ip54とは？IP54の意味と使い方を初心者にも分かる解説共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

ip54とは？基本をわかりやすく解説

IPコードは機器がどれくらい外部の侵入に耐えられるかを示す記号です。IP は Ingress Protection の略で、後ろの 2桁が防護レベルを表します。

ip54 は第一桁が 5 で固体粒子の侵入に対して「ある程度の防護」があることを示し、第二桁が 4 で液体の侵入に対して「あらゆる方向からの飛沫に耐える」という意味です。

IPコードの読み方

IPコードは通常 IP に続く 2桁がセットで表示されます。第一桁は固体粒子の侵入を、第二桁は液体の侵入を防ぐ力を示します。

ip54 の実用的な意味

家庭用の家電や照明器具ベランダ用のライトなどで ip54 と表示されることがあります。完全防水ではないので長時間水没には耐えません。

粉塵が少ない室内用の機器にも ip54 は適していますが、粉塵の多い場所や水に長時間さらされる場所では、より高い等級を選ぶのが安全です。

実生活での使用例

ベランダの照明や屋外の機器

キッチン周りの防滴性が必要な家電

浴室近くで使うが水没は避けたい場合の製品

注意点とよくある質問

IP54 は粉塵が全く入らないわけではありません。粉塵が入っても機能に支障が出にくい程度を意味します。

完全防水を求める場合は IP66 以上や IP68 以上の製品を選ぶべきです。

比較表

<th>IPの桁

意味
第一桁	固体粒子の侵入防護
第二桁	液体の侵入防護
54	固体の侵入をある程度許容、液体は飛沫に耐える

まとめ

ip54 は身の回りでよく見る防護等級の一つです。完全防水ではない点を理解し、用途に合わせて必要な防護レベルを選ぶと安心です。

ip54の同意語

IP54: IPコードの54等級。第一桁の5は粉塵の侵入を防ぐ防塵性能を意味し、第二桁の4は水の飛沫に対する耐性を意味します。粉塵の侵入は制限され、あらゆる方向からの水の飛沫にも一定の防護を提供します。
IPコード54: IPコードの54等級。IPのコード表記で、粉塵防護5と防水4を組み合わせた規格を指します。
IP54規格: IP54として定義される防塵・防滴規格。第一桁が5、第二桁が4で、粉塵の侵入と水の飛沫に対する防護基準を示します。
防塵防水等級5-4: 第一数字の5は粉塵の侵入を限定して機能を守る、第二数字の4は水の飛沫に耐えることを意味します。総合的には粉塵の影響を受けにくく、水の飛沫にも耐える防護性能を示します。
防塵防滴等級IP54: IP54を指す別表現。粉塵の侵入を最小限に抑え、水の飛沫に対して耐性を持つ防護性能を意味します。
IP防塵防水等級: IP規格に基づく防塵と防水の等級を指す表現。IP54はこの中の一つの組み合わせです。
IP54レーティング: 英語の rating を日本語で表現した言い方。IP54の防塵・防水性能を示します。
IP54の耐塵耐水性能: 粉塵耐性と水の飛沫耐性を合わせ持つ性能を指す表現。実際の性能は使用条件で変わります。
Ingress Protection 54: 英語表記。IP54は国際規格の防塵・防水等級の一つで、粉塵侵入の抑制と水の飛沫耐性を示します。

ip54の対義語・反対語

IP00: 粉塵・水の防護が全くない最も低い等級。粉塵の侵入と水の浸入を防ぐ機能がない状態をイメージします。
粉塵防護なし: 粉塵の侵入を防ぐ機能がない状態。IP第一桁0相当のイメージです。
水防護なし: 水の侵入を防ぐ機能がない状態。IP第二桁0相当のイメージです。
粉塵侵入を許容する設計: 粉塵の侵入を阻止しない、侵入が前提の設計思想。
水浸入を許容する設計: 水の侵入を阻止しない、浸水が前提の設計思想。
粉塵・水の両方に対する防護がない設計: 粉塵・水の両方に対する防護がない、最も低い防護レベルを想定した設計思想。

ip54の共起語

IPコード: 機器の防塵・防水性能を表す等級の呼称で、IP54なら粉塵の侵入を限定的に許容し、水の飛沫を防ぐ防水性を示します。
IP規格: IPコードそのものを指す用語で、製品仕様やカタログでよく使われます。
IEC 60529: 防塵・防水性能の試験基準となる国際規格。IPコードの裏付けとなる公的基準です。
IPX/IPXX: IPコードの表記形式の一部。Xは防塵・防水のいずれかを未評価であることを示します（例: IP54のように使われることはほとんどありませんが、表記理解の要素として知っておくと良いです）。
防塵: 粉塵の侵入を抑える機能のこと。IP54では粉塵の侵入を限定的に許容します。
防塵等級: 粉塵の侵入具合を表す評価レベルのこと。IPコードの前半がこの指標にあたります。
粉塵: 細かな粉末の総称。機器内部へ侵入させないよう設計されます。
防水等級: 水の侵入を抑える能力を示す等級。IP54では水の飛沫から保護します。
防水: 水の侵入を防ぐ機能全般を指します。
水しぶき: 水が飛沫状にかかる状態を指す表現。IP54はこれに耐える仕様です。
水の飛沫: 水が飛沫として機器表面にかかる状況に対しての防護性を示します。
耐水性: 水に対する耐性の総称。IP54は一定の耐水性を意味します。
耐塵性: 粉塵に対する耐性を示す性質。IP54の前段階の防塵保護に関係します。
粉塵試験: 粉塵の侵入を評価する公式な試験。IP54の粉塵保護の適合性を検証します。
水滴試験: 水滴が機器内部へ侵入しにくいかを検証する試験。IP54の水の飛沫耐性を確認します。
防塵防水設計: 粉塵と水の侵入を同時に抑える設計思想。IP54が求められる製品でよく使われます。
ケース/防水ケース: 内部機器を外部環境から守る外装ケース。防水ケースはIP54以上の保護を提供することがあります。
ガスケット/パッキン/シール: 隙間からの水・粉塵侵入を防ぐ密閉材料の総称。
侵入防止: 粉塵・水の内部侵入を抑える設計方針全般を指します。
侵入試験: 粉塵・水の侵入を評価する公式試験。IP規格への適合性を確認します。
データシート/仕様書: 製品の防塵防水仕様を公式に記載した文書。IP54の説明が含まれます。
適合/準拠: IEC 60529やIPコードへの適合を示す表示・記載。

ip54の関連用語

IPコード: IPコード（Ingress Protectionコード）は、機器の外部からの固形物の侵入と水の侵入を示す国際規格です。前半の数字が固形物の防護レベル、後半の数字が水の防護レベルを表します。
IP54: IPコードの一種で、第一数字の5は粉塵の侵入をほぼ防ぐが完全防塵ではないこと、第二数字の4は水の飛沫や噴霧に対して保護されることを意味します。水没には耐えません。
第一数字（防塵）: IPコードの前半の数字で、粉塵の侵入に対する防護の程度を示します。0〜6の範囲で、6が粉塵完全防護を意味します。
第二数字（防水）: IPコードの後半の数字で、水の侵入に対する防護の程度を示します。0〜8の範囲で、8は長時間水没耐性を意味します。
防塵等級: 粉塵の侵入から機器を守る程度を示す等級。数字が大きいほど防塵性能が高く、6は粉塵完全防護を意味します。
防水等級: 水の侵入から機器を守る程度を示す等級。数字が大きいほど水に対する耐性が高く、8は長時間の水没耐性を示すことが多いです。
IEC 60529: IPコードを定義する国際規格です。
Ingress Protection: IPはIngress Protectionの略。固形物と水の侵入から機器を守る等級を表します。
IPX: Xは粉塵評価を省略することを意味します。例: IPX4は水の防護のみを示すが粉塵評価は未指定です。
IP5X: 第一数字が5、第二数字がXの場合の表現。粉塵に対する保護はあるが水の評価は未指定です。
IP6X: 第一数字が6、第二数字がXまたは未指定の場合。粉塵完全防護を意味します（dust-tight）。
水飛沫試験: 防水等級の判定で用いられる、水の飛沫や噴霧を機器に当てて侵入を評価する試験です。
浸水試験: 水中に一定条件で浸したときの耐性を評価する試験。IP水没関連の評価を含みます。
NEMAとの比較: NEMAは米国で使われる防護規格で、IPコードとは異なる評価体系です。目的は似ていますが試験条件や表示方法が異なります。
読み方: IPコードの読み方は、IPを『アイピー』と読み、続く2桁をそれぞれ読みます。例: IP54は『アイピー・ファイブ・フォー』と読むことが多いです。
用途: IP54は粉塵の侵入をある程度防ぎつつ水の飛沫・噴霧に耐える用途に適しています。水没を想定する用途には不向きです。
適用例: 室内のセンサー、屋外の照明の一部、屋内外を問わず雨風の影響を受ける位置に設置する機器など。
限界: IP54は完全防塵・長時間の水没耐性ではありません。塵埃の多い環境や水没が想定される用途では上位のIP等級が推奨されます。