pop3サーバー・とは？初心者でも分かる基礎ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

pop3サーバーとは初心者向けの基礎ガイド

このページでは pop3サーバー について、初心者にも分かるようにやさしく解説します。まず前提として、メールを読む仕組みにはいくつかの方式があり、そのうちの一つが POP3 と呼ばれる方式です。POP3はメールをサーバーから自分の端末へダウンロードして受信する仕組みで、読み終わった後は基本的にサーバー上のメールを削除してしまいます。これにより端末の容量を節約できますが、他の端末で同じメールを読み直すには少し工夫が必要です。

POP3の基本的な仕組み

POP3ではメールサーバーとの間でやり取りを行います。まずメールクライアントと呼ばれるソフトがPOP3サーバーに接続し、認証情報を伝えます。その後サーバーから新着メールの情報を取得し、メールをダウンロードします。ダウンロードが完了すると通常はサーバー上のメールが削除され、端末に保存されます。これが POP3の基本的な流れです。

よくある用語と違い

POP3と似た言葉に IMAP があります。IMAP はメールをサーバー上に残しておき、複数の端末から同じメールを参照するのに適しています。POP3は「端末にメールを落とす」イメージが強く、複数端末で同じメールを読みたい場合には不便になることがあります。自分の使い方に合わせて選ぶことが大切です。

実際の設定とポイント表

設定をする際には以下の情報が必要です。メールアカウントのユーザー名、パスワード、POP3サーバーのアドレス、および ポート番号です。SSLを使うかどうかも重要なポイントです。SSLを使うと通信が暗号化されるため安全性が高まります。

項目	説明
POP3サーバーのアドレス	例として mail.example.com のような形式のサーバー名を入力します
ポート番号	SSLなしは 110、SSLありは 995 が一般的です
認証情報	メールアカウントのユーザー名とパスワードを入力します
サーバー上のメールの扱い	取得後もサーバーに残すか、削除するかを設定します
同期の仕方	受信時だけ取得するか、削除の有無や保存期間を設定します

設定の実例と手順

以下は一般的な登録手順の概要です。実際の画面は使っているメールクライアントによって異なりますが、基本の流れは同じです。

1) メールクライアントを開く

2) 新規アカウントの追加を選ぶ

3) アカウント情報として名前とメールアドレスを入力

4) サーバー設定で POP3 を選びサーバーのアドレスとポートを入力

5) 認証情報としてユーザー名とパスワードを入力

6) 「サーバー上のメールを残す」を設定するかどうかを決める

7) 設定を保存して接続をテストする

注意点とおすすめの使い方

POP3を使う際の注意点は大きく分けて三つです。まず第一に バックアップを自分で取る習慣をつけることです。端末が故障してもメールを復元できるよう、時々メールをバックアップしておきましょう。第二に 複数端末での利用を前提にする場合は IMAPを検討することです。第三に セキュリティの観点から SSLを必ず有効にすることです。これらのポイントを押さえるだけで、初心者でも安心して POP3サーバーを使い始められます。

POP3サーバーを使うときは、あなたの利用シーンに合った設定を選ぶことが大切です。メールを1台の端末で管理するだけなら POP3はとてもシンプルで軽快です。複数端末で同じメールを共有したい場合は IMAP の方が向いています。どちらを選ぶかはライフスタイルと用途次第です。

まとめ

本記事では pop3サーバー の基本を解説しました。POP3はメールを端末にダウンロードして読みやすくする仕組みであり、使い方次第で非常に便利にも不便にもなります。設定時にはポート番号や SSLの有無、サーバー上のメールの扱いなどを確認して、あなたの環境に合うよう調整しましょう。最終的には自分にとって使いやすい受信方法を選ぶことが大切です。

pop3サーバーの同意語

POP3サーバー: POP3プロトコルを用いてメールの受信を提供するサーバー。
POPサーバー: POP3の略称を指し、メールを受信する機能を持つサーバーのこと。
POP3メールサーバー: POP3プロトコルを実装して、クライアントがメールを受信できるように機能するサーバー。
POP3対応サーバー: POP3プロトコルに対応してメールを受信する機能を提供するサーバー。
Post Office Protocol 3サーバー: POP3の正式名称『Post Office Protocol 3』を実装したメール受信サーバー。
Post Office Protocol 3対応サーバー: POP3（Post Office Protocol 3）に対応するメールサーバー。
POP3プロトコルサーバー: POP3プロトコルを利用してメールの受信を行うサーバー。
POP3受信サーバー: メールを受信する機能を提供するサーバー（POP3を利用）。
POP3メール受信サーバー: POP3を介してメールを受信するためのサーバー。

pop3サーバーの対義語・反対語

IMAPサーバー: POP3サーバーと同じくメールの受信を扱うサーバーの一種ですが、受信メールをサーバー上に残して複数端末で同期する点が異なります。POP3が“ダウンロードしてローカル保存”するのに対して、IMAPはサーバー上での管理を重視します。
SMTPサーバー: メールの送信を担当するサーバー。POP3サーバーが受信を中心に動作するのに対し、SMTPサーバーは送信機能を担うため、役割が反対の側面です。
Webメールサーバー: ウェブブラウザを通じてメールを閲覧・管理できるサーバー。POP3はクライアントソフト経由で受信する前提ですが、Webメールサーバーはサーバー上のウェブインターフェースを使ってメールを操作します。
POP3以外の受信プロトコル（例: IMAP）: POP3以外の受信プロトコルとしてよく対比されるIMAPのこと。受信メールをサーバー上に保持して管理する方式と、POP3のダウンロード中心の動作とを対照させる用途で語られます。

pop3サーバーの共起語

POP3: メールをサーバーから端末へダウンロードする受信プロトコル。サーバー上のメールを端末に取り込み、場合によってはサーバー上のメールを削除する設定もある。
POP3S: POP3のSSL/TLSで暗号化したバージョン。安全に受信するための接続形式。
IMAP: 別の受信プロトコル。POP3とは異なり、サーバー上でメールを管理・同期できる。
SMTP: メールを送信するためのプロトコル。POP3と組み合わせて使用される。
ポート110: POP3の標準ポート。暗号化なしで通信。
ポート995: POP3Sの標準ポート。TLS/SSLで暗号化された通信。
セキュリティ: 通信の秘匿性・認証など、データを保護する目的の要素。
SSL/TLS: 通信を暗号化する技術。POP3Sなどで使われる。
認証: サーバーへアクセスを許可するための本人確認。
ユーザー名: メールアカウントのID。
パスワード: アカウントの秘密の文字列。
認証方式: LOGIN/PLAINなど、POP3サーバーへログインする方法。
受信トレイ: 受信メールを格納する場所。POP3では端末へダウンロードされる場合が多い。
ダウンロード: サーバーから端末へメールを転送する操作。
サーバー上にメールを残す設定: ダウンロード後もサーバーにメールを残すかどうかの設定。
メールクライアント: Outlook、Thunderbird、Apple Mail などPOP3で受信するアプリ。
サーバー設定: POP3サーバー名・ポート・セキュリティの設定手順。
ホスト名: POP3サーバーのアドレス例。例: pop.example.com
RFC 1939: POP3の公式仕様。

pop3サーバーの関連用語

POP3サーバー: メールの受信を担当するサーバー。POP3プロトコルを用いてクライアントにメールをダウンロードさせます。
POP3: Post Office Protocol 3の略。受信メールをサーバーからクライアントへ取得するための基本的なプロトコルです。
POP3S: POP3通信をSSL/TLSで暗号化した形式。受信を暗号化して安全に行います。
IMAP: Internet Message Access Protocol。メールをサーバー上に残して複数端末で同期する受信プロトコルです。
IMAPの特徴: サーバー上のメールを管理でき、複数端末で同じ状態を保てます。
IMAPとPOP3の違い: IMAPはサーバー上のメールを管理して同期、POP3は原則としてメールをクライアントにダウンロードして削除する動作が基本です。
SMTP: Simple Mail Transfer Protocol。メールを送信するためのプロトコルです。
SMTPサーバー: 送信メールを他の受信サーバーへ届ける役割を持つサーバーです。
メールサーバー: 受信と送信を統合して管理するサーバーの総称。POP3/IMAPとSMTPを組み合わせて動作します。
アカウント設定: メールクライアントで使う設定項目。受信サーバー、送信サーバー、ポート、認証情報などを設定します。
ユーザー名: メールアカウントの識別名。多くはメールアドレスの一部または全体です。
パスワード: メールアカウントの認証に使う秘密の文字列です。
認証: サーバーに対して自分が正当な利用者であることを証明する手続きです。
認証方式: サーバーへ接続時に用いる方法。例としてパスワード認証、APOP、SASLがあります。
APOP: Authenticated POP3の略。POP3の古い認証方法の一つです。
USER: POP3で使われる認証コマンドの一つ。ユーザー名を送信します。
PASS: POP3で使われる認証コマンドの一つ。パスワードを送信します。
LIST: 受信メールのIDとサイズを一覧で取得するPOP3コマンドです。
RETR: 特定のメールをサーバーからダウンロードするPOP3コマンドです。
DELE: サーバー上のメールを削除するPOP3コマンドです。
TOP: メールの先頭部分を取得するPOP3コマンドです。件名や本文の一部を確認できます。
STAT: サーバー上のメール総数とサイズを取得するPOP3コマンドです。
QUIT: サーバーとの接続を終了するPOP3コマンドです。
ポート番号(POP3): 受信の標準ポートは110番です。セキュアに接続する場合は995番（POP3S）を使います。
ポート番号(POP3S): POP3Sで使われるポート。通常は995番です。
SSL/TLS: 通信を暗号化する仕組み。第三者にデータを盗聴されにくくします。
サーバー上にメールを残す設定: POP3のデフォルトは受信後にサーバーから削除される設定ですが、サーバーにメールを残す設定にも対応します。
サーバー上のメールを残さない設定: 受信時にサーバー上のメールを削除する設定です。
受信サーバー設定: POP3サーバーのアドレス、ポート、認証情報をクライアントに設定します。
送信サーバー設定: SMTPサーバーのアドレス、ポート、認証情報を設定します。
メールクライアント: Outlook、Thunderbird、Apple Mail など、メールを読む・送るソフトの総称です。
メールボックス: 受信箱や送信済みなど、メールを格納するフォルダの総称です。
受信トレイ: 新着メールが表示されるメールボックスの一つです。
二要素認証: パスワードだけではなく、もう一つの要素で本人確認を行う方法です。
OAuth2: OAuth 2.0。外部サービスと安全に認証連携を行う仕組み。POP3での対応はサーバー次第です。
MXレコード: DNSの設定の一つ。メールを受け取るサーバーの所在地を示します。
DKIM: DomainKeys Identified Mail。送信メールに署名を付けて改ざんを検出します。
SPF: Sender Policy Framework。送信ドメインの正当性を検証するDNSレコードです。
DMARC: Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance。SPFとDKIMの整合性を検証する仕組みです。