airtableとは？初心者でも分かる使い方と特徴を徹底解説共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

airtableとは何か

airtableはクラウド上で動くデータベースとスプレッドシートの良さを合わせ持つツールです。従来の表計算ソフトはセルの集合で、データの整理は苦手な場合がありますが airtable はデータを「ベース(base)」と呼ぶ単位で管理し、その中に「テーブル」を作ります。各行は「レコード」と呼ばれ、各列は「フィールド」と呼ばれます。こうした用語を覚えるとデータの整理がぐんとしやすくなります。

airtable の魅力は「直感的に使えること」と「強力なデータ管理機能を備えていること」です。クラウド上のため、インターネットにつながっていれば場所を問わず作業できます。複数人が同時に同じベースを編集しても競合が起きにくく、作業の無駄が減ります。

特長を簡単に挙げると、ビューの多様さ、ファイル添付、通知と自動化、そして外部サービスとの連携です。ビューはグリッドだけでなくカレンダー、カンバンボード、フォームなど様々な形でデータを表示できます。レコードにはファイルを添付でき、連絡先やプロジェクト資料を一箇所に集められます。自動化機能を使えば条件に合うときに通知を送ったり、データを他のサービスへ送ったりすることが可能です。

使い方の基本

初めて使うときはまずアカウントを作成してログインします。次にベースを作成し、テーブルを追加します。テーブルには名前や日付、金額などのフィールドを設定します。フィールドの種類には文字列、数値、日付、チェックボックス、選択肢などがあります。レコードを追加してデータを蓄積します。

具体的な流れを押さえるとわかりやすいです。新しいビューを作成してデータを別の見せ方で確認するのも大切です。例えば顧客リストをグリッドで管理し、納品予定日はカレンダーで確認する、といった使い方が一般的です。

こんな使い方がよくある

顧客管理	顧客名、連絡先、商談状況を一元管理
プロジェクト管理	タスク、担当者、期限、進捗を追跡
イベント運営	参加者リスト、回答状況、場所・時間の管理
在庫管理	商品名、在庫数、発注状況を一目で確認

なお airtable は人物の名前ではなくツールの名前です。利用が初めての人には公式テンプレートを使うのが近道です。テンプレートには用途別のベースが用意されており、細かい設定を最初から作る手間を省けます。

注意点とまとめ

無料プランは機能が制限される部分があるため、必要な場合は有料プランを検討しましょう。またデータの重要性に応じて権限設定を活用し、共有範囲を適切に管理することが大切です。データのバックアップや連携の際には API 仕様を確認しておくと安心です。

airtableの同意語

クラウドデータベース: クラウド環境で動作するデータベース機能を提供するツールのこと。複数人でデータを共有・編集できる点が特徴です。
スプレッドシート型データベベース: 表計算の見た目でデータを管理しつつ、リレーションやフィールドなどデータベース機能を持つツールの総称。
コラボレーションデータベース: チームで同時編集や共有を前提に設計されたデータベースツールのこと。
ノーコードデータベース: プログラミング不要でデータベースを作成・運用できるツールの総称。
ノーコードデータベースプラットフォーム: ノーコードでデータベースを構築・連携できる統合プラットフォームのこと。
アプリビルダー付きデータベース: データベース機能に加え、カスタムアプリを作成できる機能を持つツールのこと。
データベース/スプレッドシートハイブリッドツール: データベース機能と表計算機能を1つのツールで提供するハイブリッド型ツールのこと。
ビジュアルデータベース: 視覚的な操作画面でデータベースの設計・管理ができるツールの特徴を指す表現。
クラウド型データベース＆表計算ツール: クラウド上でデータベースと表計算の両機能を同時に提供する製品の総称。
データベース統合表計算ツール: データベース機能と表計算機能を一体化したツールの表現。
エアテーブル: Airtableの日本語圏での読み方・表記ゆれのひとつ。ブランド名を指す言い換え。
データベース・アプリ連携プラットフォーム: データベース機能に加え、他のアプリと連携できる機能を持つプラットフォームの総称。

airtableの対義語・反対語

紙ベースの表: オンラインやクラウド、共同編集、検索・リンク機能がない、紙の表形式のデータ管理。データの共有・更新は困難で、履歴管理も難易度が高い。
固定スキーマのデータベース: スキーマが厳格で変更が面倒なデータベース。柔軟性に欠け、Airtableのような自由度が低い。
従来型リレーショナルデータベース: SQLベースの厳格な関係モデルを前提としたデータベース。高度な設計が必要で、柔軟性が低い場合が多い。
手作業のデータ管理: データの入力・更新・集計を人の手で行い、ミスや遅延が起きやすい。
クラウド非対応・ローカルのみのデータ管理: データがクラウドに出ず、共同編集やアクセス制御が難しい。
テキストファイル/CSV中心のデータ管理: データ間のリレーションやUIによる操作が乏しく、拡張性が低い。
コード中心のデータ設計: データベースの設計・運用を主にコードとクエリで行う方式。ビジュアルツールの利便性が欠けることが多い。
高度な専門技能が必要なDBツール: 専門知識と学習コストが高いDBツールを前提とする運用。
自動化・ワークフローが乏しいデータ管理: データ処理の自動化やワークフローの設定が難しい、手作業中心。
非協働・非共有のデータ運用: データを複数人で同時に編集・共有する前提がない、個人利用が中心。

airtableの共起語

ベース: Airtable でデータを格納する最上位の単位。複数のテーブルを束ね、一つのデータベースのように運用します。
テーブル: データを格納する表。行がレコード、列がフィールドで構成され、ベースの中に複数作成できます。
レコード: テーブルの1行分のデータ。1つのエンティティを表し、各フィールドに値を持ちます。
フィールド: テーブルの列。各レコードが持つデータの種類や値を定義します。
フィールドタイプ: フィールドに設定できるデータの型。例: テキスト、数値、日付、チェックボックス、選択リスト、ファイルなど。
データ型: フィールドが保持するデータの具体的な型。フィールドタイプとほぼ同義です。
グリッドビュー: 表形式でデータを一覧表示する標準ビュー。日常的な閲覧に適しています。
カレンダービュー: 日付を軸にデータをカレンダー形式で表示するビュー。期日管理に便利です。
カンバンビュー: カード型でタスクの進捗を管理するビュー。看板形式とも呼ばれます。
ギャラリービュー: カード型でビジュアルを中心にデータを並べて表示するビュー。画像メディア中心のデータに向く。
フォーム: データの入力用インターフェース。外部の人からのデータ収集にも使えます。
リンクされたレコード: 別のテーブルのレコードを参照するフィールド。テーブル間の結びつきを作ります。
リレーション: テーブル同士の関係性を表現する仕組み。リレーションを通じてデータを結びつけます。
ビュー: データの見せ方を切り替える表示方法。複数のビューを同じデータで作成可能です。
共有: ベースやビューを他者と共有する機能。閲覧・編集権限を設定できます。
アクセス権限: 誰が何をできるかを決める設定。閲覧・編集・共有の権限を管理します。
共同編集: 複数の人が同時に同じデータを編集できる機能。協同作業を促進します。
自動化: 条件が満たされたときに自動で動作するワークフロー。トリガーとアクションを組み合わせます。
自動化/ Automations: Airtable の自動化機能（英語名）。
スクリプト: JavaScript でデータ操作などのカスタム処理を実行する機能。
アプリ: データの表示や処理を拡張する追加機能（Apps）。
Blocks: Blocks は旧称。現在は Apps に置き換えられています。
Airtable API: 外部アプリから Airtable のデータを読み書きする公式 API。
REST API: API への通信形式。Airtable API は REST ベースです。
Webhook: 外部サービスからイベントを受け取り、Automation などのトリガーとして使える通知機能。
Zapier: 他サービスと Airtable を自動連携する代表的なツール。
Make: Make（旧 Integromat）。複数サービスをつなぐ自動化ツール。
CSVインポート: CSV ファイルからデータを取り込み、ベースに追加する機能。
CSVエクスポート: データを CSV 形式で書き出す機能。
テンプレート: 開始時に使える事前デザインのベース雛形。
テンプレート/ ベーステンプレート: 事前に用意されたベースのひな形。
バックアップ: データの安全を守るためのデータコピーを作成する機能。
履歴: 変更履歴を辿る機能。以前の状態へ復元することも可能です。
ダッシュボード: データを集約して一目で状況を把握できるまとめ表示。
データモデリング: データの関係性を設計する作法。正規化やリレーションの設計を含みます。
正規化: データの冗長性を減らす設計原則。データの整合性を保ちやすくします。
エクセル: 従来の表計算ソフト。Airtable の対比対象としてよく取り上げられます。
Google Sheets: Google が提供するクラウド上の表計算ソフト。比較対象として頻繁に挙がります。
スプレッドシート: 表形式データの管理手法の総称。Airtable と混同されがちです。
料金プラン: 利用機能や容量に応じた料金体系。
無料プラン: 料金が発生しない基本的な利用プラン。
Proプラン: 高度な機能を使える有料プラン。
エンタープライズ: 大規模組織向けの企業向けプラン。
セキュリティ: データを守るための対策全般（暗号化、アクセス制御、監査など）。

airtableの関連用語

Airtable: クラウド上のノーコードデータベース兼コラボレーションツール。テーブル、ビュー、フィールドを使って情報を整理・共有します。スプレッドシートの操作感とデータベースの機能を組み合わせた使い勝手が特徴です。
Base: Airtableのデータをまとめる単位。複数のテーブルを一つのBaseに入れて管理します。プロジェクトや顧客情報などをひとまとめにできます。
Table: Baseの中のデータを格納する箱のような構成要素。行（レコード）と列（フィールド）でデータを整理します。
Field: Tableの列に相当するデータ項目。データの種類を設定でき、各レコードに対して値を持ちます。
Primary field: テーブルの主キー的な列。各レコードを一意に識別するための役割を持ちます。
Record: テーブルの1行分のデータ。複数のフィールドに値を持つ1つのデータ項目です。
View: データの表示方法を切り替える機能。Grid、Form、Calendar、Kanban、Galleryなどの表示スタイルがあります。
Grid view: 表形式でデータを行と列の形で表示するビュー。
Form view: データ入力用のフォームビュー。新規レコード作成の効率化に適します。
Calendar view: 日付情報をカレンダー形式で表示するビュー。
Kanban view: カードを列に並べて視覚的に管理できるボード風ビュー。
Gallery view: カード形式でアイテムを並べて表示するビュー。ビジュアル重視の閲覧に適します。
Linked record: 他のテーブルのレコードと関連づけるフィールド。リレーションを作成します。
Lookup: 他のテーブルのフィールド値を参照して表示するフィールドタイプ。データの参照に使います。
Rollup: リンク先の値を集計して集計結果を表示するフィールドタイプ。平均・合計などの計算が可能。
Formula: 式を使って値を計算するフィールド。現在の値に基づく自動計算が可能です。
Single line text: 1行分の短いテキストを入力するフィールド。
Long text: 複数行の長文テキストを入力するフィールド。
Attachment: 画像やファイルなどを添付して保存できるフィールド。
Checkbox: はい/いいえの二択を表すフィールド。
Date: 日付のみを扱うフィールド。
Date/time: 日付と時刻を組み合わせて扱うフィールド。
Number: 数値を扱うフィールド。
Currency: 通貨形式の数値を扱うフィールド。
Percent: 割合を表す数値を扱うフィールド。
Email: メールアドレスを入力・保存するフィールド。
URL: リンク先のURLを保存するフィールド。
Phone number: 電話番号を保存するフィールド。
Created time: レコードが作成された日時を自動で記録するフィールド。
Last modified time: レコードが最後に更新された日時を自動で記録するフィールド。
Auto number: 新しいレコードが作成されるたびに自動で連番を割り当てるフィールド。
Link to another record: 別のテーブルのレコードと関連づけるフィールド（正式名称はLinked record）。
Formula field: 式計算の結果を表示するフィールド。
Automation: Airtableの自動化機能。条件を設定してトリガーが発生すると、アクション（通知、更新、スクリプト実行など）を自動実行します。
Scripting: スクリプトを使ってデータを操作する開発用エディタ機能。
Apps: 旧 Blocks。データの表示・分析・連携を拡張する追加機能群。
Automation Trigger: 自動化を開始する条件。例: レコード作成時、変更時、特定条件を満たす時。
Automation Action: 自動化で実行される処理。メール送信、レコード更新、スクリプト実行など。
API: 外部アプリからAirtableのデータにアクセスする公開API。Base ID・Table名を指定して操作します。
Personal Access Token: APIを利用するための個人認証情報。セキュリティ維持のため秘密にします。
Import: 外部データをAirtableへ取り込む機能。CSVやExcel形式のデータをベースに追加できます。
Export: AirtableのデータをCSVなどの形式で出力する機能。
Zapier: 他サービスとの連携を自動化するツール。Airtableのデータを他サービスと自動でやり取りします。
Make (Integromat): 同様にサービス間の自動連携を実現するツール。複雑なワークフローも作成可能。
Templates: 事前に用意されたベースの雛形。ゼロから作る手間を減らす出発点。
Collaboration: 複数人で同時に編集・コメント・共有する協働機能。
Permissions: 閲覧・編集・共有などの権限を細かく設定する機能。
Sharing: ベースやビューをリンク共有したり、公開設定を管理します。
Version history: 変更履歴を遡って前の状態に戻す機能。
Pricing plan: 無料プランと有料プラン（Plus/Pro/Enterprise）などの料金体系。
Workspace: 複数のBaseをまとめて管理する作業空間。チーム利用時の組織単位。
Filter: 表示するレコードを条件で絞り込む機能。特定の条件を満たすレコードだけを表示します。
Sort: フィールドの値を昇順・降順に並べ替える機能。
Group: 指定したフィールドでレコードをグループ化して整理する機能。
Web clipper: Web上の情報をAirtableへ取り込む拡張機能・機能。
Mobile app: スマホ向け公式アプリ。外出先でも編集・閲覧が可能。