

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
mmsiとは?
世界の海上交通を安全に、スムーズにするためには、船を一意に識別する番号が必要です。これが MMSI です。MMSI は Maritime Mobile Service Identity の略で、9桁の番号として世界中で使われています。無線機やAIS という技術とセットで使われ、船の位置情報とともに通信を行うときの“名札”のような役割を果たします。
MMSIの基本
MMSIは9桁の識別番号で、国や地域ごとに割り当てられた prefix があり、残りの6桁が個別の船舶や無線局を表します。ITU という国際組織が枠組みを作り、それを各国の海事機関が実際の番号を割り当てます。この番号は世界で一意で、同じ9桁が他の船に使われることは通常ありません。
用途と運用
主な用途としては AIS と DSC があります。AIS は自動識別システムで、船の現在位置・速さ・航行方向などの情報を周囲の船や港湾の基地局に伝え、衝突のリスクを減らします。DSC はデジタル選択通話で、緊急連絡や特定の船宛の通信を行うときに使われます。いずれも MMSI を宛先として送られるため、船同士の通信を素早く正確に行えるのが特長です。
構成と地域のルール
9桁のうち先頭の3桁は 地域・サービスの識別 に使われ、残りの6桁が個別の船舶・無線局を識別します。具体的な数字の割り当ては国ごとに異なりますが、誰が使っても同じ原則で番号が決まる点は共通です。間違った番号を使うと、通信の宛先が正しく届かなくなるだけでなく、法的な問題が生じることもあるため、厳密な管理が必要です。
手に入れ方と管理のコツ
MMSI を使うためには、まず船舶の無線機器を搭載・設定し、国の海事当局や適切な機関に申請して MMSI を割り当ててもらいます。新しく船を取得した場合や、既存の機器を更新した場合には、再度登録情報を更新する必要があります。また、MMSI は長期にわたり有効であり、船舶の名称が変わっても番号そのものは変えず、識別の安定性を保ちます。
なお、個人が自由に作成できるものではありません。業務用の識別番号であり、無断で他人の番号を使うと重大なトラブルにつながる可能性があります。海上保安機関や通信事業者、船の運航管理者と連携を取って適切に運用しましょう。
実務上のポイントと注意点
- 緊急時には DSC の機能を使い、MMSI を宛先にして緊急信号を送ることが最優先です。
- AIS データは公開情報になることが多いですが、個人情報保護の観点から船名・所在情報の扱いには注意が必要です。
- 機器の設定ミスは誤送信や識別の混乱を招くため、設定は専門家に任せるのが安全です。
- 日常の運用では、MMSI と船名・船籍の登録情報を正確に管理することが、衝突回避だけでなく法令遵守にも役立ちます。
よくある質問
- Q. MMSI は誰が割り当てるのですか?
- A. ITU と各国の海事当局が連携して割り当てます。
- Q. MMSI は国をまたいだ通信に使われますか?
- A. はい。海上通信は国際的な仕組みで動くため、MMSI は国をまたいで識別を可能にします。
- Q. すぐに使えるようになりますか?
- A. 登録と機器の設定が完了して初めて有効になります。時間がかかることもあります。
簡易まとめ表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 長さ | 9桁 |
| 用途 | AIS および DSC での識別 |
| 割り当て元 | ITU と各国の海事機関 |
| 識別の役割 | 船舶・無線局を世界で一意に識別 |
これから船を使う人や無線を扱う人は、MMSI の理解を深め、適切に管理することが大切です。海の安全性はこうした識別番号と通信の正確さに支えられています。
mmsiの同意語
- MMSI番号
- Maritime Mobile Service Identity の略称で、海上の無線機器に割り当てられる固有の識別番号。船舶や海上ステーションを識別する用途で使われます。
- 船舶識別番号
- 船舶を識別するための番号。MMSI の別名として用いられることがあり、AISや無線の文脈で使われます。
- AIS識別番号
- AIS(自動識別システム)で用いられる識別番号。通常は MMSI と同じ意味で使われますが、文脈次第で他の識別コードが混在しないか注意が必要です。
- 海上無線識別番号
- 海上の無線通信で用いられる識別番号。MMSI の意味を指す表現として使われます。
- 海上モバイル識別番号
- MMSI の直訳表現。海上のモバイルサービス識別番号としての意味を伝える表現です。
- 船舶用MMSI
- 船舶に割り当てられる MMSI の別称。船舶用途を強調した表現です。
- 船舶モバイル識別番号
- 船舶の無線通信識別番号を指す表現。MMSI を指す同義語として使われます。
- MMSIコード
- MMSI をコード(識別コード)として表す呼び方。略称と同義の表現です。
- 船舶通信識別番号
- 船舶の通信を識別する番号としての表現。MMSI の説明的な言い換えとして使われます。
- MMSI(英語表記)
- Maritime Mobile Service Identity の英語表記。MMSI そのものを指す表現として使われます。
mmsiの対義語・反対語
- 匿名性
- MMSIのような固有識別子を公開せず、個体を特定できない状態。個人情報保護のため識別情報を隠すことに近い概念です。
- 未識別
- 船舶がMMSIなどの識別番号で特定できない状態。識別情報が未設定・未提供である状況。
- 無識別番号
- 識別のための番号(MMSI等)が付与されていない、または公的に使用されていない状態。
- 識別情報欠如
- MMSIを含む識別情報が全く存在せず、対象を特定できない状態。
- 公開IDなし
- 公に公開された識別IDが存在しない、または公開されていない状態。
- 一意性欠如
- 識別子が他と重複するなど、唯一性を欠く状態。実務ではMMSIの本来の目的と反します。
mmsiの共起語
- MMSI
- Maritime Mobile Service Identity の略。海上船舶へ割り当てられる9桁の識別番号で、AISなどのデータ伝送に使われます。
- AIS
- Automatic Identification System の略。船舶の位置・速度・航路などを他船・陸上へ共有するシステムで、MMSIを識別子として使います。
- 船舶識別番号
- 船舶を識別するための番号の総称で、MMSIはこのカテゴリに含まれます。
- MMSI番号
- MMSIそのものの番号。9桁の識別番号として船舶を識別します。
- 呼出符号
- 船舶の無線通信で使われる識別符号。MMSIと組み合わせて通信相手を特定します。
- コールサイン
- 船舶の呼出用の無線識別符号。実務上は呼出符号と同義で使われます。
- ITU
- International Telecommunication Union。MMSIの割り当てやAISの規格を定める国際機関。
- IMO番号
- International Maritime Organization が付与する船舶の識別番号。MMSIと併せて船の識別情報として使われます。
- 船名
- 船の正式名称。AISデータにも表示され、MMSIと共に識別に役立ちます。
- 船籍国 (旗国)
- 船が掲げる旗の国。AISデータに含まれ、MMSIと共に航行域の識別情報になります。
- AISデータ
- 船の位置、速度、進路、船種、航行状態などのデータ群。MMSIをキーとして伝送されます。
- AISトランスポンダ
- 船舶に搭載される送信機。MMSIを含む情報を定期的に送信します。
- VHF無線
- Very High Frequency帯の無線。船舶間・陸上との通信に使われ、MMSIは呼出先の識別に使われます。
- 海上交通管制 (VTS)
- 海上の船舶を監視・指示するシステム。AIS/MMSIはその監視データの中核です。
- 船の位置情報
- 船の現在位置。GPS等で取得され、AISでリアルタイムに共有されます。
- 船種 (船のタイプ)
- 貨物船・タンカー・客船・漁船などの分類。AISデータに含まれ、MMSIと紐付けられます。
- 9桁番号
- MMSIは通常9桁の識別番号です。
mmsiの関連用語
- MMSI
- Maritime Mobile Service Identity の略。海上の船舶や岸局を識別する9桁の番号。ITU によって国コードを含む構成で割り当てられ、AIS や DSC などの無線通信で使われます。
- AIS
- Automatic Identification System の略。船舶同士が互いの位置・航行情報を自動的に交換する無線システム。MMSI を用いて識別します。
- Class A (AIS)
- Class A AIS は商船向けの高頻度更新の AIS 装置。位置・速度・航路情報を頻繁に送信します。
- Class B (AIS)
- Class B AIS は小型船舶向けの低コスト、更新頻度が抑えられた AIS。
- DSC
- Digital Selective Calling の略。デジタルで相手を呼び出す機能。MMSI を宛先に使い、緊急や一般通話が可能です。
- GMDSS
- Global Maritime Distress and Safety System の略。海難信号と安全連絡を国際的に統合する通信システム。
- ITU
- International Telecommunication Union の略。国際的な無線通信の標準化・周波数割当を行う機関。
- ITU-R M.1371
- AIS のデジタル通信仕様を定めた ITU-R の勧告。位置情報や航海データの伝送形式を規定します。
- IMO番号
- International Maritime Organization が船舶に割り当てる7桁の登録識別番号。船名が変わっても恒常的に同一です。
- Call Sign
- 船舶の無線電話用の識別符号。特に音声通話で使われ、MMSI とともに無線交信の識別に用いられます。
- SART
- Search and Rescue Transponder の略。救難信号転送機で、レーダー上に点滅する信号とともに位置情報を伝えます。
- VHF
- Very High Frequency の略。海上無線の主たる通信帯。DSC や AIS の伝送にも使われます。
- NMEA 0183
- 船上機器間の通信規格。AIS データや他の航海データの伝送に利用される。
- 9桁構成
- MMSI は9桁の番号。先頭3桁が国コード、残り6桁が船舶識別子で個体識別に用いられます。
- MMSI国コード
- MMSI の先頭3桁で国や地域を識別するコード。どの国の船なのかを素早く知る手がかりになります。
- 国・管轄当局
- MMSI の割当は国ごとの通信当局が担当します。例: 日本は海上保安庁、米国はFCC などが調整を行います。
- Coast Station
- 岸壁局(沿岸局)で、陸上からの通信を担当。MMSI を使った DSC 呼出や安全通信を提供します。
- AISメッセージタイプ
- AIS には複数のメッセージタイプがあり、位置報告(Type 1/2/3)、静的データ(Type 5)、AtoN(Type 27 など)等があります。
- AISポジション更新
- 船の現在位置・速度・航路情報を定期的に送信する機能。Class A は高頻度、Class B はやや低頻度です。
- AtoN (AIS) - AIS
- AIS を用いて灯台・航路標識などの航行支援情報を広報する機能。
- Group Call
- MMSI のグループ呼出機能。複数の船舶を同時に呼び出すことができます。
- Ship Type Code
- 船の種別(貨物船、タンカー、旅客船など)を識別するコード。MMSIやAISのデータに含まれることがあります。
- MMSI割り当てプロセス
- 新しい船舶へ MMSI を割り当てる手続き。国の通信当局へ申請し、登録・検証が行われます。
- MMSIとIMO番号の違い
- MMSI は無線通信での識別用、IMO番号は国際的船舶登録番号で恒久的な識別子。用途が異なります。



















