

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
rcparamsとは?初心者向け解説と設定の基本
はじめに、rcparams について知っておくと、グラフの見た目を自分の好みに合わせやすくなります。
rcparams は matplotlib のデフォルト設定を集めた「辞書のようなオブジェクト」です。ここで言うデフォルト設定とは、特に何も指定しなくても適用される見た目の設定のことです。たとえば図の大きさ、フォントの種類、軸のラベルの大きさなどが含まれます。rcparams は実は辞書のようにキーと値のペアで管理されており、'figure.figsize' や 'font.size' などの名前を使って設定を取り出したり更新したりします。
rcParams は matplotlib.rcParams というオブジェクトの一部です。このオブジェクトは 辞書型のような機能を持ち、キーを使って値を参照したり更新したりできます。変更は全体に影響しますので、使い方を間違えるとグラフの見た目が崩れることもあります。初心者のうちは、まず小さな設定から試してみましょう。
rcparams の使い方
基本的な使い方は次のとおりです。設定を変更してから図を作成すると、その図は新しい設定を反映します。
1) 初期設定を変えるとき: rcParams.update({'figure.figsize': (8,6), 'font.family': 'serif'}) のように一括で変更します。
2) 一時的に変更するとき: plt.rcParams.update({'figure.figsize': (6,4)}) のようにします。作成される図だけに影響します。
3) 個別の設定だけ変えるとき: rcParams['Figure.figsize'] = (8,6) のように指定します。細かい調整に向いています。
主な設定項目とその意味
| 設定名 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| figure.figsize | デフォルトの図の大きさ | (8,6) |
| figure.dpi | 図の解像度(ドット/インチ) | 100 |
| font.family | フォントの種類 | 'sans-serif' |
| axes.labelsize | 軸ラベルの文字サイズ | 12 |
| xtick.labelsize | X軸目盛の文字サイズ | 10 |
| ytick.labelsize | Y軸目盛の文字サイズ | 10 |
| savefig.dpi | 保存時の解像度 | 300 |
| lines.linewidth | 線の太さ | 1.5 |
注意点として、rcparams を変更するとその後作成するすべての図に影響します。特にチームで作業する場合は、変更箇所を共有メモとして残すか、個別のスクリプト内で完結させるのが良いです。
まとめとして、rcparams はグラフの見た目を揃えるための強力な道具です。使い方を覚えると、デザインの統一感が出て、プレゼン資料や研究ノートの品質も向上します。初めての人は figure.figsize や font.family などの基本項目から試してみましょう。
rcparamsの同意語
- rcparams
- Matplotlibのランタイム設定パラメータの集合。描画のデフォルト値を格納しており、実行時に適用される設定群です。
- rcParams
- 同上。Matplotlibの公式表記でよく使われる名称で、rcparamsと同義に扱われます。
- rc設定
- rc(ランタイム設定)に関する設定を指す言葉。Matplotlibの実行時設定のことを表します。
- rc設定群
- rc設定を複数集めたもの。複数のパラメータをまとめて扱うときに使われます。
- rcパラメータ
- rc(ランタイム設定)を構成する個別の設定項目。値と意味を1対1で持ちます。
- rcパラメータ群
- 複数のrcパラメータをまとめたコレクション。
- 設定パラメータ辞書
- 設定項目名をキー、値を値として格納する辞書形式のデータ構造。
- 設定辞書
- 設定情報を辞書形式で保持したもの。rcParamsの実体と同様の意味を含みます。
- ランタイム設定
- プログラム実行時に適用されるグローバルな設定。Matplotlibの動作を左右します。
- 実行時設定
- 実行中に適用される設定のこと。rcParamsを指す別名として使われます。
- グローバル設定
- 全体のデフォルトとして適用される設定。複数の描画やスタイルに影響します。
- デフォルト設定
- rcParamsが定義するデフォルト値の集まり。初期状態の動作を決めます。
- スタイル設定辞書
- 描画スタイルを管理する辞書形のデータ。フォント・色・線の太さなどのデフォルト値を含みます。
- 描画設定
- 描画に関する設定項目の総称。描画結果を左右するパラメータ群の総称です。
rcparamsの対義語・反対語
- 手動設定
- rcParams のグローバルな自動適用を使わず、個別のコードで値を設定すること。
- 個別設定
- 全体の rcParams ではなく、図やサブ図ごとに設定を上書きして適用すること。
- カスタム設定
- デフォルト値を自分好みに変更して、独自のスタイルを適用すること。
- ローカル設定
- グローバルな rcParams ではなく、局所的な領域(例: ある図・Axes)にのみ設定を適用すること。
- 直接指定
- スタイルをコード上で直接値として指定して描画すること。
- デフォルトを上書き
- rcParams の既定値を変更して、以後の描画に影響を及ぼすこと。
- rcParamsを介さない設定
- 描画スタイルを rcParams を経由せず、別手段で適用すること。
- 既定値の変更
- 既定値そのものを変更して、今後の描画のデフォルト挙動を変えること。
- 固定値の回避
- 動的・柔軟な設定を優先し、あらかじめ決まった固定値だけに頼らない運用をすること。
rcparamsの共起語
- matplotlib
- Pythonのデータ可視化ライブラリの総称。rcParamsはこのライブラリ全体の描画設定を管理する辞書です。
- pyplot
- Matplotlibの高水準描画API。rcParamsの設定はpyplotを使った図のデフォルト動作にも影響します。
- runtime configuration
- 実行時設定。rcParamsを通じて描画のデフォルト値や挙動を変更できます。
- default settings
- デフォルト設定。rcParamsに格納される各パラメータの初期値と、変更後の値を指します。
- figure.figsize
- 図のデフォルトサイズ(インチ単位)。例: (6.4, 4.8)。
- font.size
- フォントの基準サイズ。タイトル、ラベル、テキストの基本的な大きさに影響します。
- axes.labelsize
- X軸・Y軸のラベル文字サイズ。
- axes.titlesize
- グラフのタイトル文字サイズ。
- legend.fontsize
- 凡例の文字サイズ。
- savefig.dpi
- ファイル保存時の解像度(DPI)。
- figure.dpi
- 表示時の解像度(DPI)。
- dpi
- 解像度を表す一般的な用語。rcParams内で個別に設定します。
- grid
- グリッドの表示と見た目を制御する設定群。
- axes.grid
- 軸上のグリッド線を表示するかどうかの設定。
- lines.linewidth
- 線のデフォルトの太さ。
- patches.facecolor
- 図形の塗りつぶし色のデフォルト設定。
- axes.facecolor
- 描画領域の背景色。
- backend
- 描画バックエンド。例: Qt5Agg、TkAgg など、描画エンジンの選択に関する設定。
- style.use
- スタイルシートの適用。統一した見た目にするスタイルの切り替え。
- rcParams.update
- rcParamsの値を辞書で一括更新する方法。
- style.available
- 利用可能なスタイルの一覧。
- seaborn
- SeabornはrcParamsのデフォルトスタイルに影響を与える外部ライブラリで、併用されることが多いです。
rcparamsの関連用語
- rcParams
- Matplotlibのランタイム設定を格納する辞書型オブジェクト。デフォルトの描画設定やスタイルを一元管理します。
- matplotlibrc
- Matplotlibの設定ファイル(matplotlibrc)で、rcParamsの初期値を定義します。ユーザーやプロジェクトごとに配置できます。
- rcParamsDefault
- デフォルトのrcParams値を格納する定義。元の設定へリセットする際に参照します。
- mplstyle
- Matplotlibのスタイルシートファイル(.mplstyle)で、複数のrcParamsをまとめて切り替え可能です。
- plt.style.use
- 現在のrcParamsを指定したスタイルへ切り替える関数。'ggplot'や'seaborn-darkgrid'などのスタイルを適用します。
- rcParams.update
- rcParamsを辞書やキー/値で更新するメソッド。設定を動的に変更できます。
- rcParams.keys
- rcParamsに登録されている設定項目の一覧を取得します。
- figure.figsize
- デフォルトの図のサイズ(インチ単位)を設定します。
- figure.dpi
- 図のデフォルト解像度(1インチあたりのピクセル数)を設定します。
- savefig.dpi
- 図をファイルとして保存する際のDPIを設定します。
- font.family
- フォントの家族名(例: sans-serif, serif)を指定します。
- font.size
- デフォルトのフォントサイズを設定します。
- axes.grid
- 軸上のグリッド表示のデフォルト有無を切り替えます。
- axes.titlesize
- 軸タイトルのフォントサイズを設定します。
- axes.labelsize
- 軸ラベルのフォントサイズを設定します。
- legend.fontsize
- 凡例のフォントサイズを設定します。
- lines.linewidth
- 線のデフォルトの太さを設定します。
- xtick.labelsize
- X軸目盛りのフォントサイズを設定します。
- ytick.labelsize
- Y軸目盛りのフォントサイズを設定します。
- figure.facecolor
- 図全体の背景色を設定します。
- axes.facecolor
- 座標系の背景色を設定します。
- grid.color
- グリッド線の色を設定します。
- backend
- 描画バックエンドを指定します(例: 'Agg', 'TkAgg' など)。



















