pppoeとは?初心者が知るべき基礎と設定のコツ共起語・同意語・対義語も併せて解説!

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pppoeとは?初心者が知るべき基礎と設定のコツ共起語・同意語・対義語も併せて解説!
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高岡智則

年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)


pppoeとは?この言葉の意味と成り立ち

まずは、pppoeという用語の意味を正しく知ることから始めましょう。pppoeは「Point-to-Point Protocol over Ethernet」の略で、Ethernet ケーブルを使って家庭やオフィスのネットワークとISPのサーバーをつなぐ接続方式を指します。ここで重要なのは、従来の「単純な回線接続」ではなく、認証とセッション管理を組み込んだ仕組みである点です。これにより、あなたが契約している回線をISPが識別し、適切な接続が確立されます。

PPPoEの仕組みと役割

PPPoEは、Ethernet上でPPPの機能を動かすための規格です。具体的には、インターネット接続を開始する時に ユーザー名とパスワード が ISP 側に送られ、認証が通ればセッションが作成されます。セッションが確立されると、データはこの仮想的な「トンネル」を通じて行き来します。家庭用のルーターやモデムがこれを行うため、私たちは特別な機器設定を行うだけで済むことが多いです。

実際の設定手順(家庭用ルータ編)

手順内容
1ISPから提供された PPPoE のユーザー名パスワード を準備します。
2自宅のルーターの管理画面にアクセスします(多くは 192.168.0.1 などのアドレス)。
3接続設定で PPPoE を選択し、ユーザー名パスワード を入力します。
4設定を保存してルーターを再起動します。これで接続が自動的に確立されるはずです。
5パソコンやスマートフォンを使ってインターネットに接続できるか確認します。

設定がうまくいかない場合は、機器の再起動配線の見直しパスワードの再入力、そして最終的には ISP のサポートに問い合わせてください。PPPoEの設定は難しく見えるかもしれませんが、実際には画面の指示に従って進めるだけで基本は完了します。機器によっては「自動設定」や「スマート設定」と呼ばれる機能があり、これを使えばより簡単に設定が完了します。

pppoeとよくあるトラブル

認証エラー:ユーザー名またはパスワードの入力ミス、または契約情報の不一致が原因です。再確認をしましょう。
接続が切れる:通信の安定性が原因のことが多いです。ルーターのファームウェアを最新にする、回線の品質を確認する、ブロードバンドモードを変更する場合もあります。
回線が全くつながらない:物理的な接続(ケーブルの断線、LANケーブルの差し替え、モデムの電源)を確認します。場合によっては機器の初期化が必要です。

なぜpppoeが今でも使われるのか

現在でも多くの DSL 回線や一部の光回線で PPPoE が使われています。理由はシンプルで、ISPが顧客の認証と課金管理を安定して行えるためです。特に日本の通信事業者の多くは長年この方式を採用しており、ルーターの設定が標準化されている点も魅力です。

まとめと注意点

pppoeは、Ethernet回線の上で認証付きのネットワーク接続を実現する仕組みです。設定は家庭用ルーターの画面から行い、ユーザー名とパスワードを入力するだけでかなりのケースで接続が確立します。もし設定で困ったら、ISP の提供資料を再確認するか、サポートに連絡してください。


pppoeの関連サジェスト解説

pppoe とは ネットワーク
pppoe とは ネットワークの用語で、家庭や学校などの回線に接続する際に使われる接続方法の一つです。PPPoEはPoint-to-Point Protocol over Ethernetの略で、イーサネットの上でPPPという古い通信ルールを動かして、ユーザーの認証と接続の開始を行います。従来のただつなぐだけの接続と違い、契約時に提供される「ユーザー名」と「パスワード」を使って ISP に本人確認を行い、その認証が通って初めてインターネットが使えるようになります。契約情報を正しく入力しないと接続できません。PPPoEは特に光回線や一部のDSLサービスで広く使われており、モデムやルータの設定画面で「PPPoE接続」などと表示されることが多いです。設定の流れは大きく次の3つです。まず回線終端装置と機器をつなぎ、次にルータの設定画面で「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。最後に接続を開始するとISPからIPアドレスが割り当てられ、インターネットにアクセスできるようになります。日常の使い方としては、Wi-Fiや有線で複数のデバイスを同時にオンラインにする際、PPPoE は認証情報を一度入力すれば長時間安定して接続を保つことが多いです。ただし、プロバイダの契約情報を変更したり、パスワードを忘れた場合は設定を見直す必要があります。初心者にはやや難しく感じるかもしれませんが、基本的には「ユーザー名とパスワードを入力して接続を開始する」という点だけを覚えれば大丈夫です。
pppoe とは わかりやすく
pppoe とは わかりやすく:初心者向けの設定と仕組み解説pppoe はインターネットに接続するための技術の一つです。正式には Point-to-Point Protocol over Ethernet という名前で、Ethernet のケーブルを使ってあなたのパソコンやルーターと ISP の間に直接つなぐ仕組みを作ります。難しそうですが、ポイントは三つです。まず、pppoe には認証が必要です。ISP はあなたのアカウント情報としてユーザー名とパスワードを持っており、それを使って回線を自分のものとして認証します。認証が成功すると、接続は契約に沿って動き始めます。次に、pppoe は通常ルーターやモデムの設定で使われます。家の中の機器は、pppoe のユーザー名とパスワードを入力してログインします。ログインがうまくいけば、ISP からインターネットへ通じる道が開き、ウェブページを見たり動画を見たりできるようになります。スマホやPCを直接モデムにつないでも、設定次第で同じ動作をしますが、多くの場合はルーターを使って家中の機器をまとめて接続します。最後に、pppoe の接続設定は回線の種類によって異なることがあります。DSL や光回線の一部では pp poe が使われ、他の回線では DHCP や 静的 IP など別の方法を使います。設定がわからない場合は契約している ISP の案内や公式サポートを見てください。一般的にはユーザー名とパスワードをルーターの設定画面に入力するだけで接続が始まることが多いです。このように、pppoe はインターネットのログインの役割を果たし、ユーザー認証と通信の確立をセットで行います。理解が進むと、接続のトラブル時にも原因を探す手がかりになります。
pppoe とは ドコモ
pppoe とは ドコモ光 の意味や仕組みを、中学生にも分かる言葉で解説します。pppoe は「Point-to-Point Protocol over Ethernet」の略で、Ethernetの網の上で、利用者と回線の間を結ぶ認証の仕組みです。家庭のインターネットでは、光回線の終端装置(ONU)と家庭用のルーターの間でこの認証を行い、初めてインターネットにつながります。ドコモ光は、日本で広く使われている光ファイバー回線サービスのひとつで、OCNなどのプロバイダとセットで提供されます。DoCoMoが提供する回線を自宅で使うときは、ルーターの設定を PPPoE にして、契約時にもらう「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。設定の手順は次のとおりです。まず ONU(光回線終端装置)とルーターを LAN ケーブルでつなぎます。次に、ルーターの管理画面を開き、接続タイプを PPPoE に設定します。表示される欄に契約時のユーザー名とパスワードを入力します。場合によっては「サービス名」や「接続名」の欄が出ることがありますが、空欄でOKなことが多いです。設定を保存してルーターを再起動すると、インターネットに接続されるはずです。IPv6 を使いたい場合は「IPv6 を有効」にしておくと、スマホやPCの通信が快適になることがあります。もし接続できないときは、まずケーブルの接続が正しいか、電源が入っているかを確認します。ユーザー名とパスワードを間違っていないかも再確認してください。それでもダメなら、契約情報が最新かどうか、あるいはONU や ルーターの機種により設定が少し異なることがあるので、DoCoMo のサポートや OC N の案内ページを参照してください。
pppoe とは プロトコル
pppoe とは プロトコルです。インターネットを家庭で使うとき、機器とISPのネットワークをつなぐ仕組みが必要になります。よく出てくる用語が PPPoE です。PPPoE は「PPPをEthernetの上で動かす仕組み」という意味で、私たちが普段使うLANケーブルと同じ Ethernet の枠の中で PPP の仕組みを動かします。これにより ISP は契約している人ごとに認証情報を確認し、接続を作ることができます。要するに、PPPoE はインターネットへの入口を安全に開くための「ルールのセット」と考えるとわかりやすいです。PPP は元々電話回線で使われていた認証と接続の仕組みで、PPPoE はそれをEthernetという現代的な通信路の上で使えるようにしたものです。PPPoE の基本的な仕組みは大きく二つの段階に分かれます。まずは Discovery と呼ばれる段階で、あなたのルーターがISPの PPPoE サーバーを見つけ出します。次に Session の段階で、契約時に渡されるユーザー名とパスワードを使って認証を行い、認証が通るとインターネットとあなたの機器の間に PPPoE セッションが作られます。ここからはデータの送受信が普通のインターネットと同じように始まります。設定の面では、家庭のルーターの WAN 設定で接続方式を「PPPoE」または「PPPoe」などと選び、ISPから渡されたユーザー名とパスワードを入力します。プロバイダによっては VLAN の設定が必要になることもあり、その場合は設定画面の別の欄に番号を入れます。MTU の推奨値は 1492 バイト程度です。設定後はルーターを再起動すると反映されやすく、インターネットが繋がるかどうかをチェックします。PPPoE の利点として、各家庭の接続を個別に認証できる点が挙げられます。複数の機器を使っても安定して接続でき、セキュリティの観点でも安心感があります。一方で、接続の初期化に少し時間がかかることや、設定を間違えると接続できなくなるトラブルが起きやすい点には注意が必要です。原因を特定するには、 credentials の確認やケーブルの接続状態、ルーターの再起動、ログの確認といった基本的な点を順番にチェックします。PPPoE は現在の家庭用ネットワークで最も広く使われている方式の一つなので、使い方を抑えておくと困ったときにも役立ちます。最後に、 ISP から提供される情報を大切にメモしておき、必要な項目を正確に入力することが大切です。
pppoe とは ipv6
pppoe とは ethernet上で使われる通信の仕組みの一つで、ISPに接続する際によく使われます。PPPoEはPoint-to-Point Protocol over Ethernetの略で、あなたの端末とISPの間を仮想的な直結のように作る仕組みです。家庭用の回線では、モデムやルーターの設定画面でユーザー名とパスワードを入力して接続を認証するケースが多く、これがPPPoEの大切な部分です。\n\nIPv6とは、インターネットの新しい住所規格です。IPv4の約32ビットの住所枠が不足しはじめたため、住所が非常に多く割り当てられるIPv6が作られました。IPv6はアドレスだけでなく、セキュリティ強化やルーティングの効率化といったメリットも持っています。現代の家庭用ネットワークでは、IPv4とIPv6の両方を使う「デュアルスタック」と呼ばれる運用が一般的です。\n\nPPPoeとIPv6の関係は、IPv6のデータをPPPoEのセッションの上で運ぶ形になることが多い、という点です。ISPによってはIPv6をPPPoE経由で提供するところがあり、別の方法(IPv6のみの接続やDS-Liteなど)を採用している場合もあります。\n\nPPPoEは通信のヘッダとして8バイトのPPPoEヘッダを追加します。IPv6のヘッダは40バイトあり、これらを合わせると実データの最大サイズ(MTU)に影響します。一般的な家庭用回線では、PPPoEの影響でMTUが約1492バイト程度になることが多く、データが大きいと分割されることがあります。このため、機器の設定でMTUを調整することがありますが、通常は自動設定のままで問題ない場合が多いです。\n\n自分の回線がIPv6に対応しているかを知るには、ルーターの管理画面を確認し、WAN側の接続状況にIPv6アドレスが表示されているかをみます。ウェブサイト test-ipv6.com などでIPv6接続が有効かを簡単にチェックできます。IPv6が使えない場合は、ISPの契約情報やサポートに問い合わせると良いです。\n\n家庭での設定のコツとしては、IPv6を自動取得(Automatic、DHCPv6、IPv6 Prefix Delegation など)にしておくと楽です。デュアルスタックの場合、IPv4とIPv6が同時に動作します。スマホやPCの設定でIPv6をオフにしないようにしておくと、動画配信やオンラインゲームでの接続が安定しやすいです。
ルーター pppoe とは
ルーター pppoe とは、ルーターとインターネットをつなぐときの認証方法のひとつです。PPPoEとはPoint-to-Point Protocol over Ethernetの略で、Ethernetの通信上で個人とISPをつなぐ認証付きの接続を作ります。自宅のインターネットは光回線やADSL、ケーブルなどの物理回線と、ルーターを経由して家の端末へ分配されます。そのときISPがあなたを識別するためのユーザー名とパスワードが必要になる場合があり、これをルーターに設定しておくと、パソコンやスマートフォンがWi-Fiで接続するたびにISPが認証を確認します。設定の流れはおおむね次のようになります。契約書や案内メールに書かれたPPPoEのユーザー名とパスワードを用意する。ルーターの管理画面に入り、WANまたはInternetの設定を開く。接続方式をPPPoEに選択し、ユーザー名とパスワードを入力して保存する。場合によってはサービス名の入力が任意であったり、MTUなどの細かな設定が必要になることがあります。設定を適用したらルーターを再起動し、接続テストを行います。正しく接続されれば、スマホやパソコンでウェブページが表示され、動画も読み込まれるようになります。なおISPによってはPPPoEを使わずDHCPや静的IPで接続する場合もあるため、契約先の公式案内を必ず確認してください。PPPoEを使う場合のセキュリティとしては、Wi-Fiのパスワードを強く設定すること、ルーターのファームウェアを最新に保つこと、不要な管理機能の無効化などが大切です。初めての設定でも、落ち着いて手順を追えば誰でも家庭のネットワークを安定させられます。
ipv4 pppoe とは
ipv4 pppoe とは、家庭のインターネット接続の仕組みの一つです。PPPoEは Point-to-Point Protocol over Ethernet の略で、家庭内のLANとプロバイダの回線を、Ethernetという配線の上で一つの仮想的な回線として結ぶ方法です。DSLや一部の光回線で使われており、接続を開始する際にはISPから渡される「ユーザー名」と「パスワード」が必要になることが多いです。これを認証すると、ISPからIPv4アドレスを含むネットワーク情報が割り当てられ、インターネットへ出られるようになります。仕組みとしては、家庭のルーターのWAN側がPPPoEセッションを確立し、PPPフレームをEthernetフレームに包んで送ることで通信を始めます。これによりIPv4アドレスが割り当てられ、家庭内の機器はルーターを通じてインターネットとつながります。多くの場合、家庭内の機器はNATという仕組みで1つの公開IPを複数の機器で共有します。なぜPPPoEが使われるかというと、ISPが接続を管理しやすく、回線の識別や課金を行いやすくするためです。設定方法は、ルーターのWAN設定をPPPoEにして、ISPから渡されたユーザー名とパスワードを入力します。IPv4だけを使うケースが多いですが、IPv6も併用されていることがあります。設定上のポイントとしては、MTUを1492などに調整することが推奨される場合があり、ISPによってはVLAN設定が必要なこともあります。接続に問題が起きた場合は、認証エラーや接続が落ちる現象を確認し、パスワードの再入力、ケーブルの点検、ルーターの再起動を試してみてください。以上が「ipv4 pppoe とは」の基本的な内容です。
バッファロー pppoe とは
バッファロー pppoe とは、家庭のインターネット接続で使われる一つの設定方法です。PPPoeは「Point-to-Point Protocol over Ethernet」の略で、LANケーブルを通じてISPに認証を行い、インターネットにつなぐ仕組みです。プロバイダから渡される「ユーザー名」と「パスワード」が必要になることが多く、毎回の接続ではこの情報をルーターに登録しておくと、パソコンやスマホは自動でインターネットにつながります。バッファローのルーターでPPPoEを使う時の基本は、ISPからの契約情報と機器の設定画面です。設定手順は概ね以下の通りです。1) ルーターとモデムを電源を入れて接続し、パソコンをLANケーブルでルーターに接続します。2) ブラウザでルーターの設定画面(多くは http://192.168.11.1 や http://192.168.0.1 など)にアクセスします。3) 管理者IDとパスワードでログインします。4) WAN設定を開き、接続方式を「PPPoE」または「PPPoE/PPPoA」として選択します。5) ユーザー名とパスワードを入力します。6) 保存・適用してルーターを再起動します。注意点として、MTUは通常1492に設定されることが多いです。機種によって設定画面の場所が少し違う場合があるので、マニュアルの「WAN設定」セクションを探してみてください。もし接続が安定しなかったりインターネットが出ない場合は、認証情報の再入力・ケーブルの確認・モデムの再起動を試みてください。場合によってはモデムの「ブリッジモード」化が必要になることもあります。これらを理解しておくと、トラブルにも落ち着いて対応できます。
ソフトバンク光 pppoe とは
ソフトバンク光 pppoe とは、 Ethernet を使ってインターネットに接続する時の認証方法の一つです。PPPoE は Point to Point Protocol over Ethernet の略で、利用者が契約したIDとパスワードを使って「この回線はあなたのものですよ」と認証します。ソフトバンク光の回線でもこの仕組みを使うことが多く、ルーターを通してインターネットに接続する場合は、WAN 設定を PPPoE にして認証情報を入力します。設定の基本は次のとおりです。1) ルーターや光回線終端機器の管理画面へ入る。2) WAN/Internet の接続タイプを PPPoE に変更する。3) ユーザー名とパスワードを契約時にもらった情報で入力する。4) サービス名は任意でOK。5) 保存して再起動するとインターネットに接続されます。公式の機器(SoftBankのルーター)を使っている場合は、これらの情報を自分で入力する必要がないことも多く、機器が自動で設定します。なお IPv6 対応は別の話題ですが、基本は IPv4 の PPPoE 認証を使ってネットに接続します。接続に困ったら、ケーブルの接続、電源、LED の状態を確認し、契約情報が最新か SoftBank に問い合わせましょう。

pppoeの同意語

PPPoE
Ethernet上でPPPを使うインターネット接続方式の略称。DSLなどの回線で、ユーザー名とパスワードを用いて認証し、PPPセッションを確立して通信します。
PPP over Ethernet
PPPoEの英語表記。Ethernet環境でPPPを使って接続を作る仕組みのこと。
Point-to-Point Protocol over Ethernet
正式名称。Ethernetを用いた点対点通信を実現するプロトコルのこと。
Ethernet上のPPP
イーサネット環境でPPPを用いる接続のこと。PPPoEと同義に使われる表現。
PPPoE接続
PPPoEを使って確立したインターネット接続のこと。認証情報の送信とセッション確立を経る点が特徴。
PPPoE方式
PPPoEを採用した接続の仕組み。家庭やオフィスのDSL回線などで用いられる。
PPPoEセッション
PPPoEの通信セッション。接続が確立してからデータの送受信が可能になる状態。
Ethernet PPP
英語圏で使われる呼び方。Ethernet上でPPPを用いる接続方式のこと。

pppoeの対義語・反対語

IPoE
PPPセッションを使わず、DHCP等でIPアドレスを取得する接続方式。PPPoEのセッション管理や認証を必要としない、よりシンプルな接続形態です。
DHCP方式
IPアドレスをDHCPサーバーから自動取得する接続方法。PPP認証は使わず、IP割り当ての仕組みが異なります。
静的IP
固定のIPアドレスを使用する設定。動的なPPPセッションとは異なり、アドレスが変更されません。
ブリッジモード
ルータ機能を無効にしてISPの機器と直接接続するモード。PPP認証の処理をルーターで行わず、モデム側で完結する構成になることがあります。
PPPoA
ATM網上でPPPを行う接続方式。PPPoeとは異なる伝送技術で、地域・回線によって選択されることがあります。

pppoeの共起語

PPPoE
Ethernet上で動く認証付きの接続方式。ISPとユーザーのアカウント情報を使い、セッションを確立してインターネットに接続する。
PPP
Point-to-Point Protocolの略。PPPoEの下位プロトコルで、リンクの確立・認証・データのカプセル化を担当します。
認証
接続を利用する前に本人確認を行う仕組み。PPPoEではユーザー名とパスワードの組み合わせで認証します。
ユーザー名
ISP契約時に提供される、PPPoE接続用の識別子。設定画面のユーザー名欄に入力します。
パスワード
ISP契約時に設定・発行される秘密のコード。セキュリティのため他人に共有しないことが重要です。
VLAN
PPPoEを使う回線でVLANタグが必要になることがあります。ISPごとに設定が異なることが多いです。
IPv4
IPv4アドレスの割り当て方式。PPPoE接続では動的に割り当てられることが多いです。
IPv6
IPv6アドレスの割り当て方式。デュアルスタック環境ではIPv6も使われます。
IPoE
PPPを使わずIPをEthernet上で直接割り当てる接続方式。新しい回線種別として普及しています。
MTU
最大伝送単位の略。PPPoEはオーバーヘッドがあるため、しばし1492バイト程度に設定することが多いです。
RFC2516
PPPoEの標準仕様を定義したRFC文書。PPPoEの動作の基本ルールを規定します。
セッション
ISPとのPPPoEセッション。認証後に仮想的な通信路が確立され、データ通信を行える状態になります
セッションID
PPPoEセッションを識別するID。セッションごとに割り当てられ、通信の追跡に使われます。
Keepalive
セッションを長く維持するための信号。回線がアイドル状態でも接続を維持します。
再接続
回線が切断した場合にもう一度接続を作る動作。自動再接続設定があることが多いです。
ルーター
家庭内ネットワークの中心機器。PPPoE設定はWAN側の設定として行います。
モデム
回線と接続する機器。PPPoEを使う場合はモデムの機能として認証を処理することがあります。
ONU/ONT
回線の終端装置。LAN側に接続してPPPoE設定を提供することが多いです。
ブリッジモード
ルーターを介さずに直接PPPoEセッションを外部ISPへ渡す設定。
NAT
家庭内機器を1つのグローバルIPで外部へ出すための変換機能。PPPoEではルーターがNATを行うことが多いです。
DNS設定
ドメイン名をIPアドレスに変換する設定。PPPoE接続後、LAN機器のDNSを設定します。
DHCP
LAN側のデバイスにIPアドレスを自動で割り当てる仕組み。PPPoEとは別の設定ですが共存します。
PAP
PPP認証の方法の一つ。平文でパスワードを送ることがあるためセキュリティに注意。
CHAP
PPP認証の方法の一つ。チャレンジ-レスポンス方式でより安全性が高い。
アカウント情報
ISP契約時に提供される接続情報の総称。ユーザー名・パスワードを含みます。
設定画面
ルーターやモデムの管理画面。PPPoEの設定項目を入力する場所です。
WAN設定
インターネット接続の設定領域。PPPoE認証情報、VLAN、MTUなどを設定します。

pppoeの関連用語

PPPoE
PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)は、イーサネット上で PPP の機能を用い、認証とセッション管理を行うプロトコル。DSLや光回線の接続で広く使われる。
PPP
PPP(Point-to-Point Protocol)は、二点間でのデータ転送・認証・圧縮を提供する基本的なリンク層プロトコルです。
Ethernet
Ethernetは家庭用LANなどで使われるデータリンク層の技術で、PPPoEはこの上で動作します。
MTU
MTU(最大転送単位)は、1回の転送で送れる最大データ量の上限。PPPoEでの実効MTUは通常1492バイト程度になるよう設定します(8バイトのPPPoEヘッダ分を差し引くため)。
MRU
MRU(最大受信単位)は受信時のデータ上限。MTUと同様に設定を意識します。
PPPoEディスカバリ
PPPoEの接続確立を行うための探索手順で、PADI、PADO、PADR、PADSの4つの段階を経てセッションを開始します。
PADI
PADIはクライアントからブロードキャストで送信される開始要求で、利用可能なACを探します。
PADO
PADOはアクセサ・コンセンサータ(AC)が応答するメッセージで、利用可能なACの情報を返します。
PADR
PADRはクライアントが特定のACに接続を要求するメッセージです。
PADS
PADSはACがセッション確立を承認し、セッションIDを返す段階です。
セッションID
PPPoEセッションIDはセッションの識別子で、セッションが確立した後に割り当てられます。
ユーザー名とパスワード
ISPのアカウント名とパスワードはPPPoE認証に使われ、接続を許可します。
認証方式
PPPではPAPやCHAPといった認証方式を用い、ユーザー名とパスワードの他に認証が行われます。
BRAS/Access Concentrator
ISP側の機器で、PPPoEセッションを集約しIPアドレスを割り当てる役割を担います。
PPPoEクライアント
自宅のルータやPCなど、PPPoEセッションを作成する側のソフトウェアや機器です。
PPPoEサーバ
ISP側のサーバで、PPPoEセッションの受付と管理、認証、IP割当を行います。
RFC2516
PPPoEの標準仕様を定義するIETFのRFC(RFC2516)です。
VLAN/802.1Q
802.1QのVLANタグを使ってネットワークを仮想分離し、PPPoEトラフィックを特定のVLAN上で運用することがあります。
PPPoA
PPPoAはATM上でPPPを実現する別の方式。DSLネットワークで使われることがあります。
IPoE
IPoEはDHCPなどでIPアドレスを取得する方式で、PPPoEの代替として使われることがあります。
NAT
NATは家庭用ルータが通常行う処理で、PPPoE自体はNATを行いませんが、PC/ルータの環境でNATを用いることが多いです。
動的IPアドレス
多くのPPPoE接続ではIPアドレスが動的に割り当てられ、接続ごとに変わることがあります。
ブリッジモード
PPPoEブリッジ/ブリッジモードは、モデム側でPPP認証を行い、ルータは透過的なブリッジとして機能します。
CPE
CPEはCustomer Premises Equipmentの略で、家庭側の機器(ルータ・モデム)を指します。
BRAS
Broadband Remote Access Serverの略。ISP側でPPPoEセッションを集約し、IPアドレスを割り当てる機器群です。

pppoeのおすすめ参考サイト


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