dorsalとは?初心者が押さえる基本と使い方をわかりやすく解説共起語・同意語・対義語も併せて解説!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
dorsalとは?初心者が押さえる基本と使い方をわかりやすく解説共起語・同意語・対義語も併せて解説!
この記事を書いた人

高岡智則

年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)


はじめに

このページでは英単語の dorsal について、初心者の人にも分かりやすい言葉で解説します。「dorsal」は主に解剖学などの分野で使われる用語で、意味は「背側・背面」を表します。まずは基本の意味から、日常的な用法、専門分野での具体的な使い方まで、例とともに紹介します。

1. dorsalの基本的な意味

dorsal はラテン語に由来する語で、英語で「背側・背面」を表します。体の前後関係を見るときに 背中の側、すなわち体の上から見たときの後ろ側を指します。対義語として ventral(腹側・腹面)があります。日常英語では「dorsal fin」(背びれ)や「dorsal side」(背側)といった形でよく使われます。

2. 解剖学での使い方

解剖学では、人の体でも動物の体でも dorsal は「背側」を表す基本語です。例えば「dorsal surface」は「背側の表面」を意味し、体の前方から見たときの背中側を指します。人体では脊椎の dorsal aspect、神経系では dorsal root(背根)など専門用語として使われます。

3. 生物学・動物の体の部位としての例

海の生物では dorsal fin(背びれ)がよく知られています。サメやイルカ、サカナ類などは背の方にひれを持つため、泳ぎの動きを助ける重要な部位です。

4. 日常生活での使われ方と注意点

日常英語で dorsal を耳にしたときは、だいたい「背側・背中の側」を意味すると覚えるとよいです。体の部位を説明するとき、dorsalventral をセットで覚えると、説明がスムーズになります

5. 使い方のコツとよくある誤解

よくある誤解としては、 dorsal を「背中の色」や「背中の模様」などと勘違いするケースがあります。dorsal は部位の位置を表す語であり、色や模様には直接関係しません。表を活用して用語を整理すると混乱を避けられます。

用語
dorsal背側(背の側)dorsal fin(背びれ)
dorsal surface背側の表面人間の背中の表面
ventral腹側腹部の表面

まとめとして、dorsal は「背側」を指す基本語で、解剖学や生物学、医学的用語で頻繁に登場します。初めて学ぶときは、背側腹側 の対になる感覚を身につけると理解が進みます。


dorsalの関連サジェスト解説

dorsal tilt とは
dorsal tilt とは、体の背側、つまり背中側へ向かって傾く動きや角度を指す解剖学用語です。dorsal は英語で背中側を意味し、tilt は傾くことを表します。日常の会話ではあまり使われませんが、解剖学や整形外科、リハビリの説明でよく出てきます。前方へ傾く動きは ventral あるいは palmar/volar(手のひら側)と呼ぶことが多く、背中側へ傾くものが dorsal tilt です。例えば、手首の骨折の評価で dorsal tilt があると、遠位橈骨骨片が背中側へ傘いた状態を意味します。反対に手のひら側へ傾く場合を palmar tilt(または volar tilt)と呼ぶことが多いです。これらの角度は X 線画像などで測定され、治療方針や予後に影響します。理解のコツは、背中・前方の向きを体の向きとセットで覚えることです。背側傾斜は dorsal tilt、前方傾斜は palmar/volar tilt に対応します。部位によって名称は変わりますが、基本は「背側へ傾く」という考え方です。日常生活のイメージとしては、机の板を後ろに倒すと dorsal tilt に近い動き、前に倒すと palmar/ventral tilt に近いイメージです。解剖学の初学者に向けて、言葉の意味と使われ方、覚え方をまとめました。もし医療的判断が必要な場合は、医師の指示に従ってください。
dorsal root ganglion とは
dorsal root ganglion とは、背骨の中で起きる感覚の入り口になる神経の集まりです。日本語では背根神経節と呼ばれ、脊髄の背側、脊神経の根のそばにあります。ここには体の表面や内臓からくる痛み・温度・触り心地・位置感覚などの情報を受け取る感覚ニューロンの細胞体が集まっています。情報は末梢の皮膚や筋肉などからDRGの細胞体へ伝わり、そこから脊髄の背側へ伸びる軸索を通って中枢へ運ばれます。
dorsal horn とは
dorsal horn とは、脊髄の中で背側(後ろ側)にある灰白質の部分を指します。脊髄は大きく灰白質と白質に分かれ、灰白質はさらに前角・後角・側角に分布しています。dorsal horn は主に体からの感覚情報を受け取る窓口の役割を果たしており、感覚を伝える神経の軸索が背根神経として入ってきて、背根神経節(背根神経の細胞体が集まる場所)からこの後角へと入ります。ここで神経細胞が情報を受け取り、内部のニューロン同士で整理され、痛み・温度・触覚などの情報の一部は脳へ伝わる道筋へ送られます。代表的な上行路には痛み・温度を脳へ運ぶ「脊髄視床路(spinothalamic tract)」があります。触覚や圧力の細かな情報は別の経路で脳へ伝わります。dorsal horn は痛みの制御にも関与することがあり、過度な刺激を受けると痛みの伝達を和らげる仕組みも働きます。要するに、dorsal horn とは“感覚の受け取り窓口”であり、体の感覚情報を脳へつなぐ準備をする場所です。
dorsal retinacular ligamentとは
dorsal retinacular ligamentとは、手指の背側の関節周りに存在する靭帯のひとつで、指を動かす腱の動きを安定させる役割を持っています。手指には背側と掌側に複数の靭帯が連なっており、腱が骨の上を滑らかに動くように支えています。dorsal retinacular ligamentは背側の靭帯として、指を曲げるときと伸ばすときの腱の位置を整え、近位指節間関節(PIP)や遠位指節間関節(DIP)などの関節の協調した動きを助けます。これにより、物を握るときや書くときなど、日常の動作で指が安定して動くようになります。掌側にはpalmar/volar retinacular ligamentがあり、これと対になる形で腱の動きの伝達をコントロールします。傷害としては、指を強くぶつけたり切ったりしてDRLが伸びたり裂けたりするケースがあり、手の治療の現場で傷害評価の一部として扱われることもあります。医師や理学療法士は、指の動きがintrinsic tightness(手の中の筋肉の硬さ)なのか、関節包の硬化なのかを判断するために、DRLの張力や関節の可動域を観察することがあります。初心者には「指の背側を支える靭帯」として覚えるとイメージがつきやすく、名前と役割を結びつけて覚えるのがおすすめです。

dorsalの同意語

背側
解剖学用語で、身体の背の方・背面の面を指す。英語の dorsal に対応する正確な訳語として使われ、動物の背側・背部の位置を表すときに用いられます。
背部
体の背の部分を指す語。生物の dorsal 部分を示す一般的な表現で、解剖学の説明にもよく使われます。
背面
胴体の背側の表面・背の面を指す語。dorsal surface の直訳としてよく用いられます。
背中
人間・動物の背側全体を日常的に指す語。解剖学的には専門語としては「背部・背側」に準じる意味で使われます。
後部
体・構造物の後ろ側・後方の部分を指す語。文脈次第で dorsal の意味に近いニュアンスを持つことがあります。
背鰭
魚類などの背中側にあるひれを指す部位名。dorsal fin の日本語表現として用いられます。専門的・生物学的文脈で使われます。
上背部
背の上部・上背部を指す語。特に人間の上部の背面を表す際に使われる解剖学用語です。
背側面
背側の面・背の側面を指す解剖学的表現。dorsal surface を指す直訳的用語として使われます。

dorsalの対義語・反対語

ventral
腹側、腹の方向。背面(dorsal)の反対側で、体を正面から見たときに腹の面にあたる位置を指します。
腹側
腹の方向・腹部の側。dorsal の最も直接的な対義語として使われる日本語表現です。
腹面
腹の面・腹側の表層を指す解剖用語。dorsal(背側)と対になる表現として用いられます。
腹部方向
腹側へ向かう方向。体の縦軸で dorsal の反対方向としてよく使われます。
前方
体の前の方・前面。dorsal の直接的な反対語ではありませんが、体の向きを説明する際の補助語として使われます。
前部
体の前の部分。前方とほぼ同義で、場合によって dorsal/ventral の対語として補足的に使われます。
Anterior
前方、腹側に近い方向。解剖学で dorsal/ventral の対語として補助的に用いられる英語表現です。
Posterior
後方、背側に近い方向。解剖学で dorsal の対語・補足語として使われる英語表現です。

dorsalの共起語

背側
体の背側。腹側の反対側で、解剖学的な方向を表す語。
背面
体の背面の表面。物体の後ろ側を指す語。
背部
体の背の部分。背側の区域を示す語。
背びれ
魚類などの背側にあるひれ。泳ぐ際の推進に関与。
背甲
甲殻類や爬虫類などの背側を覆う硬い甲。
背甲板
背甲の薄い板状の構造。
背棘
背側にある棘状の突起。
背根
脊髄の背側の神経の根。
背根神経節
背根の神経節。神経の集合体
後索
脊髄の背側にある伝導路(後索)。
後角
脊髄の背側の灰白質の角(後角)。
背腹軸
背側と腹側の方向を結ぶ軸。
背面図
物体を背面から見た図。
背面視
背面からの視点。
背外側
背側の外側の部分。
背血管
背側にある血管。
背神経
背部の神経。

dorsalの関連用語

背側
体の背側、背の方向を指す解剖学用語。腹側(お腹側)と対になる概念で、体の背面寄りの面を表します。
背部
体の背の部分。胴体の上部・背側の区域を指す一般的な表現です。
背面
体の背側の表面。物体の背の側、身体の後ろ側の表面を指します。
背びれ(背鰭)
魚などの体の背側にあるひれ。水の抵抗を減らして泳ぐ安定性を高める役割を果たします。
手背
手の甲の部分。手の背側の表面を指す解剖用語です。
足背
足の甲の部分。足の背側の表面を指します。
背根
脊髄の背側にある神経根。感覚神経の入口として脊髄へ出入りします。
背根神経節
背根神経節(dorsal root ganglion)。感覚ニューロンの塊で、痛み・温度・触覚の情報を伝えます。
後索
脊髄の背側を走る伝導路。触覚・振動覚の情報を大脳へ伝える束状の経路です。
背角
脊髄の灰白質・背側の区域。感覚情報の処理を担う部位のひとつです。
背板
背側に位置する板状の構造。節足動物などの解剖学用語として使われることがあります。
背腹軸
体の背側と腹側の方向を結ぶ軸。生物の左右・前後の対称性を表す基本概念です。
腹側
体の腹の側。背側と対になる解剖用語です。
背大動脈
胚発生時に体幹の背側を走る大動脈のこと。発生学的な概念として用いられます。
背腹パターン形成
胚発生過程で背側と腹側の細胞の運命を決定する発生現象。

dorsalのおすすめ参考サイト


学問の人気記事

トルクの単位・とは?初心者向けに徹底解説!なぜ単位が違うのかまで分かる共起語・同意語・対義語も併せて解説!
1525viws
引用・参考文献とは?初心者でもわかる使い方とポイント解説共起語・同意語・対義語も併せて解説!
623viws
示差走査熱量測定とは?初心者向けガイドで学ぶ基本と実験のポイント共起語・同意語・対義語も併せて解説!
460viws
no・とは?初心者にもわかる意味と使い方ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説!
443viws
ensureとは?初心者にもわかる意味と使い方を徹底解説共起語・同意語・対義語も併せて解説!
418viws
絶縁抵抗値とは?初心者でも分かる測定の基本と安全のコツ共起語・同意語・対義語も併せて解説!
405viws
ナイロン樹脂とは?初心者にもわかる基本と用途ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説!
386viws
welchのt検定とは?不等分散のデータを比較する統計手法をやさしく解説共起語・同意語・対義語も併せて解説!
355viws
summarize・とは?初心者向け解説と使い方のコツ共起語・同意語・対義語も併せて解説!
354viws
座標計算・とは?初心者向けガイドで完全マスター共起語・同意語・対義語も併せて解説!
350viws
穴加工・とは?初心者が知っておく基本と現場での活用ポイント共起語・同意語・対義語も併せて解説!
321viws
論述問題・とは?初心者にも分かる解説と解き方のコツ共起語・同意語・対義語も併せて解説!
305viws
3/4・とは?分数の基本を分かりやすく解く完全ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説!
299viws
z変換・とは?初心者が知っておくべき基礎と日常への応用共起語・同意語・対義語も併せて解説!
292viws
気圧の単位とは?中学生にもわかるPa・atm・bar・Torrの違いと換算ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説!
282viws
k型熱電対とは?初心者にも分かる基礎解説と活用事例共起語・同意語・対義語も併せて解説!
254viws
100g・とは?初心者が今すぐ知っておきたい基本と使い方共起語・同意語・対義語も併せて解説!
252viws
洗浄バリデーションとは?初心者が押さえる基本と実務のポイント共起語・同意語・対義語も併せて解説!
248viws
endnoteとは?研究ノートを整理する基本ツールの解説共起語・同意語・対義語も併せて解説!
244viws
pastとは?初心者向けガイド:意味・使い方・例文を徹底解説共起語・同意語・対義語も併せて解説!
238viws

新着記事

学問の関連記事