

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
marc21・とは?基本をつかもう
marc21 とは 図書館の蔵書情報を機械が読み取りやすい形で整理するための国際的な規格です。正式には MARC 21 と呼ばれ machine readable cataloging の頭文字を組み合わせた名称で、日本語では marc21 と表記されることも多いです。学校の図書室や公共の図書館、オンラインの蔵書データベースなど、さまざまな場面でこの規格が使われています。初心者が理解する第一歩は、「データをどのように伝えるか」という視点を持つことです。marc21 はデータの「種類」や「順番」を決めることで、世界中の違う図書システム同士でも情報を正しく共有できるように設計されています。
MARC 21 は単なる一覧表ではなく、レコードと呼ばれる情報のまとまりを作る仕組みです。1つのレコードには書誌情報が詰め込まれており、タイトルや著者、出版年、出版地などの情報を識別できるように整理されています。読み取り機やソフトウェアはこの規格に沿ってデータを解析し、検索結果として表示します。つまり marc21 を理解することは、図書館のデータがどう機械に理解され、どうユーザーに伝わるかを理解することにつながります。
以下では marc21 の構成要素と実務での使い方を、中学生にも分かる言葉で順を追って解説します。これを読むと、marc21 が「どういう目的で作られたのか」「どんな情報がどこに入るのか」がイメージしやすくなります。
marc21 の構成要素と読み方
marc21 のレコードは大きく分けて 制御フィールド、データフィールド、そして 固定長の Leader から成り立ちます。Leader はレコード全体の長さや規格の情報を含む固定長の部分です。Directory はデータフィールドそれぞれの位置と長さを示す目次のような役割を果たします。実際のメタデータは データフィールド に格納され、必要に応じて下位の サブフィールド に分けて情報を細かく区切ります。
| 説明 | |
|---|---|
| Leader | レコード全体の長さや規格情報を格納する固定長データ |
| Directory | 各データフィールドの位置と長さを示す目次のような部分 |
| データフィールド | 実際のメタデータが入る可変長の部分 |
| 制御フィールド | 001 〜 009 のような特定情報を格納する短い領域 |
データフィールドには タグ があり 例として 245 はタイトル情報、 100 は主著者情報などが使われます。サブフィールドには <span>$ 記号とコードが付き、$a はタイトルの主要部分、$c は責任表示(著者など)を表します。これにより同じタイトルでも著者が違えば別レコードとして扱われ、検索時の混乱を避けられます。
データの読み方のコツ
実務で marc21 に触れるときのコツは以下のとおりです。
- 制御フィールド はデータの性質を決める情報なので、まずここを確認する
- データフィールド は具体的な情報が入る場所、頻繁に使うのは 245 245 のようなタイトル系
- サブフィールド は複数の情報を1つのフィールド内で分けるための小さな箱
理解を深めるには実際のレコードの例を見て、245 の $a にはタイトル、$c には責任表示が入ることを確認してみると良いでしょう。以下の例は実在するものではなく、解説用の簡略化された形式です。
| データフィールド | 例 | 説明 |
|---|---|---|
| 245 | $a 例の図書名 $c 著者 | タイトルと責任表示を表す |
| 100 | $a 著者名 | 主要著者を指す |
marc21 の実務ではこのような形式を機械が理解できる形で保存し、検索時にはタイトルや著者名で素早く絞り込めるようにします。オンラインデータベースの検索結果も marc21 の規格に沿って表示されることが多く、利用者にとっては一貫した検索体験が得られます。
marc21 を使うと何が便利になるか
学校の図書室や公共図書館のデータベースでは marc21 が標準的に用いられています。これにより、異なる図書館の蔵書情報を統一的に管理でき、利用者は一つの検索で多様な蔵書を見つけられます。さらにデータ共有の場面でも marc21 は重要な役割を果たします。新しい蔵書情報を他の図書館と交換する際、複雑なデータの整形を省き、正確さと互換性を確保できるのです。
初めて marc21 を学ぶ人には、まずは「レコード全体の構造」を意識することが大切です。Leader から始まり Directory、データフィールド、サブフィールドへと階層的に情報が並ぶ様子をつかむと、後の学習がぐんと楽になります。
まとめとして marc21 は図書館のデータを効率よく共通化し、検索と共有を助けるための基盤技術です。中学生でも基本的な考え方を掴むことで、図書室の本がどのように整理され、どうやってあなたの欲しい情報へ導かれるのかを理解できます。
補足情報
もし興味があれば、実際の MARC 21 レコードの公開データを参照して、245 や 100 などのデータフィールドがどのように使われているかを観察してみると良いでしょう。学校の図書室のカタログで「タイトル」と「著者」を検索する際に、背後で marc21 の仕組みが動いていることを想像すると学習の楽しさが増します。
marc21の同意語
- MARC 21
- 図書館の書誌データ・所蔵データ・権威データなどを機械可読で表現する標準形式。MARC 21ファミリには bibliographic、holdings、authority などの形式が含まれ、世界中の図書館でデータ交換に使われます。
- MARC21
- MARC 21 の表記ゆれ。広く同じ標準を指す略記として使われます。
- MARC-21
- MARC 21 の別表記。表記の揺れを含む同義語。
- USMARC
- 米国で用いられてきた MARC 21 系列の名称。現在は MARC 21 ファミリの一部として広く使われる標準です。
- US MARC
- USMARC の表現ゆれ。米国版の MARC 形式を指す略語。
- CAN/MARC 21
- カナダで用いられる MARC 21 系列の標準。CAN/MARC 21 はカナダの図書館標準として使われる実装の一つです。
- UKMARC
- 英国の MARC 21 実装。英国の図書館が使うフォーマット規格です。
- UK MARC
- UKMARC の表現ゆれ。英国の MARC 21 実装を指します。
- 機械可読目録21
- MARC 21 の日本語表現。図書館の機械可読目録データの 21 版を指す言い換えです。
- 機械可読目録フォーマット21
- MARC 21 の日本語表現の別表現。フォーマット 21 という意味を含みます。
- マーク21
- MARC 21 のカタカナ表記。日常的には略称として使われることがあります。
- MARC 21フォーマット
- MARC 21 のデータ構造・フォーマット全般を指す表現。書誌・所蔵・権威データのフィールド・サブフィールドの規則を含む構造を指します。
- MARC 21形式
- MARC 21 の形式全体。データのレコード構造やフィールド、サブフィールドの規則を指します。
marc21の対義語・反対語
- 非MARC 21形式
- MARC 21以外のデータ形式・規格を指します。図書館の標準としてのMARC 21に対し、他の規格(例: Dublin Core、XML、JSONなど)や規格なしの状態を含みます。
- 手書き・紙ベースの蔵書目録
- 機械で処理できない、手書きや紙のカタログ。デジタル化・機械可読性の反対側のイメージです。
- 非機械可読データ
- 自動で機械が読み取れないデータ。人間は読めても、ソフトウェアが自動処理できません。
- 自由形式テキスト
- 構造化されていない長文の記述。項目が統一されず、機械的な抽出が難しい情報です。
- 非標準化データ(スキーマなし)
- 統一されたデータモデルや規格に沿っていないデータ。検索・統合が難しくなることがあります。
- 未デジタル化の資料
- デジタル化されていない紙資料や現物資料。機械可読化の対象にはなりにくいです。
- 他標準フォーマットとの対比(例: Dublin Core)
- MARC 21以外の標準フォーマットを指し、異なる構造や運用ルールを持つことを意味します。
- 人力中心の運用・手作業
- 自動化が少なく、主に人手でカタログ作成・更新を行う運用形態。機械化・標準化の反対イメージです。
- 非構造化データ
- データが固定の構造に沿って整理されておらず、列や項目が defined されていない情報。
marc21の共起語
- MARC 21
- 図書館の書誌情報を機械可読形式で表現する国際標準フォーマットの一つ。
- 書誌データ
- 著者・題名・出版情報など、資料の基本的な書誌情報を指す総称。
- 書誌レコード
- MARC 21で表現される、1件の資料分の書誌情報を格納するデータ集合。
- ISO 2709
- MARC 21のレコードを保存・伝送するための国際規格。レコード長や区切り文字などを定義。
- フィールド
- レコード内の情報を格納する基本単位。245・100などの代表例がある。
- タグ
- 各フィールドを識別する3桁の番号(例: 245, 100)。
- サブフィールド
- フィールド内の補足情報を格納する小さなデータ要素。$a・$b などのコードで区別。
- サブフィールドコード
- サブフィールドの識別子(例: a, b, c)。
- 指示子
- フィールドに付く1桁または2桁の値で、意味を追加する修飾情報。
- リーダー
- レコードの先頭にある固定長データ。全体長・構造種別などを示す。
- ディレクトリ
- フィールドの位置と長さを記録する領域。データの探索を速める。
- タイトル
- 作品の題名。主題の表記を示す中心的情報。
- 245
- タイトル情報を格納する代表的なフィールド。
- 著者名
- 資料の責任表示を示す著者名情報。
- 100
- 著者名を格納する主要フィールド(主著者の表示に用いられる)
- ISBN
- 国際標準図書番号。書籍を一意に識別する番号。
- 020
- ISBNを格納するフィールド。
- ISSN
- 国際標準逐次刊行物番号。連載物を識別。
- 022
- ISSNを格納するフィールド。
- 言語
- 資料の記述言語を示す情報。
- 041
- 言語コードを格納するフィールド。
- 出版情報
- 出版地・出版社・出版年など、刊行情報をまとめた情報。
- 260/264
- 出版情報を格納する代表的なフィールド。旧規格260、新規規格264。
- 出版地
- 出版地の表記を格納する部分。
- 出版年
- 出版年を表す情報。
- 分類法
- 図書館の分類体系とその番号。
- 050/090
- 分類番号を格納する主要フィールド。
- 主題語/件名
- 資料の主題語(件名)を表すエントリ。
- 650
- 主題語を格納する主なフィールド。
- 権威データ
- 著者名・団体名などの正式名を統一する権威データの集合。
- UNIMARC
- MARC 21と同様の目的を持つ別形式の MARC(UNIMARC)。
- 所蔵情報
- 資料の在庫・所在地などの所蔵情報。
marc21の関連用語
- MARC 21
- MARC 21 は図書館で書誌・所蔵・権威データを交換するための国際標準です。ISO 2709 という伝送形式を土台に、書誌データ、所蔵データ、権威データの3種類のフォーマットを提供します。
- MARC 21 書誌データ形式
- 書誌情報を表すフォーマットで、著者名・題名・刊行情報・主題などのデータをフィールドとサブフィールドで整理します。
- MARC 21 所蔵データ形式
- 蔵書の所在や利用状況を表すデータのフォーマットで、冊子がどこにあるかなどの情報を格納します。
- MARC 21 権威データ形式
- 著者名・団体名・主題名などの統一表記を管理するデータのフォーマットで、検索の一貫性を高めます。
- Leader(リーダー)
- レコード全体の属性を示す24桁の固定長情報で、長さ・データタイプ・文字コードなどを規定します。
- Directory(ディレクトリ)
- 各データフィールドの開始位置と長さを示す情報が並ぶ部分で、データの読み取りを効率化します。
- コントロールフィールド
- 固定長の特別なフィールドで、例として 001 コントロール番号/005 最終更新日時/008 固定長データなどが含まれます。
- データフィールド
- 可変長のフィールドで、タグ・二つの指示子・サブフィールド群から成り、実データを格納します。
- フィールドタグ
- フィールドを識別する3桁の番号(例 100 著者 245 タイトル など)。
- サブフィールド
- データをさらに細分化する小さなデータ要素。サブフィールドは $a $b のように表します。
- サブフィールドコード
- サブフィールドの識別子。例として $a は名称・題名を表し、$c は版次などを表すことがあります。
- ISO 2709
- MARC 21 の伝送・保存の基盤となる汎用的なデータ形式。レコードの区切りや長さ情報を規定します。
- MARCXML
- MARC 21 レコードを XML で表現する形式。Web でのデータ交換や検索に適しています。
- 固定長フィールド(008)
- 8 0 8 フィールドを含む固定長情報で、言語・国・刊行年・形態などを一括で規定します。
- ISBN(020)
- 書籍の国際標準識別子 ISBN を格納するフィールドです。
- ISSN(022)
- 雑誌など連続刊行物の識別子 ISSN を格納するフィールドです。
- その他の標準識別子(024)
- ISBN・ISSN 以外の識別子(例:DOI など)を格納します。
- LCCN(010)
- Library of Congress Control Number 国会図書館の統一番号を記録します。
- 主題(650)
- 書籍の主題語を表すフィールド。主題語で検索の絞り込みが容易になります。
- 著者関連フィールド(100/700)
- 著者名を記録するフィールド。100 は主要著者、700 は追加の著者・編者を表します。
- 連載名見出し(830)
- 連載物の見出し語を表すフィールドで、シリーズ名の整理に用います。
- ジャンル・形式(655)
- 作品のジャンルや形式を表すフィールドで、検索時の絞り込みに利用されます。
- Relator codes(関係語コード)
- 著者と役割の関係を示すコードのリスト。例 aut 著者 edt 編集者 ill イラストレータ などが含まれます。
- RDA / AACR2
- カタログ化規則。RDA は現代の標準規則、AACR2 は従来の規則です。
- FRBR / FRAD
- FRBR は資料の機能要件を整理する概念モデル、FRAD は権威データの機能要件を整理するモデルです。
- LCSH / NAF
- LCSH は Library of Congress Subject Headings 主題語の標準、NAF は Name Authority File 人名権威データベースです。



















