図書館資料・とは？初心者が知るべき基本と使い方ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

---

図書館資料・とは？

図書館資料とは、図書館が所蔵・提供するあらゆる情報資源のことです。書籍だけでなく、雑誌、新聞、視聴覚資料、電子資料などが含まれます。利用者は学習・研究・娯楽・生活の情報収集に活用します。ここがポイントは、普段私たちが手にとる本だけでなく、データベースや電子図書のようなオンライン資料も含まれる点です。

主な種類を理解すると、必要な資料を見つけやすくなります。以下の表で種類と特徴を比べてみましょう。

種類	例	特徴	使い方のコツ
書籍	新書、全集、専門書	長めの解説が中心。持ち出せることが多い	題名と著者名で検索。図書館カードを使う
雑誌・学術誌	季刊誌、月刊誌、論文のある学術誌	最新の記事が多い。分野別に分かれる	号数・巻数・年を合わせて検索
新聞	日刊、地方紙	時事の情報源。過去分も保存されている	日付と見出しで探す
電子資料	電子書籍、データベース	オンラインで読める。自宅でも利用可能	オンライン利用登録が必要な場合あり
マイクロフィルム・CD/DVD	古い資料の保管形式	閲覧には専用機器が必要	図書館の案内に従う

図書館資料を探すときの基本的な道具は、蔵書検索システム（オンライン目録）と呼ばれる検索画面です。 検索語を工夫することで、目的の資料に近づくことができます。例えば、主題語、著者名、タイトル、あるいは「人名」「場所」「年」「キーワード」を組み合わせます。

検索の結果から借り方を確認します。資料の状態、貸出期間、蔵書の所在（どの棚にあるか）などが表示されます。図書館カード（または学生証・職員証）を提示して、貸出手続きを行います。貸出期間は資料の種類や会員区分によって異なり、延長ができる場合もあります。

使い方のコツとしては、はじめは「ざっくり調べ」をして全体像をつかみ、次に絞り込み検索で目的の資料を絞る方法があります。わからないときは案内窓口や図書館のヘルプを活用しましょう。

図書館資料の注意点

館内での利用制限、貸出冊数、紛失時の罰則、年齢制限など、図書館ごとにルールが異なります。これらを事前に確認しておくと、スムーズに利用できます。特に電子資料は会員の権限により閲覧範囲が変わることがあるので、利用登録が必要な場合があります。

まとめ

図書館資料は、私たちの学びと生活を支える「情報の宝箱」です。書籍だけではなく、雑誌・新聞・電子資料・音声・映像など、さまざまな形で私たちに情報を届けてくれます。正しい検索方法と基本的な利用手順を覚えておけば、必要な情報を効率よく手に入れることができます。

---

図書館資料の同意語

蔵書

図書館が所蔵している書籍・資料の総称。一般には本を中心としたコレクションで、貸出対象になることが多い。

所蔵資料

図書館が保有・管理している全ての資料の総称。書籍だけでなく雑誌・地図・映像資料なども含むことがある。

図書

図書館で提供される書籍のこと。主に紙の本を指すが、電子書籍を含む文脈でも使われることがある。

所蔵品

図書館が保有している各種資料の総称。蔵書だけでなくCD・地図・映像資料なども含む場合がある。

資料

書籍を含む広義の情報資源全般を指す語。研究や学習の材料として閲覧・利用される。

書誌資料

書誌情報（著者・刊行年・版・ISBN など）とセットで整理された資料。図書館データベースの中心的要素。

文献

研究・学習の材料となる資料全般を指す語。書籍・雑誌・論文・報告書・地図などを含む。

貸出資料

図書館が借出可能として所蔵している資料。利用者に貸し出されることが前提の蔵書群を指す。

図書館デジタル資源

オンラインで提供される電子書籍・データベース・デジタル資料など、デジタル形式の図書館資源。

電子図書（電子書籍）

デジタル形式で提供される書籍。端末で閲覧・利用でき、図書館が提供することがある。

図書館リソース

図書館が提供する総合的な情報資源。紙の蔵書とデジタル資源の両方を含む広い概念。

雑誌・刊行物

雑誌・ニュースレター・出版物など、連載・定期刊行物を含む資料群。

地図・視聴覚資料

地図・CD・DVD・音声資料など、紙の本以外の資料タイプを含む総称。

参考資料

研究・学習の際の補助資料として閲覧・参照用に提供される資料。貸出対象外のこともある。

---

図書館資料の対義語・反対語

私的資料

個人が所有・管理する資料で、図書館で公開・貸出の対象にはならないもの。プライベートな用途を想定しています。

自家蔵書

個人が自宅などに保有する蔵書。図書館の蔵書・貸出サービスとは別物で、一般には個人の利用を前提とします。

私用資料

個人の私的な用途の資料。公的な図書館のサービス対象外で、私的な場での利用を想定しています。

非図書館資料

図書館が所蔵・提供していない資料。公的機関以外の場所にあることが多いです。

非公開資料

一般公開されていない資料。閲覧には特定の権限や場が必要なケースが多いです。

機密資料

機密性が高く、アクセスが厳しく制限された資料。図書館の公開資料とは対極的な性質です。

個人日記・私的報告書

個人が作成・所有する私的な記録。公的資料や図書館資料とは異なる用途・性質を持ちます。

自宅保管の資料

自宅で保管・管理されている資料。図書館の所蔵・保管サービスとは無関係です。

---

図書館資料の共起語

蔵書

図書館が保有する本・雑誌・資料の総称で、図書館資料の基本的な集合体です。

所蔵資料

図書館が所蔵している全資料の総称。蔵書と同義で使われることが多く、所蔵情報として案内されます。

目録

蔵書の所在・属性を一覧化したリスト。検索して資料の所在や貸出状況を確認する入口となります。

書誌情報

資料の著者・出版年・版・ISBNなど、基本的な識別情報。図書館資料を特定する核データです。

書誌データ

書誌情報を含む、資料を識別・整理するためのデータ群。データベースに格納されます。

カタログ

蔵書を体系的に整理した参照元。図書館のオンライン蔵書検索を使って目的の資料を探します。

図書館データベース

資料を検索・閲覧するためのオンラインデータベース。OPACなどが含まれます。

データベース

大量の資料情報を蓄積し、検索できる仕組み。図書館でも書誌データベース等を指すことが多いです。

デジタル資料

電子化された図書館資料。PDFや画像データ、オンライン閲覧が可能です。

デジタル化

紙の資料を電子データに変換する作業。アクセス性を高め、長期保存にも役立ちます。

参考資料

閲覧のみ・貸出不可の資料。研究・学習の補助として利用されます。

資料種別

図書・雑誌・視聴覚資料・地図など、資料の大分類を示します。

資料形式

紙の本・電子書籍・CD・DVD・データベースなど、資料の形態を表す分類です。

貸出

図書館資料を借りること。利用者は貸出手続きで手続きします。

貸出期間

借りられる期間。通常は日数・週間単位で設定され、延長可能な場合もあります。

延長

貸出期間の延長申請。他の利用がなければ可能なことが多いです。

予約

貸出中の資料を取り置く・取り寄せるための仕組み。貸出可能時期に案内されます。

複写

資料のコピーを作成する依頼。著作権と館内規定に従って処理されます。

請求記号

蔵書を分類する記号。棚分類と連携して資料の場所を特定します。

レファレンス

調べ物の相談・支援。司書が調査の道筋を示してくれるサービスです。

レファレンスサービス

研究・学習の支援を目的とした専門的な案内・回答サービス。

司書

図書館の専門職員で、資料の検索・案内・利用相談を担当します。

調査支援

研究や学習の情報収集をサポートする館内サービス。

図書館利用案内

初めて利用する人向けの使い方ガイド。貸出・検索・予約などの導入情報が含まれます。

新着図書

最近入荷した蔵書。新着情報として案内されます。

貴重書

保存状態が特に重要な資料。閲覧条件が厳しいことが多いです。

アーカイブ資料

長期保存を想定して整理・保管される資料群。歴史的価値が高い資料が多いです。

図書館検索

図書館の蔵書をオンラインで検索する機能。目的の資料を見つける入り口です。

蔵書検索

蔵書を探すための検索手段。タイトル・著者・出版情報などで絞り込みます。

出版情報

資料の出版年・出版社・版など、出版本に関する情報。

著者情報

資料の著者に関する情報。信頼性や関連資料の探索に役立ちます。

目録検索

目録を使って資料を探す行為。蔵書の所在・属性を絞り込む手段です。

返却日

借りた資料の返却期限日。延滞には注意が必要です。

貸出手続き

貸出を受けるための具体的な手続き。オンライン・窓口双方が含まれます。

---

図書館資料の関連用語

図書館資料

図書館が保有・提供する資料の総称。紙の本だけでなく、電子資料や視聴覚資料を含み、学習・研究・情報取得の目的で利用される資料群を指します。

図書

冊子状の出版物。蔵書の中心を占める資料で、辞書・小説・専門書など多様なジャンルがあります。

雑誌

定期的に刊行される刊行物で、学術誌・一般誌・専門誌など、連載記事が収録されます。

新聞

日刊・週刊など定期発行の時事情報を提供する刊行物。新聞記事は時点情報の参照にも使われます。

参考資料

本文の理解を補助する目的の資料。本文中の直接引用には適さない場合が多いです。

視聴覚資料

音声・映像を含む資料。CD・DVD・録音・ビデオなどのメディア形式で提供されます。

デジタル資料

電子フォーマットで提供される資料。オンライン閲覧やダウンロードが可能です。

電子書籍

デジタル形式で提供される書籍。スマートフォンやPCで読めます。

電子ジャーナル

オンラインで提供される学術誌の電子版。購読契約に基づき閲覧できます。

目録

蔵書の一覧表。書誌情報を基に資料を整理・検索できるデータの集合です。

書誌情報

資料を特定するための著者名・題名・出版年・版・出版社などの情報。

貸出制度

利用者が資料を一定期間借りられる制度。延長や貸出回数の制限があります。

貸出期間

借りられる期間。一般的には数日から数週間程度です。

予約

貸出中の資料を後で借りられるよう待機させる機能・サービス。

返却日

資料を返却する期限の日付。

館内閲覧

図書館内でのみ資料を閲覧できる利用形態。持ち出しは禁止されることが多いです。

保存処理

資料の劣化を防ぐための修復・保存作業。長期保存を目的とします。

保存状態

現在の資料の保存状況や傷みの程度を示す状態。

貴重資料

歴史的・学術的に重要度が高く、特別な保護が必要な資料。

版表示

版次・刷りの表示。内容の差異を示す重要な情報です。

著作権

資料の複製・配布・利用に関する法的制限。適切な利用手続きが必要です。

分類

資料を分野ごとに整理する作業。探しやすさを高める基本工程です。

日本十進分類法（NDC）

日本で広く使われる主題別分類法。資料を番号で整理します。

十進分類法（DDC）

アメリカ発の主題別分類法。十進法で分類します。

MARC

機械可読目録。図書館の書誌データを標準フォーマットで表現する規格。

OPAC

オンライン公開閲覧目録。インターネットで蔵書情報を検索できる機能。

ILS

統合図書館システム。蔵書管理・貸出・目録・利用者管理などを一つのシステムで運用します。

書誌データベース

資料の書誌情報を蓄積・検索するデータベース。

レファレンス

資料の探し方や情報の取得方法を案内する図書館サービス。

リクエスト

他館から資料を取り寄せる依頼や、予約の代替操作として使われる機能。

図書館間連携

複数の図書館が資源を共有・相互利用を促進する仕組み。

アーカイブ資料

長期保存対象の個別資料群。原資料の保全と公開を目的とします。

マイクロ資料

マイクロフィルム・マイクロカードなど、資料を縮小して保存する形式。

辞典・事典・百科事典

用語や知識を解説する参考資料の代表例。

学位論文/論文

大学等で提出される研究成果。蔵書に所蔵されることがあります。

データセット/研究データ

研究に用いられたデジタルデータやデータ集合。

著作権保護の取扱い

複製・引用・配布時の法的制限の遵守方法。

メタデータ

資料を検索・整理するための追加情報。著者・題名・日付などを含みます。

メタデータ標準

書誌データの共有を容易にする標準規格（例: MARC、Dublin Core）。

検索語・キーワード

目的の資料を見つけるために使う語彙。著者名・題名・主題語等。

館内サービス

レファレンス、閲覧席・コピーサービス・資料の保存案内など、利用を支える各種サービス。

---

図書館資料のおすすめ参考サイト

• ファイル資料(ふぁいるしりょう)とは？ 意味や使い方 - コトバンク
• 図書館資料とは何か - さめはだ学習帖 - FC2
• 図書館資料(としょかんしりょう)とは？ 意味や使い方 - コトバンク
• 図書館資料とは何か - さめはだ学習帖 - FC2
• 図書館資料とは？ わかりやすく解説 - Weblio辞書
• 図書館資料収集の基本方針と収書基準 | 規程 - 立命館大学
• 図書館における資料保存とは - 東京都立図書館

---