

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
ftdi・とは?基礎をやさしく解説
ftdi は USB デバイスとマイコンの間の通信を簡単にするための部品を提供する会社の名前です。正式には Future Technology Devices International の略であり FTDI はこの会社のブランドとして広く使われています。初心者向けには「ftdi = USB からシリアルへ変換するチップを作る会社」という理解で十分です。
実際には FTDI が作るチップを使って PC の USB ポートとマイコンを直結する「変換器」を作ることが多く、規格は主に UART の通信を扱います。これによりパソコン上のソフトウェアは仮想的な COM ポートを通じてデータを送受信できます。
代表的な製品と機能
| 製品名 | 用途 |
|---|---|
| FT232R | USB から UART への変換を行う代表的なチップ |
| FT2232H | 2 チャネルの USB から UART または FIFO へ対応 |
| FT245R | USB から パラレル FIFO の橋渡し |
このようなチップを使うと PC の USB ポートを介してマイコンへデータを送ったり受け取ったりできます。開発時には 仮想 COM ポート を使うのが一般的で、Windows では VCP ドライバが有名です。一方 D2XX ドライバは API から直接チップを制御したい場合に重宝します。
ドライバと使い分けのポイント
OS ごとに提供されるドライバは異なり、使い方も少しずつ変わります。以下のポイントを押さえましょう。
ポイント1 VCP ドライバを使うと仮想 COM ポートとして認識されるので 古いソフトウェアにも対応しやすい。
ポイント2 D2XX ドライバを使うと API 経由の直接制御が可能で 高速な通信や細かい設定ができます。
ポイント3 ボードの型番を確認して 対応ドライバを選ぶ ことが大切です。
実際の接続手順の流れ
まず FTDI チップを搭載したボードを USB ケーブルで PC に接続します。OS が自動的にドライバを認識する場合もありますが 手動でのインストールが必要なこともあります。インストール後は仮想 COM ポートが割り当てられ、ソフトウェア側でこのポートを指定して通信を開始します。
通信が安定しない場合はボーレートやデータビット長などの通信設定を見直します。小さなボードから試して学ぶとミスが少なく安全です。
さらに実務的なコツとしては 電源供給 の安定性と USB コントローラの挙動を理解することが挙げられます。特にノートPC の USB ハブや外部電源供給が変わると通信が途切れやすくなるため 設定を固定しておくのが有効です。
使い方のまとめ
ftdi のチップは USB と UART の橋渡しを作るうえで非常に有用です。初心者はまず製品名と対応ドライバを確認し VCP で手軽に試すのが良いでしょう。必要に応じて D2XX を使い API 経由の制御を学ぶと より高度な通信が可能になります。
ftdiの関連サジェスト解説
- ftdi ドライバ とは
- ftdi ドライバ とは、パソコンと USB 接続デバイスをつなぐためのソフトです。FTDI という会社が作る USB-シリアル変換チップを使う機器は、パソコンが「シリアル通信をしている機器だ」と認識できるようにする役割をこのドライバが果たします。代表例として USB-シリアルアダプタや、Arduino の一部ボードに搭載されている FT232R などがあります。ドライバを入れると、PC はそのデバイスを仮想的な COM ポートとして認識したり、特定のプログラムから直接 FTDI の API を使って通信したりできます。ftdi ドライバ には大きく分けて 2 種類があります。1 つは VCP という仮想 COM ポートを作るドライバです。これを使えば昔からあるシリアル通信ソフトをそのまま使えます。もう 1 つは D2XX と呼ばれる API ドライバです。こちらはプログラムから高速で細かい操作をしたいときに使われ、専用のライブラリも提供されます。インストールの方法は OS によって違います。Windows なら公式サイトからドライバをダウンロードし、インストーラーを実行します。デバイスを接続してから更新をかけると認識され、デバイスマネージャーのポート欄に新しい COM ポートが表示されます。もし認識されない場合は、ケーブルの良否や別の USB ポートを試すほか、署名の設定を変更する必要があることもあります。macOS や Linux の場合は状況が少し違います。macOS では多くの FTDI チップが OS に組み込みのドライバで動くことがあり、追加のソフトを入れなくても動くことがあります。必要に応じて公式サイトの VCP ドライバを入れることも可能です。Linux では ftdi_sio などがカーネルに含まれており、特別なインストールをしなくても動くことが多いです。注意点として、公式サイトから正しく最新版を入手すること、偽物や互換性の低いドライバを使わないことがあります。デバイスによってはケーブルそのものが通信に使えない場合もあります。問題が起きたときは別の端末、別のケーブル、別の USB ポートを順番に試してみると原因がわかりやすくなります。
- ftdi driver とは
- ftdi driver とは、FTDI社が提供するUSB-シリアル変換チップを使う機器とパソコンを通信させるためのソフトウェアです。多くの電子工作キットやArduino互換機、ラズベリーパイの周辺機器には FTDI チップが使われており、そのチップとパソコンの USB をつなぐと、データをやり取りするための仮想的なシリアルポートが作られます。この仮想ポートを作るのが ftdi driver です。ドライバが正しく入っていないと、機器を認識できなかったり、COMポートが表示されなかったりします。インストール方法は OS ごとに少し違います。 Windows なら FTDI の公式サイトから VCP Drivers や FTDI USB Serial Driver をダウンロードしてインストールします。インストール後はデバイスマネージャーのポート (COMとLPT) の欄に接続した機器が COM 番号付きで表示されます。この COM 番号を使って、PuTTY や Tera Term などのツールで接続設定を行います。macOS では、かつては別の KEXT が必要な場合もありましたが、現在は OS のバージョンや配布パッケージによって対応が異なります。公式サイトの案内に従い、適切なパッケージを選ぶと良いでしょう。Linux では多くのディストリビューションで ftdi_sio というカーネルモジュールが自動的に読み込まれ、特別な追加作業なしで使えることが多いです。ただし権限周りやグループ設定で一般ユーザーが直接 /dev/ttyUSB0 などのデバイスにアクセスできるようにする必要がある場合があります。使い方としては、まず機器の電源を入れ、適切なボーレート(通信速度)を設定します。古いケーブルや壊れたケーブルだと正しく通信できないことがあるため、別のケーブルを試してみるのも有効です。もしドライバが見つからない、デバイスが認識されないといったトラブルが起きたら、以下を順に確認します。1) ケーブルと電源の接続は正しいか、2) 正しい FTDI チップのドライバをダウンロードしたか、3) OS のセキュリティ設定で外部のドライバを許可しているか、4) デバイスマネージャーやシステム情報でデバイスが表示されているか。これらをチェックすれば、比較的短時間で解決できることが多いです。このように ftdi driver とは、USB-シリアル接続を使う機器と PC をつなぐ橋渡しをする重要なソフトウェアです。正しくインストールすれば、Arduino のような開発ボードや各種計測機器を簡単に使えるようになります。
ftdiの同意語
- FTDI
- Future Technology Devices International Limited の略称。FTDIブランドのUSB-シリアル変換チップを指す総称です。
- FTDI社
- FTDIの企業名。Future Technology Devices International Limited の日本語表記です。
- Future Technology Devices International
- FTDIの正式英語表記であり、企業名そのものを指します。
- FTDIチップ
- FTDIブランドのUSB-シリアル変換チップ全般を指す呼称です。
- FT232R
- FTDIが提供するUSB-シリアル変換チップの代表的なモデルのひとつです。
- FT2232H
- FTDI製の多機能USB-シリアル/ペリフェラル統合チップの型番です。
- FT4232H
- FTDI製の4チャネルUSB-シリアル変換チップの型番です。
- FT245
- FTDI製のUSB-シリアル変換チップの型番のひとつです。
- USB-to-Serial変換チップ
- USB信号をシリアル信号へ変換する機能を持つチップの総称で、FTDI製品も含みます。
- USB-UARTブリッジ
- USBとUARTを橋渡しする機能を指す表現。FTDIの製品群がこれに該当します。
- FTDIドライバ
- FTDIチップをPCと通信させるためのデバイスドライバ(仮想COMポートを提供することが多い)です。
- VCPドライバ
- Virtual COM Portドライバ。FTDI製品で仮想COMポートを提供する際に使われる名称です。
- FTDIファームウェア
- FTDIチップ内に組み込まれているファームウェア(動作プログラム)です。
- FTDI製品
- FTDIブランドの製品全般を指す表現です。
ftdiの対義語・反対語
- 非FTDI
- FTDIではないことを指す対義語。FTDIブランドを使わない別のメーカーや、FTDI以外のチップを示す際に使います。
- FTDI以外
- FTDIブランドではないものを意味する語。FTDI製品の代替や比較対象として用いられます。
- 代替ブランド
- FTDIの代わりになる他社ブランドの総称。競合するチップを示す際に使われます。
- 競合ブランド製品
- FTDIと同等の機能を提供する他社のチップ・製品を指す語。
- オープン規格
- 公開仕様の規格。FTDIのクローズド・ソリューションに対する対義語として、誰でも設計・実装しやすい方向性を示します。
- 自社開発チップ
- 自社で設計・開発したUSB-シリアルチップを指す語。FTDIの商用チップに対する対義語として使われます。
- オープンソースハードウェア
- 設計が公開され、誰でも利用・改変できるハードウェア。商用のFTDIチップに対する対比として用いられます。
- 汎用USB-UART変換チップ
- 特定ブランドに依らず、汎用的なUSB-to-UART変換機能を持つチップを指す語。 FTDI以外の選択肢として説明する際に使えます。
ftdiの共起語
- USB
- Universal Serial Bus。FTDI のデバイスをPCと接続する基本の通信規格で、ほとんどの FTDI チップは USB 経由で動作します。
- USB-シリアル
- USB からシリアル通信へ変換する機能。FTDI の核となる用途で、PC とマイコン等をつなぐ橋渡しをします。
- USB-to-serial
- USB to Serial の英語表記。USB 接続でシリアル通信を実現する機能を指します。
- UART
- Universal Asynchronous Receiver-Transmitter。FTDI チップが扱う基本的なシリアル通信方式。
- FT232R
- FTDI の代表的な USB-シリアル IC の一つ。安定して広く使われています。
- FT232RL
- FT232R の別表記・同系統の製品名。基本的には同じカテゴリです。
- FT2232H
- デュアルチャンネルの USB 〜 UART/SPI/I2C ブリッジ。多機能な用途に適します。
- FT245R
- USB FIFO IC。連続的なデータ転送に強い設計です。
- FT230X
- 低コストの USB-to-serial IC。小型・低価格な用途向け。
- FT231X
- 低電力・小型の USB-to-serial IC。省エネ設計の用途に向きます。
- FT232H
- 高機能な USB-to-Serial/Bridge。MPSSE により SPI/I2C などにも対応します。
- D2XX
- FTDI の公式 API ライブラリ。デバイスを低レベルで制御するためのドライバ機能を提供します。
- libftdi
- オープンソースのライブラリ群。FTDI チップをプログラムから操作するためのツールです。
- VCP
- Virtual COM Port。仮想的なCOMポートを作成して、シリアル通信を可能にします。
- 仮想COMポート
- VCP の日本語表現。OS 側に仮想のシリアルポートを提供します。
- Windowsドライバ
- Windows 環境で VCP/D2XX を動作させるための公式ドライバ。
- macOSドライバ
- macOS 用の FTDI 公式ドライバ。
- Linuxドライバ
- Linux 用の FTDI ドライバ。udev ルールと組み合わせることが多いです。
- VID
- Vendor ID。FTDI のベンダー識別IDで、デバイスを特定します。
- PID
- Product ID。デバイスごとに割り当てられた製品識別IDです。
- MPSSE
- Multi-Protocol Synchronous Serial Engine。SPI/I2C などを FTDI チップで実現する機能。
- SPI
- Serial Peripheral Interface。MPSSE で FTDI チップを介して実装できる通信プロトコルの一つ。
- I2C
- Inter-Integrated Circuit。MPSSE によって FTDI チップで実現できる通信プロトコルの一つ。
- Bitbang
- Bit Bang モード。GPIO 的な入出力を自由に操作する機能。
- Breakout
- FTDI ブレークアウトボード。ピン配置を学習・実験しやすい入門用ボード。
- FTDI Chip
- FTDI のチップ自体を指す一般表現。
- FTDI Breakout
- FTDI ブレークアウトボードのこと。
- USBケーブル
- FTDI の USB ケーブル類。PC と FTDI デバイスを物理的に接続します。
- USB-UART
- USB to UART の略。USB 経由で UART 通信を実現します。
- Arduino
- 過去の Arduino ボードでは FTDI チップを用いた USB-シリアル変換が一般的だったことがあります(現在は機種により異なる)。
- udev_rules
- Linux で FTDI デバイスを適切に認識・アクセスするための udev ルール設定のこと。
- ftdi
- 共起語として扱われることがある表記。キーワードの関連語群を示す補助語として使われる場合があります。
ftdiの関連用語
- FTDI
- Future Technology Devices International の略。USBとシリアル通信を結ぶICを設計・販売する企業です。
- FT232R
- 代表的な USB→シリアル変換チップ。1チャネルの UART を USB 経由で使えるようにします。
- FT232RL
- FT232R の実装名の一つ。広く普及しているモデルです。
- FT232H
- 多機能な USB‑UART/SPI/I2C/JTAG 対応チップ。D2XX API などが利用可能です。
- FT2232H
- 2 チャネルで複数プロトコルを同時に扱える高機能チップ。UART/SP I/I2C/JTAG などに対応。
- FT4232H
- 4チャネルの多機能 USB‑シリアル変換チップ。大規模な接続に向きます。
- FT230X
- 低コストの USB‑UART チップ。シンプルな用途に適しています。
- MPSSE
- Multi‑Protocol Synchronous Serial Engine の略。SPI・I2C・JTAG などをソフトウェア制御で実現する機能。
- UART
- Universal Asynchronous Receiver/Transmitter の略。最も基本的なシリアル通信方式。
- VCP
- Virtual COM Port の略。FTDI のドライバで USB デバイスを仮想の COM ポートとして扱います。
- D2XX driver
- Direct to Driver の略。FTDI デバイスへ直接アクセスする Windows 用 API/ドライバ。
- ftd2xx.dll
- Windows で D2XX API を呼ぶためのダイナミックリンクライブラリ。
- libftdi
- オープンソースの FTDI デバイス制御ライブラリ。Linux などで使用されます。
- D2XX API
- FTDI デバイスへ直接コマンドを送るための API。
- FTDI EEPROM
- デバイスの説明文字列・シリアル番号・VID/PID などを保存する EEPROM。
- ftProg
- FTDI EEPROM を編集・書き換えるためのツール。
- VID
- USB のベンダーID。FTDI の一般的な値は 0x0403 など。
- PID
- USB のプロダクトID。機種ごとに異なる識別子。
- USB
- Universal Serial Bus の略。FTDI は USB 経由でシリアル通信を実現します。
- TTL
- Transistor‑Transistor Logic。FTDI の出力レベルとして主に 3.3V/5V が用意されています。
- RS-232
- 古典的なシリアル通信規格。FTDI のチップは主に TTL レベルを出力するので、RS-232 レベルへ変換する場合は別途レベルシフタが必要です。
- 3.3V/5V
- 出力・信号レベルの電圧。FTDI の製品により対応レベルが異なります。
- SPI via MPSSE
- MPSSE を用いて SPI プロトコルで通信する仕組み。
- I2C via MPSSE
- MPSSE を用いて I2C プロトコルで通信する仕組み。
- JTAG via MPSSE
- MPSSE を用いて JTAG プロトコルで通信する仕組み。
- SparkFun FTDI Basic
- 初心者向けの FTDI ブレークアウトボードの代表例。
- Adafruit FTDI Friend
- Adafruit が提供する FTDI ブレークアウトボードの一つ。
- USB to TTL Serial Cable
- USB 端子と TTL シリアル信号を変換するケーブル( FTDI チップ搭載 )。
- ftdi_sio
- Linux カーネルの FTDI デバイス用ドライバ(USB‑serial ドライバの一部)。
- OSサポート
- Windows・macOS・Linux の主要3OSに対応しています。
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