json文字列・とは？初心者のための徹底解説共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

json文字列・とは？の基本を知ろう

この記事では json文字列・とは？というキーワードを軸に、初心者でも分かるように丁寧に解説します。まず前提としてJSON自体がデータをテキストとして表す仕組みだということです。JSONは JavaScript Object Notation の略で、データを人にも機械にも読みやすく書く方法です。その中で「文字列」とは、ダブルクォーテーションで囲まれた文字の集まりを指します。

重要ポイント はこの2つです。1) JSON全体はテキストで表現され、ファイルやネットワークを通じて送られます。2) json文字列は、そのJSON全体を表現する「文字列」です。つまり json文字列はJSONのテキストであり、実際のデータ構造（オブジェクトや配列など）を文字列として表現したものです。

JSONの基本的な形式と用語

JSONには主に3つの要素があります。

1. 文字列はダブルクォーテーションで囲まれた文字列です。例は "こんにちは"。

2. オブジェクトはキーと値のペアを中括弧 { } で表します。例は {"name":"太郎","age":12}。

3. 配列は角括弧 [ ] で値を並べます。例は ["りんご","みかん"]。

json文字列の具体例と解説

次の例を見て、どれが JSON のどの要素かを確認しましょう。

JSONの例	説明
"こんにちは"	JSONの文字列の例。ダブルクォーテーションで囲まれた値です。
{"name":"花子"}	JSONオブジェクトの例。キーと値の組み合わせを中括弧で表します。
["りんご","ばなな"]	JSON配列の例。順序付きの値を並べたものです。

このように、JSONの内部には 文字列・オブジェクト・配列 があり、それぞれがデータを表現する基本的な構成要素です。

json文字列を作る・読み取る方法

プログラミング言語ごとに方法は異なりますが、基本の考え方は同じです。

JavaScript の場合、JSON.stringify(value) は任意のデータを JSON の文字列に変換します。逆に JSON.parse(string) は JSONの文字列を JavaScript のデータに戻します。例えば

例: JSON.stringify({name:"太郎", age:12}) → '{"name":"太郎","age":12}'、JSON.parse('{"name":"花子","age":10}') → {name:"花子", age:10}。

json文字列のエスケープと注意点

JSON 文字列の内部でダブルクォーテーションを使う場合、前にバックスラッシュ \ を付けて " とします。改行はのようにエスケープします。Unicode の文字を表すには \u4e2d のような表現も使えます。これらのルールを知らないと、文字化けや構文エラーの原因になります。

よくある誤解と避け方

よくある誤解は以下のようなものです。
・JSON は「文字列そのもの」だけを指すのではなく、データの表現全体を文字列として表すこともある。
・JSON は必ずダブルクォーテーションを使う。シングルクォーテーションは無効です。
・最後の要素の後ろにカンマを置かない。これがあると構文エラーになります。

まとめ・実務での使い方のヒント

日常のプログラミングでは、サーバーとクライアントのやり取りで JSON 文字列を頻繁に使います。ファイルに保存する場合やデータベースへ格納する場合も、まずは JSON 文字列として扱い、その後必要に応じてデータ構造に戻します。

補足：なぜ json文字列が重要なのか

人と機械が同じデータを正しく理解できるようにするための共通の言語が JSON です。json文字列はその共通言語の“書き方”の一部であり、正しく書かれた json文字列があると、さまざまなプログラムやサービスがデータを安全にやり取りできます。

json文字列の同意語

JSON文字列: JavaScript Object Notation (JSON)形式でエンコードおよび表現された文字列のこと。データを文字列として伝達・保存する基本的な形。
JSON形式の文字列: JSON形式で表現された文字列。オブジェクトや配列などのデータ構造を文字列として格納した状態。
JSONテキスト: JSONのテキストデータ。外部へ送信したりファイルに保存する際の文字列表現。
JSONデータ文字列: JSON形式のデータを文字列として表現したもの。
JSONストリング: JSON形式の文字列を指す、英語の string の和製表現。
JavaScript Object Notationの文字列: JSONの正式名称を用いた表現。JSON形式で表現された文字列のこと。
JSON形式のデータを表す文字列: JSON形式で表現されたデータを、文字列として表す表現。
JSON形式文字列: JSON形式で表現された文字列（略して JSON形式文字列と呼ばれることもある）。
JSON文字列データ: JSON形式のデータを文字列として格納したデータ。
JSONテキストデータ: JSONテキストとして表現されたデータの文字列。

json文字列の対義語・反対語

XMLデータ: JSONと対になる別のデータ表現形式。タグで階層を表現するマークアップ言語で、データを構造化して表す点はJSONと共通していますが、書式と扱い方が異なります。
バイナリデータ: 人間には直接読めない二進データ。テキストのJSON文字列とは異なり、文字コードとして解釈できる文字列ではありません。
プレーンテキスト: 特定の構造や意味づけを持たない、単純な文字列。JSON文字列のような構造化データの対となる概念です。
JSONオブジェクト: JSONで使われるデータ型の一つ。キーと値の組でデータを表現する構造体で、文字列そのものではありません。
JSON配列: 複数の値を順序付けて格納するJSONのデータ構造。文字列で表現されたデータそのものではなく、要素を並べた集合です。
数値: 文字列ではなく、数値として表現されるデータ。JSONの別データ型として、文字列とは別の扱いになります。
真偽値: 真（true）や偽（false）といったブール値。文字列とは異なるデータ型です。
null: データが「存在しない」ことを示すJSONの特殊値。文字列とは別の意味を持つデータ要素です。

json文字列の共起語

JSON: JavaScript Object Notation の略。軽量なデータ交換フォーマットで、テキストベースで人にも機械にも読みやすい形。
文字列: json文字列とは、JSON 形式のデータを文字として表現したもの。テキストファイルや通信で用いられる基本形。
オブジェクト: JSON のデータは主にキーと値の組み合わせで表現され、オブジェクトとして扱われることが多い。
配列: JSON には複数の値を順序付けて格納する配列があり、値はカンマで区切られて [] で表現される。
キーと値: JSON の基本構造。キーは文字列、値は文字列・数値・真偽値・null・オブジェクト・配列などを取る。
ダブルクォーテーション: JSON ではキーと文字列値をダブルクォーテーションで囲む必要がある。
エスケープ: 特定の文字はエスケープして表現する。例: \", \\, \n など。
JSON.stringify: JavaScript でオブジェクトを JSON 文字列に変換する関数（シリアライズ）。
JSON.parse: JSON 文字列を JavaScript のデータ構造に変換する関数（デシリアライズ）。
パースエラー: 有効な JSON 文字列でない場合、解析時にエラーが発生することがある。
シリアライズ: データを JSON 文字列として表現する処理のこと。
デシリアライズ: JSON 文字列をデータ構造として復元する処理のこと。
UTF-8: JSON は通常 UTF-8 でエンコードして扱うことが多い。多言語対応の基本。
MIMEタイプ: HTTP などで JSON のデータ型は application/json として扱われることが一般的。
JSON Schema: JSON の構造を定義・検証するための仕様。データの形を厳密に規定する道具。
バリデーション: JSON がスキーマやルールに適合するかを検証する作業。
ネスト: JSON はオブジェクトと配列を入れ子にして、複雑なデータ構造を表現できる機能。
互換性: 多くのプログラミング言語に JSON のライブラリがあり、広くサポートされている。
ファイル拡張子 .json: JSON データを保存する際の標準的なファイル拡張子は .json。
APIレスポンス: Web API が返すデータとして JSON 文字列が用いられることが多い。
データ交換フォーマット: JSON はデータを交換するための軽量なフォーマットとして広く使われる。
テキスト形式: JSON は人が読めるテキスト形式で表現されるデータ。
ネスト深さ: 入れ子の深さが深いと処理が複雑になり、パースの難易度やパフォーマンスに影響することがある。

json文字列の関連用語

JSON文字列: JSONデータをテキストとして表現した文字列のこと。通常はUTF-8でエンコードされ、通信やファイル保存に用いられます。
JSON: JSON（JavaScript Object Notation）は、データをオブジェクトと配列で階層的に表現する軽量なテキストフォーマットです。
ECMA-404: ECMA規格で定義されたJSONの仕様。JavaScript以外の言語でも扱える共通フォーマットとして広く使われます。
RFC 8259: IETFが定めたJSONの正式仕様。Unicodeの取り扱い、数値の表現、文字列のエスケープなどを規定します。
データ型: オブジェクト: 中括弧 {} 内にキーと値のペアを格納する、連想配列に似たデータ型。
データ型: 配列: 角括弧 [] 内に値を順序付けて並べるデータ型。
データ型: 文字列: ダブルクォーテーションで囲まれたテキスト。必要に応じてエスケープシーケンスを用いて特殊文字を表現します。
データ型: 数値: 整数・小数・指数表現を用いる数値データ型。NaNやInfinityはJSONには含めません。
データ型: 真偽値: true または false の論理値。
データ型: null: 値が未設定や空であることを示す null。
ダブルクォーテーション: 文字列は必ずダブルクォーテーションで囲みます。シングルクォーテーションは無効です。
エスケープシーケンス: 文字列内で特殊文字を表現するための書き方。例として、ダブルクォーテーションは \"、バックスラッシュは \\, 改行は \n、タブは \t、Unicodeは \uXXXX と表現します。
Unicodeエスケープ: Unicode文字を \uXXXX の形で表現する方法。サロゲートペアにも対応します。
UTF-8: JSONテキストの一般的なエンコーディング方式。広くサポートされています。
BOM: UTF-8の先頭に付くバイト順マーク。一部のパーサは問題とする場合があります。
最小化: 余計な空白を削除してサイズを小さくした表現（minified JSON）。
整形/ Pretty Print: 読みやすくするためにインデントや改行を加えた表現（formatted JSON）。
ホワイトスペース: JSON内の空白・改行・タブはデータの意味には影響せず、フォーマットとして利用されます。
コメント不可: 標準JSONではコメントは許容されません（一部のパーサは拡張を許します）。
パース（デシリアライズ）: JSON文字列をプログラミング言語のデータ構造に変換する処理。
シリアライズ: データ構造をJSON文字列に変換する処理。
JSON.stringify: JavaScriptでオブジェクトなどをJSON文字列に変換する組み込み関数。
JSON.parse: JavaScriptでJSON文字列をオブジェクトや配列に変換する組み込み関数。
JSON Schema: JSONデータの構造・型・制約を定義して検証する仕様。
JSON Lines / NDJSON: 1行ごとに独立したJSONオブジェクトを並べたテキスト形式。ストリーミング処理に適します。
JSON Pointer: JSON文書内の特定の要素を指し示す参照表現（/foo/0 など）。
JSON Path: JSONデータに対して抽出条件を指定するクエリ言語の総称。
MIMEタイプ: application/json: HTTPなどでJSONデータを伝える際の標準的なメディアタイプ。
セキュリティ: JSONハイジャック対策: JSONを外部スクリプトとして誤解されないよう、適切なContent-TypeとCORSを設定します。
数値の精度問題: JSONの数値は言語ごとに扱い方が異なり、特にJavaScriptでは大きな整数の正確性が失われることがあります。必要に応じて文字列で扱う等の対策が推奨されます。
ネスト: オブジェクトや配列が入れ子になること。
ストリーミングパース: 大規模なJSONを逐次処理する技術。ストリーミング対応のパーサを用いると、メモリ消費を抑えられます。
REST APIでのデータ交換: サーバとクライアント間でJSON文字列としてデータをやり取りする代表的な用途。