

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
内耳道とは
内耳道は、耳の奥にある細い管で、内耳と脳を結ぶ通り道です。内耳道は英語で Internal Auditory Canal(IAC)と呼ばれ、ここを通る主な神経は第八脳神経(前庭蝸牛神経)と、第七脳神経(顔面神経)です。これらの神経は聴覚と平衡感覚の情報、そして顔の表情筋の指令を脳へ伝えます。
どこにあるのか
内耳道は耳の奥、頭蓋骨の側頭部に位置します。見た目は細い管ですが、周囲を硬い骨が囲んでいるため保護されています。
役割と通る神経
聴覚と平衡感覚の信号を脳に伝える通り道です。具体的には、内耳から出る聴覚・前庭の信号を第八脳神経が受け取り、さらに脳へ伝えます。顔の表情筋を支配する第七脳神経もこの通り道に影響を受けることがあります。
よくあるトラブル
内耳道の病気としては、腫瘍(聴神経鞘腫/vestibular schwannoma)や骨の変化、疲労による聴覚の変化、稀に感染症などがあります。腫瘍ができると、難聴や耳鳴り、平衡感覚の乱れが生じることがあります。
内耳道の用語の整理
・内耳道は英語で Internal Auditory Canal(IAC)と呼ばれます。・内耳は聴覚・平衡感覚を受けとる部位です。・内耳道は、内耳と脳を結ぶ“情報の通り道”です。
表で整理してみよう
| 要素 | 場所・通る神経 | ポイント |
|---|---|---|
| 場所 | 頭蓋骨の側頭部、内耳の入口付近 | 細い管だが保護された構造 |
| 通る神経 | 第八脳神経(聴覚・前庭)と 第七脳神経(顔面神経) | 聴覚・平衡感覚と顔の動きに関与 |
| 役割 | 内耳から脳へ情報を伝える | 聴覚・平衡の正確な処理に重要 |
| 病気の例 | 聴神経鞘腫など | 難聴・耳鳴り・平衡異常を引き起こすことがある |
まとめ
内耳道は耳の奥の小さな通り道ですが、聴覚や平衡感覚を脳へ伝える重要な役割を担っています。体調の変化を感じたときは、耳鼻咽喉科の専門医に相談することが大切です。
内耳道の同意語
- internal acoustic meatus
- 側頭骨の内側にある管状の孔で、脳幹から聴覚・前庭神経を内耳へ運ぶ通路です。顔面神経の一部もこの付近を通ることがあり、解剖・画像診断で用いられる正式名称の英語表現です。
- internal auditory canal
- internal acoustic meatus と同義の英語表現。聴覚・前庭神経が内耳へ向かう管状の通路を指します。英語の別名として、文献でよく見られます。
- IAC
- Internal Acoustic Canal の略称。医療文献で IAM の略語として使われることが多く、同じ部位を指します。
内耳道の対義語・反対語
- 外耳道
- 外耳道は耳の外側にある通路で、耳介から鼓膜へとつながる道です。内耳道の対義語としてよく挙げられます。耳の構造を外側と内側で区別する際の“反対の場所”のイメージです。
- 外耳
- 外耳は耳の外側の部分全体を指します。内耳(内側の耳)の対局に位置する部位で、聴覚の入口となる部分を指します。
- 内耳
- 内耳は聴覚と平衡感覚を司る耳の内部の部位です。内耳道の“内側”という意味を含む言葉で、対比の対象として挙げられます。
- 中耳
- 中耳は鼓膜と内耳をつなぐ空間で、外耳と内耳の間にある部位です。内耳道の位置関係を補足的に示す対比として使われることがあります。
内耳道の共起語
- 聴神経
- 内耳道を通る第VIII脳神経。聴覚と前庭機能をつかさどる神経で、音情報とバランス情報を脳に伝えます。
- 前庭神経
- 聴神経の分岐の一つで、平衡感覚を司る神経。内耳道を通る経路の中で重要な役割を果たします。
- 蝸牛神経
- 聴覚信号を脳へ伝える神経。内耳の蝸牛部と内耳道周辺で聴神経と連携します。
- 聴神経腫瘍
- 聴神経(VIII脳神経)にできる腫瘍。内耳道内へ拡がることがあり、難聴やめまいを起こすことがあります。
- 前庭神経腫瘍
- 前庭神経が起源の腫瘍で、内耳道内に発生することがある。聴覚障害と平衡障害を同時に引き起こすことがあります。
- 内耳道腫瘍
- 内耳道内に発生する腫瘍の総称。代表的には聴神経腫瘍を指します。
- 顔面神経
- VII脳神経。内耳道を経て顔の筋肉を支配します。腫瘍が大きくなると顔面の表情機能に影響を与えることがあります。
- 内耳動脈
- labyrinthine artery。内耳道の周囲を走る血管で、腫瘍の栄養供給や画像診断の情報に関係します。
- MRI
- 磁気共鳴画像法。内耳道の病変を詳しく観察する代表的な画像検査です。
- 造影MRI
- 造影剤を使って腫瘍の境界や血管像をよりはっきり描くMRIの方法です。
- CT
- コンピューター断層撮影。内耳道周囲の骨構造を評価するのに用いられます。
- 聴力検査
- 聴覚機能を評価する検査全般。内耳道の病変が原因で低下することがあります。
- 難聴
- 聴力が低下する状態。内耳道の腫瘍や炎症などが原因になることがあります。
- 耳鳴り
- 耳の音が鳴る感覚。内耳道の腫瘍や炎症、聴覚障害と関連することがあります。
- めまい/平衡障害
- 回転性のめまいと平衡感覚の障害。前庭神経の影響で起こることがあります。
内耳道の関連用語
- 内耳道
- 頭蓋骨の側頭部にある、顔面神経VIIと聴覚・前庭神経VIIIが通る細長い骨性のトンネル。脳幹と内耳を結ぶ重要な通路です。
- 顔面神経
- 脳神経VII。顔の表情筋を動かす主要な神経で、内耳道を通る部分の腫瘍などが顔面の麻痺を起こすことがあります。
- 聴神経
- 脳神経VIII。内耳道を通る神経全体で、聴覚と前庭感覚を司ります。蝸牛神経と前庭神経の2つの枝から成ります。
- 前庭神経
- CN VIIIの一部で、平衡感覚を担当します。内耳道を通り、前庭器の情報を脳へ伝えます。
- 蝸牛神経
- CN VIIIの一部で、聴覚情報を伝える役割を持ちます。内耳の蝸牛から音情報を脳へ送ります。
- 内耳動脈
- 内耳の血液を供給する動脈。内耳道と周囲の神経とともに走り、重要な血流を保ちます。
- 内耳迷路
- 内耳の総称で、平衡感覚と聴覚を司る器官群(前庭・蝸牛・半規管など)を指します。
- 半規管
- 内耳にある3つのカーブした管で、頭の回転を感知して平衡を保つのに役立ちます。
- 蝸牛
- 内耳の聴覚器官。らせん状の器官で音の振動を神経信号に変換します。
- 前庭
- 内耳の平衡器官のひとつで、体の姿勢と平衡感覚を感知します。
- 聴神経腫瘍
- 内耳道内や聴神経の部位に発生する良性腫瘍の総称。典型は聴神経鞘腫瘍(vestibular schwannoma)。
- 聴神経鞘腫瘍
- 聴神経鞘腫瘍は、内耳道内の聴神経を取り囲む鞘を由来とする良性腫瘍で、聴覚障害や難聴、耳鳴りを引き起こすことがあります。
- 聴性脳幹反応(ABR)
- 聴覚刺激に対する脳幹の反応を測定する検査。内耳道や聴神経の病変評価に用いられます。
- 内耳道 MRI
- 高解像度のMRIで内耳道内の神経腫瘍や病変を評価する画像検査。ガドリニウム造影を使うことが多いです。
- 内耳道 CT
- CT検査で内耳道の骨構造を詳しく描出します。石灰化や骨の異常、IACの形状を評価します。



















