

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
はじめに
このページでは、mybatisとは何かを、初心者にもわかるように丁寧に解説します。mybatisはデータベースとアプリケーションを結ぶためのツールで、SQLを直接書くことができ、結果をJavaのオブジェクトにうまくつなげる仕組みです。
1. mybatisとは?
mybatisは「データの永続化」を簡単にするためのフレームワークです。従来の JDBC のように1行ずつデータの取得・変換を自分で書く必要を減らし、SQLの実行と結果の写し込みを効率的に行えます。ORM(オブジェクト関係マッピング)と呼ばれる別のタイプのツールと比べると、SQLの自由度が高く、パフォーマンスの微調整がしやすい点が特徴です。
2. どう使うのか
使い方の流れを、初めての人でもイメージしやすいように説明します。
| ステップ | 説明 |
|---|---|
| 1 | 依存関係を追加してプロジェクトに取り込む。Maven や Gradle を使って mybatis のライブラリを追加します。 |
| 2 | 設定ファイルとマッピングを準備する。mybatis-config.xml には全体の設定、UserMapper.xml にはSQLと結果の対応を記述します。 |
| 3 | Java のインターフェースと対応するマッパーを用意する。Mapper というインターフェースを通じて SQL を呼び出します。 |
| 4 | SQLを実行して結果を受け取る。SqlSession を使ってデータを取り出し、Java のオブジェクトとして使えます。 |
この流れの中で実務的なポイントとして、動的SQL、パラメータのバインディング、結果のマッピング、キャッシュなどがあります。動的SQLは条件に応じて SQL 文を変える機能で、IF や WHERE などを組み合わせて柔軟に検索を作れます。結果のマッピングは、データベースの列と Java のフィールドをつなぐ仕組みです。
3. 実際のサンプル構成
以下は、基本的な構成の雛形です。実際にはプロジェクトに合わせてファイル名やパスを調整します。
| ファイル | 内容の要点 |
|---|---|
| mybatis-config.xml | 全体設定。環境、型別名、キャッシュ設定などを定義します。 |
| UserMapper.xml | SQLと結果のマッピングを記述。SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE の文をここで定義します。 |
| UserMapper.java | マッパー・インターフェース。SQLを呼ぶメソッドを定義します。 |
| 実行例 | SqlSession を取得し、mapper 経由でデータを取得します。結果は Java のオブジェクトとして扱えます。 |
4. 実務での使いどころ
大きな特徴は、SQLを直書きしている感覚で使えること、そして 柔軟性が高いことです。プロジェクトに合わせて、SQLのパフォーマンスを細かく調整したい場合に向いています。小規模なアプリから始めて、徐々に複雑なクエリを追加していくのに適しています。
5. 初心者がつまずきやすいポイント
初めて触るときは、設定ファイルの書き方、マッパーの命名規則、結果の型の揃え方などで迷うことが多いです。公式のドキュメントを読み進めつつ、小さなサンプル から実践していくと理解が深まります。
6. 実務に役立つヒント
実務では、データ量が多いときの分割取得や、キャッシュの設計、トランザクションの管理などが重要です。これらはプロジェクトの要件やデータベースの設計に合わせて検討してください。
7. 学習リソース
公式ドキュメントをはじめ、入門書やチュートリアル動画を活用すると理解が深まります。公式ドキュメントは最新情報が最も信頼できる情報源です。
| 参考リソース | 説明 |
|---|---|
| 公式サイト | 最新のリリース情報と基本の使い方がまとまっています。 |
| サンプルプロジェクト | 手を動かしながら学ぶのに適しています。 |
| 入門書 | 初心者向けの解説と実践例が載っています。 |
8. まとめ
mybatisは、SQLを直接管理しつつ、Javaのオブジェクトにデータを受け渡す強力なツールです。学習のコツは、公式リファレンスの基本的な用語を覚え、雛形を作って手を動かすことです。
mybatisの関連サジェスト解説
- mybatis mapper とは
- mybatis mapper とは、データベースの SQL と Java のコードをつなぐ仕組みのことです。MyBatis は、SQL 文を直接 Java のコードに埋め込むのではなく、SQL と結果の対応づけを外部のマッピングファイルやアノテーションで定義します。代表的な構成は、Mapper XMLファイルとそれに対応する Mapper インターフェイスです。XMLファイルには
要素の中に個々の SQL を識別する id と、どのJavaのメソッドがそのSQLを呼び出すかを示す名前空間を設定します。対応する Java インターフェイスには、SQL を実行するメソッドを宣言します。メソッド名と XML の id、インターフェイスの名前空間が結びつくことで、呼び出したい SQL を簡単に実行できます。パラメータは #{param} のようにプレースホルダとして渡し、戻り値は resultType で指定するか、複雑な場合は結果のマッピングを自分で定義します。もう一つの選択肢として、アノテーションを使って SQL を直接 Java に書く方法もありますが、多くの初心者はまず XML ベースの Mapper から始めると理解しやすいです。XML を使うメリットは、SQL を外部化してコードと分離できる点、複雑な動的 SQL を や などの要素で表現できる点、再利用性と保守性が高まる点です。実務では Spring との組み合わせも人気で、データベース接続の管理やトランザクション制御と一緒に使うと作業が楽になります。理解のコツは、まず「何を取り出したいか」「どのテーブルとどの列を扱うか」を決め、次に XML の id とインターフェイスのメソッドを対応づけることです。初心者向けの学習としては、簡単な SELECT の例から始めて、パラメータの渡し方と戻り値の取り方を体験すると良いでしょう。 - mybatis generator とは
- mybatis generator とは、データベースのテーブル定義から自動で Java のモデルクラスや MyBatis のマッピングファイルを作ってくれるツールです。MyBatis 自体は SQL を直接書いてデータを操作するフレームワークですが、コードのボイラープレート(繰り返しが多い部分)を減らすために、MBG はデータベースの情報を元にクラスと XML を自動生成します。生成される主なものには、テーブルごとの POJO(値を入れる普通の Java のクラス)、検索条件を作る Example クラス、そして MyBatis 用の Mapper XML ファイルがあります。これを使うと、1つのテーブルごとに必要なコードを手作業で作る手間が減り、プロジェクトの初期設定が速くなります。使い方の流れはとてもシンプルです。まず generatorConfig.xml という設定ファイルを用意します。ここにデータベースの接続情報、どのテーブルを対象にするか、生成先のパッケージ名やファイル名の規則を記述します。次に MBG を実行すると、設定に従って Java と XML のコードが自動で作成されます。実行後は生成されたファイルを自分のプロジェクトに取り込み、必要に応じて修正します。なお、再実行時には既存のファイルが上書きされることがあるので、上書きを避けたい場合は設定を工夫するか、初回生成後はファイルを保護するなどの対策をします。MBG は特にデータベース主導のアプリケーションで便利です。テーブルが増えた場合でも、設定を変えて再実行するだけで新しいモデルやマッパーが作成されます。ただし、複雑な SQL やカスタムのクエリは自分で書く必要がある点には注意してください。総じて、繰り返し作るボイラープレートを減らし、初期開発を速く進めたいときに適したツールです。
- mybatis resultmap とは
- mybatis resultmap とは、SQLの実行結果をJavaのオブジェクトに正しく変換するための設計図のようなものです。データベースの列名とプログラムのフィールド名が違う場合でも、どの列をどのフィールドに入れるかを明示的に指定できる点が大きな特徴です。結果の行ごとにどの列がどのプロパティかを決めるので、複雑なデータ構造でも正しくマッピングできます。結果を最初から決めておくために、resultMap には type(対象のクラスの型)と、子要素として id、result、constructor、association、collection などを書きます。id は主キーに対応する列、result は普通のプロパティ、constructor はオブジェクトのコンストラクタを使って値を渡すときに使います。association は1対1の関連、collection は1対多の関連を表します。これらを組み合わせると、結合されたデータを階層的なオブジェクトに組み立てられます。XMLの例としては、
のように記述します。そして を使ってデータを取り出せます。初めは名前が一致しなくても、resultMap を使えば柔軟に対応できます。 - mybatis typehandler とは
- mybatisはJavaとデータベースをつなぐ人気のツールです。その中の TypeHandler は、データベースの値とJavaの値を“仲介する通訳”の役割をします。たとえばデータベースで真偽値を0か1で表す場合、Java側はtrueかfalseを使います。この差をそのまま放っておくと、プログラムの読み書きで誤解が生まれやすくなります。TypeHandlerを使えば、DBの0をfalse、1をtrueに自動で変換して読み出し、書き込み時には逆にfalse/trueを0/1に直して保存してくれます。日付や時刻の扱いでも役に立ち、DBが文字列として日付を格納している場合にも、JavaのLocalDateTimeやDateへ正しく変換する仕組みを用意できます。使い方は大きく三つです。まず自分でTypeHandlerを作成して、読み取りと書き込みの変換処理を定義します。次にMyBatisの設定にこのTypeHandlerを登録します。最後に適用する場所を選んで、マッピングの時に型の違いを明示するか、指定した型でデータを扱うようにします。実際のコードは短いクラスを書くだけで済み、既存の型と置き換えるだけで動作することが多いです。TypeHandlerをうまく使えば、DBとJavaの型の差を気にせず、安定してデータをやり取りできるようになり、初心者でも堅牢なデータ処理を作りやすくなります。
- mybatis criteria とは
- mybatis criteria とは、MyBatis でデータの検索条件をプログラムの形で組み立てる仕組みのことです。MyBatis はデータベースと Java の橋渡しをするツールで、SQL を直接書く方法と、生成ツールの機能を使って条件を動的に作る方法があります。ここでいう Criteria は、条件を積み重ねていくための条件セットのことです。MyBatis Generator というツールを使うと、テーブルごとに Example クラスとその中の Criteria という内部クラスが自動で作られます。使い方は次のような流れです。まず対象テーブルに対応する Example クラスのインスタンスを作ります。次に createCriteria を呼び出して Criteria を取り出し、名前や年齢などの条件を AND でつなぐ形で追加していきます。複数の条件を同じ Criteria に追加すると、条件は基本的に AND で結ばれます。さらに OR の条件が欲しい場合は、別の Criteria を作って or で結ぶことができます。最後にこの Example を Mapper の selectByExample などのメソッドに渡すと、データベースへ実際の SQL が発行され、条件に合うデータだけが返ってきます。たとえば 名前が田中 で、年齢が 20 以上 というような複数条件を、すっきりと読みやすい形で表現できます。なお、Generator を使わずに直接 XML の動的 SQL を書く場合は、
や タグで同じような動的条件を作りますが、コードの書き方が異なる点に注意してください。初心者には MyBatis Generator の Example/Criteria の仕組みを覚えるのがおすすめです。 - mybatis-config.xml とは
- mybatis-config.xml とは、Java のアプリケーションがデータベースとやり取りする仕組みを決める、MyBatis の中心となる設定ファイルです。MyBatis は SQL と Java の橋渡しをしてくれる人気のあるデータベース連携ツールですが、その動き方を指示するのがこのファイルです。通常は mybatis-config.xml という名前で、XML 形式で書かれ、プロジェクトのリソースフォルダに置きます。たとえば src/main/resources のような場所がよく使われます。ファイルの根には
があります。その中に Settings、typeAliases、environments、mappers などのセクションを追加していきます。Settings には実行時の挙動を細かく変える選択肢があります。例として mapUnderscoreToCamelCase を true にすると、データベースの列名がキャメルケースの Java 変数名に自動的に変換されます。typeAliases では長いクラス名を短い別名で呼べるように登録します。environments はデータベース接続の情報とトランザクションの方法を一つの環境としてまとめ、どのデータベースを使うかを決めます。mappers は実際の SQL を記述する場所や、それをどの Java のコードと結びつけるかを定義します。SQL を別の XML ファイルに置く方法や、インターフェースのメソッドにアノテーションをつけて紐づける方法など、使い方には複数の選択肢があります。初心者は最初は基本だけを理解して動かしてみるのがコツです。パスワードなどの機微な情報は環境変数や別ファイルに分離して管理するのが安全です。小さな設定から少しずつ足していくと、MyBatis がデータベースとどうつながっているかが見えてきます。 - mybatis example とは
- この言葉 mybatis example とは は MyBatis という Java のデータベース操作のしくみを学ぶときの例示を指します。MyBatis は SQL を直接書いてデータベースとやり取りするしくみで、ORM の一種ですが自動生成に頼らず自分で SQL を書く自由さが魅力です。ここでの example は 初心者が基本をつかむための 動く小さなサンプルコードのことです。\n\n初心者が覚えるべきポイントは次のとおりです。まず データベースとつながる設定ファイル(通常は mybatis-config.xml)を用意します。次に SQL と Java の橋渡しをする Mapper を作ります。Mapper には XML ファイルを使って SQL を記述する方法と アノテーションだけで済ませる方法があります。\n\n実際の例では テーブル名を users、フィールドを id name email とします。Java 側には User というクラスを作り、データの入れ物として使います。次に UserMapper というインターフェースを作り List
などを返すメソッドを定義します。XML の Mapper ファイルには select * from users のような SQL を書き、対応する Java のメソッドと結び付けます。\n\n使い方は SqlSessionFactory から SqlSession を取り出し、Mapper を取得してメソッドを呼ぶだけです。例えば List list = mapper.selectAll(); のように呼び出すと、データベースの結果が User のリストとして返ってきます。\n\nこの流れを理解すると MyBatis を使って好きな SQL を自分でコントロールしながら Java のプログラムとデータをつなぐことができます。 - mybatis cursor とは
- mybatis cursor とは、大きなデータを処理する際に使われる機能です。通常のクエリは結果をメモリに一括で読み込むため、データ量が多い場合はメモリ不足や処理待ちが発生しやすくなります。カーソル(cursor)を使うと、データベースから結果を1行ずつ受け取りながら処理を進められるため、メモリ消費を抑えつつ長時間の処理が可能です。MyBatis では selectCursor という方法でカーソルを取得します。これにより Cursor
を取得し、for (T item : cursor) のように順次処理できます。使用時のポイントとして、カーソルは基本的にトランザクション内で動作しますので、開始と終了をきちんと管理してください。カーソルは必ず閉じるべきで、close() または try-with-resources を使って自動解放するのが安全です。データベースの JDBC ドライバや設定により、フェッチサイズを調整するとパフォーマンスが改善されることがあります。実用例として、以下のようなコードが典型的です。コード例:Cursor cursor = sqlSession.selectCursor("com.example.UserMapper.selectAllUsers");try (Cursor c = cursor) { for (User u : c) { // ユーザー情報を処理する System.out.println(u.getName()); }}SQL 側の設計次第で、通常の方法よりもリソースを有効活用できる場合がありますが、全ての場合に最適というわけではありません。大きなデータを段階的に処理したい場面で検討すると良いでしょう。 - ibatis mybatis とは
- ibatis mybatis とは、データベースとJavaをつなぐ道具です。両方ともSQLを自分で書き、結果をJavaのクラスへうまくつける「SQLマッピング」機能を持ちます。元々「iBatis」は軽量なフレームワークとして使われていましたが、後に道筋を受け継いだのが「MyBatis」です。MyBatisはXMLファイルやアノテーションを使って、どのSQLをどのJavaのメソッドに対応させるかを定義します。つまりSQLを自分で書きつつ、結果をJavaのオブジェクトに変換してくれるのです。大きな特徴は、ORM(オブジェクト関係モデル)と呼ばれる自動的な機能ではなく、SQLを自分でコントロールできる点です。複雑なクエリやパフォーマンスを細かく調整したい場合に有利です。さらにMyBatisには動的SQLの機能があり、条件に応じてSQLを組み立てることができます。使い方の基本は、まずプロジェクトに依存関係を加え、データベースの接続情報を設定します。次にXMLファイル(またはアノテーション)でSQLを記述し、Java側のMapperインターフェースと紐付けます。実行時にはSqlSessionという道具を使って、定義したSQLを呼び出し、結果をJavaのオブジェクトとして受け取ります。iBatisとMyBatisの違いは主に「時代と機能の更新」です。iBatisは歴史的な出発点で、現在はMyBatisが公式の継続プロジェクトとして広く使われています。初心者はMyBatisから学ぶとスムーズで、SQLを自分で書く感覚を大切にしつつ、ボイラープレートを減らせます。まとめ: ibatis mybatis とは、データベースとJavaを結ぶ手段で、SQLを直接書きつつ結果をオブジェクトに変換してくれるツールです。ORMと比べて自分でSQLをコントロールしたい人に向いています。
mybatisの同意語
- MyBatis
- Java向けのSQLマッピングフレームワーク。XMLやアノテーションでSQLとJavaオブジェクトの対応づけを行い、柔軟なデータベースアクセスを実現します。
- MyBatisフレームワーク
- MyBatisを指す自然な呼称。JavaアプリでSQLとオブジェクトを結びつけるデータアクセス用のフレームワークです。
- MyBatis SQL Mapper
- MyBatisのSQLマッピング機能を表す表現。SQLとJavaオブジェクトの対応づけを行う役割を指します。
- SQLマッパー(MyBatis)
- MyBatisが提供するSQLマッピング機能を指す呼び方。SQLとオブジェクトの橋渡しツールです。
- JavaのSQLマッピングツール
- JavaアプリでSQLとオブジェクトの橋渡しをするツールのひとつ。MyBatisはこのカテゴリに属します。
- Java向けデータマッピングフレームワーク
- Javaでデータベースのデータとオブジェクトを結びつけるためのフレームワーク。MyBatisはその一例です。
- XMLマッピングツール(MyBatis)
- MyBatisがXMLでSQLと結果を定義することが多いため、XMLを用いるマッピングツールとして紹介されることがあります。
- アノテーション対応SQLマッピング
- MyBatisはアノテーションを用いたSQLマッピングにも対応しており、XMLと併用される表現です。
mybatisの対義語・反対語
- 生SQL
- SQLをそのまま手書きで書いて実行するスタイル。マッピングや抽象化の機能を使わない。
- プレーンJDBC
- JavaのJDBC APIをそのまま使用して、SQLの発行と結果の処理を行う最も基本的な方法。
- ORMなし
- オブジェクトリレーショナルマッピングを使わない。データベースとのやりとりをSQLとJDBC中心で行う状態。
- 手動マッピング
- SQLの結果セットを自分でオブジェクト属性に割り当てる作業を行う方法。
- 直接SQL実行
- アプリケーションコードから直接SQLを出して結果を処理するスタイル。
- SQLファースト開発
- アプリの設計や実装の中心がSQLクエリと結果の処理であるアプローチ。
- 低レベルデータアクセス
- 高レベルのフレームワーク機能を使わず、低レベルのデータアクセスAPIを用いる方法。
- 直接結果処理
- ResultSetを直接走査して、オブジェクトへ自分で割り当てること。
mybatisの共起語
- SQLマッパー
- SQL文とJavaのオブジェクトを結びつける中心的機能。データベース操作の起点となる要素です。
- XMLマッピング
- XMLファイル内でSQL文と結果のマッピングを定義する方法。主にマッピング定義をXMLで管理します。
- アノテーションマッピング
- Javaのアノテーションを使ってSQLを定義する方法。XMLを使わずに設定することが多いです。
- 動的SQL
- 条件に応じてSQL文を動的に組み立てる機能。if / choose / when / otherwise などの要素を利用します。
- SqlSession
- 実際のデータベース操作を行うためのコアとなるセッション・インターフェース。
- SqlSessionFactory
- SqlSessionを生成する工場。設定情報に基づいてセッションを作成します。
- Mapper
- データベース操作を定義するインターフェースと、それに対応するXML/アノテーションのセット。
- ResultMap
- SQLの結果をJavaオブジェクトに正しく割り当てる設定。複雑なマッピングにも対応します。
- ParameterType
- SQLに渡すパラメータの型を指定する設定。
- parameterType
- SQLのパラメータの型を個別に指定する属性名。
- resultType
- SQLの実行結果を受け取るJava型を指定する属性名。
- TypeHandler
- データベース型とJava型の変換をカスタムで定義する機能。
- POJO
- データベースのレコードを格納するJavaの普通のオブジェクト。データの受け渡しに用います。
- Spring統合
- Spring Frameworkと連携してトランザクション管理やDIを活用する方法。
- Spring Boot統合
- Spring Bootアプリでの設定を簡略化して使う方法。設定が楽になるメリットがあります。
- DataSource
- データベース接続情報(URL・ユーザー名・パスワードなど)を提供する設定。
- mybatis-config.xml
- 全体設定を記述する中心的な設定ファイル。パフォーマンスや挙動を調整します。
- Mapper XMLファイル
- 各MapperのSQLと結果マッピングを定義するXMLファイル。
- MyBatis-Plus
- MyBatisを拡張して機能を追加するサードパーティライブラリ。CRUDを簡略化します。
- ログ設定
- SQL発行をログに出力する設定。開発時やデバッグ時に有用です。
- バッチ処理
- 複数のSQLをまとめて効率的に実行する機能。大量データ処理に向きます。
- キャッシュ
- クエリ結果をキャッシュして同じクエリの再実行を高速化する機能。
- JDBC
- Javaのデータベース接続用APIの総称。MyBatisはJDBCを内部で利用します。
- ページネーション
- データをページ単位で取得するための機能(limit/offsetなど)。
mybatisの関連用語
- MyBatis
- Javaアプリケーションとデータベースを結ぶデータアクセスフレームワーク。SQLを直接記述し、結果をJavaオブジェクトへマッピングします。
- SqlSession
- データベースと対話するセッション。SQLの実行、パラメータ設定、結果の取得を担当します。
- SqlSessionFactory
- SqlSessionを生成する工場。設定ファイルやビルダー情報をもとにセッションを提供します。
- SqlSessionFactoryBuilder
- 設定情報からSqlSessionFactoryを作成するビルダー。
- Configuration
- MyBatis全体の設定を保持する中心的なオブジェクト。マッピング、キャッシュ、型ハンドラなどを管理します。
- MappedStatement
- 実行対象のSQL文とその設定を表すオブジェクト。ID、SQL、パラメータ、結果マッピングなどを含みます。
- Mapper
- SQLとJavaのメソッドを結びつけるインターフェース。
- XML Mapper
- XMLファイルにSQL文と結果マッピングを定義する方法。
- Annotation-based Mapping
- アノテーションを使ってMapperインターフェースにSQLを直接書く方法。
- ResultMap
- データベースの結果をJavaオブジェクトへどう対応づけるかを定義する設定。
- TypeHandler
- JDBCのデータ型とJavaの型を相互に変換する拡張ポイント。
- TypeAliases
- クラス名の別名を設定して、短い名前で参照できるようにする機能。
- JdbcType
- JDBCで利用されるデータ型の定義。VARCHAR、INTEGER など。
- FirstLevelCache
- 同じSqlSession内の結果をキャッシュするセッションレベルのキャッシュ。
- SecondLevelCache
- セッションをまたいで共有されるキャッシュ。namespaceごとに設定します。
- CacheRef
- 別の名前空間のキャッシュを参照して再利用する設定。
- Interceptor/Plugin
- 実行時の任意のポイントに処理を挟む拡張機構。プラグインとも呼ばれます。
- Executor
- 実際にデータベースへSQLを発行して結果を返す最下位の実行エンジン。
- StatementHandler
- SQL文の生成・準備を担当する処理。
- ParameterHandler
- SQLのパラメータを設定する担当。
- ResultSetHandler
- データベースの結果セットをJavaオブジェクトへ変換する担当。
- BoundSql
- 実行時に確定したSQL文字列とパラメータ情報を保持するオブジェクト。
- RowBounds
- オフセットと件数によるページングを提供する仕組み。
- OGNL
- MyBatisでパラメータ参照に使われる表現言語。Object Graph Notationの略。
- Dynamic SQL
- 条件分岐や繰り返しなどを使って実行時にSQLを動的に組み立てる機能。
- XML Dynamic SQL Tags
、 、<when>、 、 、 など、動的SQLを記述するXMLタグの集合。 - SqlProvider
- 動的にSQLを提供するメソッドを指定する機能。@SelectProvider など。
- MapUnderscoreToCamelCase
- データベースのスネークケースとJavaのキャメルケースを自動対応させる設定。
- Spring Integration
- Springと連携して SqlSessionFactoryBean や SqlSessionTemplate などを利用する統合機構。
- SqlSessionTemplate
- Spring環境で SqlSession をスレッドセーフに扱うためのテンプレートクラス。
- SqlSessionFactoryBean
- Springで SqlSessionFactory をBeanとして生成するためのファクトリBean。
- MapperScannerConfigurer
- Spring側で Mapper インターフェースを自動検出する設定。
- MyBatis Generator (MBG)
- データベーススキーマから自動的にマッピングXMLとモデルクラスを生成するツール。
mybatisのおすすめ参考サイト
- (初心者向け)MyBatisの基礎知識 #SQL - Qiita
- MyBatisとは?メリットやデメリット、具体的な案件例も合わせて紹介
- MyBatisとは?メリットやデメリット、具体的な案件例も合わせて紹介
- SQL (構造化クエリ言語) とは何ですか? - AWS
- Mapperとは #Java - Qiita
- MyBatisによる基本的なDBアクセス - 松山市



















