eq-5d-5l とは？初心者でもわかる健康指標の基本ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

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高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

eq-5d-5l とは

eq-5d-5l は健康関連の生活の質を測るための標準的な指標です。5つの次元と各次元の5つのレベルで構成され、病気があるときの生活の困りごとを言葉で表現しやすくする道具です。

医療の現場だけでなく研究の場日常生活の状態を記録する場面でも広く使われます。eq-5d-5l によって得られるデータは単なる数値ではなく全体的な生活の質の変化を示します。

5つの次元と5つのレベル

次元は次の5つです 1から5の5段階で答えます 1が最も良い状態 5が最も悪い状態を示します

次元	説明
移動	移動に関する問題の有無
自己管理	自分の世話を自分で行えるか
日常生活	日常の活動にどの程度影響があるか
痛み不快感	痛みや不快感の程度
不安抑うつ	心の状態や不安感の程度

回答方法はとてもシンプルです各次元について自分が感じている状態を 1 から 5 のレベルの中から1つ選びます 1 は良い状態 5 は大きく困っている状態を意味します

たとえばある人の答えが移動2 自己管理1 日常生活1 痛み不快感2 不安抑うつ3 だったとしますこの組み合わせが全体の健康状態にどうつながるかを専門家は計算で数値化しますこれが 健康関連の生活の質の指標となります

eq-5d-5l の結果はしばしば 0 から 1 の範囲に変換されます 0 に近いほど生活の質が低いことを示し 1 に近いほど良い状態を示しますただし地域や研究の設計によっては0を下回る値が使われることもあります重要なのはこの指標が個々の診断とは別に全体の健康状態を比較するための共通の土台になるという点です

使い方のコツとしては 自分の状態を正直に 記録することと 変化を追跡する ことが挙げられます短期間の診療の前後や治療開始前後での変化を追うのに特に役立ちます

この指標を使う際の注意点としては病名や診断の代替にはならない点がありますまた質問の解釈は人それぞれなので結果を医師やカウンセラーと一緒に見るのが望ましいです

eq-5d-5lの同意語

EuroQol-5D-5L: 正式英語表記。世界的に使われる健康関連の生活の質を5段階で評価する質問票。5つの領域を自己申告で評価します（移動、セルフケア、日常生活動作、痛み/不快感、不安・抑うつ）。各領域の回答は1～5のスケールで、総合的な健康状態の指標として用いられます。
EuroQol 5D-5L: スペース入りの英語表記。EUROQOL-5D-5Lと同じ意味・用途の表記バリエーションです。
EQ-5D-5L質問票: 日本語表現の名称。5つの領域を5段階で自己評価する健康関連のQOL測定ツールで、医療・研究の現場で広く使われます。
EQ-5D-5L尺度: 指標・測定尺度としての呼び名。個人の健康状態を総合的に評価するためのツールとして機能します。
EQ-5D-5L版: 5レベル版のEQ-5D。3レベル版（3L）に比べて分解能が高く、細かな差を捉えやすくなっています。
5レベルのEQ-5D: 5段階評価のEQ-5D。各領域を1〜5（または0〜4）のスケールで回答します。5L版の特徴は分解能の向上です。
EQ5D-5L: 表記ゆれ。ハイフンなしの表記。意味はEQ-5D-5Lと同じです。
EuroQol 5D-5L日本語表記: 海外論文の和訳・説明で使われる表現。実務的には「EQ-5D-5L」と併記されることが多いです。
健康関連QOL指標 EQ-5D-5L: 健康関連の生活の質を総合的に評価する指標。5つの領域を5段階で自己評価します。

eq-5d-5lの対義語・反対語

歩行機能が良好: 移動に関する問題がなく、歩行が自由にできる状態
歩行機能が著しく低下: 歩行に大きな問題があり、移動が困難または不可能な状態
セルフケアが自立している: 食事・入浴・着替えなどを自分で行え、介助が不要な状態
セルフケアが困難: 日常の身の回りのケアを自分で行えず、介助が必要な状態
日常活動に制限なし: 家事・仕事・趣味など日常の活動を自由にこなせる状態
日常活動に制限がある: 通常の活動が制限され、支援や介護が必要な状態
痛み・不快感がない: 痛みや不快感を感じない状態
痛み・不快感がある: 痛みや不快感を感じる状態
不安・抑うつがない: 不安や抑うつの症状がない状態
不安・抑うつがある: 不安や抑うつの症状がある状態
総合健康状態が良好: 全体的な健康状態が良く、日常生活に大きな支障がない状態
総合健康状態が悪化: 全体的な健康状態が悪化し、日常生活に支障が生じる状態

eq-5d-5lの共起語

EQ-5D-5L: 健康関連の生活の質を評価する標準化質問票の第5版。5つの領域（移動、自立、日常生活、痛み/不快、不安/抑うつ）を、それぞれ5段階で回答します。
EuroQol: EQ-5Dを開発・普及した欧州の研究機関およびブランド名の総称。
EuroQol Group: EQ-5Dの開発と検証に関わる研究グループ。
Quality of Life (QoL): 生活の質の総称。健康だけでなく幸福感や満足度を含む概念です。
Health-Related Quality of Life (HRQoL): 疾病や治療が日常生活の質に与える影響を評価する指標。
Descriptive System: EQ-5D-5Lの5領域と各領域のレベルを記述する設計要素。
Five Dimensions: 移動、Self-care、Usual Activities、Pain/Discomfort、Anxiety/Depressionの5領域。
Mobility: 移動能力・体の自由度。
Self-care: 日常生活の世話を自分で行える程度。
Usual Activities: 普段の活動がどれくらい通常通り行えるか。
Pain/Discomfort: 痛みや不快感の程度。
Anxiety/Depression: 不安感・抑うつ状態の有無と程度。
EQ-VAS: 健康全体を0〜100の視覚的アナログスケールで自己評価する項目。
Visual Analog Scale: 視覚アナログ尺度（VAS）そのものの名称。
Value Set: 各健康状態に対して割り当てられる価値（ユーティリティ）を集めた集合。
Tariff: 国ごとに設定される価値セットの別名。
UK Tariff: 英国で用いられるEQ-5Dの価値セット。
Dutch Tariff: オランダで用いられるEQ-5Dの価値セット。
German Tariff: ドイツで用いられるEQ-5Dの価値セット。
Preference-based measure: 嗜好ベースの測定。健康状態の好みを反映します。
Utility value: 健康状態に対応するユーティリティ値（0〜1の範囲が一般的）。
Utility weights: 各健康状態の相対的価値を示す重み。
Health state: 5領域の組み合わせで表される特定の健康状態。
Health state utility: 特定の健康状態に対応するユーティリティ値。
QALY: Quality-Adjusted Life Year。寿命の長さと生活の質を統合した指標。
Cost-Utility Analysis: 費用対効果分析の一種で、QALYを用いて評価します。
HTA: Health Technology Assessment。医療技術の有効性と費用を総合的に評価。
Health Economics: 医療経済学。医療資源の最適配分を研究します。
Time Trade-Off: 時間トレードオフ法。生存年数と品質のトレードオフを用いて価値を測定します。
Cross-cultural adaptation: 異文化適応。翻訳だけでなく現地文化へ適合させ妥当性を検証します。
Translation: 翻訳。言語を他言語へ置換します。
Validation: 妥当性・信頼性の検証。
Reliability: 再現性・一貫性の指標。
Responsiveness: 治療の効果や変化を感知する能力。
PROM: Patient-Reported Outcome Measureの略。患者が報告するアウトカム。
Patient-Reported Outcome: 患者が自己報告する健康情報。
Mapping: 他の指標からEQ-5D-5Lへ換算する方法・プロセス。
Population norms: 人口基準値。集団基準の標準値。
Data collection: データ収集。質問票回答の収集作業。
Clinical Trials: 臨床試験。治療効果を検証する研究。
Generic instrument: 汎用的に用いられる健康状態測定ツール。

eq-5d-5lの関連用語

EQ-5D-5L: 健康関連のQuality of Lifeを評価する標準的な自己報告式質問票。5つの次元（モビリティ、セルフケア、日常生活、痛み/不快感、不安/抑うつ）を、それぞれ5段階で自己評価します。最高の健康状態は11111、最悪は55555です。
EQ-5D-3L: EQ-5Dの旧バージョン。5つの次元を3段階で回答し、簡便さが特徴ですが詳細さは5L版より劣ります。
EuroQol Group: EQ-5Dを開発・普及させた国際的研究グループ。
HRQoL: Health-Related Quality of Life（健康関連の生活の質）の略。病気や治療が日常生活に与える影響を測る指標。
QALY: Quality-Adjusted Life Yearの略。寿命の長さと生活の質を合成した総合的な健康価値の指標。
ユーティリティ値: 健康状態に対する嗜好を反映した数値。通常0（死亡）から1（完全健康）程度、国の値集合で決まります。
値集合: Value Set。特定の国・地域の一般住民の嗜好を基に健康状態にスコアを割り当てる基準。
国別値集合: UK値集合、日本値集合など、国ごとに異なる嗜好を反映した値集合体系。
日本版値集合: 日本人の嗜好を反映したEQ-5D-5Lの値集合。日本の政策・医療評価で用いられます。
英国版値集合: 英国で用いられるEQ-5D-5Lの値集合。
EQ-VAS: Visual Analog Scale。0から100までの自己評価スケールで全体の健康状態を直観的に評価します。
クロスウォーク: 3Lから5Lへ移行する際の値の対応づけ。古いデータを新しい5Lへ適用する際に用います。
Descriptive System: 記述系。5つの次元と各次元の5段階の組み合わせを健康状態コードへ変換する仕組み。
健康状態コード: 次元ごとのレベルを並べたコード（例: 11111）は最良、55555は最悪の健康状態を表します。
モビリティ: 移動能力の状態。歩行、車椅子の使用、段差の有無などを含みます。
セルフケア: 自己の清潔・身の回りの世話がどの程度自分で可能かを示します。
日常生活動作: 日常的な活動（家事、買い物、料理など）の制約度を表します。
痛み/不快感: 痛みや不快感の有無・程度。
不安/抑うつ: 不安感や抑うつ状態の有無・程度。
信頼性: 測定結果が再現性・一貫性を保つ程度。
妥当性: 測定が想定する健康状態を正しく反映しているかどうか。
翻訳と文化適応: 多言語・多文化環境で正確かつ適切に適用できるよう翻訳と文化適応を行うプロセス。
PROM: Patient-Reported Outcome Measureの略。患者自身が報告するアウトカムを指します。
HTA: Health Technology Assessment。医療技術の採用判断に用いられる評価プロセス。
跨文化比較: 異なる言語・文化圏間での比較可能性を検討する際の留意点。
人口基準値: 人口集団の平均的なスコア。比較・解釈の基準として参照されます。