンプレートリテラル
- バッククォート`...`を使い、${}で式を埋め込める文字列表現。
- Destructuring(分割代入)
- 配列やオブジェクトの要素を一度に別々の変数へ代入します。
- デフォルト引数
- 関数の引数にデフォルト値を設定できる機能。
- Restパラメータ
- 関数に渡された残りの引数を配列として受け取る機能。
- Spread演算子
- 配列や引数を展開して別の場所へ渡す/結合する機能。
- 計算可能プロパティ名
- オブジェクトリテラルで、プロパティ名を実行時に決定して設定できます。
- オブジェクトリテラルのショートハンド
- プロパティ名と変数名が同じ場合、短く書ける省略表現。
- Object.assign
- オブジェクトのコピーやマージを行うメソッド。
- Promise
- 非同期処理を扱う基本オブジェクト。then/catchで結果を連結します。
- Async/Await
- Promiseを扱いやすくする非同期構文。直感的な同期的書き方に近い表現。
- Generator
- function*とyieldで、処理を一時停止・再開できる関数。
- for...of
- 配列や反復可能オブジェクトを順番に回すループ文。
- Symbol
- 衝突を避けるための固有のプリミティブ値。
- Map / Set
- Mapはキーと値の対を保持、Setは重複しない値の集合。
- WeakMap / WeakSet
- オブジェクトを弱参照として保持し、ガベージコレクションと連携します。
- Iterator / Iterable
- 反復可能なオブジェクトを扱うための仕組みと概念。
- Class / extends / super / static
- クラス表現と継承、静的メソッドを提供します。extendsは継承、superは親の呼び出し、staticはクラス自身に属するメンバー。
- import / export(モジュール)
- コードをモジュール化し、他ファイルとの読み込み・公開を行います。
- Babel(トランスパイラ)
- 新機能を古い環境向けのコードへ変換するツール。
- Polyfill
- 環境に存在しない機能を代替実装で補うコード。
- Proxy
- オブジェクトの操作を検知・制御できる透過的な代理オブジェクト。
- Reflect
- Proxyと組み合わせて、オブジェクト操作を統一的なAPIで扱う標準オブジェクト。
- Array.includes
- 配列がある要素を含むかを調べるメソッド(ES2016で追加)。
- Strict mode
- 厳格モード。エラーを厳しく扱い、予期しない動作を回避します。
es2015のおすすめ参考サイト
- ES2015(ECMAScript 2015)とは何か | Think IT(シンクイット)
- ES2015 とは · GitBook
- ES2015(ECMAScript 2015)とは何か | Think IT(シンクイット)



















