column-countとは？初心者にも分かる使い方と実例ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

column-countとは？

column-count とは CSS の機能の一つで、ウェブページの長い文章を縦に並ぶ複数の列に自動で分割するプロパティです。読みやすさを向上させるために新聞のようなレイアウトを作る際に使われます。column-count を指定すると、要素の中身が横方向に流れるのではなく、縦に複数の列に分割されます。デザインの自由度を高める一方で、テキストの流れ方が変わるため、文字の折り返しや見た目を意識して使うことが大切です。

基本的な使い方

使い方はとてもシンプルです。対象となる要素に対して次のように指定します。column-count の値には表示したい列の数を整数で入れます。例えば column-count: 3; と書くと、その要素の中身が縦に3列になります。列同士の間隔は別のプロパティ column-gap で調整できます。

実用的なポイント

ポイント1 column-count は長い段落やリストを美しく並べるのに向いています。読み進みやすさを高める一方で、見出しの位置や箇条書きの順序が見え方に影響することがあります。

ポイント2 どのデバイスでも同じ見え方になるわけではありません。スマホでは列数が少なくなることが多く、タブレットでは幅に応じて列数が変わることがあります。

設定の組み合わせ

実務では column-count だけでなく column-gap column-width column-fill などと併用します。ここでは基本的な組み合わせを簡単に紹介します。

例として column-count を 3 に設定しつつ、列の間隔を 20 ピクセルにすることが多いです。column-count: 3; と column-gap: 20px; を組み合わせると、3列の区切りがきれいに確保されます。

注意点とヒント

列が多すぎるとテキストの読みやすさが下がることもあります。適切な列数を選ぶために、文章の長さやデザインのバランスを確認しましょう。

また、印刷時の挙動にも影響します。紙面での見え方を想定して調整することが重要です。

実務で役立つ表

プロパティ	説明	例
column-count	表示する列の数を決める	column-count: 3;
column-gap	列同士の間隔を決める	column-gap: 20px;
column-width	各列の幅の目安を設定する	column-width: 200px;

結論

column-count はウェブデザインの自由度を高める強力なツールです。使い方の基本を覚え、実際のレイアウトに合わせて適切に設定することで、読みやすく美しい文章の配置を実現できます。始めは小さな列数から試して、表示の崩れやデバイスごとの違いをチェックすることをおすすめします。

column-countの同意語

列数: CSSの column-count プロパティが示す、表示領域を分割する列の総数のこと。指定した数だけ横並びの列が作られ、内容がその列に均等に割り振られます。
コラム数: column-count の同義表現として使われる語。『列の数』を意味し、同じ意味で用いられます。
カラム数: 列を表すカタカナ語の表現。column-count の同義語として使われ、列の数を指します。
列の数: 表示エリアをいくつの列に分けるかを指す言い回し。column-count の意味を分かりやすく言い換えたものです。
列分割数: 内容を何列に分割するかを示す語。column-count の意味と同義で、分割の数を指します。
列数指定: 列の数を設定として指定することを表す語。プロパティの値を決める操作・項目を指す表現です。
列数設定: 列数を設定することを指す表現。設定項目として column-count の値を決定する意味で使われます。

column-countの対義語・反対語

単一列: 列を1列に固定する設定。column-countを1にするのと同等で、内容を1つの縦列に分割する挙動を指します。
固定列数: 列数を事前に決めて固定する設定。自動的に列数を決めるautoに対する反対語として使われる表現です。
自動設定（auto）: ブラウザに列数を自動で決定させる状態。画面幅に応じて列数が変化する柔軟性を持つ設定です。
デフォルト/自動挙動: 特に数値を指定せず自動的に列数を決定するデフォルトの挙動。autoと同義で理解されることが多いです。

column-countの共起語

カラム数: column-count が設定する、文書を分割する縦列の数を指す。整数で指定する。
カラム間の隙間: column-gap が決める、隣接するカラム間のスペース。長さの値を指定する。
カラム幅: column-width が各カラムの幅の目安を設定する。column-count と組み合わせて使われることが多い。
columns（省略形）: columns は column-count と column-width を同時に設定する省略形。複数列のレイアウトを一括で指定できる。
カラム区切り線: column-rule がカラム間の境界線の見た目を決める。線の太さ・スタイル・色を指定する。
カラムの埋め方: column-fill が列の埋め方を決定する。balance（均等に分配）と auto（順次埋め）を選択する。
要素の跨ぎ: column-span が要素を複数のカラムにまたがらせることを指す。見出しなどで使われる。
マルチカラムレイアウト: 複数のカラムを使って文章を整理するレイアウト手法の総称。
互換性/ベンダープリフィックス: 過去には -webkit- や -moz- などのベンダープリフィックスが必要だった時期がある。現在は不要な場合が多い。
メディアクエリ: 画面サイズやデバイスに応じて column-count を変更する条件分岐の仕組み。
レスポンシブデザイン: デバイスの画面サイズに合わせてカラム数を動的に変更する設計思想。
CSSモジュール名/カテゴリ: CSS3のMulti-column Layout Module の一部として column-count が含まれる機能。
可読性とアクセシビリティ: 多段組みによる読みやすさやスクリーンリーダー等の支援技術への影響を考慮する必要がある。

column-countの関連用語

column-count: テキストを表示する列の数を指定する、CSSの多段組みレイアウト用プロパティ。
columns: column-countとcolumn-widthを同時に指定するショートハンドプロパティ。両方を一度に設定できる。
column-width: 各列の幅を指定するプロパティ。列数を決めずに列幅で自動的に列数が決まる場合に使う。
column-gap: 列と列の間の隙間を設定するプロパティ。デフォルトはブラウザ依存。
column-rule: 列の境界線を設定するショートハンド。幅・スタイル・色を一括で指定できる。
column-rule-width: 列の境界線の太さを指定するプロパティ。
column-rule-style: 列の境界線の線種を指定するプロパティ（例: solid、dashed、dotted）。
column-rule-color: 列の境界線の色を指定するプロパティ。
column-fill: 列の埋め方を決めるプロパティ。balanceは列の高さを均等化、autoは内容の流れに従って積み上げ。
column-span: この要素が複数の列をまたいで表示されるかを指定するプロパティ。値は all（全列を跨ぐ）または none。
break-inside: 要素の内部での分割を抑制するかを指定するプロパティ。auto、avoid、avoid-page、avoid-column などの値を取る。
page-break-inside: 旧来のプロパティ。印刷時のページ内改ページを制御する。autoまたはavoidなど。
break-before: 要素の前で改ページを挿入するかを指定するプロパティ。auto、always、avoid、left、right など。
break-after: 要素の後で改ページを挿入するかを指定するプロパティ。auto、always、avoid、left、right など。
widows: ページ分割時に、次のページに最低限必要な行数を確保する設定。可読性を保つために使う。
orphans: ページ分割時に、同じヘッドの領域で残しておく最低行数を指定する設定。
css-multi-column-layout: CSSのモジュール名。テキストを複数列に分割して流すレイアウトを実現する機能の総称。