

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
redis-cliとは何か
redis-cliは Redis と呼ばれるデータベースと対話するためのコマンドラインツールです。Redis は主にメモリ上にデータを置き、非常に高速に読み書きすることができます。redis-cliを使うと、サーバーに直接コマンドを送り、データの追加・取得・削除、設定の変更、情報の確認などを手軽に行えます。初心者の人にとっては、最初はコマンドの名前と覚え方を覚えるだけでも十分で、徐々に使い方を身につけていくと良いでしょう。
利用の準備と接続の基本
まず前提として、Redis サーバーが動作している必要があります。通常はポート 6379 で待機しています。ローカル環境で「redis-cli」と入力すると、あなたのコンピュータ上の Redis に接続します。もし別のホストの Redis に接続したい場合は、 redis-cli -h ホスト名 -p ポート -a パスワード のように指定します。パスワード認証が設定されている場合は、接続後に AUTH パスワード を実行するか、最初からオプションで渡すことができます。セキュリティの観点からは、外部から直接ポートを開かない、強力なパスワードを設定する、などの対策を取りましょう。
基本的な使い方とコマンドの例
redis-cli でよく使う基本コマンドを覚えると、日常の作業が楽になります。以下のコマンドは最初に覚えておくと便利です。
| コマンド | 意味・用途 |
|---|---|
| PING | 接続が生きているかを確認します。PONG が返ってきたら OK のサインです。 |
| INFO | Redis の状態や設定情報を確認します。 |
| SET key value | キーに値を設定します。 |
| GET key | キーの値を取得します。 |
| DEL key | キーを削除します。 |
| EXISTS key | キーの存在を調べます。 |
| DBSIZE | 現在のデータベースに保存されているキーの数を返します。 |
上記は基本的な例です。 実務ではパターンに応じて複雑なコマンドやスクリプトを組むことが一般的です。次の節では少し実践的な使い方を見ていきましょう。
複数コマンドをまとめて実行する
多くの場面で、複数のコマンドをまとめて実行したいことがあります。redis-cli にはパイプライン機能があり、redis-cli --pipe を使うと、複数のコマンドをサーバーに一度に送ることができます。これは大量のデータを短時間で処理したいときにとても役立ちます。
認証とセキュリティのコツ
セキュリティを守るには、外部からの直接接続を避け、できるだけファイアウォールや VPN で制限します。Redis 本体には AUTH コマンドがあり、パスワードを設定してから接続するのが基本です。生産環境では、redis.conf で requirepass を設定するなどの対策を言及しておくと安心です。
よくある注意点
- KEYS コマンドは大量データがあると時間がかかる可能性があるため注意。
- バックアップ・リストアの際は RDB あるいは AOF の設定を確認。
- バージョン差で挙動が変わる場合があるので、公式ドキュメントを参照。
実践的な使い方のまとめ
redis-cli を使って日常の開発や運用をスムーズに進めるコツは、まず動作確認の基本コマンドを覚え、次にデータの操作コマンドを覚える、そしてセキュリティとパフォーマンスを意識する、という順序です。覚えるときは、身近な例を考えると記憶に残りやすいです。例えば「名前と値を保存して取り出す」「特定のキーがあるかどうかを調べる」「現在のデータ件数を確認する」といった身近なイメージで覚えると良いでしょう。
実務での活用をさらに深めるポイント
実務の現場では、redis-cli をスクリプトから呼び出して自動化することが多いです。例えばバックアップ作業の前に現在のデータのサイズを確認したり、特定のキーを削除する処理を定期的に走らせたりします。スクリプトからの呼び出しには、redis-cli に対してコマンドをパイプで渡すか、-r オプションでリピート実行を使います。
また、接続先が複数ある場合は、環境ごとに設定ファイルを用意して、redis-cli の呼び出し時に適切な環境を選ぶとミスを減らせます。最後に学んだ内容を実際の Redis 環境で少しずつ試していくと、自然とスキルが身についていきます。
redis-cliの同意語
- Redis CLI
- Redisのコマンドラインインターフェース(CLI)で、Redisサーバと対話する公式クライアント。コマンドを直接入力してデータの取得・設定・削除などを行います。
- Redisコマンドラインツール
- Redisをコマンドラインから操作するためのツールの総称。代表例は redis-cli です。
- RedisのCLI
- Redisを操作するためのコマンドラインインターフェースのこと。
- Redisコンソール
- Redisを対話的に操作するためのコンソール/シェルの呼び方の一つ。
- Redisシェル
- Redisコマンドを対話的に実行できるシェル形式のインターフェース。
- Redisターミナル
- コマンドラインベースの Redis 操作環境、ターミナル風のUI。
- Redisコマンドラインインターフェース
- Redisをコマンドライン上で操作するためのインターフェースの正式名称。
- Redis CLIツール
- redis-cli を指す表現の一つ。コマンドラインツールとしてRedisと対話します。
- Redisクライアント(コマンドライン)
- Redisサーバへ接続してデータ操作を行う、コマンドライン版クライアント。
- Redisの対話型CLI
- 対話形式でコマンドを入力して Redis と対話する CLI の別称。
- Redisコマンドラインクライアント
- Redisをコマンドラインで操作するクライアントの呼称。
- Redisのコマンドライン(CLI)
- コマンドラインを使って Redis を操作するツールの一種。
- Redis CLIクライアント
- redis-cli を指す表現の一つ。コマンドラインクライアントとして Redis と対話します。
- RedisのCLIツール
- Redisをコマンドラインから操作するツールの総称。
redis-cliの対義語・反対語
- redis-server
- Redisのサーバー本体(データの格納・処理を担当する側)。redis-cliはこのサーバーへコマンドを送るクライアントツールなので、対義語としてはサーバーそのものを指します。
- GUIベースのRedisクライアント
- CLI(コマンドライン)ではなくGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)で操作するRedisクライアント。例: RedisInsight、Redis Desktop Manager。操作が視覚的で直感的になる点が特徴です。
- REST API経由のRedisアクセス
- HTTP/REST APIを介してRedisにアクセスする方法。テキストベースのコマンド送信であるredis-cliとは異なるインターフェイス設計です。
- Web UI管理コンソール
- Webブラウザ上の管理画面でRedisを監視・操作するツール。CLIの代替として用いられることが多く、ブラウザでの操作性を重視します。
- クラウドマネージドRedisサービス
- クラウド上でRedisの運用を代行・簡素化するサービス。管理はクラウドプラットフォームのUI/API経由で行い、直接のredis-cli操作を前提としません。
- Memcached(Redisの代替データストア)
- 同じくキー・バリュー型のキャッシュとして使われる別データストア。Redisと異なる設計思想・機能セットを持つため、技術的な対局概念として挙げられます。
redis-cliの共起語
- ホスト
- redis に接続する対象のホスト名または IP アドレス。-h オプションで指定します。
- ポート
- Redis サーバの動作ポート番号。-p オプションで指定します。
- URI
- URI 形式で接続情報をまとめて渡す方法。-u で指定します。
- 認証
- サーバが認証を要求する場合の認証手段。必要に応じてパスワードを渡します。
- パスワード
- 認証に使うパスワード。-a オプションで渡します。
- TLS
- TLS(暗号化通信)を用いたセキュアな接続を指します。--tls などを使います。
- TLS証明書
- クライアント証明書や CA 証明書を用いて安全な通信を確立します。
- TLS接続
- TLS を介した安全な接続そのものを指します。
- クラスタ
- 複数ノードを組み合わせた RedisCluster 環境に対応するモードのこと。
- クラスタモード
- redis-cli がクラスタ構成のノードと対話するモード。
- ACL
- アクセス制御リスト。Redis 6 以降のユーザー権限管理機能です。
- AUTH
- サーバへ認証コマンドを送ること。ユーザーの権限を確認します。
- INFO
- サーバの情報・統計を取得するコマンド。接続後すぐに使われます。
- CONFIG
- Redis の設定を取得・変更するコマンド。設定の確認や変更に使います。
- MONITOR
- サーバに流れる全コマンドをリアルタイムで監視します。
- PING
- サーバに応答があるかを素早く確かめる基本コマンド。
- SELECT
- 現在操作対象のデータベースを切り替えます。
- DBSIZE
- 現在のデータベース中のキーの総数を返します。
- GET
- キーに対応する値を取得します。
- SET
- キーに値を設定します。
- DEL
- 指定したキーを削除します。
- SCAN
- キーを段階的に検索して取得します。大量キーで役立ちます。
- KEYS
- パターンに合致するキーを一覧で取得します。大量キーには注意が必要です。
- EXISTS
- 指定キーが存在するかを調べます。
- EXPIRE
- キーの有効期限(TTL)を設定します。
- MULTI
- トランザクションを開始します。
- EXEC
- トランザクションを実行します。
- PIPELINE
- 複数のコマンドをまとめて送信するパイプライン機能です。
- BIGKEYS
- 大きなキーを検出するための機能・オプションです。
- RAW
- --raw を使うと出力を生データのように表示します。
- redis.conf
- Redis の設定を記述した設定ファイル。起動時に読み込まれます。
- バージョン
- redis-cli のバージョン情報を表示します。
redis-cliの関連用語
- redis-cli
- Redis のコマンドラインクライアント。Redis サーバへコマンドを送る対話ツールで、接続先のホスト・ポート・認証情報・クラスタモードなどを設定して利用します。
- redis-server
- Redis のサーバープロセス。データをメモリに保持し、クライアントからの要求に応答します。
- redis.conf
- Redis の設定ファイル。永続化、メモリ制限、セキュリティ、クラスタ設定などを行います。
- RDB
- スナップショット方式の永続化。一定条件でデータをディスクへ保存します。
- AOF
- Append Only File 永続化。全ての書き込みを追記ログとして保存します。
- PING
- サーバが生きているかを確認する基本コマンド。応答は PONG。
- GET
- キーに対応する値を取得します(文字列データ型)。
- SET
- キーと値を設定します(文字列データ型)。
- DEL
- 1つ以上のキーを削除します。
- EXISTS
- 指定したキーが存在するかを判定します。
- EXPIRE
- キーに有効期限を設定します。
- TTL
- キーの残り有効期限の秒数を取得します。
- SELECT
- 利用するデータベース番号を切り替えます(デフォルトは 0)。
- AUTH
- パスワード認証を行います。
- ACL
- Redis 6 以降のACL機能。ユーザー単位の権限設定を管理します。
- EVAL
- Lua スクリプトを実行します。
- EVALSHA
- 事前ロード済みの Lua スクリプトを SHA1 で実行します。
- MULTI
- トランザクションを開始します。
- EXEC
- トランザクションを実行します。
- WATCH
- キーの変更を監視し、条件付きのトランザクションを保護します。
- MONITOR
- サーバ上を流れるコマンドをリアルタイムで監視します。
- INFO
- サーバの統計情報・設定を表示します。
- CONFIG
- サーバ設定を取得・変更します(CONFIG GET/SET)。
- SCAN
- キー空間をイテレートします。パターン指定で絞り込み可能です。
- SSCAN
- ハッシュの要素をイテレートします。
- HSCAN
- ハッシュの要素をスキャンします。
- ZSCAN
- ソート済みセットの要素をスキャンします。
- PUBSUB
- パブリッシュ/サブスクライブ機能。チャンネルへメッセージを送受信します。
- PUBLISH
- 指定チャネルへメッセージを公開します。
- SUBSCRIBE
- チャネルのメッセージを購読します。
- PSUBSCRIBE
- パターン一致で複数チャネルを購読します。
- CLUSTER
- Redis クラスタ機能。複数ノードでデータを分散します。
- CLUSTER NODES
- クラスタ内のノード情報を表示します。
- CLUSTER INFO
- クラスタの状態情報を表示します。
- CLUSTER KEYSLOT
- キーを割り当てるスロット情報を取得します。
- --cluster
- redis-cli のクラスタ関連操作を有効にするオプションです。
- --pipe
- 大量のコマンドをパイプラインで送信するモードです。
- -h
- 接続先ホストを指定します。
- -p
- 接続先ポートを指定します。
- -a
- 認証用パスワードを指定します。
- --tls
- TLS(SSL) での暗号化接続を有効にします。
- --latency
- レイテンシモニタを起動します。
- --stat
- サーバの統計情報を定期的に表示します。
- DUMP
- キーの値をバイナリ形式で取得します(バックアップ/移行用)。
- RESTORE
- DUMP で取得した値を別のサーバへ復元します。
- ROLE
- 接続先のノードがマスター/リプリカ/スレーブのいずれかの役割かを表示します。
- MEMORY STATS
- メモリ使用状況の統計情報を取得します。
- SLOWLOG
- 遅延を伴うコマンドの履歴を参照します。
- TLS/SSL
- TLS 暗号化による安全な接続をサポートします(redis-cli で --tls を使う場合に適用)。



















